匿名性を盾にアホな失敗談を告白する。
どうか1人でも多くの同志に届き、同じ失敗を犯さないように心に留めておいて欲しい。
冬に知り合った女性がいた。とんでもなくタイプだった。
飲みデートでいつものように口説き、帰りには手を繋いで甘いムード。
相手からの誘いで1週間後に2回目のデートに行った。
LINEのやり取りでも露骨すぎるほどの脈アリだった。
この時点で俺は愚かなことに、完全に油断していたのだ。この子はもう自分のものだと。。
そこから短期間ではあるが、この小説の渡辺くんのような非モテコミットをしてしまったのだ。
クリスマスにデートする場所と日程も決まっていたが、彼女からの返信はそれ以降なかった。(死ぬほどへこんだ)
不思議なもので、本当に惚れた女性ほど自分のものにならない。
逆にワンナイトでもいいかなと思った女性は昔から容易に自分の思い通りになる。
本書はこの不可解な現象を解明してくれた。男はいかなる女性の前でも余裕を醸し出していなければならないのだ。
相手に魅力がないと本能的に感じるやいなや、それまでは運命の相手だと思っていた目の前の男を一瞬でゴミと認識する。
それが女性という生き物なのだ。
グッピーの実験の話は本当に分かりやすかった。
試しに他の女性に対して夜の相手には困っていない男を演じたところ、驚くほどあっさり抱くことができた。
付き合う前から一途な男など、ほとんどの場合は報われないのだ。
クリスマス前の失敗が無かったら本書の内容がそこまで実感として頭に入ってこなかっただろう。
そもそも本書を手に取ることすらなかったかもしれない。
その意味で、女性へのアプローチという男の挑戦の失敗が報われた読書体験だった。
だが当然、恋愛工学の理論を知っているだけでは女性は手に入らない。
例えば筋トレや美容、食生活の改善や収入のアップなど日々の男磨きも必要不可欠だろう。
そしてとにかく理論の実践。これを繰り返して自分なりに調整し、血肉としていくこと。
生身の人間は小説の人物ほどイージーに攻略できない。道のりは険しいが、人生を通じて挑戦する価値があるだろう。
本書を手に取り、男として第二の人生が始まったような感覚を持った同志に幸あれ！一緒に頑張ろう！！
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イメージ付きのレビュー
"ぼく愛"を読んで、人生を変えるんだーー
オレはcakesで毎週"ぼく愛"を読んでいる。目次から推測すると、オレは第5章の半ばまで読んでいる。発売日にどうしてもレビューを書きたかったため、本を読むのはこれからだが、いまレビューを書く。オレは恋愛工学を学んで人生が変わった。男に取って、仕事と恋愛は人生の中で極めて大切なことだ。その2つだけに、集中していればいいとさえ思う。そしてオレは、恋愛工学のおかげで素敵な恋愛をし、その過程で成長し、仕事にも前向きな影響があった。そう、これはオレにとって、人生が変わったと言えることだった。"ぼく愛"は、主人公のわたなべ君が恋愛工学を学び、成長しながら、人生を変えていく物語だ。この物語を読んで恋愛工学を学び、1人でも多くの方が、自分の人生を変えることを望みたい。オレや、そして、共に恋愛工学を学ぶ同志のみんなが、現実の世界で人生を変えていったようにーー
