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明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法 (講談社現代新書) 新書 – 2015/5/20
購入オプションとあわせ買い
「最近なんだか伝わっている手応えも実感もない」
「以前はもっと反応があったけど、近ごろそれもなく、やり甲斐がない」
「広告もコンテンツも効いてる気がしない」
「苦労してバズらせても、一瞬火がつくもののすぐ忘れ去られてしまう」
「SNSが重要かと思ってがんばってるけど、効果が感じられない」
……そうお嘆きのあなたに。
あなたがどうしても伝えたいその「情報」は、どうすれば相手に伝わるのか。
広告、宣伝、広報、販促、営業、メディア……
「伝える」仕事に携わる、全ての方への処方箋――。
----------
◆「情報“砂の一粒”時代」というおっそろしい情報環境◆
ある調査によると、2010年の1年間に、
世界には約1ゼタバイトの情報が流れたという。
ゼタバイトという単位、ボクは初めて知ったのだが、
これ、調べてみて驚いた。
1ゼタバイトは「世界中の砂浜の砂の数」なのだそうである。
具体的にイメージしてみてほしい。
たとえば日本を代表する砂浜のひとつである九十九里浜のすべての砂の数。
あれですら「無限」に近いと思いませんか?
でも、世界規模で見たら小さな日本にある小さな砂浜なのだ。
対象は世界中の砂浜だ。
世界中の砂浜の砂の数と同じ量の情報が、流れたというのである。
この現実から目を背けてはいけない。
送り手側は「いいものを作れば伝わるんじゃないかな?」とか、
甘い希望を持ちがちだ。
でもそれはほぼ幻想なのだ。
「もう絶対に伝わらない」という圧倒的絶望から始めないといけないとボクは思う。
とはいえ、そんな絶望の中でも「伝わる方法」はある。
ボクが思うに、「ひとつ」ある。
無限の砂嵐の中で、自分が伝えたい砂粒を相手に届ける方法が
少なくともひとつはあると思っている。
そしてそれは何か冷たい触感がするテクノロジー的なものではなくて、
とてもアナログで人間的で喜びに満ちたやり方だ。
情報“砂一時代”、ファンベース、オーガニックリーチ……。
圧倒的にわかりやすい、伝える仕事「虎の巻」!
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2015/5/20
- 寸法10.8 x 1.4 x 17.4 cm
- ISBN-104062883023
- ISBN-13978-4062883023
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商品の説明
著者について
さとう・なおゆき 1961年東京都生まれ。株式会社電通にてCMプランナーやウェブプランナー、コミュニケーション・デザイナーなどを経て、2011年に独立。現在はコミュニケーション・ディレクター(株式会社ツナグ代表)。1995年より個人サイト「www.さとなお.com」(http://www.satonao.com/)を運営。『明日の広告』『明日のコミュニケーション』(ともにアスキー新書)など著書多数。
著者について

1961年東京生まれ。コピーライター、CMプランナーを長くやったあと、ウェブ・プランナーを経て、現在コミュニケーション・デザインを主たる領域とするクリエィティブ・ディレクター。
本業での受賞は、JIAAグランプリ、新聞広告賞グランプリ、広告電通賞金賞、カンヌ国際広告祭銅賞、ACC賞など。代表作は「スラムダンク1億冊感謝キャンペーン」「星野仙一優勝感謝新聞広告」「NECショートフィルム『it』」など。
本業関係の著書としては「明日の広告」(アスキー新書)がある(ただいま10刷)。
また、「さとなお」のペンネームで「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「ジバラン」(日経BP社)などを書いている。
1995年より個人サイト「www.さとなお.com」(http://www.satonao.com/)を運営。もう終了したが「ジバラン」という一般人評価サイトの先駆けも主宰した。サイトに載せた文章を中心に食や旅関係の本を書いている。
YOSAKOIソーラン祭りファイナル審査員。花火師免許所持。
ツイッターは「satonao310」。フェイスブックは「satonao」。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
それは世の中の情報量が圧倒的に増えているから
こちらの伝えたい情報は、消費者にとって(例えではなく事実として)砂漠の砂一粒程度と認識される
なので既存のファンを大事にし、より口コミから顧客を獲得する「ファンベース」が重要となった
・ファンベース最大のメリットは「オーガニックな言葉」
現代で最も信頼される広告は、(同じような属性を持つ)友人からの口コミ」である
ファンベースは熱心なファン同士の会話が外部にも伝わり、興味をそそる
社員大切にする、ファンを特別扱いする、ファンと共に商品を作る等が、オーガニックな言葉を引き出す
・消費者に刺さる言葉とは
それはより踏み込んだ、共感を誘う言葉である。
