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あのひとががんになったら - 「通院治療」時代のつながり方 (単行本) 単行本 – 2018/3/20
桜井 なおみ
(著)
必要なのは頼る「勇気」と頼られる「準備」
入院から通院へ、治療の中心が移る「がん」。それによって社会とのつながりがより増した患者本人はもちろん、取り巻く私たちの環境にも変化が起きています。家族や友人、同僚から「がんになった」と聞いて、あなたはどう答える? 自治体や国が働くがん患者の支援に注力を始めるこれから、職場はどんなサポートをすればいい? 家庭や会社はもちろん、社会全体で新しいコミュニケーションが必要とされる今、変えるべきはきっと「意識」です!
【目次】
はじめに
第1章 がんと患者の現在地-入院は短く、通院は長く
「お若いのにかわいそう」?─もはや高齢者の病気ではない/「がん=怖い」イメージが強いけれども/「どうして」と聞かれても─がんは生活習慣病?/私のがん発見記/「治ってよかったね」は合わない/入院は短く、通院は長く/心と体が最も落ち込むのは通院治療中/増える「コミュニケーション」についての悩み
第2章 あのひとががんになったら―よりよいコミュニケーションを考える
言われてうれしい言葉/言われると傷つく言葉/「頑張れ」は諸刃の剣/【「家族」ががんになったら】/子どもには伝える? 伝えない?/高齢の親には伝える? 伝えない?/「あなたに私の気持ちはわからない」と言われたら/夫婦間ですれ違いが起こったら/親や兄弟姉妹ががんになったら/【「友人」ががんになったら】/無視がいちばん辛い/かける言葉がなかったら/「手術が終わった」と言われたら/お見舞いについて/【「職場の仲間」ががんになったら】/「実は……」と言われたら/早期かどうかを聞くのはやめて/部位について聞くのはセクハラかも/ピリピリしていると感じたら/「よかれ」が相手を傷つけることも
第3章 あなたががんになったら―必要なのは「患者力」
「患者力」を高めよう/患者力を上げるコツ1 ─「知る」/患者力を上げるコツ2 ─「伝える」/患者力を上げるコツ3 ─「相談する」
第4章 がんと会社-「通院治療」時代に働くということ
なぜ起こる? 「がん離職」/がん離職1─4人に1人は診断後1か月以内に離職/がん離職2─復職後1年以上経ってからの離職も多い/がん離職3─中小企業では3人に1人が離職/権利主張ではなくスペック主張で/上司は「役割」「目標」を一緒に考えよう/患者さんをきっかけに「働き方改革」を進めよう/制度をどう使うべきか/個人事業主に立ちふさがる現実/自営業は〝自衛〟業/がん患者が働く目的は「生きがい」より「お金」
第5章 もっとつながるために―知っておきたい情報あれこれ
「がん対策基本法」を知っていますか/「改正がん対策基本法」で何が変わるのか/がん治療薬は高額?/知っておいてほしい「高額療養費制度」/いざというときに頼りたい産業医/がんを知ることが、いちばんのがん対策
など
入院から通院へ、治療の中心が移る「がん」。それによって社会とのつながりがより増した患者本人はもちろん、取り巻く私たちの環境にも変化が起きています。家族や友人、同僚から「がんになった」と聞いて、あなたはどう答える? 自治体や国が働くがん患者の支援に注力を始めるこれから、職場はどんなサポートをすればいい? 家庭や会社はもちろん、社会全体で新しいコミュニケーションが必要とされる今、変えるべきはきっと「意識」です!
【目次】
はじめに
第1章 がんと患者の現在地-入院は短く、通院は長く
「お若いのにかわいそう」?─もはや高齢者の病気ではない/「がん=怖い」イメージが強いけれども/「どうして」と聞かれても─がんは生活習慣病?/私のがん発見記/「治ってよかったね」は合わない/入院は短く、通院は長く/心と体が最も落ち込むのは通院治療中/増える「コミュニケーション」についての悩み
第2章 あのひとががんになったら―よりよいコミュニケーションを考える
言われてうれしい言葉/言われると傷つく言葉/「頑張れ」は諸刃の剣/【「家族」ががんになったら】/子どもには伝える? 伝えない?/高齢の親には伝える? 伝えない?/「あなたに私の気持ちはわからない」と言われたら/夫婦間ですれ違いが起こったら/親や兄弟姉妹ががんになったら/【「友人」ががんになったら】/無視がいちばん辛い/かける言葉がなかったら/「手術が終わった」と言われたら/お見舞いについて/【「職場の仲間」ががんになったら】/「実は……」と言われたら/早期かどうかを聞くのはやめて/部位について聞くのはセクハラかも/ピリピリしていると感じたら/「よかれ」が相手を傷つけることも
第3章 あなたががんになったら―必要なのは「患者力」
「患者力」を高めよう/患者力を上げるコツ1 ─「知る」/患者力を上げるコツ2 ─「伝える」/患者力を上げるコツ3 ─「相談する」
第4章 がんと会社-「通院治療」時代に働くということ
なぜ起こる? 「がん離職」/がん離職1─4人に1人は診断後1か月以内に離職/がん離職2─復職後1年以上経ってからの離職も多い/がん離職3─中小企業では3人に1人が離職/権利主張ではなくスペック主張で/上司は「役割」「目標」を一緒に考えよう/患者さんをきっかけに「働き方改革」を進めよう/制度をどう使うべきか/個人事業主に立ちふさがる現実/自営業は〝自衛〟業/がん患者が働く目的は「生きがい」より「お金」
第5章 もっとつながるために―知っておきたい情報あれこれ
「がん対策基本法」を知っていますか/「改正がん対策基本法」で何が変わるのか/がん治療薬は高額?/知っておいてほしい「高額療養費制度」/いざというときに頼りたい産業医/がんを知ることが、いちばんのがん対策
など
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2018/3/20
- 寸法13.3 x 1.7 x 19.3 cm
- ISBN-104120050572
- ISBN-13978-4120050572
