ベートーヴェン : 交響曲全集 (Beethoven : The Complete Symphonies / Blomstedt | Gewandhausorchester) [5CD] [Live Recording] [輸入盤] [日本語帯・解説付]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 2017/10/9
"もう一度試してください。" | 5枚組 |
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| ¥10,514 | ¥4,860 |
CD, ライブ, 2017/10/10
"もう一度試してください。" | ライブ |
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商品の説明
90歳、巨匠ブロムシュテットとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
ついにベートーヴェン・チクルスが完成 !
長年、築き上げた信頼関係の集大成がここに !
[商品番号 : KKC-5802/06] [原盤番号 : ACC-80322CD] [5CD] [Live Recording] [Import] [日本語帯・解説付] [accentus music / King International]
[収録内容]
1. ベートーヴェン : 交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
2. ベートーヴェン : 交響曲 第2番 ニ長調 Op.36
3. ベートーヴェン : 交響曲 第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」
4. ベートーヴェン : 交響曲 第4番 変ロ長調 Op.60
5. ベートーヴェン : 交響曲 第5番 ハ短調 Op.67 「運命」
6. ベートーヴェン : 交響曲 第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」
7. ベートーヴェン : 交響曲 第7番 イ長調 Op.92
8. ベートーヴェン : 交響曲 第8番 ヘ長調 Op.93
9. ベートーヴェン : 交響曲 第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ヘルベルト・ブロムシュテット (指揮)
シモナ・シャトゥロヴァー (ソプラノ)
藤村実穂子 (アルト)
クリスチャン・エルスナー (テノール)
クリスチャン・ゲルハーヘル (バリトン)
MDR放送合唱団
ゲヴァントハウス合唱団
ゲヴァントハウス児童合唱団
録音 :
2014年5月 (第8番)
2014年12月 (第3番)
2015年5月 (第7番)
2015年12月 (第2&9番)
2016年5月 (第6番)
2017年1月 (第5番)
2017年3月 (第1&4番)
録音場所 : ゲヴァントハウス・コンサートホール (ライヴ)
ブロムシュテットによるベートーヴェンの交響曲全集が登場。オーケストラは、ブロムシュテットが1998年から2005年の7年間に渡ってシェフを務めた、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。現在も名誉指揮者として定期的に指揮台に立ち、絶大な信頼を獲得しています。ブロムシュテットは、2017年7月に90歳の誕生日を迎え、ACCENTUS MUSICは、これを記念して2014年から2017年の間に録音された同コンビによるベートーヴェン交響曲全曲のCDセットをリリース、大巨匠の栄光を讃えます。
世界で最も古い伝統を誇る名門オーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団は、これまでにコンヴィチュニー、マズア、シャイーなどとベートーヴェン交響曲全集を残しており、それらも歴史に残る素晴らしいものでした。しかしブロムシュテットは同楽団の任期中にはベートーヴェンの録音しておらず、今回待望の録音となりました。ブロムシュテット自身は、シュターツカペレ・ドレスデンと全集を録音しているので今回で2度目の全曲録音となります。ブロムシュテットの解釈は、ベートーヴェン自身のオリジナルのメトロノーム記号に従い、速めのテンポで運ぶ演奏は、年齢を感じさせない躍動感あふれるもの。そして同時に堅実な解釈、しなやかで瑞々しい音楽は、まさに円熟の極みと言えるでしょう。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.4 x 13.2 x 3.4 cm; 340 g
- メーカー : accentus music / King International
- EAN : 4909346014510
- 時間 : 5 時間 49 分
- レーベル : accentus music / King International
- ASIN : B075CPQGN1
- ディスク枚数 : 5
- Amazon 売れ筋ランキング: - 136,330位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 6,694位交響曲・管弦楽曲・協奏曲
