何故にこのふざけた表紙なんだろうか?複雑さを生きるも読みましたが、その流れを当然に組み込み濃い内容です。文体はやわらかく分かりやすいので、複雑さ・・・よりも読みやすく分かりやすい。安富さんの主張にとてもうなずけます。徐々にでいいので、日本全体にこの気ずきと考え方が広がるといいなと願います。
価格も一般的。強くオススメします。
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ジャパン・イズ・バック――安倍政権にみる近代日本「立場主義」の矛盾 単行本(ソフトカバー) – 2014/2/28
安冨歩
(著)
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「東大話法」でおなじみの安冨歩東大教授が、経済学・歴史学などの幅広い知見を駆使し、安倍政権を誕生させた日本社会と今後の行方を鋭く分析。目から鱗、読めば納得、胸にストンとおちる、いまだからこそ読みたい日本論。私たちが生き延びるための処方箋つき!
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社明石書店
- 発売日2014/2/28
- ISBN-104750339695
- ISBN-13978-4750339696
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対象商品: ジャパン・イズ・バック――安倍政権にみる近代日本「立場主義」の矛盾
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出版社より
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原発危機と「東大話法」——傍観者の論理・欺瞞の言語 | 幻影からの脱出——原発危機と東大話法を越えて | 親鸞ルネサンス——他力による自立 | 誰が星の王子さまを殺したのか——モラル・ハラスメントの罠 | 香港バリケード——若者はなぜ立ち上がったのか | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.3
123
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5つ星のうち4.7
28
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価格 | ¥1,760¥1,760 | ¥1,674¥1,674 | ¥1,778¥1,778 | ¥2,200¥2,200 | ¥1,760¥1,760 |
内容紹介 | 原発を推進してきたのも、原発事故を引き起こしたのも、欺瞞的な言葉を使ってきたからだ! この最悪の事態を好転させるためにはまず、事実を正確に言葉にすること。だが、あのような大事故のあとも相変わらず、欺瞞的な言葉を手放さない人たちがいる。欺瞞的言語体系の中心に位置する「東大話法」の分析と批判を通じて、日本社会の再生を願う現役東大教授、渾身の作。 | 原発危機により露呈した日本社会の本質的問題。それを覆い隠そうと体制側は必死に隠蔽工作を続けている。なぜ日本社会は問題を認識できないのか。サイバネティックス、論語、暗黙知など複雑系視点と歴史的視点からの分析をもとに、根源的問題に迫る圧倒的論考。 | 親鸞思想を通して、現代の学問、宗教、社会の抱える課題を明らかにし、人間とは何か、生きるとは何かを問う。迷妄の時代を、私たちはどう生きていけばよいのか。その手掛かりが見えてくる。 | 星の王子さまとバラとのこじれた恋愛関係に焦点をあて、ハラスメントの物語として読み直した、これまでにない視点の『星の王子さま』論。なぜ王子はバラの棘の話で怒りをあらわにしたのか、なぜキツネは王子に「飼いならして」と言ったのか。物語の謎が解き明かされる。 | 香港のトップを選ぶ「普通選挙」が実施されないことを知った若者たちが始めた抗議活動。市民も加わり、巨大な運動へと発展していった。だが、ある時期から市民の支持を失い79日間で幕を閉じた。雨傘革命とは何だったのか。社会・政治状況の分析と現地の人へのインタビューで多面的に考察し、今後の行方を展望する。 |
