内容紹介
スーパートランぺッター菊池寿人を中心に全国のトッププレイヤーが集まった
The Symphony Hall Big Band初の音源がついにリリース。
「躍動」と名付けられたタイトルの通り、ダイナミクスに富んだアレンジと繊細かつパワフルな演奏で聴く者の心を揺さぶり、躍らせる傑作に仕上がっている。
高いパフォーマンスと様々な要素を取り入れた公演で話題となっている彼らだが、今作は2016年5月20日にザ・シンフォニーホールで行われたVol.2公演を収めたライブアルバムである。
音の仕上がりも素晴らしくザ・シンフォニーホールの響き、広がりを活かしつつも無駄な帯域をカットし音の住み分けがしっかりとされているので各楽器のフレーズ、プレイヤーのテクニックを感じる事が出来る。
そして録り直しのきかないライブアルバムとは思えないほどの演奏力の高さにはただただ驚かされる。
まずキャッチーなフレーズが耳に残るTrack1「Just Friends」でアルバムに惹き込まれる。
Track3「After You've Gone」では静と動、各楽器を静かに聴かせる部分からの盛り上がり方が絶妙である。
またTrack6「シェルブールの雨傘」のような音数を絞った楽曲でもしっかりとツボを抑え聴かせる能力はさすがの一言だ。
Track7「Sweet Georgia Brown」、Track8「シェヘラザード」での美しいヴァイオリンとのコラボレーションも楽しむことができ
Track10「Take Five」では情熱的なアレンジはバンドの懐の深さを感じられる。
最後のTrack12「Sing, Sing, Sing」では3分半以上に及ぶ圧巻のドラムソロが有りスピーカーの前で思わず拍手をしてしまい、気がつけばアッ言う間に一枚のアルバムを聴き終えている。
書ききれないほど全曲に聴き所がしっかりとあり、聴けば聴くほど味が出てくるアルバムに仕上がっており、これからのビッグ・バンド・ジャズのスタンダードアルバムになるに違いない。
ビッグ・バンド・ジャズが好きな方にも、今まで聴いてこなかった方にも是非このアルバムを聴いて頂きたい。
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アーティストについて
ザ・シンフォニーホールが全国で活躍するトッププレイヤーを招集した関西発の本格派ジャズ・ビッグ・バンド。
音楽監督には様々な音色を操るスーパー・トランぺッター菊池寿人が就任。
ザ・シンフォニーホールで行われている公演では確かな技術とダイナミックな演奏で人々を魅了し、各方面から高い評価を得ている。
2016年9月には待望のライブアルバム「躍動」をリリースし、今後のジャズ・ビッグ・バンド界を牽引していくのであろうと期待を持たせてくれるバンドである。