自宅用ではなく外で使うサブPCがほしくなり、かつ予算は3万円くらいのそこそこのスペックのPCを探していました。そしてこの商品を見つけこの商品に対するレビューの良さに驚きながらも、ワジュンPCさんより「中古 非常に良い」を25,740円で購入しました。購入の3日前くらいに急に8000円ほど値引きされてグットタイミングでした。
出品者が複数有るみたいですが、レビューの数が多く、ちょっと気になったことを購入前に問い合わせてみたところ非常に良く対応してもらえたので、このショップなら信頼できると思ったのが理由です。また、ワジュンPCさんから購入するとDVDスーパマルチドライブ内臓を送ってくれるというのも購入理由です。他の出品者は外付けのようです。(追記:他のレビューの方に他の出品者で内蔵のものが送られたというのがあったので訂正します。気になる方は購入前に問い合わせてみると良いでしょう。)
商品は注文した翌々日に届きました。配達予定期間の最初の日の前日に届き、とても速かったです。
まだ2日しか使っていませんが、全体的に非常に良かったです。中古PCを注文したくせにかなり期待していたのですが、その期待を裏切りませんでした笑
・梱包について
細かいクッション材の上に緩衝材で包まれたPC本体があり、その上に細かいクッション材と充電ケーブルが無造作に置いてありました。ちょっと雑じゃね?と思いましたが、そのようにレビューしていた方がいましたし、PCの状態が良かったことがインパクトが大きいのでそんなに気にしないことにします!
・外観について
目立つ傷は全くありませんでした。また、きれいに掃除されていたようでした。
見てわかる傷は、天板とキーボードの左手前のところの2か所。塗装ハゲは、折りたたみ部左側の角に少しだけでした。キー字擦れは全くありません。
天板の傷については、おそらく法人で使っていたPCで保管時に重ねたりしていたでしょうから擦り傷が結構大きくありますが薄いので気になりません。十分許容範囲です。(写真参考)
ディスプレイについては何も問題なく傷一つありませんでした。艶消しなのがいいですね。高級感があります。
サイズについてもサブPCとしてはちょうどいい!持ち運びも軽いので楽です。
・動作について
届いてから早速起動してみると、セットアップは特にありませんでした。そして起動がとにかく速い!初めてSSD搭載のPCを使いましたが比べ物にならないです。このPC自体は2010年くらいに発売されたようですが、とても7年前のPCとは思えないです。(VistaのPCと3年しか違わないのに…)
起動時間とシャットダウン時間を計ってみました。結果は、起動:20秒弱でデスクトップ/シャットダウン:15秒弱でした!
起動した後はCPU冷却用のファンがフルまでとはいきませんがすごい回転していて、やばいかもと思いましたが、バッテリー節約機能をオンにすると静かになりました。そしてそのあとネットにつないでWindows Updateをしたり、セキュリティソフトやほかのソフトをインストールしたりしていたところ改善しました。熱暴走PCとならなくて良かったです。
さて、動作の快適さですが、普通に良いと思います。ただ、自分は趣味でプログラミングすることがあるんですが、Processingというソフトで以前作っていたプログラムを実行してみると描画が進んだところで少し重くなりました。ちょっと不安ですがまあ大丈夫でしょう。Officeとかブラウザとかは全然快適ですよ!←ちょっと印象が変わりました。最後の方に8/11追記しています。
いろいろセッティングしていて使えない機能がありました。まずキーボートの上の右奥にある「ecoボタン」と「東芝プレゼンテーションボタン」です。押してもecoモードがON/OFFできるわけではなく、なぜかタスクバーのWindowsボタンを右クリックしたときと同じ動作をします。しかしこれは商品ページに記載されていたことです。「Windows10にしたため」とありました。←訂正:その役割を果たすソフトウェアがインストールされていないからということがわかりました。詳細はレビューの最後の8/7追記へ。
次に「タッチパットの有効/無効」の切り替えボタンが全くききません。Fnキーを使う方法もあるのですがこれもダメでした。これは痛いと思いましたが、キーボードを打っているときには意外とタッチパッドのところには手が乗らないので困らないです。でもちょっとドライバー関連を調べてみようかなと思います。←改善方法がわかりました。レビューの最後の方に8/7追記しました。
・バッテリーについて
バッテリーについては満充電の状態から連続ではないですがバッテリー節約機能をONにした状態で3.5時間くらい持ちました。中古PCのバッテリーはもう使えないと思え!というのをネットで検索するとよく出てきて、それが当たり前のようです。ですがこのPCでは当たり前ではなかったようです笑 電源なしで外出先で十分使えるレベルでした。良かった!
