日本のパンクバンドのデモ。
パンクというだけで食指が動かないのだが
このバンドには専属のバイオリンプレイヤーがいて
単調になりがちな展開にドラマティックな音像を刷り込むことに成功している。
デモということで音質がよろしくないのとボーカルの声が
やはりソレ系ということでナヨナヨして聴こえるのと
何だかインチキ臭い英語がマイナスポイント。
それでも前述のバイオリンがアルバム通して
良いアクセントになっているのが
他のパンク・メロコア系と隔てている要因。
次作でリメイクされることになるCPXは
このアルバムの中で出来の良さが際立っている。(53点)