このシリーズを読んだことがきっかけでセーリングに興味をもって大人になってセーリングにハマったと言う人は多いと思う。自分もその一人だ。
湖水地方に艇庫のついた別荘を持つイギリスの比較的裕福な階級と思われる子供達の冒険譚には翳りがなくひたすら楽しい。背景になる社会環境からくるバックグラウンドや生活感さえほとんど感じられないが、それだけにセーリングを軸にして冒険する少年少女に憧憬を感じたものだ。
人種問題、家族の問題をサブテーマにするトム・ソーヤやハックルベリィ・フィンの物語のように「学校推薦」の児童文学にならなかった故に、日本においての読者(児童の読者)は多くないと推察されるのが残念だ。

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ツバメ号とアマゾン号 (アーサー・ランサム全集 1) 単行本 – 1967/6/19
- 本の長さ487ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1967/6/19
- ISBN-10400115031X
- ISBN-13978-4001150315
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1967/6/19)
- 発売日 : 1967/6/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 487ページ
- ISBN-10 : 400115031X
- ISBN-13 : 978-4001150315
- Amazon 売れ筋ランキング: - 469,810位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,250位英米文学
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学校4年生から中学3年生まで、又従弟たちとY社の15フィートのヨットに乗って遊んでいたとき、「亀石」という岩壁の近くに秘密基地を作っていました。横穴住居を作ったり、木々にロープを渡して滑車で移動したり。ゲーム機で遊んでいる子供たちに、この楽しさは分からないかな。
2018年5月22日に日本でレビュー済み
中学生の頃、このシリーズにはまり、むさぼるように読んだ。大人になって読み返しても色あせる事は無かった。思えばこの本は私の人生に大きな影響を与えた。ディンギーを買ったのもこの本の影響だ。湖の近くに別荘を建てたのもこの本に影響されたからだ。帆船用語を覚えたのはこの本からだ。孫の誕生日に、プレゼントするつもりだ。彼は気に入ってくれるだろうか…
2019年1月6日に日本でレビュー済み
年末休みに書店めぐりをしていたら普段見ないヨット雑誌KAZIにツバメ号とアマゾン号の記事が!!!
印象はあっても内容を忘れていたのでアマゾンで中古を購入、振り仮名の山に児童書だったんだなー!の感慨に浸りながら45年ぶりに眺めています、
新訳の新書もあるようですが懐かしさに古いヨット表紙の古書の方を購入!船にもレジャーにも縁の無い45年を過ごしてしまいましたが、一昨年パッケージツアーでウインダミアに行ってきました、
が!!!KAZIの解説にはウインダミアではなく隣のコニストン湖が舞台!!!
ウインダミアには立派なヨットの群れといっぱいの土産物屋がいくつもありましたが、ちょっと残念でした!
追記! 45年ぶりに読んで、自分たちの母を女の土人、農場のジャクソンさんを土人、当時まったく気にせず読んでいましたが、非常に気に障りました、
念のために新訳を読んでみましたらそこの所は(原住民)に直されていました!
旧版が無くなったのはこのあたりかも?
印象はあっても内容を忘れていたのでアマゾンで中古を購入、振り仮名の山に児童書だったんだなー!の感慨に浸りながら45年ぶりに眺めています、
新訳の新書もあるようですが懐かしさに古いヨット表紙の古書の方を購入!船にもレジャーにも縁の無い45年を過ごしてしまいましたが、一昨年パッケージツアーでウインダミアに行ってきました、
が!!!KAZIの解説にはウインダミアではなく隣のコニストン湖が舞台!!!
ウインダミアには立派なヨットの群れといっぱいの土産物屋がいくつもありましたが、ちょっと残念でした!
追記! 45年ぶりに読んで、自分たちの母を女の土人、農場のジャクソンさんを土人、当時まったく気にせず読んでいましたが、非常に気に障りました、
念のために新訳を読んでみましたらそこの所は(原住民)に直されていました!
旧版が無くなったのはこのあたりかも?
