私のオールタイムベストの1つです。
大好きな映画です。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
5時から7時までのクレオ [Blu-ray]
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥4,273","priceAmount":4273.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"4,273","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"4y2q7pDAYctI4zDPho%2BE%2FvyhihdcUrFe9myWvAcirMv5nQQ7IalFlI2EXQoVXPRtFJ281EnjxBMAEhvyl%2BgVCAvXrBGoie4P%2Fe60AGbwVGfq03XG0EJOQ3ikVeX4CYyxUD%2Bc%2BRH4BvI%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | Blu-ray, ワイドスクリーン, ブラック&ホワイト, 字幕付き, モノ |
コントリビュータ | ミシェル・ルグラン, エディ・コンスタンティーヌ, ジャン=クロード・ブリアリ, ダニエル・ドロルム, サミー・フレイ, アントワーヌ・ブルセイエ, アンナ・カリーナ, セルジュ・コルベール, アニエス・ヴァルダ, コリンヌ・マルシャン 表示を増やす |
言語 | フランス語 |
稼働時間 | 1 時間 26 分 |
よく一緒に購入されている商品
![5時から7時までのクレオ [Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/8162RE1y8sL._AC_UL116_SR116,116_.jpg)
対象商品: 5時から7時までのクレオ [Blu-ray]
¥4,273¥4,273
最短で3月30日 土曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥3,424¥3,424
最短で3月30日 土曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
「ヌーヴェル・ヴァーグ左岸派」の代表的な女性監督アニエス・ヴァルダの初期傑作。
音楽はミシェル・ルグランがスコアを提供! 出演もしており、演奏する姿が見られる。そして、ジャン=リュック・ゴダールやアンナ・カリーナがカメオ出演!
ヌーヴェル・ヴァーグらしいみずみずしさに溢れた名作、初ブルーレイ化!
【内容】
シャンソン歌手のクレオは、自らの癌の疑いに怯えていた。診断結果を待つ間、パリの街中をあてどなく彷徨う。7時には医師と会う約束をしている。クレオは友人や見知らぬ人と出逢い、死について考えを巡らせる…。
【作品情報】
監督:アニエス・ヴァルダ
脚本:アニエス・ヴァルダ
撮影:ジャン・ラビエ
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:コリンヌ・マルシャン、アントワーヌ・ブルセイエ、アンナ・カリーナ、ジャン=クロード・ブリアリ、エディ・コンスタンティーヌ、サミー・フレイ、ミシェル・ルグラン、ダニエル・ドロルム、セルジュ・コルベール
【スペック】
製作国:フランス/イタリア、86分(予定)、モノクロ、日本語字幕、フランス語音声、製作年:1961年
16:9 ビスタ
【特典】特典映像(予定) 封入解説リーフレット
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : フランス語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 200 g
- EAN : 4933672247021
- 監督 : アニエス・ヴァルダ
- メディア形式 : Blu-ray, ワイドスクリーン, ブラック&ホワイト, 字幕付き, モノ
- 時間 : 1 時間 26 分
- 発売日 : 2016/5/27
- 出演 : コリンヌ・マルシャン, アントワーヌ・ブルセイエ, アンナ・カリーナ, ジャン=クロード・ブリアリ, エディ・コンスタンティーヌ
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : IVC,Ltd.(VC)(D)
- ASIN : B01CFZZUY8