周りには言えないが「私にも経験がある!」「よく言ってくれた!」という意見がファンの熱狂を巻き起こす
逆に「いじめはやめましょう」「お年寄りは大切にしましょう」といった一般論は誰にも相手されない
同じ著書の後続本を読み、ルーツに触れたくて読了しました。
対象とする生活者が普段どのように情報と接点を得ているか、という点を何より大切にし、その情報の取得方法に合わせて伝達の仕方を変える、という趣旨。
相手に合わせたコミュニケーションはとても大切で本質的だと思う一方、教育会社の我が社としては、相手のレベルを上げる関わりが求められるところもあり、どちらに寄るかを改めて考えさせられた。
マスベースとはインターネット以前の「情報に価値があった時代」のマーケティング、ファンベースとはインターネット以降の「情報洪水にさらされている時代」のマーケティングの手法と言い換えてもいいだろう。面白いなと思ったのは、本書ではそのような単純な時間軸で区切るのではなく、同じ時代にもマスベースでしかリーチできない人たちと、ファンベースでしかリーチできない人が混在しており、実は古いと思われるマスベースでしかリーチできない人たちが案外に多いということを数字をもって示してくれているところである。
佐藤氏によれば、2014年時点で、国民の半分ぐらいはネットを日常的には利用していないらしい。
自分たちは何を売っているのか、その商品・サービスのお客さんは誰なのか、そのお客さんにリーチするための手段は何なのか、というマーケティングの基本ともいうべきものを改めて考えさせてくれる、特にマーケティングに関わる人にとっては一読の価値のある良書だと思う。
今でも月に7500万人が月に一度もネット検索をしないというのは、大変驚き。
やはり自分の感覚で売れるか売れないかということを考えてはいけないということ。自分がどれだけ狭い常識の中で生きているのかを感じた。
ネットに触れて毎日検索するのが当たり前だと思っている方におすすめ。
「明日の〜シリーズ」第三弾である。
*
SNSなどの情報量が爆発的に増加し、コミュニケーションの難しさが飛躍的に高まっている今。
とくに、「世の中ごと」と「自分ごと」の間に「仲間ごと」が増え、
それがフィルターとなり、従来のマス広告が効かないという指摘には実感も含めうなずくばかりだ。
その一方で「日本人の約半数がネットを使用しない」
という事実をデータを用いながら紹介しており、これには心底驚いた。
そんな人たちが、そんなにいるんだ!という素直に思った。
自分がいかに自分と似た趣味趣向の人間に囲まれたているかが分かる。
*
ソーシャルメディアを駆使する層と、全くネットに触れない層。
そんな二極化する中、この層を切り分けてコミュニケーションプランを立案することを著者は説く。
特にSNSなどを駆使する層には、「ファンベース」というアプローチを提唱。
対象商品のファンを基軸にしたコミュニケーションでしか、もはや打つ手はないと。
いかに、ファンのポジティブで自然な言葉を生みだすか?
がコミュニケーションプランの肝であり、
それを丁寧に丁寧に組み立てる他ないという主張は全くその通りだろう。
聞き飽きた感もある「面白コンテンツでバズを起こす」というアプローチも
認知までは獲得できるが共感を得る事が難しく、
結局態度変容を起こす事ができないのではないかとという疑問にも深くうなずいた。
単なるインフルエンサーにアプローチしても、もはや効果は薄い。
*
やさしい口調とチャートにマトリクス、本書はとても分かりやすく仕上がっている。
著者の狙い通り、この本を読めばどんなお題にも70点は取れるようになるかもしれない。
あえて苦言を呈すると、ファンベースの効果をどうやって図るのか?が分からなかった。
それと、「丁寧なコミュニケーション=作業工程の増加」である。
著者も言うように大変である。手間暇をふくめそのコストは誰が負担するのか。
その大変さをクライアントから評価しもらい、対価を頂けるようになるのか。
(マスベースはコミュッションで、ファンベースはフィー?)
このあたりを、個人的にはもっと知りたかった。
*
広告会社事業会社のマーケティング部など「伝える仕事」に携わる若手ビジネスマンに向けて書かれたように思える本書。
「コミュニケーションの仕事は本来楽しいものだよ」そんなメッセージが根底に流れており、プランナーへのエールにもなっている。
元気でますよ。
逆にインターネットの普及をはじめ、コミュニケーションや広告の仕方に「いかに柔軟に対応していくのか」を常に考えさせられる。
本書では、「砂一時代」の前後で広報戦略が全く変わっている(ネタばらしにならない程度に「マス」と「個人(ファン)」のどちらを対象にするか)ことについて言及されているが、個人的には結果として受け手がいかに「笑顔」になるかは普遍的なものではないかと感じた。そのための手法が多様化しているということではないかと。
ただ、個人の普段のプレゼンや広報戦略、ひいては人間関係の良質的な作り方として、常に「相手はどう思うだろう」という自分とは違う価値観を自覚し、だからこそ「共感」が得られた時の「喜び」は何にも変えられれないものだと思います。関心あれば是非読んでみてください。
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