一般的な文法書ではなかなか詳しく扱わないコンマや名詞限定のas、擬似関係代名詞の使い方が懇切丁寧に書かれており、極めて優れた良書。これらは英書に頻繁に登場するものの、和文英訳で使用する際に今一使い方に確信が持てずにいた。本書は明快に理論が解かれており、文法間違いが致命的になりかねない実務での和文英訳、翻訳において重宝している。
自分自身は試験と呼ばれる物から長きに渡り遠ざかっているので、受験や検定試験の択一問題で、手っ取り早く点数が取れるようになるような本であるかは不明。
長文を正しく読解し、また読み手から理解される文章を書くための骨太な英語力を身に付ける為には是非とも習得したいピースが示されたいる。
欲を言えば、例文が現代英語でどの程度使われているのか示して欲しかった。文法の説明材料としては致し方ないのかもしれないが、同シリーズの他書で、今日ではあまり使わないとされている表現も載っている。

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andとasの底力―英文の扉を開ける2つの小さなカギ (「底力」シリーズ 8) 単行本(ソフトカバー) – 2012/12/1
佐藤ヒロシ
(著)
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次の英文を下のように取り間違えていませんか?
The brain is often envisioned as something like a computer, and the body as its all-purpose tool.
「脳はしばしばコンピューター、および万能の道具としての肉体のようなものであると想像される」(???)
andを代表とする等位接続詞の働きに意識を向ければ、複雑に思える英文の構造が見えてきます。
そして、asの本質を知れば、その数多い「訳語」に惑わされずに英文を読み進めることができるようになります。
みなさんはそれまで見過ごしてきた英文の正体を知ることになるのです。
The brain is often envisioned as something like a computer, and the body as its all-purpose tool.
「脳はしばしばコンピューター、および万能の道具としての肉体のようなものであると想像される」(???)
andを代表とする等位接続詞の働きに意識を向ければ、複雑に思える英文の構造が見えてきます。
そして、asの本質を知れば、その数多い「訳語」に惑わされずに英文を読み進めることができるようになります。
みなさんはそれまで見過ごしてきた英文の正体を知ることになるのです。
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社プレイス
- 発売日2012/12/1
- 寸法13 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-104903738353
- ISBN-13978-4903738352
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出版社より

商品の説明
出版社からのコメント
「はしがき」より
本書はおそらく日本で最初にandとasに焦点をあてた本です。英文を読み書きする際に最も重要な単語であるにもかかわらず、その重要性が認識されているとは言い難いand(をはじめとする等位接続詞)に加え、「訳語」がたくさんあるために英文を読む際の大きな障害になっているas という単語を扱うことで、みなさんがそれまで見過ごしてきた英文の正体を知るきっかけになることを狙いとしています。
◎ なぜ、andなのか?
andを代表とする等位接続詞の働きに意識が向くようになると、複雑に思える英文の構造が見えてきます。もっとはっきりいえば、読み間違い(誤読)を防いでくれることが多々あります。等位接続詞への意識が深まることで、単語を覚えたはずなのに英文が読めない、あるいは、ある特定の文の構造がわからないために引っかかってしまうことが格段に少なくなるはずです。 しかし、ここまでお話ししても、なお「and は『そして』で終わりじゃないの? 他に何か注意することなんてあるの?」と納得できない方もやはり多いと思います。andの重要性が今ひとつ英語学習者に浸透していると言い難いのはきわめて残念です。いや、一番残念に思っているのは当のand 自身かもしれません。ある意味、もっとも有名な単語の一つであるにもかかわらず、その本当の使い方が知られていないとは…
andが泣いています。
◎ 本当にasには「意味」がたくさんあってわかりにくいのか?
本書のもう一つのテーマはasです。引き合いに出して恐縮なのですが、筆者の同僚で物理を教えておられるある重鎮の先生は、ご自分が受験生の頃、asの意味が「様態」やら「理由」やら「比較」やらたくさんあって、実際の英文を読むときにどれがどれだかわからず、その結果、英語が大嫌いになったそうです。
この方と同じように、as にはたくさんの「意味」があって、わからないと信じている学習者が思いのほか多いようですが…
それは完全に誤解です。
たくさんあるように見えるのは「意味」ではなく、あくまで「訳語」であって、asという単語の正体は実にsimple (単純明快)なものです。その正体を知らずに、「様態」とか「時」とか「理由」とかの分類を始めたら、確かにasはわかりにくいものになるでしょう。しかし…
それではasも泣いてしまいます。
and同様、asの正体がわかれば、asの意味がわからないから英文の意味が取れない(これが実に多いのです)、ということも格段に少なくなるはずです。
本書を手にする皆さんがandとasの真の姿を再発見いただき、英語という言語に対する知的好奇心をかり立てていただけるならば、これに勝る喜びはありません。
本書はおそらく日本で最初にandとasに焦点をあてた本です。英文を読み書きする際に最も重要な単語であるにもかかわらず、その重要性が認識されているとは言い難いand(をはじめとする等位接続詞)に加え、「訳語」がたくさんあるために英文を読む際の大きな障害になっているas という単語を扱うことで、みなさんがそれまで見過ごしてきた英文の正体を知るきっかけになることを狙いとしています。
◎ なぜ、andなのか?