著者 | 安冨歩 著 | 安冨歩 著 | 安冨歩、本多雅人 、佐野明弘 著 | 安冨歩 著 | 遠藤誉 著 深尾葉子、安冨歩 共著 |
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検証 安倍談話——戦後七〇年 村山談話の歴史的意義 | 安保法制の正体——「この道」で日本は平和になるのか | よくわかる緊急事態条項Q&A——いる? いらない? 憲法9条改正よりあぶない!? | そろそろ「社会運動」の話をしよう【改訂新版】——自分ゴトとして考え、行動する。社会を変えるための実践論 | 戦争裁判と平和憲法——戦争をしない/させないために | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.0
3
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価格 | ¥1,760¥1,760 | ¥1,760¥1,760 | ¥1,216¥1,216 | ¥2,310¥2,310 | ¥2,750¥2,750 |
内容紹介 | 2015年8月14日に出された「安倍談話」は、高く評価された1995年の「村山談話」のキーワードのみ「継承」し、これらに反する歴史観に彩られている。本書は安倍談話を徹底検証し、安保法制とともに右傾化を強める安倍政権の問題点を指摘する。 | 2015年9月に強行採決された安保法案。2014~15年にわたる西日本新聞の長期連載「戦後70年 安全保障を考える」をベースにまとめた本書は、日本をとりまく安全保障の現状を徹底検証するとともに、これからの日本の行方を探る。 | 自民党改憲案に盛り込まれた緊急事態条項。非常事態の際に国家緊急権を発動し、すべての権力を内閣に集中させるというこの条項は立憲主義を崩壊させ、独裁政権を許すことになりかねない。国家緊急権とは何か、大災害に国家緊急権は必要なのかなど45のQに対して、災害や国家緊急権に詳しい弁護士が詳説。災害をダシにした憲法改正の動きに異議を唱える。 | 自分を取り巻く社会と自分との関わりをどのように理解し、どう能動的にかかわればよいのか。様々な問題に当事者として直面したときに、その解決に向けてどう行動すればよいのか。複数の教員が学生と共に作る実践講義を元にした書籍、大幅に改訂を加えた新版を刊行。 | 東京大空襲裁判弁護団副団長などを務める著者が、これまで闘ってきた戦争裁判の経験を踏まえ、新安保法制の成立を梃子に改憲へと突き進む政権の動きに抗して綴る論考。平和憲法を堅持するコスタリカの政策に学びつつ、戦争のない世界をめざし訴える。 |
著者 | 村山富市、山田朗、 藤田高景 編 村山首相談話を継承し発展させる会 企画 | 西日本新聞安保取材班 編 | 永井幸寿 著 | 田中優子、法政大学社会学部「社会を変えるための実践論」講座 編 | 児玉勇二 著 |
商品の説明
著者について
安冨 歩(やすとみ・あゆむ)
1963 年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、ロンドン大学政治経済学校(LSE)滞在研究員、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、東京大学東洋文化研究所准教授、2009 年より同教授。博士(経済学)。主な著書に、『原発危機と「東大話法」』『幻影からの脱出』『親鸞ルネサンス』〈共著〉(明石書店)、『もう「東大話法」にはだまされない』『学歴エリートは暴走する』(講談社α新書)、『生きる技法』『合理 的な神秘主義』(青灯社)、『今を生きる親鸞』(共著、樹心社)、『生きるための論語』(ちくま新書)、『超訳 論語』(ディスカバー21)、『経済学の船出』(NTT 出版)、『生きるための経済学』(NHK ブックス)、『複雑さを生きる』(岩波書店)、『「満洲国」の金融』『貨幣の複雑性』(創文社)ほか。
