IVCベストセレクション アイアン・ホース [DVD]
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フォーマット | ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | ジョン・フォード, ジョージ・オブライエン, マッジ・ベラミー |
稼働時間 | 1 時間 58 分 |
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商品の説明
アメリカ大陸をひとつのレールで結ぶ横断鉄道建設を描くフォード監督の壮大なスペクタクル
☆特典映像:淀川長治『アイアン・ホース』を語る
アメリカ大陸を横断して東から伸びるユニオン・パシフィック鉄道と、
西から伸びるセントラル・パシフィック鉄道がドッキングしたとき、
アメリカは近代国家として第一歩を踏み出した。
その歴史のひとこまをダイナミックに映像化。未開の大平原や砂漠を切り開き、ロッキー山脈を越え、
若い鉄道技師を主人公に開拓魂を謳いあげる。
脚本:チャールズ・キャニオン/ジョン・ラッセル
撮影:ジョージ・シュナイダーマン
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4933672241012
- 監督 : ジョン・フォード
- メディア形式 : ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 58 分
- 発売日 : 2013/4/26
- 出演 : ジョージ・オブライエン, マッジ・ベラミー
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : IVC,Ltd.(VC)(D)
- ASIN : B00BMAOF9E
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 95,240位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 7,449位外国のアクション映画
- - 9,007位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月15日に日本でレビュー済み
この作品は、ユニオン・パシフィックとセントラル・パシフィックの二社によって
なされた大陸横断鉄道建設(完成は1869)の物語です。
幌馬車のような壮大な叙事詩というより、力強いエピソードの連続で幕を閉じた
感もなきにしにあらずだが、文字通り若き日のフォードの西部劇の集大成でもあった。
なされた大陸横断鉄道建設(完成は1869)の物語です。
幌馬車のような壮大な叙事詩というより、力強いエピソードの連続で幕を閉じた
感もなきにしにあらずだが、文字通り若き日のフォードの西部劇の集大成でもあった。
2021年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前所有していたDVDは画質が悪く傷や汚れもあった。
おまけに人工着色(青やセピア)された部分が混在していた。
観ていて感興が甚だしくそがれ、途中で鑑賞を止めてしまった。
以後長く代わりを探していたが、このブロードウェイのものが目にとまり
購入価格が約3,000円と高価だったが購入することにした。
結果は期待通りで、今度は最後まで一気に鑑賞できた。
一番気になる画質は人工着色などがないシャープなモノクロで
フィルムグレインが目立つが、過度な修正は避けられていて自然な画像。
さらに傷や汚れも少なくDVDではあるが、97年前の作品でも十分観賞可能。
当然無声映画だが、音楽がついている(日本人がつけたようだ)。
しかし、小生の好みで画面に集中するため無声のまま鑑賞した。
収録時間は132分で完全版とある。某文献では公開時119分であり13分長い。
当然、公開時に観ていないので何処が復元追加されたのか判らないが
長くてもだれるところは全くなかったので、完全版が観られてラッキーだ。
出演者で唯一人知っているのは主役のジョージ・オブライエン。
後年、同じジョン・フォードの「アパッチ砦」と「黄色いリボン」で
脇役となり、中年の騎兵隊将校を演じていた。この2作出演したのは
彼の出発点は本作にあり、その縁で起用されていたことがよく分かった。
本作で活躍する彼の姿は若く、逞しく、まぶしく見えて
中年時期しか知らなかった小生にとって、良い意味で別人のごとし。
本作の内容はアメリカ「白人」の開拓精神とお国自慢を高らかに謳歌している。
まだ西部開拓の余韻が少し残っていたであろう1920年代では
これでも良かったのだろう。
だが、この鉄道建設前後のアメリカの歴史を知ると見え方がガラリと変わる。
