作者、柳広司氏については、恥ずかしながら記憶がない。でも軽快で、人生が楽しくなる読後感を与えてくれる稀有の時代作家だと思う。後編では、前編の本阿弥光悦に変わり、宗達をさらなる高みに導いていくのは、洛中13名家の公家「烏丸光広」である。そして狩野派の六曲一双の花鳥風月大屏風ではなく、宗達は四曲一双や二曲一双の屏風に俵屋として取り組んでいく。そしてその中に幾つもの傑作屏風を残しているが、行き着く先に風神雷神像が鎮座する。
偉大な人物の刻苦勉励の人生には一抹の哀愁が漂う。でも作者は宗達の追善供養に三人の女性を登場させてくれている。大店の娘で良妻賢母形の内儀「みつ」、本阿弥光悦の娘で名が体を表すような「冴」、そして男宗達の夢にも出てくる出雲の阿国である。豊かで後味の良い上下二冊の時代小説である。
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風神雷神 雷の章 単行本 – 2017/8/30
柳 広司
(著)
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購入オプションとあわせ買い
絵画界に革命を起こした「風神雷神図屏風」。爛熟した時代、天才たちとの出会い、天皇直々の評価――そのすべてが、扇屋の絵師を鬼才・俵屋宗達にした。
万能の天才・本阿弥光悦からの鷹峯移住を断り、京で「俵屋」を継いだ宗達は、堺の商家の娘・みつを娶り、二人の子を生した。都で一番の扇屋の主人として忙しく働いていたある日、名門公卿の烏丸光広が前触れもなく俵屋を訊ねてくる。烏丸光弘の手引きで養源院に唐獅子図・白象図を、相国寺に蔦の細道図屏風を完成させる。後水尾天皇から法橋の位を与えられ、禁中に立ち入れるようになった宗達は、さらなる名品を模写する機会を得、その筆をますます研ぎ澄ませる。日本の絵画に革命を起こした関屋澪標図屏風、舞楽図屏風、そして風神雷神図屏風――世界が憧れた謎の絵師はいかにして生まれ、没したのか。美術界きっての謎が斬新かつ丹念に描かれる。
京都国立博物館120周年記念 特別展覧会「国宝」割引クーポン付き!
カバー:国宝「風神雷神図屏風」(所蔵):建仁寺(俵屋宗達)
表紙:重要文化財「舞楽図屏風」(所蔵):醍醐寺(俵屋宗達)
口絵:重要文化財「白象図」(所蔵):養源院(俵屋宗達)
以上をカラー掲載した豪華造本!
万能の天才・本阿弥光悦からの鷹峯移住を断り、京で「俵屋」を継いだ宗達は、堺の商家の娘・みつを娶り、二人の子を生した。都で一番の扇屋の主人として忙しく働いていたある日、名門公卿の烏丸光広が前触れもなく俵屋を訊ねてくる。烏丸光弘の手引きで養源院に唐獅子図・白象図を、相国寺に蔦の細道図屏風を完成させる。後水尾天皇から法橋の位を与えられ、禁中に立ち入れるようになった宗達は、さらなる名品を模写する機会を得、その筆をますます研ぎ澄ませる。日本の絵画に革命を起こした関屋澪標図屏風、舞楽図屏風、そして風神雷神図屏風――世界が憧れた謎の絵師はいかにして生まれ、没したのか。美術界きっての謎が斬新かつ丹念に描かれる。
京都国立博物館120周年記念 特別展覧会「国宝」割引クーポン付き!
カバー:国宝「風神雷神図屏風」(所蔵):建仁寺(俵屋宗達)
表紙:重要文化財「舞楽図屏風」(所蔵):醍醐寺(俵屋宗達)
口絵:重要文化財「白象図」(所蔵):養源院(俵屋宗達)
以上をカラー掲載した豪華造本!