1963 年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、ロンドン大学政治経済学校(LSE)滞在研究員、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、東京大学東洋文化研究所准教授、2009 年より同教授。博士(経済学)。主な著書に、『原発危機と「東大話法」』『幻影からの脱出』『親鸞ルネサンス』〈共著〉(明石書店)、『もう「東大話法」にはだまされない』『学歴エリートは暴走する』(講談社α新書)、『生きる技法』『合理 的な神秘主義』(青灯社)、『今を生きる親鸞』(共著、樹心社)、『生きるための論語』(ちくま新書)、『超訳 論語』(ディスカバー21)、『経済学の船出』(NTT 出版)、『生きるための経済学』(NHK ブックス)、『複雑さを生きる』(岩波書店)、『「満洲国」の金融』『貨幣の複雑性』(創文社)ほか。
登録情報
- 出版社 : 明石書店 (2014/2/28)
- 発売日 : 2014/2/28
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 288ページ
- ISBN-10 : 4750339695
- ISBN-13 : 978-4750339696
- Amazon 売れ筋ランキング: - 392,779位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トレモロスのCMには確かに違和感があったなあ。
日本が乱暴な方向に行くパターンへの指摘は悪くないと思います。
表紙がまともならば、もう少しまともな人も手に取るのではないでしょうか。
日本が乱暴な方向に行くパターンへの指摘は悪くないと思います。
表紙がまともならば、もう少しまともな人も手に取るのではないでしょうか。
2022年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分かりやすい一方で歯ごたえのある番組、"一月万冊"。
本書は、一月万冊の内容を噛み砕く消化剤です。
本書は、一月万冊の内容を噛み砕く消化剤です。
2014年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「他人を批評するならば、表紙に軍服を着た人物を持ってくるべきではない」。…ふふ、レビューを見るに、さっそく表紙に反応したネトウヨ君が、中身も知らずしてパブロフ的な書き込みを行っている。おおかた旭日旗のデザインと「ジャパン・イズ・バック」のタイトルから、巷間流行りの愚かしい隣国蔑視型愛国本と勘違いし、内容の背馳に驚いて自失のあまりレビューを書き込んでしまったんだろう。そう勝手に決めつけさせていただこう。愚かさの代償だ。ま、何にせよ、進んで安倍の捨て駒たらんとするネトウヨの惨めな生。幾重にも嘆かわしいことではある。
この本、確かに書店によっては極右本のコーナーに置かれることもあるようだ。先に『永遠の0』が本屋大賞になったように、現今目利きのできない浅薄な書店員が増えているんだろう。
もっとも私とて外食中にこの本を繙くとき、そっと表紙の旭日を隠してしまいはしたが。
にしてもこの『ジャパン・イズ・バック』、「立場主義」の回復を謀る安倍の政略に無為に取り込まれてしまうネトウヨに対する救済の書でもあるのにな。偏見に囚われた人間にはつねに救いがない。
と、ネトウヨの茶々に引っかかってずいぶんピントのずれたことを書いてしまった。SNSじゃあるまいし、そんな与太を書いてる場合じゃないっ。
第二次安倍政権の抬頭以来、この国では日々狂態が眼前している。
安倍晋三など率直にいって教養もないマザコンで、人格もいびつ、打ちだすビジョンはことごとく時代錯誤のでっち上げである。いってみれば、先に挙げたネトウヨ程度の識見しか持ちあわせていない天ぷら宰相だ。さらには嘆かわしくも当の安倍自身、雌伏期にネトウヨに支えられたと公言するありさまなんである。しかも日本語は不如意、政治家の基本資質たる意思疎通の能力さえ欠く始末。なのにそんな日本史上最低最悪の宰相が、あろうことか日本国民の支持を得て独裁をほしいままにしている。晋三は大切な友人である隣国を侮蔑し、死の商人として原発を推進、戦争推進に淫している。そして安倍の狂気に感染したNHK以下のメディアもまた、隣人の罵倒と戦争協力に余念がない。
脚本家でさえあざといとの誹れりを受けそうな、そんな想像を絶する事態が現実に進行しているのが今の日本国だ。