本作でインディアンは建設の妨害者として現れる。
ところが、彼らは政府による苛烈な圧政にさらされた。
1950年代までの殆どのインディアン関連の西部劇では
彼らは本作のように、白人の開拓を邪魔する野蛮人の様に描かれていた。
しかし実態は、彼らは先住民族として平和に暮らしていたのに
白人から、生活基盤のバッファーを大量殺戮され、多人数を戦いや病で亡くし
法律によって住む場所を失い、最後は不毛の居留地に追い立てられてしまった。
21世紀現在でも経済的にひどい状況に立たされているとのこと。
また、本作では中国人労働者はあまり出てきていないが
セントラルパシフィックで大量に動員された中国人労働者は
鉄道完成後、中国人排斥法により恩を仇で返すように締め出された。
このように事実を知ってしまうと
同じ有色人種である我等日本人としては、本作に複雑な感情がわいてくる。
歴史事実を遮断して観賞した方が良いのかも知れないが。
おまけに人工着色(青やセピア)された部分が混在していた。
観ていて感興が甚だしくそがれ、途中で鑑賞を止めてしまった。
以後長く代わりを探していたが、このブロードウェイのものが目にとまり
購入価格が約3,000円と高価だったが購入することにした。
結果は期待通りで、今度は最後まで一気に鑑賞できた。
一番気になる画質は人工着色などがないシャープなモノクロで
フィルムグレインが目立つが、過度な修正は避けられていて自然な画像。
さらに傷や汚れも少なくDVDではあるが、97年前の作品でも十分観賞可能。
当然無声映画だが、音楽がついている(日本人がつけたようだ)。
しかし、小生の好みで画面に集中するため無声のまま鑑賞した。
収録時間は132分で完全版とある。某文献では公開時119分であり13分長い。
当然、公開時に観ていないので何処が復元追加されたのか判らないが
長くてもだれるところは全くなかったので、完全版が観られてラッキーだ。
出演者で唯一人知っているのは主役のジョージ・オブライエン。
後年、同じジョン・フォードの「アパッチ砦」と「黄色いリボン」で
脇役となり、中年の騎兵隊将校を演じていた。この2作出演したのは
彼の出発点は本作にあり、その縁で起用されていたことがよく分かった。
本作で活躍する彼の姿は若く、逞しく、まぶしく見えて
中年時期しか知らなかった小生にとって、良い意味で別人のごとし。
本作の内容はアメリカ「白人」の開拓精神とお国自慢を高らかに謳歌している。
まだ西部開拓の余韻が少し残っていたであろう1920年代では
これでも良かったのだろう。
だが、この鉄道建設前後のアメリカの歴史を知ると見え方がガラリと変わる。
本作でインディアンは建設の妨害者として現れる。
ところが、彼らは政府による苛烈な圧政にさらされた。
1950年代までの殆どのインディアン関連の西部劇では
彼らは本作のように、白人の開拓を邪魔する野蛮人の様に描かれていた。
しかし実態は、彼らは先住民族として平和に暮らしていたのに
白人から、生活基盤のバッファーを大量殺戮され、多人数を戦いや病で亡くし
法律によって住む場所を失い、最後は不毛の居留地に追い立てられてしまった。
21世紀現在でも経済的にひどい状況に立たされているとのこと。
また、本作では中国人労働者はあまり出てきていないが
セントラルパシフィックで大量に動員された中国人労働者は
鉄道完成後、中国人排斥法により恩を仇で返すように締め出された。
このように事実を知ってしまうと
同じ有色人種である我等日本人としては、本作に複雑な感情がわいてくる。
歴史事実を遮断して観賞した方が良いのかも知れないが。
2014年9月30日に日本でレビュー済み
冒頭、大粒の涙を流しながら接吻を交わす幼い主人公とヒロインの別離の場面。
仲間がインディアンに襲われたとの報せに男たちが逡巡する中、女性たちが撃ち合いを厭わず銃を片手に貨車に乗り込んで救出に赴く場面。
裏切り者の白人に先導されインディアンの大軍が列車を襲撃する場面で撃ち殺されたインディアンの亡骸に駆け寄って最後の別れを惜しむようにじっと身体を預ける犬の描写(泣)。
一年後の『三悪人』ほどの完成度はありませんが忘れ難い名場面の続く長編開拓劇です。
後年のジョン・フォード特有のスタイルはまだ見受けられませんが瑞々しい感覚に溢れた傑作だと思います。
仲間がインディアンに襲われたとの報せに男たちが逡巡する中、女性たちが撃ち合いを厭わず銃を片手に貨車に乗り込んで救出に赴く場面。
裏切り者の白人に先導されインディアンの大軍が列車を襲撃する場面で撃ち殺されたインディアンの亡骸に駆け寄って最後の別れを惜しむようにじっと身体を預ける犬の描写(泣)。
一年後の『三悪人』ほどの完成度はありませんが忘れ難い名場面の続く長編開拓劇です。
後年のジョン・フォード特有のスタイルはまだ見受けられませんが瑞々しい感覚に溢れた傑作だと思います。