- 本の長さ276ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/8/30
- 寸法13.5 x 2.4 x 19.5 cm
- ISBN-104062207168
- ISBN-13978-4062207164
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商品の説明
著者について
柳 広司
一九六七年生まれ。二○○一年『贋作『坊っちゃん』殺人事件』で朝日新人文学賞受賞。○九年『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編及び連作短編部門を受賞。同年刊行の『ダブル・ジョーカー』は、『ジョーカー・ゲーム』に続き二年連続で「このミステリーがすごい!」の二位に選ばれる。主著に「ジョーカーゲーム」シリーズ、『ロマンス』『楽園の蝶』『象は忘れない』などがある。
一九六七年生まれ。二○○一年『贋作『坊っちゃん』殺人事件』で朝日新人文学賞受賞。○九年『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編及び連作短編部門を受賞。同年刊行の『ダブル・ジョーカー』は、『ジョーカー・ゲーム』に続き二年連続で「このミステリーがすごい!」の二位に選ばれる。主著に「ジョーカーゲーム」シリーズ、『ロマンス』『楽園の蝶』『象は忘れない』などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2017/8/30)
- 発売日 : 2017/8/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 276ページ
- ISBN-10 : 4062207168
- ISBN-13 : 978-4062207164
- 寸法 : 13.5 x 2.4 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 424,031位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 36,995位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
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1967年三重県生まれ。神戸大学法学部卒業。2001年『黄金の灰』でデビュー。同年『贋作「坊ちゃん」殺人事件』で第12回朝日新人文学賞受賞。08年に刊行した『ジョーカー・ゲーム』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『パルテノン』(ISBN-10:4408550078)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年3月3日に日本でレビュー済み
宗達の生涯、下巻にあたる。
カバー、表紙絵、口絵に宗達の作品!!!
贅沢な気分になる。
内容的には、もっと、深く切り込んでほしいような気もした。
まあ、風のようにさらりと、雷のように瞬間的によみおわってしまって、あっけないような気もした。
スピンオフで、できれば、烏丸光広とか、紙屋宗二をえがいてはくれないだろうか。
カバー、表紙絵、口絵に宗達の作品!!!
贅沢な気分になる。
内容的には、もっと、深く切り込んでほしいような気もした。
まあ、風のようにさらりと、雷のように瞬間的によみおわってしまって、あっけないような気もした。
スピンオフで、できれば、烏丸光広とか、紙屋宗二をえがいてはくれないだろうか。
2017年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
俵屋宗達の人生を巡る一冊。とてもわかりやすい言葉で綴られ、読み出すと止まらなくなります。
2017年12月30日に日本でレビュー済み
本が好きな人は多い。
通勤時に、電車内で本を読んでいる人は多いが、つり革につかまって、片手で重いハード本はない。
私も大抵は、文庫本で我慢していた。
文庫本は、旬から外れますが。
腕がだるくなるからしょうがない。
電子書籍は救世主。
混んでいる通勤車内でも、片手で本がめくれるし。しかも、文字の大きさも調整できる。
ハード本、文庫本、ページ数に関係なく好きな本を選択できるようになった。
何故か、紙の本にこだわる作家もいるとか。
何故?
本を読みたい。
電子書籍化を希望します。
通勤時に、電車内で本を読んでいる人は多いが、つり革につかまって、片手で重いハード本はない。
私も大抵は、文庫本で我慢していた。
文庫本は、旬から外れますが。
腕がだるくなるからしょうがない。
電子書籍は救世主。
混んでいる通勤車内でも、片手で本がめくれるし。しかも、文字の大きさも調整できる。
ハード本、文庫本、ページ数に関係なく好きな本を選択できるようになった。
何故か、紙の本にこだわる作家もいるとか。
何故?
本を読みたい。
電子書籍化を希望します。
2020年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史小説ですか? 前回同作者の「太平洋食堂」を読んで、続いて購入したが、歴史小説ですか?