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 66,515位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 6,003位ブルーレイ 外国映画
- - 6,140位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー

5 星
昭和のボクたちは、これを低画質で観るのに「税込3990円のVHSビデオ」を買うしかなかった
【※本レヴューは商品の新品売価が \899だった時点で記したものです】いや、この値段は(間違いなく)安すぎ!でしょう。いわゆる「激安」、叩き売り状態です。添付画像の通り、自分はVHS媒体でスタンダード画質(ぶっちゃけ、低画質)版を書店で(=すなわち値引きゼロの定価販売:3990円で)購入。大事に蒐蔵してきました。が今回、「クッキリはっきり見えすぎるまでの」HD画質へリマスタリングされたってのに、「どんだけ」安いんですか??? この破格ぶり、信じられません。画質の目くるめき改善ぶりは映画冒頭、占いのマダムが机上にタロットカードを並べ始める時点で「厳然として」明らか。明瞭にしてクリア、輪郭もシャープに映りすぎてます。これだけ贅沢な"絶品画質"に、千円の代金すら支払わないなんて、とても罰当たりな想いがします。もっとも、本当に映画の公開された1961年時点、当時の映画館のスクリーンで観られたであろう本作は、このDVD品質よりは(解像度の劣悪な)VHS品質に近かったろう、とも信ずるワケで。それゆえ「ただクリア画質に洗って観るだけが、20世紀映像作品を味わう愉しみの肝(きも)じゃ ないんだよ!」と、今どきの若者らに諭してあげたい自分も健在。本当に「ヌーヴェル・ヴァーグ道」を究めたいのなら、デジタル細工によるリマスタ前のVHS、同リマスタ後のDVD、両バージョンともに(つまりは再生機器たるVHSデッキも含め)所有すべきなのでしょう。ことアート界においても、過去の開拓者に対するリスペクトとは一面、そういう謙虚な姿勢にこそ示されるモノです。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニエス・ヴァルダと言ったら、まずは「幸福」である。
でも、処女作である「5時から7時までのクレオ」も中々にムードある作品だと久しぶりに再見して思った。
映画の上映時間の流れと同じ流れで主人公の2時間のドラマが展開する。この映画を観たのは30年以上前のことだが、なるほど学生映画ではありがちな設定と思いながら、この試みは商業用映画では殆どお目にかかった事はないなと感じたのを覚えている。
映画は自分が癌なのではないかと疑っている新人歌手のクリオが主治医に検査の結果を聞きに行く前の2時間の行動と心の動きを描いている。
冒頭のパート・カラー部分の占い師が出すタロットカードの絵柄がどれも毒々しくクレオのみならず観る者も彼女の行く末を感じずにはいられないが、映画は過度に感情に流れることなく、彼女が結果を聞くまでの彼女が出会った恋人、レッスン教師、友人、声を掛けた男性との会話の数々を追い、さらにその2時間の間に彼女が目にし体験した街並みの風景やカフェでの出来事を目撃し続けることで彼女の心の揺らめきを感じ取る。
ある意味記録映画のような感覚なのだが、もし自分が同じ立場であったらと想像を思い巡らすことで物の見方も違ってくるし新たな発見がある。
淡々とした描写の中にも女性らしい繊細さに溢れた作品でもある。
正直、初見時は、彼女は人生の大きな分岐点になるような状況下で短い時間に様々な行動に移しすぎと思っていたが、今、観ると、まるで気にならない。
平穏ではなく不安に駆られる時だからこそ、人間は人々との繋がりや関わり合い、物事を観る目を潜在的に見つめ直そうとするものだろうから。
コリンヌ・マルシャンはジャック・ドミーの「ローラ」で踊り子の役を演じてヴァルダの目に止まったようだが、モノクロのパリの街並みによく似合って可憐。特にウイッグを取り黒のドレスにサングラスで決めた姿は目を見張るほどで、晴れない彼女の心とは裏腹に賑やかで心弾むパリの街並みも一層魅力的に映る。
ヌーベルヴァーグ左岸派ヴァルダの長編劇映画処女作、低予算ゆえ撮影はパリ市街のみ、衣装や小道具も極力減らす為に主人公の僅か2時間を切り取る筋立てにしたとの事だが、それを見事に逆手にとった感覚、今観ても古さを感じないし洒落ている。
クレオにレッスンをつける作曲家に若き日のミシェル・ルグラン。
4年前だったか、ブルーノートでルグランのライヴを最前列で聴いたが、今、自分は“歴史”を体感していると感じたものだ。
でも、処女作である「5時から7時までのクレオ」も中々にムードある作品だと久しぶりに再見して思った。