andを代表とする等位接続詞の働きに意識が向くようになると、複雑に思える英文の構造が見えてきます。もっとはっきりいえば、読み間違い(誤読)を防いでくれることが多々あります。等位接続詞への意識が深まることで、単語を覚えたはずなのに英文が読めない、あるいは、ある特定の文の構造がわからないために引っかかってしまうことが格段に少なくなるはずです。 しかし、ここまでお話ししても、なお「and は『そして』で終わりじゃないの? 他に何か注意することなんてあるの?」と納得できない方もやはり多いと思います。andの重要性が今ひとつ英語学習者に浸透していると言い難いのはきわめて残念です。いや、一番残念に思っているのは当のand 自身かもしれません。ある意味、もっとも有名な単語の一つであるにもかかわらず、その本当の使い方が知られていないとは…
andが泣いています。
◎ 本当にasには「意味」がたくさんあってわかりにくいのか?
本書のもう一つのテーマはasです。引き合いに出して恐縮なのですが、筆者の同僚で物理を教えておられるある重鎮の先生は、ご自分が受験生の頃、asの意味が「様態」やら「理由」やら「比較」やらたくさんあって、実際の英文を読むときにどれがどれだかわからず、その結果、英語が大嫌いになったそうです。
この方と同じように、as にはたくさんの「意味」があって、わからないと信じている学習者が思いのほか多いようですが…
それは完全に誤解です。
たくさんあるように見えるのは「意味」ではなく、あくまで「訳語」であって、asという単語の正体は実にsimple (単純明快)なものです。その正体を知らずに、「様態」とか「時」とか「理由」とかの分類を始めたら、確かにasはわかりにくいものになるでしょう。しかし…
それではasも泣いてしまいます。
and同様、asの正体がわかれば、asの意味がわからないから英文の意味が取れない(これが実に多いのです)、ということも格段に少なくなるはずです。
本書を手にする皆さんがandとasの真の姿を再発見いただき、英語という言語に対する知的好奇心をかり立てていただけるならば、これに勝る喜びはありません。
登録情報
- 出版社 : プレイス (2012/12/1)
- 発売日 : 2012/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 228ページ
- ISBN-10 : 4903738353
- ISBN-13 : 978-4903738352
- 寸法 : 13 x 1.5 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 323,736位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 636位英文法・語法
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
10グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2023年7月15日に日本でレビュー済み
- 2016年1月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入andとasに焦点を絞った本です。
どちらも読解上重要テーマなので、この2つを中心とした参考書というのは画期的だと思います。ただ扱っている英文は中々骨のある英文も多いので、まずはどういったことに注目して読解していくのか理解して英文を読んでいく方がいいと思います。英文の解説もあまり多くはありません。あくまでandとasの読み方を体得していく本、といった感じです。
andで言えば、本の性質上、あらゆるandを紹介しているので、少しパターンっぽい解説になってしまった点が少し惜しいところです。もちろんパターンで読む読み方もあるのですが、andは等位接続詞ですので、「対比」「類比」で読んでいくことが大事です。そういったところまで解説がなされていれば最高でした。
そうはいってもandとasの英文をこれだけ浴びるように読める本はないので、とても良い本です。
- 2016年2月7日に日本でレビュー済みAmazonで購入and とas は難関大学で主要テーマとして出題されることが多い割には類書や受験生に軽視されている。
これを取り上げたことには敬意を表すが、著者の他著作程ではない印象をもった。
- 2017年8月2日に日本でレビュー済みandとasの根本的な意味を知り、それぞれの用例が細かく書かれています。受験英語の問題が各ページで使われいます。
色々な使い方を網羅されており、広く浅く使い方が学べます。「一億人の英文法 大西 泰斗著」を読んだ後だったので、浅さを
禁じ得ませんが・・・。ただかなり範囲が広いので、読み応えは十分です。「aとtheの底力」はかなり面白かったので、期待値が高すぎ
たのかもしれません。