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ミシン (小学館文庫 た 1-4) 文庫 – 2007/12/4
嶽本 野ばら
(著)
嶽本野ばらのデビュー作、ついに文庫化!
誰もが一度は、こんな恋をしたいと思ったことがある。でも誰もが、こんなに純粋にはなれないのだ。
名作「世界の終わりという名の雑貨店」、そして表題作「ミシン」を収録したベストセラーデビュー作、ついに文庫化!
誰もが一度は、こんな恋をしたいと思ったことがある。でも誰もが、こんなに純粋にはなれないのだ。
名作「世界の終わりという名の雑貨店」、そして表題作「ミシン」を収録したベストセラーデビュー作、ついに文庫化!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2007/12/4
- ISBN-104094082255
- ISBN-13978-4094082258
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2007/12/4)
- 発売日 : 2007/12/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 192ページ
- ISBN-10 : 4094082255
- ISBN-13 : 978-4094082258
- Amazon 売れ筋ランキング: - 337,170位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年11月27日に日本でレビュー済み
「ミシン」にでてくるのはミルクのお洋服。
「世界の終りという名の雑貨店」にでてくるのはヴィヴィアンのお洋服。
生地の質感、スカートの膨らみ加減に至るまで
徹底的に衣服の描写がされています。
登場人物の性格にあわせて好きなブランドを設定していて
さらには場面にあわせて、コーディネートを考えて着せてあげているんだなあということが読み取れて、
嶽本さんの洋服愛を感じます。
…という冷静な感想を述べられるようになったのは、
つい最近のこと。
初めて読んだときはもう、物語の世界観にやられました。
登場人物の生き方の尊さ、はかなさに、打ちのめされました。
崇拝にも近い気持ちで
嶽本さんの文体を、好きになりました。
潔い、乙女の精神を教わりました。、
好きなものを好きでいたいのならば
傷みも受け入れる覚悟で、
絶対に、手放してはいけないんだということ、
それを貫くのが本当の乙女なんだと、教えてくれました。
「世界の終りという名の雑貨店」にでてくるのはヴィヴィアンのお洋服。
生地の質感、スカートの膨らみ加減に至るまで
徹底的に衣服の描写がされています。
登場人物の性格にあわせて好きなブランドを設定していて
さらには場面にあわせて、コーディネートを考えて着せてあげているんだなあということが読み取れて、
嶽本さんの洋服愛を感じます。
…という冷静な感想を述べられるようになったのは、
つい最近のこと。
初めて読んだときはもう、物語の世界観にやられました。
登場人物の生き方の尊さ、はかなさに、打ちのめされました。
崇拝にも近い気持ちで
嶽本さんの文体を、好きになりました。
潔い、乙女の精神を教わりました。、
好きなものを好きでいたいのならば
傷みも受け入れる覚悟で、
絶対に、手放してはいけないんだということ、
それを貫くのが本当の乙女なんだと、教えてくれました。
2020年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
性描写がなければ、ポイント高かった。けれど雰囲気はすき。
2006年1月16日に日本でレビュー済み
一気に読みました。私は特に、「世界の終わりという名の雑貨店」
に心を打たれました。頬に大きなあざを持つ少女は
それゆえに自分は恋をしてはいけない、美しいものに触れてはいけないと
己を抑制してしまいますが、「世界の終わり」という名の雑貨店で
恋をしてしまったのですね。そしてそこから新たなる不安、自己嫌悪が
生まれ、そして自分にさらなる抑制をかけてしまった。
主人公は彼女を必死で守ろうとする。私としては主人公は彼女を必死で
守り抜いたと思います。しかし、本当に大切なものは何故失ってからしか気づけないのでしょうか。
彼は彼女を大切に守りました・・・でも
彼女の不安は彼女に計り知れない影をいつも落とし続けていました。
結果彼女は自ら彼の元を離れますが、心が苦しみに耐え切れなくなり
押しつぶされ、退行現象を引き起こしてしまいます。彼女の母親は、
主人公に助けを求め、娘に会いにきてくれるように頼みますが、
彼女の苦しみの原因がすべて主人公自身にあると決め付けている
父親の妨害に遭い、二人は引き裂かれます。2度と彼に会えないという
新たなる苦しみに彼女は耐え切れるはずもなく・・彼女は深夜、
一人きりで静かに壊れていきました。誰に文句を言うでもなく、たった一人で。読み終えた後、やりきれない想いでいっぱいでした。
名前も知らない、住所も知らないけどただおたがいの愛だけは
わかりあえたはずだったのに、不安という名の悪魔は見逃してはくれなかった。
誰を憎めばいいのかもわかりません。彼女の父親を憎んだところで
彼女は戻らないのです。無意識の中に、幸せ、愛、恐怖、美、不安など