映画の上映時間の流れと同じ流れで主人公の2時間のドラマが展開する。この映画を観たのは30年以上前のことだが、なるほど学生映画ではありがちな設定と思いながら、この試みは商業用映画では殆どお目にかかった事はないなと感じたのを覚えている。
映画は自分が癌なのではないかと疑っている新人歌手のクリオが主治医に検査の結果を聞きに行く前の2時間の行動と心の動きを描いている。
冒頭のパート・カラー部分の占い師が出すタロットカードの絵柄がどれも毒々しくクレオのみならず観る者も彼女の行く末を感じずにはいられないが、映画は過度に感情に流れることなく、彼女が結果を聞くまでの彼女が出会った恋人、レッスン教師、友人、声を掛けた男性との会話の数々を追い、さらにその2時間の間に彼女が目にし体験した街並みの風景やカフェでの出来事を目撃し続けることで彼女の心の揺らめきを感じ取る。
ある意味記録映画のような感覚なのだが、もし自分が同じ立場であったらと想像を思い巡らすことで物の見方も違ってくるし新たな発見がある。
淡々とした描写の中にも女性らしい繊細さに溢れた作品でもある。
正直、初見時は、彼女は人生の大きな分岐点になるような状況下で短い時間に様々な行動に移しすぎと思っていたが、今、観ると、まるで気にならない。
平穏ではなく不安に駆られる時だからこそ、人間は人々との繋がりや関わり合い、物事を観る目を潜在的に見つめ直そうとするものだろうから。
コリンヌ・マルシャンはジャック・ドミーの「ローラ」で踊り子の役を演じてヴァルダの目に止まったようだが、モノクロのパリの街並みによく似合って可憐。特にウイッグを取り黒のドレスにサングラスで決めた姿は目を見張るほどで、晴れない彼女の心とは裏腹に賑やかで心弾むパリの街並みも一層魅力的に映る。
ヌーベルヴァーグ左岸派ヴァルダの長編劇映画処女作、低予算ゆえ撮影はパリ市街のみ、衣装や小道具も極力減らす為に主人公の僅か2時間を切り取る筋立てにしたとの事だが、それを見事に逆手にとった感覚、今観ても古さを感じないし洒落ている。
クレオにレッスンをつける作曲家に若き日のミシェル・ルグラン。
4年前だったか、ブルーノートでルグランのライヴを最前列で聴いたが、今、自分は“歴史”を体感していると感じたものだ。
2019年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【※本レヴューは商品の新品売価が \899だった時点で記したものです】
いや、この値段は(間違いなく)安すぎ!でしょう。いわゆる「激安」、叩き売り状態です。
添付画像の通り、自分はVHS媒体でスタンダード画質(ぶっちゃけ、低画質)版を書店で(=すなわち値引きゼロの定価販売:3990円で)購入。大事に蒐蔵してきました。が今回、「クッキリはっきり見えすぎるまでの」HD画質へリマスタリングされたってのに、「どんだけ」安いんですか??? この破格ぶり、信じられません。
画質の目くるめき改善ぶりは映画冒頭、占いのマダムが机上にタロットカードを並べ始める時点で「厳然として」明らか。明瞭にしてクリア、輪郭もシャープに映りすぎてます。
これだけ贅沢な"絶品画質"に、千円の代金すら支払わないなんて、とても罰当たりな想いがします。もっとも、本当に映画の公開された1961年時点、当時の映画館のスクリーンで観られたであろう本作は、このDVD品質よりは(解像度の劣悪な)VHS品質に近かったろう、とも信ずるワケで。
それゆえ「ただクリア画質に洗って観るだけが、20世紀映像作品を味わう愉しみの肝(きも)じゃ ないんだよ!」と、今どきの若者らに諭してあげたい自分も健在。本当に「ヌーヴェル・ヴァーグ道」を究めたいのなら、デジタル細工によるリマスタ前のVHS、同リマスタ後のDVD、両バージョンともに(つまりは再生機器たるVHSデッキも含め)所有すべきなのでしょう。ことアート界においても、過去の開拓者に対するリスペクトとは一面、そういう謙虚な姿勢にこそ示されるモノです。
いや、この値段は(間違いなく)安すぎ!でしょう。いわゆる「激安」、叩き売り状態です。
添付画像の通り、自分はVHS媒体でスタンダード画質(ぶっちゃけ、低画質)版を書店で(=すなわち値引きゼロの定価販売:3990円で)購入。大事に蒐蔵してきました。が今回、「クッキリはっきり見えすぎるまでの」HD画質へリマスタリングされたってのに、「どんだけ」安いんですか??? この破格ぶり、信じられません。
画質の目くるめき改善ぶりは映画冒頭、占いのマダムが机上にタロットカードを並べ始める時点で「厳然として」明らか。明瞭にしてクリア、輪郭もシャープに映りすぎてます。
これだけ贅沢な"絶品画質"に、千円の代金すら支払わないなんて、とても罰当たりな想いがします。もっとも、本当に映画の公開された1961年時点、当時の映画館のスクリーンで観られたであろう本作は、このDVD品質よりは(解像度の劣悪な)VHS品質に近かったろう、とも信ずるワケで。
