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脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実! 単行本(ソフトカバー) – 2015/12/11

4.1 5つ星のうち4.1 210個の評価

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【帯コピー】
東京大学薬学部教授・池谷裕二氏推薦!!
「記憶研究の専門家である私が舌を巻いた。
本書は勉学に関する脳科学本の決定版だ。
正確かつ有益な情報が詰まっている」

ちまたの勉強常識は間違いだらけ! ?
脳をフルパワーで働かせる効率的な記憶法・勉強法とは?
全米で話題、NYタイムズ・ベストセラー

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【カバー折り返し】
大学受験も、資格試験も、仕事の勉強も、
勉強法を変えることから道は開ける。
米三大紙『ニューヨーク・タイムズ』の人気サイエンスレポーターが、
第一線の科学者らへの取材をもとに、
もっとも効率のいい最新の記憶法・勉強法を徹底解明。
この一冊で、あなたの勉強習慣が一変する!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【主な目次】
《Part1》脳はいかに学ぶか

第1章: 学習マシンとしての脳
──記憶という生命現象を解き明かす

第2章: なぜ脳は忘れるのか
──記憶のシステムを機能させる忘却の力

《Part2》記憶力を高める

第3章: 環境に変化をつける
──いつもの場所、静かな環境で勉強するのは非効率

第4章: 勉強時間を分散する
──一度に勉強するより分けたほうが効果的

第5章: 無知を味方にする
──最善のテスト対策は、自分で自分をテストすること

《Part3》解決力を高める

第6章: ひらめきを生む
──アイデアの「孵化」が問題解決のカギ

第7章: 創造性を飛躍させる
──無から有をつくりあげる「抽出」のプロセス

第8章: 反復学習の落とし穴
──別のことを差し挟む「インターリーブ」の威力

《Part4》無意識を活用する

第9章: 考えないで学ぶ
──五感の判別能力を学習に活用する

第10章: 眠りながら学ぶ
──記憶を整理・定着させる睡眠の力を利用する

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商品の説明

著者について

◎著者
ベネディクト・キャリー (Benedict Carey)
『ニューヨーク・タイムズ』紙サイエンスレポーター。
コロラド大学卒業後、
ノースウェスタン大学大学院でジャーナリズムの修士号を取得。
フリージャーナリストを経て、
『ロサンゼルス・タイムズ』紙の記者として脳科学、医療、健康の記事を執筆。
2002年にはミズーリ大学ライフスタイル・ジャーナリズム賞を受賞した。
2004年より『ニューヨーク・タイムズ』紙の記者となり、
神経科学、精神医学、神経学、日常の心理学を主なテーマとして活動している。
読者からのメールがもっとも多い人気記者のひとりで、
25年にわたって科学と健康の記事を書き続けている。

◎訳者
花塚 恵 (はなつか・めぐみ)
翻訳家。福井県福井市生まれ。英国サリー大学卒業。
英語講師、企業内翻訳者を経て現職。
主な訳書に『決める』(ダイヤモンド社)、
『世界トップ3の経営思想家によるはじめる戦略』(大和書房)、
『米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方』(東洋経済新報社)、
『スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに
強いブランドでいられるのか?』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2015/12/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/12/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 384ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 447802183X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4478021835
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 210個の評価

著者について

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ベネディクト・キャリー
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近は「アクティブリコール」「間隔反復」がホットな話題ですが、心理学に基づく勉強法の本でも枝葉末節の話が多く、また根拠となる実験の詳細を概要だけで省略したり、作者の勝手な決めつけや解釈が入っていて誤解を招くものが多いと感じています。
しかし、この書籍は原則的で効果の広く認められてるものに絞られていますし、実験をどのように、何を対象に行ったのか詳細に書かれていて、誤解を招かないよう全体を通してとても慎重に記述されています。
(例えば他の書籍ではインターリーブについて「練習を織り交ぜると効果的。色んな科目を織り交ぜてやろう」などとシンプルに書かれている事が多いですが、「一回の練習を24回サーブ練習することとする」「3秒ごとにランダムに一枚の絵を見る」「一度公式を学習してから復習時にランダム学習とブロック学習に分ける」などとかなり実験の条件が具体的に書かれています。前者のような記述だと「練習」の内容や密度も分からないし、学習済みのものに使用する前提なのか初学のものに使うことも想定しているのかも分かりません。)
過去に他の書籍で見たものの矛盾していたり、あまりに省略した記述で実際の勉強への適用が難しかった研究がたくさんありましたが、この書籍で詳細に触れられたことで次々とわだかまりが消えて感動さえ覚えました。
勉強法は一度間違えたものを信頼してまったり、適用の仕方を間違えると本当に多大な時間を無駄にしてしまいます。ノウハウだけを簡潔に書いているような書籍はあまりに単純化しすぎで、思い込みも入りやすく、広く学習に適用しようとすると間違えてしまう事が多いです。単に「〇〇すればいい」などと単純化できるほど学習はシンプルなものではないので、この作者のように詳細かつ正確に解説してくれている本は原則を抽出し、自分にとって必要なシチュエーションに応用する助けとなるので本当にありがたいです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的には最高の1冊。特徴としてはとても深い所まで探っていくような本。マリアナ海溝のような深さ。