宗達のこの作品が誕生する感動を味わえるかと期待して読んだが、歴史小説ですか? 信長から家光など、果ては三島由紀夫までおよび、作品の誕生は最後の数ページに申訳のように描かれるのみで、何もあえて「風神雷神」でなくてもという程度のことではありませんか。宗達を描くのなれば、「宗達が主人公ですよ」という作にすれば済む話ではないでしょうか?
上下巻にわたり延々と焦らされて、最後はあっけなく、作品が偶然発見されたというような感じで、作品の創作過程もなく、宗達が苦心して、悩みもし、果てに歴史を乗り越えて吾々の眼に届くところにもたらされた最大の感動がまったくありません。
「太平洋食堂」で感銘を受けただけに落差が大きすぎます。ただ「太平洋食堂」については個人的な思い入れが
(故郷新宮市などのことがメインだった)あったことは否めないことですが。
期待が大きかっただけに、脇道へそれずに宗達をとことん描いてもらいたかった。残念です。
宗達のこの作品が誕生する感動を味わえるかと期待して読んだが、歴史小説ですか? 信長から家光など、果ては三島由紀夫までおよび、作品の誕生は最後の数ページに申訳のように描かれるのみで、何もあえて「風神雷神」でなくてもという程度のことではありませんか。宗達を描くのなれば、「宗達が主人公ですよ」という作にすれば済む話ではないでしょうか?
上下巻にわたり延々と焦らされて、最後はあっけなく、作品が偶然発見されたというような感じで、作品の創作過程もなく、宗達が苦心して、悩みもし、果てに歴史を乗り越えて吾々の眼に届くところにもたらされた最大の感動がまったくありません。
「太平洋食堂」で感銘を受けただけに落差が大きすぎます。ただ「太平洋食堂」については個人的な思い入れが
(故郷新宮市などのことがメインだった)あったことは否めないことですが。
期待が大きかっただけに、脇道へそれずに宗達をとことん描いてもらいたかった。残念です。
2017年10月16日に日本でレビュー済み
風神の表紙ですが雷の章、下巻です。
宗達がみつと結婚し京都一の扇屋である俵屋を継ぐところからはじまります。
ハイライトは血天井で有名な養源院の板戸絵製作、そして老いて没した後、仕事場から風神雷神屏風が発見されるまでの物語です。
この本の素晴らしいところは、作品が依頼される経緯から、依頼主の少なからぬ無理難題に宗達が苦心し、そして天才ぶりが遺憾無く発揮される技法など、読者が製作現場に居合わせているような臨場感で書かれていることです。図録は付属していないので、別に用意して読むと一層作品への理解が深まります。
何かと謎が多いとされる宗達ですが、出雲阿国とのエピソードはちょっと過剰では。妻のみつと二人の娘、そして狩野派の娘であるさえとのエピソードだけで、十分宗達の人間らしさが描かれていると思います。
宗達がみつと結婚し京都一の扇屋である俵屋を継ぐところからはじまります。
ハイライトは血天井で有名な養源院の板戸絵製作、そして老いて没した後、仕事場から風神雷神屏風が発見されるまでの物語です。
この本の素晴らしいところは、作品が依頼される経緯から、依頼主の少なからぬ無理難題に宗達が苦心し、そして天才ぶりが遺憾無く発揮される技法など、読者が製作現場に居合わせているような臨場感で書かれていることです。図録は付属していないので、別に用意して読むと一層作品への理解が深まります。
何かと謎が多いとされる宗達ですが、出雲阿国とのエピソードはちょっと過剰では。妻のみつと二人の娘、そして狩野派の娘であるさえとのエピソードだけで、十分宗達の人間らしさが描かれていると思います。
2017年11月27日に日本でレビュー済み