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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カペルマイスターを務めていた1998年からから2005年までの間には意外にも全集は収録されていなかったが、これは現代のオーケストラを指揮した90歳を迎えようとする秀才指揮者が年を経て、青年のような青臭さを持ちながら真摯に取り組んだ結果といえるだろう。
会場はすべてこのオーケストラの本拠地であるライプツィヒ、ゲヴァントハウスでの収録であり、全てライヴ録音だが、土台の安定した音質である。
第1番は2017年3月の収録。オーケストラの上手さはいうまでもなく、まるで切れ目のない交響詩を聴いているようだが、踏み外しがないのはともかく、起承転結のドラマ性に乏しいので訴える力に著しく欠けてしまう。
第2番は2015年12月の収録。 これは若々しい力がみなぎった驚くべき名演である。スケールの大きさはもとより、始終一気呵成に雄弁に語り掛けてくるのだ。オーケストラの巧みさも嫌味にならない。
第3番「英雄」は2014年12月の収録。第1楽章が始まるや杓子定規のように感じさせ、個人的にはもっと場面場面での表情の変化を望みたいところだが、現代オーケストラの機能を生かしてこれだけ巧みながら、カラヤンのように機能に溺れ浅薄に陥らないのは大したものであろう。
第2楽章も深刻ぶらず、リズムの強調が目立つ。進むにつれてもハーモニーを重視しているせいか、荘重さは感じられないのでそれを期待して聴くと肩透かしを喰うが、造型自体は古典的な構築がなされているせいか、不思議と違和感は感じさせない。
第3楽章はとにかくオーケストラの迫力というか、風圧がすざまじい。第4楽章は始まりこそ緊張感の塊のようなピリピリした演奏だが、神経質にはならない。各セクションのバランスを取りながら壮麗に鳴り響かせる。胸がすく快演である。
第4番は2017年3月の収録。始めの歩みこそ慎重だが、すぐにブロムシュテットらしく伸びやかで若々しいリズミカルに進みゆく。オーケストラの集中力も凄いが、管楽器はアンサンブルを愉しんでいるようにも聴こえてしまうのが空恐ろしい。百花繚乱たる名演である。
第5番「運命」は2017年1月の収録。この全集のベストであるとともに手垢にまみれてしまったこの名曲中の名曲の意味深い名演の登場である。ブロムシュテットの雄弁かつ濃厚な語り口!重心あるこのオーケストラの頼もしい響きをめいいっぱいに発揮させ、掘り下げていく。このような演奏を今、現在において成し遂げたブロムシュテットに驚きを禁じ得ない。
第6番「田園」は2016年5月の収録。ブロムシュテットは少しも力まず、古楽器系を思わせるようにオーケストラがうるさく鳴り響かないようにしているが、それが神経質にならず、しなやかな表情を生んでいる。これほど純音楽的な演奏は稀であろう。しかし、第5楽章は先年のNHK交響楽団との演奏で聴かせた高みには達していないと思う。
第7番は2015年5月の収録。第1楽章は伸びやかな音色のもと、オーケストラのドライブ感はむしろどっしり進め、これはもう鬼に金棒である。もちろんブロムシュテットのこと、いたずらにオーケストラを煽ることなく、雑味は一切無い。第2楽章もカラヤンのようにスタイリッシュでいながら、浅薄に陥ることなく語り掛ける。第3楽章は躍動感を生かしながら間合いが手の内に入っており、オーケストラに余裕すら感じさせる。第4楽章はスポーティーに過ぎてしまい、オーケストラの味わいが損なわれてしまっている。
第8番は2014年5月の収録。第1楽章の出だしこそ迫力が弱いが緻密なアンサンブルを生かすが、訴え掛ける力も弱い。第2楽章は一切力むことなく、オーケストラがうるさく鳴らないように配慮されているが、それ以上でもそれ以下でもない。第3楽章もキレイゴトに終始しており、第4楽章は一陣の風のような快演だが、この姿勢を貫いて欲しかった。
第9番「合唱付き」は2015年12月の収録。第1楽章から特別なことをしているようではないが、シリアスな歩みと時折、希望の光が差したかのような響きは神々しさすら感じさせる。第2楽章はキビキヒしたテンポで躍動感溢れ、第3楽章は速めに澱むことなくキリッと進めいくさまがいかにも90歳の音楽青年ブロムシュテットらしい。第3楽章が終わるやいささか唐突に始まる第4楽章は澄みきった音色で爽やかで軽やかな風情すら漂わせながら歓喜の歌へ進みゆく。
歌唱や合唱も一切力みがなくむしろゆとりや余裕すら感じさせ、オーケストラと競うことなく溶け合っていく。この名曲のいわゆる力演が多い中、むしろ新鮮に響き、まことに清々しい。ブロムシュテットの品格と風格に天晴れである。
[accentus・music:ACC80322/5CD]

カペルマイスターを務めていた1998年からから2005年までの間には意外にも全集は収録されていなかったが、これは現代のオーケストラを指揮した90歳を迎えようとする秀才指揮者が年を経て、青年のような青臭さを持ちながら真摯に取り組んだ結果といえるだろう。
会場はすべてこのオーケストラの本拠地であるライプツィヒ、ゲヴァントハウスでの収録であり、全てライヴ録音だが、土台の安定した音質である。
第1番は2017年3月の収録。オーケストラの上手さはいうまでもなく、まるで切れ目のない交響詩を聴いているようだが、踏み外しがないのはともかく、起承転結のドラマ性に乏しいので訴える力に著しく欠けてしまう。