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商品の説明
著者について
桜井 なおみ
1967年生まれ。キャンサー・ソリューションズ株式会社代表取締役社長、厚生労働省がん対策推進協議会委員。乳がん体験者。37歳のときに乳がんが見つかり、治療のために勤務先の設計事務所を休職。職場復帰後、治療と仕事の両立が困難となり退職。その体験を元に、がん患者の就労支援事業である「CSRプロジェクト」をスタート。その後キャンサー・ソリューションズを創業し、代表を務める。企業によるがん患者雇用配慮や、元患者やその家族などを含めたケアの広がりを視野に、政策や社会への啓発と発信を続けている。
1967年生まれ。キャンサー・ソリューションズ株式会社代表取締役社長、厚生労働省がん対策推進協議会委員。乳がん体験者。37歳のときに乳がんが見つかり、治療のために勤務先の設計事務所を休職。職場復帰後、治療と仕事の両立が困難となり退職。その体験を元に、がん患者の就労支援事業である「CSRプロジェクト」をスタート。その後キャンサー・ソリューションズを創業し、代表を務める。企業によるがん患者雇用配慮や、元患者やその家族などを含めたケアの広がりを視野に、政策や社会への啓発と発信を続けている。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2018/3/20)
- 発売日 : 2018/3/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4120050572
- ISBN-13 : 978-4120050572
- 寸法 : 13.3 x 1.7 x 19.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 510,032位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 409位がん・腫瘍 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
がんになった人へのコミュニケーションの方法や、がんになった本人の患者力にはとても説得力がありました。がんになっても働く気持ちはとても大切だと思いました。2人に1人はがんになります、みんなに是非読んで欲しい本です。
2018年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
がんの宣告という大きな出来事を境に、自分も他人も職場の環境も、全く大きく変わってしまうような気持ちになる一方で、変わらないものがあることを思い出せることは大きな励みになるのではないか、と感じました。
著者の体験談を中心に描かれていますが、とても具体的でわかりやすく、そして言葉の一つ一つが温かい。
がんに限らず、誰の人生にも New Normal Life を歩み出す時があると思います。
そんな時の、心の支えになる本だと思いました。
著者の体験談を中心に描かれていますが、とても具体的でわかりやすく、そして言葉の一つ一つが温かい。
がんに限らず、誰の人生にも New Normal Life を歩み出す時があると思います。
そんな時の、心の支えになる本だと思いました。
2018年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
乳がんのお友達への接し方に悩んで購入してみました。そこまで役にはたたなかったかな…。でも自分がなった時の知識は少しついたように思います。
2018年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
治療中の方の心のうち、大変さがよくわかりました.個人的な対応はもちろん、職場としての対応も考えさせられました.がんはもちろん色々な病気で,色々な理由で仕事との両立が実現する始まりになるといいと思いました.
2018年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「がん」と聞き、漠然と恐れる時ではないほど、周囲でがんに罹る人は多い。私の身内にもいます。病状が進むにつれ、どう接していけばいいのかを知るために購入してみました。書いてある内容は、私の知りたかったこととは少し違っていましたが、誰でも病気になりたくてなる人はいません。もし身近な人が「がん」になったとき、その周囲の人に、ぜひ手に取ってほしいなと思う一冊でした。
2018年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私のまわりの人も病気になることが多くなってきたのですが、どうやって声をかけてよいのか距離感の取り方がわかりませんでした。この本は、<患者さんの気持ちはこんな→こんな風に声をかけてくれたら嬉しいかも>というコミュニケーションのヒントが、職場の同僚や家族という立場から書かれていて、「そうか、こうすればよいのかな?」「今のままでいいんだ」と、なんだか読んでいて支えてくれる本でした。
その時々の心境や立場によって、何度も読み直しができそう。ずっとそばにおいておきたい本です。
その時々の心境や立場によって、何度も読み直しができそう。ずっとそばにおいておきたい本です。
2018年5月16日に日本でレビュー済み
書籍タイトルよりも内容は広い。「あの人ががんになったとき」だけでなく、「自分ががんになったときに」役立つ知識・情報・知恵が、著者自身の(闘病の)経験・知見にもとづいて記されている。がんになった「あのひと」、友人、家族、同僚・・とどのように接したものか・・、また、自分がそうなったとき、どのように対応・処世できるか・・、医療を受けながら会社にとどまるための知恵・・、部下、同僚がそうなったときの配慮の仕方・・など示されていく。「がん対策基本法」、「高額医療費制度」も言及され、その利用の仕方も示されて、身体面、心理面、経済面でたいへん有用であり実践的である。がんにまつわるいろいろを理解したうえで、どっしり受け留めていく助けとなるにちがいない。たいへん頼もしい本だ。