そして、今はバッテリーの持ちが改善するという、「満充電→空になるまでバッテリー駆動→再び満充電」というのを繰り返しています。改善するかわかりませんが、効果があった場合はまた追加レビューしたいと思います。
・Officeについて
OfficeについてはOffice365からのインストールでした。手順が同封してあった紙に書いてあったのでスムーズにできました。
・キーボードについて
キーボードについては押した感じがゴムっぽい気がします。あまり慣れてないのでちょっと疲れるかも。配置については問題ないです。
・型番について
商品ページには「dynabook RX3 SN266E/3HD」とありましたが届けられたのは「dynabook RX3 TN266E/3HD」でした。調べてみるとカタログを見つけて、同じ時期に発売された同シリーズのようです。ハードウェア構成によってかなり細かく分かれていてよくわかりませんでした。でも商品ページに書かれている部分については合っています。あ、ディスプレイは13インチではなく13.3インチです。それから、CPUは560Mで、クロックが2.67GHzです
最後に、中古PCを買うにあたっていろんなことを調べ尽くしました。バッテリーもそうですが、気になるのはHDD。HDDは経年劣化し、壊れるときは突然壊れるらしいですからなるべく避けたかったです。その点、このPCはSDDということでその心配はありませんでした。非常にいい買い物ができて良かったです。必要ないけど2台目ほしいと思うくらいです笑 また気が向いたら追加レビューしたいと思います。すぐに壊れないことを祈ります。
8/7追記:
「タッチパットの有効/無効」の切り替えボタンが全く効かず、Fnキーを使う方法もダメでしたが、改善方法がわかりました。モジュールインストールで直ります。
1.ネットで「TOSHIBA Function Key」と検索して「TOSHIBA Function Key 【Windows 8.1アップデート用】」のページを表示させてください。ここで注意ですが、「Windows 8アップデート用】」ではないことを確認してください。このPCはOSがWindows10ですが、8.1のほうであっています。
URL:https://dynabook.com/assistpc/osup/windows81/manu/compo/TC30632300.htm
2.ダウンロードとインストール
3.インストール直後、再起動してといわれるので再起動
これで使えるようになります!ほかの機能に影響があったとしても自分は一切保証しませんので自己責任でお願いします。今のところおかしいところはありません。
もし消すときは「プログラムと機能」より「TOSHIAB Function Key」というのがあるので、それをアンインストールすれば元に戻ります。
そして、キーボートの上の右奥にある「ecoボタン」と「東芝プレゼンテーションボタン」ですが、これらも上記のモジュールをインストールすることで改善されることがわかりました。しかし、「ecoボタン」についてはそもそもecoモードを有効にするソフトが入っていないことがわかりました。切り替え自体は反応しているようなので直っていますが、その機能の役割を果たすソフトが入っていないので切り替えができたところで意味がないです。
8/11追記:
8/7に追記した「ecoボタン」についてですが、その役割を果たすソフトについて少し調べてみました。すると、まえにインストールした「TOSHIBA Function key」と同じようなモジュールをインストールすることで使えるようになることがわかりました。ただ、インストールウィザードでインストール自体は完了しているもののインストール進捗が、あるところでどれだけ待っても停止したままで終了せず、その状態から普通にシャットダウンして強制的に終わらせることで、インストールさせたので、これのインストールについては自己責任でお願いします。一応今のところおかしいところはありません。
そのモジュールは「TOSHIBA eco ユーティリティ 【Windows 8.1アップデート用】」です。
URL:https://dynabook.com/assistpc/osup/windows81/manu/compo/TC30618000.htm
インストール方法は8/7追記した「TOSHIBA Function key」と同じです。消すときも同じ方法で消せます。
さて、このPCが届いてから1週間が経ちました。またいろいろとこのPCについてわかったことや感想があるので追記したいと思います。