<長所>
・前述した通り、数多くの研究結果や著者の経験から、単なる勉強法のご紹介ではなく、勉強のための勉強と言ってもよい程に深い所まで潜る。
・様々な研究や著者の体験談が多く、時々イラスト、グラフが挟まれるので読んでいて飽きることはおそらくない(脳科学に興味が無い人は即飽きるでしょう)

<短所>
・研究や結論までの道のりの量が莫大なので一周しても分からない部分が多い。研究の対照実験の比較を毎回確認しながらゆっくり想像して読まなければいけない。
・まとめ・ポイント・(最悪の場合)結論が書いていないため分かりづらい。個人的には自分でまとめる能力向上や思い出すことでの記憶定着のための長所として見ている。

向いている人:
・脳科学への興味関心度が高く、単なる勉強法や脳科学の基礎知識では物足りない人
・分かりづらい本を自分なりにまとめるのが好きな人(少数だと思うが)

向いていない人:
・初心者、脳科学入門者
・簡単に勉強法が知りたい人
・本をあまり読まない人

結論:
脳科学や勉強法について数多くの事例や研究、著者の経験から深く知ることが出来、自分なりに解釈、想像、まとめを構成することができる本
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年1月15日に日本でレビュー済み
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以前資格学習に際し池谷先生の本を読んだのですが、また別の勉強をすることになり、類書を探していてこの本を見つけました。
池谷先生の本が好きなので、帯の推薦文に惹かれて購入した次第です。
購入ボタンを押してから、海外の著者であることに気づきました。

欧米の方が書いているせいか、勉強法のノウハウを語るのに、その方法論にたどり着くまでの長~い体験談がベースとなります。
目次を見て、見出しの内容に惹かれて読み始めたら冗長な体験談だけで終わってしまった・・・なんてことも。
そういう書き方は日本人には馴染みが薄く、必要な情報を拾い読みするには根気とコツがいります。

勉強法のエッセンスだけまとめたら、かなりボリュームが減るでしょう。
内容をノウハウだけに圧縮したら数ページで終わってしまうかもしれません。

体験談もじっくり読むことで理解が深まり、エッセンス部分の根拠がよく理解できるのは確かですが、手っ取り早く記憶力増強・脳科学に基づく学習法を知りたい人は、つかみどころがないように思え、やきもきするかもしれません。

一応どの項目も、じっくり読めば勉強法のノウハウにはちゃんと触れています。
自分なりにこの本から得たノウハウを、苦労してノートにまとめてみたところ、読む価値のある内容と感じました。

自分が学習において漠然と感じていたこと(こういう時は記憶に残りやすかった、逆にこういう時はダメだったなど)が、この本では実際例とともに詳細に解説されており、自己体験とよく当てはまるので、読んでスッキリした部分も多かったです。
そして内容を自分の学習に取り入れてみたところ、確かに効果があります。

脳の性質を活かして学習をすることに興味のある方は、焦らず読みきることをお薦めします。
60人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年11月24日に日本でレビュー済み
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効果的、効率的な学習方法の書籍を数冊読んだが、この書籍を読んで確信した。
詰め込み学習は非効率であることも再確認した。例えば、「私は、1日に8時間も勉強した」からと言って、必ずしも効率的に学習したとは言えない。
分散効果、テスト効果についても、他の書籍と同様であることを、再確認した。
課題は、いかに私自身が、効率的に、私が求めている学習が出来るか?である。
これは、人それぞれで異なる。全ては、自分次第だ。
2016年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【ポイント】
『脳はいかに学ぶか』
・勉強する時間帯を同じにせず、場所も変えたほうが学習効率が高まるという。逆に言えば、時間や場所を固定すると、学習効率が下がるのだ。

・どんな記憶にも、保存と検索という二つの力がある。
→「保存の力」は、学んだことを覚えている尺度だと思えばいい。この力は、勉強すれば着実に高まっていき、勉強したことを使うことで力が研ぎ澄まされていく。保存の力は増えることはあっても減ることは絶対にない。
→「検索する力」は、情報の塊をいかに楽に思いだせるかの尺度だと思えばいい。これもやはり、学習して使うことで力が増大する。ただし、「強化」をしないと、検索する力はすぐに衰えてしまう。脳内の記憶は、徐々に消え去ってなくなるという意味で「失われる」ことは絶対にないのだ。失われるのではなく、一時的に引きだすことができないだけで、記憶の「検索する力」が低いかゼロに近い状態だという。
・検索の力が下がることで、忘れていた事実や記憶を再び見つけたときに、より深い学習を促進する。記憶の検索が困難になるほど、その後の検索と保存の力(学習の力)が高くなる。