この『ジャパン・イズ・バック』、そんな安倍とその眷属の孕む狂気を仮借なく腑分けし、ド腐れ安倍レジームに対する見事な反駁としてあるべき理想をも高だかと掲げる、まさに溜飲を下げ、快哉を叫びたくなる果実である。
「立場主義」という日本特有の病理がいかに人と社会とを蝕み、ついにはその畢竟の体現者としての安倍政権の抬頭によって、この国を滅びの瀬戸際に追いやろうとしている。この本は、そんな現状への警鐘の書だ。その考えはけっして思いつきではなく、各章が独立して先端的な論文を構成しうるほどのアイディアに満ちている。けれど筆者はそれを惜しげもなくコンセプトのかたちで開陳し、あくまでわかりやすく説いていく。それはつまり、魂の痩せ衰えつつあるこの国の人たちを救いたいとの安冨氏の真情の発露ゆえに他ならないだろう。
私もまた、安倍に対してたいへんな危機意識を抱いている一人だが、我が目前を覆うその巨大かつ漠然とした怪物のパーツが、章を追うごとに次つぎと結像していき、やがて安倍という化け物の正体がくっきりと白日の下に晒される。ここに無用の不安は、一陣の風の前の塵のように取り払われていく。そしてそのあとには、一枚の海図が残されている。
日本列島史に参加するすへての人間の責務として、安倍は倒さねばならない。
それだけではない。
いなむしろ、そこからが始まりだ。
いくさと核とを排し、隣国との善き交誼をはかり、多様さの豊饒を言祝ぎ、いわれなき隷属から個々の魂を奪還していく。
そのための海図を手にしたい、心ある人たちの導きとなるであろう、体裁は小さくとも内容の巨大な本です。
この本、確かに書店によっては極右本のコーナーに置かれることもあるようだ。先に『永遠の0』が本屋大賞になったように、現今目利きのできない浅薄な書店員が増えているんだろう。
もっとも私とて外食中にこの本を繙くとき、そっと表紙の旭日を隠してしまいはしたが。
にしてもこの『ジャパン・イズ・バック』、「立場主義」の回復を謀る安倍の政略に無為に取り込まれてしまうネトウヨに対する救済の書でもあるのにな。偏見に囚われた人間にはつねに救いがない。
と、ネトウヨの茶々に引っかかってずいぶんピントのずれたことを書いてしまった。SNSじゃあるまいし、そんな与太を書いてる場合じゃないっ。
第二次安倍政権の抬頭以来、この国では日々狂態が眼前している。
安倍晋三など率直にいって教養もないマザコンで、人格もいびつ、打ちだすビジョンはことごとく時代錯誤のでっち上げである。いってみれば、先に挙げたネトウヨ程度の識見しか持ちあわせていない天ぷら宰相だ。さらには嘆かわしくも当の安倍自身、雌伏期にネトウヨに支えられたと公言するありさまなんである。しかも日本語は不如意、政治家の基本資質たる意思疎通の能力さえ欠く始末。なのにそんな日本史上最低最悪の宰相が、あろうことか日本国民の支持を得て独裁をほしいままにしている。晋三は大切な友人である隣国を侮蔑し、死の商人として原発を推進、戦争推進に淫している。そして安倍の狂気に感染したNHK以下のメディアもまた、隣人の罵倒と戦争協力に余念がない。
脚本家でさえあざといとの誹れりを受けそうな、そんな想像を絶する事態が現実に進行しているのが今の日本国だ。
この『ジャパン・イズ・バック』、そんな安倍とその眷属の孕む狂気を仮借なく腑分けし、ド腐れ安倍レジームに対する見事な反駁としてあるべき理想をも高だかと掲げる、まさに溜飲を下げ、快哉を叫びたくなる果実である。
「立場主義」という日本特有の病理がいかに人と社会とを蝕み、ついにはその畢竟の体現者としての安倍政権の抬頭によって、この国を滅びの瀬戸際に追いやろうとしている。この本は、そんな現状への警鐘の書だ。その考えはけっして思いつきではなく、各章が独立して先端的な論文を構成しうるほどのアイディアに満ちている。けれど筆者はそれを惜しげもなくコンセプトのかたちで開陳し、あくまでわかりやすく説いていく。それはつまり、魂の痩せ衰えつつあるこの国の人たちを救いたいとの安冨氏の真情の発露ゆえに他ならないだろう。
私もまた、安倍に対してたいへんな危機意識を抱いている一人だが、我が目前を覆うその巨大かつ漠然とした怪物のパーツが、章を追うごとに次つぎと結像していき、やがて安倍という化け物の正体がくっきりと白日の下に晒される。ここに無用の不安は、一陣の風の前の塵のように取り払われていく。そしてそのあとには、一枚の海図が残されている。