第2番は2015年12月の収録。 これは若々しい力がみなぎった驚くべき名演である。スケールの大きさはもとより、始終一気呵成に雄弁に語り掛けてくるのだ。オーケストラの巧みさも嫌味にならない。
第3番「英雄」は2014年12月の収録。第1楽章が始まるや杓子定規のように感じさせ、個人的にはもっと場面場面での表情の変化を望みたいところだが、現代オーケストラの機能を生かしてこれだけ巧みながら、カラヤンのように機能に溺れ浅薄に陥らないのは大したものであろう。
第2楽章も深刻ぶらず、リズムの強調が目立つ。進むにつれてもハーモニーを重視しているせいか、荘重さは感じられないのでそれを期待して聴くと肩透かしを喰うが、造型自体は古典的な構築がなされているせいか、不思議と違和感は感じさせない。
第3楽章はとにかくオーケストラの迫力というか、風圧がすざまじい。第4楽章は始まりこそ緊張感の塊のようなピリピリした演奏だが、神経質にはならない。各セクションのバランスを取りながら壮麗に鳴り響かせる。胸がすく快演である。
第4番は2017年3月の収録。始めの歩みこそ慎重だが、すぐにブロムシュテットらしく伸びやかで若々しいリズミカルに進みゆく。オーケストラの集中力も凄いが、管楽器はアンサンブルを愉しんでいるようにも聴こえてしまうのが空恐ろしい。百花繚乱たる名演である。
第5番「運命」は2017年1月の収録。この全集のベストであるとともに手垢にまみれてしまったこの名曲中の名曲の意味深い名演の登場である。ブロムシュテットの雄弁かつ濃厚な語り口!重心あるこのオーケストラの頼もしい響きをめいいっぱいに発揮させ、掘り下げていく。このような演奏を今、現在において成し遂げたブロムシュテットに驚きを禁じ得ない。
第6番「田園」は2016年5月の収録。ブロムシュテットは少しも力まず、古楽器系を思わせるようにオーケストラがうるさく鳴り響かないようにしているが、それが神経質にならず、しなやかな表情を生んでいる。これほど純音楽的な演奏は稀であろう。しかし、第5楽章は先年のNHK交響楽団との演奏で聴かせた高みには達していないと思う。
第7番は2015年5月の収録。第1楽章は伸びやかな音色のもと、オーケストラのドライブ感はむしろどっしり進め、これはもう鬼に金棒である。もちろんブロムシュテットのこと、いたずらにオーケストラを煽ることなく、雑味は一切無い。第2楽章もカラヤンのようにスタイリッシュでいながら、浅薄に陥ることなく語り掛ける。第3楽章は躍動感を生かしながら間合いが手の内に入っており、オーケストラに余裕すら感じさせる。第4楽章はスポーティーに過ぎてしまい、オーケストラの味わいが損なわれてしまっている。
第8番は2014年5月の収録。第1楽章の出だしこそ迫力が弱いが緻密なアンサンブルを生かすが、訴え掛ける力も弱い。第2楽章は一切力むことなく、オーケストラがうるさく鳴らないように配慮されているが、それ以上でもそれ以下でもない。第3楽章もキレイゴトに終始しており、第4楽章は一陣の風のような快演だが、この姿勢を貫いて欲しかった。
第9番「合唱付き」は2015年12月の収録。第1楽章から特別なことをしているようではないが、シリアスな歩みと時折、希望の光が差したかのような響きは神々しさすら感じさせる。第2楽章はキビキヒしたテンポで躍動感溢れ、第3楽章は速めに澱むことなくキリッと進めいくさまがいかにも90歳の音楽青年ブロムシュテットらしい。第3楽章が終わるやいささか唐突に始まる第4楽章は澄みきった音色で爽やかで軽やかな風情すら漂わせながら歓喜の歌へ進みゆく。
歌唱や合唱も一切力みがなくむしろゆとりや余裕すら感じさせ、オーケストラと競うことなく溶け合っていく。この名曲のいわゆる力演が多い中、むしろ新鮮に響き、まことに清々しい。ブロムシュテットの品格と風格に天晴れである。
[accentus・music:ACC80322/5CD]



ライプツィヒゲヴァントハウス管も、シャイー時代よりかなりいい状態のようで、期待を良い方に裏切ってくれた。
これは、絶対にオススメの全集。ティーレマンよりずっと自然な伝統的解釈がうれしい。
というのも、N響でのベートーヴェンやブラームス、テンポばかり速めになり、何かせかせかした感じで、音色に重みもなく、音がバサバサで、ブロムシュテットも衰えたのでは?という疑問を感じていたからだ。
それが見られないのは、オケがいいからか、録音のおかげか。
いいや、どうやら、ブロムシュテットとLGOの相性の良さ、信頼関係から来るものと言っていいだろう。なぜなら、どこをとっても自然。オケも無理なく、嬉々として演奏しているようだ。
それはそうだろう、あのシャイーのとんでもないベートーヴェンを弾かされていたのが、本来の自分たちのドイツ伝統的解釈の演奏にもどれたのだから。
だからといって、晩年のベームのように年寄りテンポの鈍重な演奏になっておらす、DSKの全集以上に若々しくフレッシュ、最近の古楽器的アカデミックな知見を十分知った上で、以前よりはやや速めのテンポを取っているだけで、あくまで中庸な演奏である。ホッとしたのはこの点だ(この点、ヴァントに似ていなくもない)。
ラトル、ティーレンと、現代楽器のいい全集がなかっただけに、この全集は、昔ながらのクラシックファンを歓喜させるだろう。
ブロムシュテットの底力を痛感、ゲヴァントハウスも息ぴったりで素晴らしい。
私見ですが、私にとっては理想のベートーヴェン演奏です。このような演奏にやっと巡り会えました。
シャイーの指揮は速すぎて疲れる。同じオーケストラでは
マズアの全集もいい🎵