2005年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私がこの本を読んだのは小学校の高学年だったろうか…冒険の本。ドキドキの連続だった。英国の小さな湖での夏休み。日本の小学校にいて夏休みはせいぜい伊豆の海にいって海水浴なるものを満喫していた小学生にとって、自分で帆船を操舵して遊ぶなど絵空事であった。自由と未知への憧れ。これは、そんな少年少女の夢をかなえてくれる魔法の本だった。後年、仕事の関係で英国の湖沼地帯を訪れたときには、久しぶりに仲間に会えたような、初めて来た場所には思えなかったのを記憶している。大人から子供までいつまでも冒険心を忘れない人々に是非読んで欲しい。そして、ここに出てくる少年少女達のように生き生きと物事を解決していきたい。そんな気にさせる本。
2009年5月8日に日本でレビュー済み
私は自分で子供に読ませたい本のリストを作っていますが、そのトップに来る本です。子供の時は、ただただ面白くて夢中で読みましたが、大人になって英文で読んで、この本が自分の人生観や世界観にいかに大きな影響を与えていたかに気がつきました。子供を信頼し最低限のルールを与えてキャンプに行かせる親と、与えられた自由を謳歌し、いろいろな冒険をしながら成長していく子供達、そこには、このシリーズが書かれた19世紀末から20世紀初頭の成熟したイギリス社会の心の豊かさや大らかさが反映されているのでしょう。読んでいて、こちらの心も豊かになるように感じます。また、日本語訳の素晴らしさもこのシリーズの特筆すべき点だと思います。訳しにくい場面や状況をよくもこれだけ忠実に伝える訳ができたものだ、とつくづく感心します。
一昨年、この物語の舞台になったイギリスの湖水地方を旅行しました。頭の中にモノクロで記憶されてた物語の場面に色が付き、湖に流れる小川の音や鳥の鳴き声が加わり、リアルな記憶に修正されたのですが、そこには、物語が書かれた100年前の姿が、ほぼそのまま残っているように思いました。
15年程前、同僚のイギリス人にこの本のことを聞いた時のことが忘れられません。「日本でも読まれているとは驚いた。私は、これまでいろいろな国に住んできたけど、このシリーズだけは常に持ち歩いてるんだよ。」私も昔から、無人島に持って行く一冊は、この本と決めています。
一昨年、この物語の舞台になったイギリスの湖水地方を旅行しました。頭の中にモノクロで記憶されてた物語の場面に色が付き、湖に流れる小川の音や鳥の鳴き声が加わり、リアルな記憶に修正されたのですが、そこには、物語が書かれた100年前の姿が、ほぼそのまま残っているように思いました。
15年程前、同僚のイギリス人にこの本のことを聞いた時のことが忘れられません。「日本でも読まれているとは驚いた。私は、これまでいろいろな国に住んできたけど、このシリーズだけは常に持ち歩いてるんだよ。」私も昔から、無人島に持って行く一冊は、この本と決めています。
2009年2月15日に日本でレビュー済み
海、森、そして知らない世界への追求や警戒、そして張り詰めた緊張。これが冒険の基本。40歳すぎた叔父さんたち、児童書と小ばかにしないで読んでみましょうよ。わくわくしたり、スカッとしたり、羨ましい気持ちが残っていたら、まだまだ老け込んでいる場合ではないですよ。また、少年、青年たち、インドアにコモってPCばっかりしていないで、アウトドアで思いっ切りオープンになったら。私はこれを読んでから、海にハマってしまって、いまだにヨットで海賊ゴッコをして周りからヒンシュクを買ってます。
2005年6月7日に日本でレビュー済み
まぎる、とうところから始まるこのシリーズの巻頭。耳なれないことばがでてくる。でも大丈夫。大人になってから読むと、やはり世界に入り込むまでにちょっと時間がかかり、とても良い評判を聞きながらも挫折してしまう人も多いと聞く。最初は耐えるのです、そうすると新しい世界が開けます。時代減りしない普遍的作品のひとつだと太鼓判をおします。
ちょっと奮発して全巻いっきに、買ったほうが注文する手間がはぶけると思います。だって、かならず次が読みたくなるから・・・
ちょっと奮発して全巻いっきに、買ったほうが注文する手間がはぶけると思います。だって、かならず次が読みたくなるから・・・