すべてを押し込めて幼児になった少女。彼女はつかの間、幸せだったのでしょう。
私は涙が止まりませんでした。
に心を打たれました。頬に大きなあざを持つ少女は
それゆえに自分は恋をしてはいけない、美しいものに触れてはいけないと
己を抑制してしまいますが、「世界の終わり」という名の雑貨店で
恋をしてしまったのですね。そしてそこから新たなる不安、自己嫌悪が
生まれ、そして自分にさらなる抑制をかけてしまった。
主人公は彼女を必死で守ろうとする。私としては主人公は彼女を必死で
守り抜いたと思います。しかし、本当に大切なものは何故失ってからしか気づけないのでしょうか。
彼は彼女を大切に守りました・・・でも
彼女の不安は彼女に計り知れない影をいつも落とし続けていました。
結果彼女は自ら彼の元を離れますが、心が苦しみに耐え切れなくなり
押しつぶされ、退行現象を引き起こしてしまいます。彼女の母親は、
主人公に助けを求め、娘に会いにきてくれるように頼みますが、
彼女の苦しみの原因がすべて主人公自身にあると決め付けている
父親の妨害に遭い、二人は引き裂かれます。2度と彼に会えないという
新たなる苦しみに彼女は耐え切れるはずもなく・・彼女は深夜、
一人きりで静かに壊れていきました。誰に文句を言うでもなく、たった一人で。読み終えた後、やりきれない想いでいっぱいでした。
名前も知らない、住所も知らないけどただおたがいの愛だけは
わかりあえたはずだったのに、不安という名の悪魔は見逃してはくれなかった。
誰を憎めばいいのかもわかりません。彼女の父親を憎んだところで
彼女は戻らないのです。無意識の中に、幸せ、愛、恐怖、美、不安など
すべてを押し込めて幼児になった少女。彼女はつかの間、幸せだったのでしょう。
私は涙が止まりませんでした。
2002年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『世界の終わりという名の雑貨店』が、評判が良いので読んでみました。とても素晴らしいです。というのは、このような小説は誰にでも書けるようでいて、誰にも書けない小説だからです。野ばら氏にしか書くことは不可能だと思います。
野ばら氏をタレント作家と位置づけるのは、誤りだと思います。野ばら氏は個人攻撃を受けやすい方(いじめにあいやすい)と思われますが、そのようなことは作家にとっては瑣末的なことです。今の時点で、比較するのは妥当ではありませんが、坂口安吾だって似たような人だったようです。
『世界の終わりという名の雑貨店』のスタンスを崩さず、野ばらワールド追求していってほしいと望みます。
野ばら氏をタレント作家と位置づけるのは、誤りだと思います。野ばら氏は個人攻撃を受けやすい方(いじめにあいやすい)と思われますが、そのようなことは作家にとっては瑣末的なことです。今の時点で、比較するのは妥当ではありませんが、坂口安吾だって似たような人だったようです。
『世界の終わりという名の雑貨店』のスタンスを崩さず、野ばらワールド追求していってほしいと望みます。
2010年3月23日に日本でレビュー済み
『世界の終わりという名の雑貨店』と『ミシン』の二作が収録されていますが、『世界の終わりという名の雑貨店』のほうが断然いいでしょう。
性描写がとてもいいです。愛情が溢れかえっていると思います。
『ミシン』のほうは、タイトルから期待されるような面白さが全くありませんでした。なにが言いたいのかも分かりません。
それにしても裏表紙の作者は綺麗です。この作者が汚い顔をしていたら、果たして売れていたでしょうか?
性描写がとてもいいです。愛情が溢れかえっていると思います。
『ミシン』のほうは、タイトルから期待されるような面白さが全くありませんでした。なにが言いたいのかも分かりません。
それにしても裏表紙の作者は綺麗です。この作者が汚い顔をしていたら、果たして売れていたでしょうか?
2012年2月16日に日本でレビュー済み
この人の本を読んだのは「ミシン」が初めてで、言葉も世界観も綺麗で夢中になった。
悲しいかな、沢山作品を読むにつれ 同じパターンに飽きてしまった。
違うパターンの物語を出してほしいなあ。
「ミシン」が好き。
悲しいかな、沢山作品を読むにつれ 同じパターンに飽きてしまった。
違うパターンの物語を出してほしいなあ。
「ミシン」が好き。
2007年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
恋愛小説はあまり読んだことがないのですが(東野圭吾さんの「秘密」や「容疑者Xの献身」ぐらい?)、
この本の良さはわかりませんでした。
寝る前にサクッと読めるくらい手軽なボリュームは加点。
しかし、その割りに本の価格が高いので減点。
評価が高いので購入しましたが、人を選ぶのでしょうね。
文章がうまいとも特に思わなかったし、ストーリー自体も三流マンガと同等くらいに感じました。
「評価が高い」という理由だけで購入しようと思わないほうがいいかも・・・
この本の良さはわかりませんでした。
寝る前にサクッと読めるくらい手軽なボリュームは加点。
しかし、その割りに本の価格が高いので減点。
評価が高いので購入しましたが、人を選ぶのでしょうね。
文章がうまいとも特に思わなかったし、ストーリー自体も三流マンガと同等くらいに感じました。
「評価が高い」という理由だけで購入しようと思わないほうがいいかも・・・