それゆえ「ただクリア画質に洗って観るだけが、20世紀映像作品を味わう愉しみの肝(きも)じゃ ないんだよ!」と、今どきの若者らに諭してあげたい自分も健在。本当に「ヌーヴェル・ヴァーグ道」を究めたいのなら、デジタル細工によるリマスタ前のVHS、同リマスタ後のDVD、両バージョンともに(つまりは再生機器たるVHSデッキも含め)所有すべきなのでしょう。ことアート界においても、過去の開拓者に対するリスペクトとは一面、そういう謙虚な姿勢にこそ示されるモノです。

【※本レヴューは商品の新品売価が \899だった時点で記したものです】
いや、この値段は(間違いなく)安すぎ!でしょう。いわゆる「激安」、叩き売り状態です。
添付画像の通り、自分はVHS媒体でスタンダード画質(ぶっちゃけ、低画質)版を書店で(=すなわち値引きゼロの定価販売:3990円で)購入。大事に蒐蔵してきました。が今回、「クッキリはっきり見えすぎるまでの」HD画質へリマスタリングされたってのに、「どんだけ」安いんですか??? この破格ぶり、信じられません。
画質の目くるめき改善ぶりは映画冒頭、占いのマダムが机上にタロットカードを並べ始める時点で「厳然として」明らか。明瞭にしてクリア、輪郭もシャープに映りすぎてます。
これだけ贅沢な"絶品画質"に、千円の代金すら支払わないなんて、とても罰当たりな想いがします。もっとも、本当に映画の公開された1961年時点、当時の映画館のスクリーンで観られたであろう本作は、このDVD品質よりは(解像度の劣悪な)VHS品質に近かったろう、とも信ずるワケで。
それゆえ「ただクリア画質に洗って観るだけが、20世紀映像作品を味わう愉しみの肝(きも)じゃ ないんだよ!」と、今どきの若者らに諭してあげたい自分も健在。本当に「ヌーヴェル・ヴァーグ道」を究めたいのなら、デジタル細工によるリマスタ前のVHS、同リマスタ後のDVD、両バージョンともに(つまりは再生機器たるVHSデッキも含め)所有すべきなのでしょう。ことアート界においても、過去の開拓者に対するリスペクトとは一面、そういう謙虚な姿勢にこそ示されるモノです。
いや、この値段は(間違いなく)安すぎ!でしょう。いわゆる「激安」、叩き売り状態です。
添付画像の通り、自分はVHS媒体でスタンダード画質(ぶっちゃけ、低画質)版を書店で(=すなわち値引きゼロの定価販売:3990円で)購入。大事に蒐蔵してきました。が今回、「クッキリはっきり見えすぎるまでの」HD画質へリマスタリングされたってのに、「どんだけ」安いんですか??? この破格ぶり、信じられません。
画質の目くるめき改善ぶりは映画冒頭、占いのマダムが机上にタロットカードを並べ始める時点で「厳然として」明らか。明瞭にしてクリア、輪郭もシャープに映りすぎてます。
これだけ贅沢な"絶品画質"に、千円の代金すら支払わないなんて、とても罰当たりな想いがします。もっとも、本当に映画の公開された1961年時点、当時の映画館のスクリーンで観られたであろう本作は、このDVD品質よりは(解像度の劣悪な)VHS品質に近かったろう、とも信ずるワケで。
それゆえ「ただクリア画質に洗って観るだけが、20世紀映像作品を味わう愉しみの肝(きも)じゃ ないんだよ!」と、今どきの若者らに諭してあげたい自分も健在。本当に「ヌーヴェル・ヴァーグ道」を究めたいのなら、デジタル細工によるリマスタ前のVHS、同リマスタ後のDVD、両バージョンともに(つまりは再生機器たるVHSデッキも含め)所有すべきなのでしょう。ことアート界においても、過去の開拓者に対するリスペクトとは一面、そういう謙虚な姿勢にこそ示されるモノです。
このレビューの画像

2002年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
癌への疑念を持った主人公の、検査結果が出るまでの2時間をほぼリアルタイムで描いた作品。分刻みでいろいろなエピソードが主人公を中心に起こっていくのですが、慌ただしい感じではなく、どちらかと言えば退屈なストーリー展開でした。観ていて「早く検査結果の出る7時にならないかなあ(終わらないかな)」とイライラさせる位です。ただリアルタイムで描いていくという試みはある意味おもしろいアイデアだと思ったので星3つにしました。
2019年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白い映画だった。パリの様子がよく分かった。
2016年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品はフェミニストのアニエス・ヴァルダのヌーベル・ヴァーグ作品であり、映画のジェンダー史を語る中でも重要な作品の一つだ。