USBポートについて、誤解されている方がいますがポートはUSB2.0×3です。右側奥に1つ、左手前に2つ付いています。この左手前のUSBポートのうち1つは、「eSATA」と呼ばれる端子と兼用になっており、一見USB端子には見えないですが、ちゃんと差すことができます。
指紋センサーについて、これが意外と便利です。アカウントログイン時にパスワードを設定し、パスワード入力ではなく設定で指紋認証にできるので一瞬でログインできます。精度もかなり良いです。ただ、設定が少し面倒で、設定→アカウント→サインインオプション→パスワード変更でパスワードを設定した後、PINもさらに設定した後でやっと指紋が登録できるようになります。
SDカードスロットについて、これが少し残念で、ただ単に差し込むだけのタイプでした。一度押し込んでロックというものではなく差し込むだけのもので、取り出すときがちょっと取りにくい… microSDカードなんかはアダプターを使うと思うんですが取り出すときにmicroSDカードだけが抜けて、アダプターが残ってしまい、それを取り出すのに苦労しました。←追記:何度かSDカードを差していたところ、突然「一度押し込んでロック」できるようにになりました。誤ったことを記載してすみませんでした。詳細を最後のほう、8/29追記しています。
そして、ちょっと時間が空いたのでホコリが溜まってないか確認するため分解してみました。分解したところ、メモリがなんと4GBのものが1枚差さっており、てっきり2GBが2枚刺さっているものだと思っていたので驚きました。(写真参考)増設するときは4GBをもう1枚買うだけで空いているスロットに差せば8GBにすることができます。
また、SSDも確認したところ、TOSHIBAの純正SSDが入っていました。(写真参考)
そして見た感じは全くホコリがなかったです。ここまで掃除されているんでしょうか。
何度も言いますが、Officeとかブラウジングとかのときはあまり気にならないのですが、ちょっとPCに負荷をかけるようなことをさせると発熱がすごいです。動作が極端に重くなったりすることはないものの、そのこともあって分解したんですが、CPU周りもホコリがなく、CPUグリスも効いているようだったので仕方のないことだと思います。なにしろ初代のCorei5のようなので…(現在は第7世代まであるみたいです)
8/29追記:
SDカードスロットについて、はじめのころはただ差し込むだけでPC側にSDカードが認識されており、一度押し込んでロックというものではないタイプだと思っていましたが、何度か使用していたところ突然、一度差し込んでロックされるようになり、一般的なタイプだということがわかりました。長期間使用されずに機構が錆びたりして固まっていたりしていたのでしょうか。よく分かりませんが、前に書いていたように使い勝手が悪いわけではなく良かったです。
さて、使用を始めてから3週間以上たちました。気になることといえばやはり発熱ですね。本体裏側にファンの吸気口があるのですが、本体と机の間に十分なスペースがなく、吸気および排熱の能力が落ちている気がします。私は無理やり隙間を作って使用していますか、そのようにするとecoモードやバッテリー節約機能をオンにしたうえで、ファンはうるさく回転することなく静かに作業に集中できます。
ファンがうるさく回転したとしても、よっぽどの処理(グラフィック的な描画をさせるような処理)ではない限り、動作が遅くなったりはしないので、繰り返しとなりますが、文書作成やブラウジング程度なら、スペックが十分な、破格を思わせるおすすめのPCだと思います。
ブランド | 東芝(TOSHIBA) |
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シリーズ | RX3 |
梱包サイズ | 40.4 x 28.7 x 9 cm; 500 g |
電池 | 1 リチウムイオン 電池 |
メーカーにより製造中止になりました | いいえ |
フォームファクタ | ラップトップ |
スタンディングスクリーンディスプレイサイズ | 13 インチ |
CPUブランド | Intel |
RAM容量 | 4 GB |
ハードディスク種類 | SSD |
通信形式 | Wi-Fi |
OS | Windows 10 |
同梱バッテリー | いいえ |
リチウム電池 | 13 ワット時 |
リチウム電池パック | 電池内蔵 |
リチウム電池重量 | 1.56 グラム |
リチウムイオン電池数 | 6 |
商品の重量 | 500 g |