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CRASS 単行本 – 2012/6/23
核廃絶運動、D.I.Y.、動物愛護など、後のパンク/ハードコア・シーンに多大な影響を与え、サブカルチャーの震源地であり続ける伝説のバンドCRASSの決定的評伝! 解説=野田努
80年代初めにまっとうなアナキズムの復興と、CND=核廃絶キャンペーンの人気の種を蒔いたバンド、それがCRASSだ──ジョン・サヴェージ(原書より)
CRASSは当時のポスト・パンクのバンドと同様に、「これから何をすればよいのか」知っていたし、やることがあった。少しでもより良い場所があると信じて、探した。ダイヤル・ハウスはボヘミアンたちの家であったばかりか、楽しく生きていくための実験的な場所であり、挑戦だった。そのことひとつを考えても、僕は未来を感じることができる。──野田努(「解説」より)
パンクは、真実を生きた──
反戦、核廃絶運動、アニマルライツ、フェミニズム、D.I.Y.、共同生活、そしてそれらの核【コア】としてのアナキズム……
アンダーグラウンドなパンク/ハードコア・シーンに絶大なる影響を与え、サブカルチャーの震源であり続ける伝説のバンド、決定版評伝!
解説=野田努(ele-king)
80年代初めにまっとうなアナキズムの復興と、CND=核廃絶キャンペーンの人気の種を蒔いたバンド、それがCRASSだ──ジョン・サヴェージ(原書より)
CRASSは当時のポスト・パンクのバンドと同様に、「これから何をすればよいのか」知っていたし、やることがあった。少しでもより良い場所があると信じて、探した。ダイヤル・ハウスはボヘミアンたちの家であったばかりか、楽しく生きていくための実験的な場所であり、挑戦だった。そのことひとつを考えても、僕は未来を感じることができる。──野田努(「解説」より)
パンクは、真実を生きた──
反戦、核廃絶運動、アニマルライツ、フェミニズム、D.I.Y.、共同生活、そしてそれらの核【コア】としてのアナキズム……
アンダーグラウンドなパンク/ハードコア・シーンに絶大なる影響を与え、サブカルチャーの震源であり続ける伝説のバンド、決定版評伝!
解説=野田努(ele-king)
- 本の長さ462ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2012/6/23
- ISBN-104309273351
- ISBN-13978-4309273358
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登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2012/6/23)
- 発売日 : 2012/6/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 462ページ
- ISBN-10 : 4309273351
- ISBN-13 : 978-4309273358
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,240,853位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 56,773位音楽 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良い買いものでした。良い買い物でしだ。良いかいものでした。よ
2013年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Wikipediaの「クラス(バンド)」の項目は、日本語版・英語版のほか、チェコ語・ポーランド語・ロシア語・カタロニア語・韓国語など、20以上の言語版がある。それくらい世界の(反体制)ロックバンドに影響を与えたバンドである。ロックは出自からして反体制であり、ジョン・レノンは愛と平和を歌って権力からにらまれた。クラスはそれどころか、1982年にサッチャー首相を中傷する歌を作ってイギリス国会にとりあげられた。当時はフォークランド戦争のまっ最中で、イギリスは敵国アルゼンチンの若者たちを多数殺傷し、駆逐艦シェフィールドが撃沈されるなどの形で自国の若者たちも多数殺していた。この撃沈については、サッチャー政権が世論を沸騰させ、政権を安定させるために、あえて行わせたという陰謀説もある。
1980年、私は無知な高校一年生だったが、のんびりした私立一貫校だったおかげで、高円寺のレンタルレコード店(パラレルハウス)で、このバンドを知ることができた。
サイモン・レイノルズ著『 ポストパンク・ジェネレーション 1978-1984 』のサブテキストとしても興味深く読める。クラスの2nd「 Stations of the Crass 」は(アンダーグラウンド化したのちの)ロンドンパンクの代表的アルバム。フェミニズムを訴えた3rdアルバム「ペニゼンビー」も有名。
1980年、私は無知な高校一年生だったが、のんびりした私立一貫校だったおかげで、高円寺のレンタルレコード店(パラレルハウス)で、このバンドを知ることができた。
サイモン・レイノルズ著『 ポストパンク・ジェネレーション 1978-1984 』のサブテキストとしても興味深く読める。クラスの2nd「 Stations of the Crass 」は(アンダーグラウンド化したのちの)ロンドンパンクの代表的アルバム。フェミニズムを訴えた3rdアルバム「ペニゼンビー」も有名。
2012年8月20日に日本でレビュー済み
CRASSという稀有なバンドについてイギリス人の書いたバンドヒストリー本。一人を除いて全メンバーの膨大な証言が載っており、リリースのみでは知ることのできなかった背景なども探ることができます。このバンドにふさわしい非常にまじめな取材で、ヒッピー(?)の不法占拠からはじまったパンクというCRASSの異質性が明らかになります。ただし、結局はほとんどが身内の回顧録に過ぎないこと(特にPenny Rimbaudの現在の視点での後付が多すぎるように思う)、音楽的な情報が乏しいこと(あの不思議なぐしゃぐしゃした録音があったからこそCRASSは特別だったと思うので、録音機材などについても言及してほしかったのだが)、バンドの精神史的な記述がほとんどで多数行われたリリースやツアーがどうだったかなどの事実関係の時系列に沿った整理が悪いこと、画像が少ないことなど、全般的には伝記本としての魅力は乏しいものと思いました。しかし、このようなマイナー極まりない本が誠実な日本語訳で読めるようになったことが大変ありがたいことです。文句を言うにしても、絶対に買ってからにしましょう(私もそうですが、結局は楽しく読みました)。ちなみに本書をきっかけにして近年Crassical collectionという回顧的なリリースがはじまったようで、音楽的な面はそちらでフォローしましょう。