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ラジオにもほどがある (小学館文庫 ふ 17-1) 文庫 – 2011/4/6
伊集院光、「芳賀ゆい」、ウッチャンナンチャン、いっこく堂、そしてオードリー。放送作家として数多くの才能をいち早く見いだし、彼らのメジャーブレイクのきっかけを作った藤井青銅が書き下ろす、80年代バブル期から現在に至るまでの血湧き胸躍るクロニクル。お笑い業界、ラジオ業界の「メイキング」ものとしての興味はもちろん、無名のタレントたちが放送作家とのコラボレーションによってどのようにメジャーになっていったか、の記録を通じて、あらゆる職種や個人に必要とされる「現代人のプロデュース論」にもなっています。巻末には、現在人気絶頂のお笑いコンビ「オードリー」との特別対談を収録します。
- 本の長さ301ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2011/4/6
- ISBN-104094086072
- ISBN-13978-4094086072
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2011/4/6)
- 発売日 : 2011/4/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 301ページ
- ISBN-10 : 4094086072
- ISBN-13 : 978-4094086072
- Amazon 売れ筋ランキング: - 517,366位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,626位小学館文庫
- カスタマーレビュー:
著者について

「第一回星新一ショートショートコンテスト」に入選。以降、作家兼脚本家・放送作家になり、「夜のドラマハウス」「オールナイトニッポン・スペシャル」「NHKFM青春アドベンチャー」「FMシアター」など、書いたラジオドラマは数百本。
腹話術師いっこく堂の脚本・演出を担当して衝撃的なデビューもプロデュース。
お土産のご当地パイを「ゆるパイ」と名付けて『ゆるパイ図鑑』という本を作り、なぜか財団法人・日本パイ文化財団の理事になる。
『東洋一の本』を書いて、日本の国語辞書にはじめて「東洋一」の項目を載せた。『「日本の伝統」の正体』『「日本の伝統」という幻想』という本はあやしげな日本の伝統を扱い、話題に。
最新刊は「トークの教室」(河出新書)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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プロデュースされて
いっこく堂さんのネタのこととか
ラスベガスでのこととか色々あった
ことを知ることができて
よかったです
当時のラジオファン(特にANN界隈の芸人トーク系)にはその舞台裏が楽しめるのかもしれません。
ラジオについてテレビやネットにはない魅力の分かりやすい考察を勝手に期待した私(更にFM派)には期待外れでした。
語り口のいわゆる業界臭みたいなもの(?)が強く私のような一般人にはちょっと合わなかったです。
この本の存在は知っていて興味もあったのですが、勝手に「笑いを大真面目に論じて」いる本
だったりしたら好みじゃないななどと思い手を出せていなかったのですが、(青銅さんゴメンナサイ)
佐藤優さんの本で紹介されていたので改めて読んでみました。
青銅さんは1955年生まれ。そのキャリアからも恐らく「大御所」みたいなポジションなのでは
ないかと勝手に想像するのですが、その文体は(良い意味で)とても軽くて読みやすく面白いです。
なんというか、そのまま「ラジオノリ」というか読者を笑わせるサービス精神が旺盛です。
伊集院光、芳賀ゆい、いっこく堂etc..に関わった色々なキャリアが紹介されます。
本文中にも持って回った、はたまた及び腰ともとれるような言葉は多数引用されていますが、
青銅さんの言葉はとてもわかりやすい。「やろうと思えば簡単に手を抜ける」というラジオ媒体、
でも面白さにこだわってきた人の文章はやっぱり面白い。音声/言葉だけで伝えることの
プロフェッショナルです。青銅さんは「面白いことを追求する」というエネルギーに突き動かされ
色んなことに挑戦しています。本人自身が楽しみまくる様は天職のようです。
面白おかしく書かれていますが、実は面白おかしく伝えることは物凄く労力と経験を必要とする
ということがしみじみ伝わります。・・青銅さんのように「おもしろい文も」書ける大人に
なりたいと思わせる、楽しいながらも大事なものも伝わってくる文章です。
ハッタリと本質を捉えた鋭い視点(p.152)、娯楽コンテンツの価値などなど、
その道のプロらしい厳しいこだわりも「さりげなく」盛り込まれています。
オードリーとの対談16P、末尾に全ラジオの仕事表付きです。面白い本でした。
その頃はただ
伊集院の話に笑ってただけだったけど、
爆笑トークの裏側には、
こんな努力があったなんて!
作者がどうやって伊集院と出会い
ラジオ番組を始めるようになったか
制作現場の裏側が知れて面白いです。
昔から聞いていた人はもちろん、
今の伊集院リスナーが読んでも
満足できる内容ではないでしょうか。
他にもオードリーがメジャーになる前から
初の冠番組をやってた話なんかにも驚きました!
前の青春小説『ラジオな日々』もそうでしたが
時間を忘れてしまうぐらい
「あっ」という間に読んでしまいました。
作者の芸人愛、ラジオ愛が感じられる本だと思います。
この本は、ラジオというメディアや、著者の目を通して、
伊集院光さんやオードリーなどの無名だった時代が書かれている。
意外なことがたくさんあって、読んでいて本当に面白い。
中でも、私が一番好きなのは、いっこく堂さんの話。
ラスベガスでショーを行なった話は、ワイドショーで見た記憶があったけれど、
そのショーの裏側で、あんな苦労があったなんて知らなかった!
しかも、ブレイクしたのには、それなりの理由があったなんて・・・
華やかな表の顔しか知らない私たちにとって、
裏側の世界を、覗き見感覚で楽しむことができる・・・そんな本だと思う。