・記憶を使えば記憶は変わる。それは、良いほうに変わる。忘れることで、覚えたことがより深く脳に定着する。断絶した記憶をその後再び引きだすと、検索の力と保存の力が以前よりも高まる。

『記憶力を高める』
・「被験者を取り巻く環境の変化に伴い、思いだす力に大きな改善が見られることが明らかになった」。勉強する部屋を変えたほうが、同じ部屋で勉強するよりも思いだしやすくなる。

・いつもの手順や環境に変化を持たせれば、予行練習の内容が豊かになる。学んだ知識や技術に磨きがかかり、それらを活用できる時間も長くなる。環境の何かを変えること自体が学習の強化につながり、自分を取り巻く環境に頼らなくても知っていることを思いだしやすくなる。

・一気に集中して勉強するのと、勉強時間を「分散」するのとでは、覚える量は同じでも、脳にとどまる時間がずっと長くなる

・非常に短い間隔(初期に実験された、秒単位や分単位間隔)で復習する場合は、短いあいだに何度も同じ情報が入ってくることで、脳がその情報に対する興味を徐々に失っていくことが考えられる。

・環境や日を変えて覚えると、異なる状況のなかで読む、暗唱する、思いだすという過程を繰り返し、ほかのこととの関連づけが生まれ、覚えたことを復習することになるので、頭のなかに深く刻み込まれる

・同じ内容の勉強を2回するとき、勉強する間隔をあけると2回目の勉強が大変になるとわかっているので、間隔をあけるのは非生産的だと考えてしまう。だが事実はその反対だ。たとえつらいと感じても、間隔をあけたときのほうが多くを学ぶ。

・「望ましい困難」。脳の記憶を掘り起こす作業が大変になるほど、学習の力(検索と保存の力)が高まる。流暢性はこの方程式の裏返しだ。事実を簡単に思いだせるようになるほど、学習の力が衰える。勉強して覚えた直後に復習しても意味はない。記憶に何のメリットも生まれない。

・つまり、「覚えているかどうかをテストする」のだ。ややこしい論理に聞こえると思うが、自分の記憶をテストすることが、本番のテストでの成績向上につながる。テストは自分の力を測るツールとなるだけではなく、思いだす内容を修正し、それに伴い知識の整理の仕方を変える役割も果たす。

・最短で暗唱できるようになりたいなら、最初の3分の1の時間を覚えることに使い、残りの3分の2を暗唱の練習に使えということ。

・真っ先に正解を覚えるのではなく、まずは答えを推測することにより、作業が少々大変になる。間違った推測のおかげで、流暢性が招く幻想が排除される可能性だ。(←事前テストの効果の説明)

・複数のことを混ぜた練習を繰り返していくと、どんな形態にせよ、一つのことだけに絞った練習よりも技術が向上する。
⇒変化を取りいれた練習のほうが、一つのことを集中して行うよりも効果的だということ。

・新たな技術や学習題材に慣れるためには、ある程度の練習が必要だ。とはいえ、反復は強力な幻想を生む。技術はすぐに向上するが、その状態がしばらく続く。一方、ほかのことを混ぜて練習すると、1回の練習時間内で目に見える改善は反復練習ほど早くは表れないが、練習を重ねて得る技術や知識はこちらのほうが上だ。長い目で見ると、一つの技術に絞って反復練習を重ねると、向上のスピードが遅くなるのだ
・体系的に変化を取りいれた練習は、新たな情報処理活動の追加、もしくは情報処理活動の一部が変わるため、練習中はパフォーマンスの低下を招くことがある。しかし、それと同時に、パフォーマンス能力の向上を生む効果も招く
→分散効果
→背景事情を変える

・「覚えるために忘れる理論」では、忘却を招くテクニックはすべて「望ましい困難」だとされている。忘れると、記憶や技術を掘り起こす難易度がどうしても高くなるため、その余分な働きにより、検索と保存の力(学習の力)が高くなる

・インターリーブ:学習中に関連性はあるが違う何かを混ぜるという意味
→・一つのことだけを繰り返し練習するよりも、関連性のある複数のことを混ぜて練習するほうが、脳は効率よくパターンを見いだす。
→種類を混ぜた練習を行うと、学ぶ力全体が向上し、ものごとの違いを理解する力が高まる。
38人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
記憶や学習(技術的なものも含む)に関する研究を駆け足で総ざらいできる本です。

学習法という点では、ひと通りの情報はここで得られます。

興味深いのは、「インターリーブ」でしょうか。
Androidアプリで作って、実際に試してみたいと思います。

しかし、大部分は、「こういった研究がある」という域を出ておらず、具体的な勉強法(各論)に落とし込むのは難しいですね。

例えば、「司法試験に受かるのに最適な勉強法は?」といったような課題の答えを本書から導き出すことは困難です。

ただ、主観的に「うまくいっていない」と感じている時でも、本書のことを思い出せば、「それはそれで良いのかも」と、思えてくるかもしれません。
そういった、心の余裕を作るための本としては、とても効果があります。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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