クレオは歌手で癌の精密検診を受けて7時にその結果を知ることになる女性歌手。
前半クレオは恋人が病気のことを察してくれないとか、作曲家のボブの演奏にノリに乗ると思ったら突然機嫌が悪くなったり、とにかく情緒不安定。人が自分をどう見てくれるかで心が揺れていて常に受け身。そんなクレオの精神状態をヴァルダ監督は鏡に映るクレオをところどころに挿入することで表すところが素晴らしい。
後半、受け身でいる自分がばかばかしくなり、人形のような可愛いいでたちを変えてお気に入りのおしゃれウィッグもはずし、黒のシンプルなワンピースで外に飛び出す。
それからのクレオは一気に変貌していく。街で自分の存在をそれとなく主張してみたり、友人を訪ねて病気のことを話してみたり、公園で兵士と語りあったりと能動的になっていく。そして、検査結果を能動的に受け入れようとしていく。そんな変化がたのもしくなっていく。
なんの癌(お腹としか)かは語られないが、女性特有の癌の可能性も大きく、そんなところからジェンダーを表現した作品に位置付けられているのだろう。しかし、深刻なテーマでありながらユーモアを交えた展開やミッシェル・ルグランの楽曲やパリの街をストーリーと同じ時間通りに映していく展開が魅力的であり、クレオの憂鬱、変化や成長を観る者が深刻にならず共有できる。そこがこの作品の大きな魅力だ。今は観ることができない1961年のパリの街なみも素晴らしい。
コリンヌ・マルシャンもクレオ役にバッチリあっている。クレオが唄うルグランの楽曲も最高だし、クレオが覗く無声映画も楽しい。カメラワークの妙もありまったく飽きずに最後まで楽しめる傑作だ。
BDとしても画質はまずまず。特典映像のヴァルダ監督のインタビューは短く普通だった。
クレオは歌手で癌の精密検診を受けて7時にその結果を知ることになる女性歌手。
前半クレオは恋人が病気のことを察してくれないとか、作曲家のボブの演奏にノリに乗ると思ったら突然機嫌が悪くなったり、とにかく情緒不安定。人が自分をどう見てくれるかで心が揺れていて常に受け身。そんなクレオの精神状態をヴァルダ監督は鏡に映るクレオをところどころに挿入することで表すところが素晴らしい。
後半、受け身でいる自分がばかばかしくなり、人形のような可愛いいでたちを変えてお気に入りのおしゃれウィッグもはずし、黒のシンプルなワンピースで外に飛び出す。
それからのクレオは一気に変貌していく。街で自分の存在をそれとなく主張してみたり、友人を訪ねて病気のことを話してみたり、公園で兵士と語りあったりと能動的になっていく。そして、検査結果を能動的に受け入れようとしていく。そんな変化がたのもしくなっていく。
なんの癌(お腹としか)かは語られないが、女性特有の癌の可能性も大きく、そんなところからジェンダーを表現した作品に位置付けられているのだろう。しかし、深刻なテーマでありながらユーモアを交えた展開やミッシェル・ルグランの楽曲やパリの街をストーリーと同じ時間通りに映していく展開が魅力的であり、クレオの憂鬱、変化や成長を観る者が深刻にならず共有できる。そこがこの作品の大きな魅力だ。今は観ることができない1961年のパリの街なみも素晴らしい。
コリンヌ・マルシャンもクレオ役にバッチリあっている。クレオが唄うルグランの楽曲も最高だし、クレオが覗く無声映画も楽しい。カメラワークの妙もありまったく飽きずに最後まで楽しめる傑作だ。
BDとしても画質はまずまず。特典映像のヴァルダ監督のインタビューは短く普通だった。
2020年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニエス・ヴァルダ監督の作品は観たことがなく、この作品の情報は、ジャン=リュック・ゴダールの作品紹介でしか知らず。劇中内映画として登場する白塗りカンカン帽のゴダールの映画が本作だとずっと思っていた。物語は売れっ子ポップ歌手の主人公が、癌の検査結果について悩んでるのに、彼女の周囲の連中は、それは気のせいくらいにしか取り合ってくれず真面目に相談にも乗ってくれないことから、外に出てパリの街をさまようといった内容で、アルジェリア戦争とフランスの関係が色濃く反映された内容の作品だった。
2010年11月29日に日本でレビュー済み
噛めば噛むほど味が出る作品です。
若かりし頃のミッシェル・ルグランがピアノを即興演奏するシーンが楽しい。
ゴダールなどの有名人を探すのが楽しい。
フランスの町並み、往来を行く人の飾らない横顔が楽しい。
若かりし頃のミッシェル・ルグランがピアノを即興演奏するシーンが楽しい。
ゴダールなどの有名人を探すのが楽しい。
フランスの町並み、往来を行く人の飾らない横顔が楽しい。