2019年5月6日に日本でレビュー済み
アメリカ大陸横断鉄道の建設を描く開拓西部劇。DVDに収録された淀川さんの解説では、本作品制作の前年、1923年に非常に評判となった「幌馬車」(ジェームズ・クルーズ監督)に触発され、わが社(20世紀フォックス)も歴史的開拓事業を扱った大作を作ることになったそうだ。監督は当時29才のジョン・フォード、この作品の成功により有名監督の仲間入りをした。
カリフォルニア州サクラメントから西へ進むセントラル・パシフィック鉄道では、中国人が工夫として使われ、岩盤のトンネルを堀り、雪の中、上り坂の軌道に乗った機関車を馬をつないで引き上げ、線路を作っている先では木を根切りしている。全て手作業である。一方、ネブラスカ州オマハから東へ向かうユニオン・パシフィック鉄道は、元北軍・南軍の軍人中心の工夫で、お話しの舞台はこちらである。金鉱堀のような歌はリズミカルだが、逆に過酷な労働の厳しさ、辛さが伝わってくる。
お話の骨格は、こうした開拓劇であるが、肉付けの方は、主人公ディヴィ(ジョージ、オブライエン)が土地の利権をめぐる陰謀、インディアンの襲撃などに立ち向かい、幼なじみミリアム(マッジ・ベラミー)との再会のロマンスがあったりと、ドラマチックに描かれる。この肉付け部分はキャトル・ドライブ、酒場と喧嘩、アタック&ディフェンス(インディアンが立ち往生した白人の馬車などを取り囲む状況)など西部劇ではお馴染みの題材が使われている。従って、双方の興味深い出来事を楽しめる。
これらの題材を生かしているのは、何といっても切れのいいアクションで、馬の疾走、落馬(スタント)、喧嘩する当人よりも野次馬の方が興奮し波打っている(ように見える)ところなどは、西部劇の醍醐味である。
ジョン・フォード監督は大人数中で1、2人だけ別の動きをさせ、変化をつけたり、意表をついたるする手腕、いわば人物の捌き方に定評があるが、すでにこの作品にも酒場での決闘シーンに表されている。また、インディアンに襲われた仲間を助けるため救援隊を募るシーンでは、牛の群れをうまく使っていて、緩急あるうまい演出である。
このDVD(IVC)では、どういうわけか、巻によって、青色、セピア色が使われていて、フィルムを寄せ集めたようで、違和感が残った。普通に黒白映像で見たかった。
酒場兼法廷の主人兼判事が独断即決の判決を下すところは可笑しく、いかにも無法地帯の西部らしさを感じる。
カリフォルニア州サクラメントから西へ進むセントラル・パシフィック鉄道では、中国人が工夫として使われ、岩盤のトンネルを堀り、雪の中、上り坂の軌道に乗った機関車を馬をつないで引き上げ、線路を作っている先では木を根切りしている。全て手作業である。一方、ネブラスカ州オマハから東へ向かうユニオン・パシフィック鉄道は、元北軍・南軍の軍人中心の工夫で、お話しの舞台はこちらである。金鉱堀のような歌はリズミカルだが、逆に過酷な労働の厳しさ、辛さが伝わってくる。
お話の骨格は、こうした開拓劇であるが、肉付けの方は、主人公ディヴィ(ジョージ、オブライエン)が土地の利権をめぐる陰謀、インディアンの襲撃などに立ち向かい、幼なじみミリアム(マッジ・ベラミー)との再会のロマンスがあったりと、ドラマチックに描かれる。この肉付け部分はキャトル・ドライブ、酒場と喧嘩、アタック&ディフェンス(インディアンが立ち往生した白人の馬車などを取り囲む状況)など西部劇ではお馴染みの題材が使われている。従って、双方の興味深い出来事を楽しめる。
これらの題材を生かしているのは、何といっても切れのいいアクションで、馬の疾走、落馬(スタント)、喧嘩する当人よりも野次馬の方が興奮し波打っている(ように見える)ところなどは、西部劇の醍醐味である。
ジョン・フォード監督は大人数中で1、2人だけ別の動きをさせ、変化をつけたり、意表をついたるする手腕、いわば人物の捌き方に定評があるが、すでにこの作品にも酒場での決闘シーンに表されている。また、インディアンに襲われた仲間を助けるため救援隊を募るシーンでは、牛の群れをうまく使っていて、緩急あるうまい演出である。
このDVD(IVC)では、どういうわけか、巻によって、青色、セピア色が使われていて、フィルムを寄せ集めたようで、違和感が残った。普通に黒白映像で見たかった。
酒場兼法廷の主人兼判事が独断即決の判決を下すところは可笑しく、いかにも無法地帯の西部らしさを感じる。
2012年9月19日に日本でレビュー済み
西部劇の王道を満喫しながら
「大陸横断鉄道」の歴史を学ぶことの出来る作品であります。
本作こそ「教育映画史」に偉大なる一歩を残した
作品であると言えるでしょう。
「大陸横断鉄道」の歴史を学ぶことの出来る作品であります。
本作こそ「教育映画史」に偉大なる一歩を残した
作品であると言えるでしょう。