★2017年9月23日読了『風神雷神 雷の章』柳広司著 評価A
後半の雷の章は、俵屋伊年(宗達)が、本阿弥光悦とは距離を置き、家業の扇屋に専念するところから始まる。そして、公家にもかかわらず、誰とでも話しができて、人間関係を作ってしまう異能の才人、烏丸光広が俵屋を訪ねてくる。彼は公家仲間からみれば、裏切り者。徳川のイヌ、宮廷にあだなすぬえと呼ばれていた。なぜならば、彼は、将軍と天皇の間をとりもつ役割を担っているからだった。彼は、京都中の商人、寺社仏閣、もちろん宮中に人脈を持ち、その伝手をたどって、俵屋宗達を伴って相手を訪れ、その門外不出のお宝絵画を見せてもらい、模写もさせてもらう。あらゆる作品を目の当たりにして学び、模写する機会を宗達に与え、さらにはそれをきっかけに屏風絵などの注文を集めることとなる。とうとう、烏丸は後水尾天皇を説得して、絵師としては栄誉ある法橋(ほうきょう)という地位まで俵屋に与えることまで実行する。
話の中では俵屋の画家としての成長、烏丸のディレクターとしての不思議な才覚を中心に描かれる。それと対比して、禁中並公家諸法度の発布、天皇の専権事項であった紫衣着衣許可を取り消させた紫衣事件、春日の局が前例を無視して、天皇に拝謁した春日の局事件、島原の乱に端を発するキリシタン禁教問題から鎖国へ進む暗い徳川長期政権の地盤固めの時代背景も描かれる。
しかし、何と言っても、良いのは最後に描かれる風神雷神図をめぐる俵屋宗達と彼を取り巻く女たちの絵に関する感想が微笑ましい。最後も彼らしく明るく終わっているところが特に良い。それは読んでのお楽しみ。
私は、文中に出てくる宗達の作品をインターネットでググって確認しておくこととしよう。
養源院の唐獅子図・白象図、相国寺の蔦の細道図屏風、国宝・関屋澪標図屏風、重要文化財・舞楽図屏風、国宝・風神雷神図屏風
後半の雷の章は、俵屋伊年(宗達)が、本阿弥光悦とは距離を置き、家業の扇屋に専念するところから始まる。そして、公家にもかかわらず、誰とでも話しができて、人間関係を作ってしまう異能の才人、烏丸光広が俵屋を訪ねてくる。彼は公家仲間からみれば、裏切り者。徳川のイヌ、宮廷にあだなすぬえと呼ばれていた。なぜならば、彼は、将軍と天皇の間をとりもつ役割を担っているからだった。彼は、京都中の商人、寺社仏閣、もちろん宮中に人脈を持ち、その伝手をたどって、俵屋宗達を伴って相手を訪れ、その門外不出のお宝絵画を見せてもらい、模写もさせてもらう。あらゆる作品を目の当たりにして学び、模写する機会を宗達に与え、さらにはそれをきっかけに屏風絵などの注文を集めることとなる。とうとう、烏丸は後水尾天皇を説得して、絵師としては栄誉ある法橋(ほうきょう)という地位まで俵屋に与えることまで実行する。
話の中では俵屋の画家としての成長、烏丸のディレクターとしての不思議な才覚を中心に描かれる。それと対比して、禁中並公家諸法度の発布、天皇の専権事項であった紫衣着衣許可を取り消させた紫衣事件、春日の局が前例を無視して、天皇に拝謁した春日の局事件、島原の乱に端を発するキリシタン禁教問題から鎖国へ進む暗い徳川長期政権の地盤固めの時代背景も描かれる。
しかし、何と言っても、良いのは最後に描かれる風神雷神図をめぐる俵屋宗達と彼を取り巻く女たちの絵に関する感想が微笑ましい。最後も彼らしく明るく終わっているところが特に良い。それは読んでのお楽しみ。
私は、文中に出てくる宗達の作品をインターネットでググって確認しておくこととしよう。
養源院の唐獅子図・白象図、相国寺の蔦の細道図屏風、国宝・関屋澪標図屏風、重要文化財・舞楽図屏風、国宝・風神雷神図屏風