日本列島史に参加するすへての人間の責務として、安倍は倒さねばならない。
それだけではない。
いなむしろ、そこからが始まりだ。
いくさと核とを排し、隣国との善き交誼をはかり、多様さの豊饒を言祝ぎ、いわれなき隷属から個々の魂を奪還していく。
そのための海図を手にしたい、心ある人たちの導きとなるであろう、体裁は小さくとも内容の巨大な本です。
2014年4月6日に日本でレビュー済み
この本は単なる安倍晋三批判ではありません。
著者の鋭い指摘は、読者ひとり一人に向けられていきます。
私は、オリンピックを東京誘致するために「(汚染水の)状況はコントロールされている」と、
誰がどう見ても明らかなウソをつく安倍晋三氏には一刻も早く退陣して欲しいと願っています。
実にけしからんししょうもない首相だと思います。
なので、一見、安倍批判の本のように見える本書を読んだら、
すっきり、溜飲が下がると期待しましたら、この本、そんな単純な本ではありませんで、、
著者の安冨氏は、安倍晋三氏やこの国が抱える「病い」の原因やその背景を探り、ひも解いていきます。
読み進めていくうちに、その「病い」が、決して安倍晋三氏だけのものじゃなく、
この国全体を覆うもので、ひいては、他ならぬ私の抱える「病い」でもあるんだと気づかされました。
特に、ハッとさせられたのが、2013年2月28日に安倍晋三首相が行った施政方針演説についての言及です。
ちょっと引用しますと、
ーーー「強い日本」。それを創るのは、他の誰でもありません。私たち自身です。「一身独立して一国独立する」私たち自身が、誰かに寄り掛かる心を捨て、それぞれの持ち場で、自らの運命を切り拓こうという意思を持たない限り、私たちの未来は開けません。ーー(引用終わり)
この安倍晋三首相の演説の一節を読んだ私は、反射的に、一瞬、
「ワタシ、ちゃんとしなきゃ、がんばらなきゃ」という気持ちになったんです。
一瞬ではありますが、その時の気持ちをあえて言葉にすると、
「自分の持ち分でやれることやる。そうしたら未来は拓ける。がんばらねきゃ」、です。
怖いことです。「私の持ち分」、って、いったい、、、。
これって、まさに「立場主義的発想」です。
安冨氏が厳しく糾弾し、この国の病いの根本原因になっている「立場主義的思想」が、
アンチ安倍を自認する私自身のなかにも染み込んでしまっているのです。
安冨氏は、この安倍晋三氏の施政方針演説の一節のどこがどうマズイのか、
その歴史的経緯まで、懇切丁寧に説明していきます。
この説明が分かりやすく、明快である分だけ、読者の私に突き刺さるわけですが、
何がこの国を、この国に生きる私たちをこんなに息苦しくさせているのか、
しっかりと、理解できます。
この本は、生きづらさからの解放、そのための指南書でもあります。
おすすめです。
著者の鋭い指摘は、読者ひとり一人に向けられていきます。
私は、オリンピックを東京誘致するために「(汚染水の)状況はコントロールされている」と、
誰がどう見ても明らかなウソをつく安倍晋三氏には一刻も早く退陣して欲しいと願っています。
実にけしからんししょうもない首相だと思います。
なので、一見、安倍批判の本のように見える本書を読んだら、
すっきり、溜飲が下がると期待しましたら、この本、そんな単純な本ではありませんで、、
著者の安冨氏は、安倍晋三氏やこの国が抱える「病い」の原因やその背景を探り、ひも解いていきます。
読み進めていくうちに、その「病い」が、決して安倍晋三氏だけのものじゃなく、
この国全体を覆うもので、ひいては、他ならぬ私の抱える「病い」でもあるんだと気づかされました。
特に、ハッとさせられたのが、2013年2月28日に安倍晋三首相が行った施政方針演説についての言及です。
ちょっと引用しますと、
ーーー「強い日本」。それを創るのは、他の誰でもありません。私たち自身です。「一身独立して一国独立する」私たち自身が、誰かに寄り掛かる心を捨て、それぞれの持ち場で、自らの運命を切り拓こうという意思を持たない限り、私たちの未来は開けません。ーー(引用終わり)
この安倍晋三首相の演説の一節を読んだ私は、反射的に、一瞬、
「ワタシ、ちゃんとしなきゃ、がんばらなきゃ」という気持ちになったんです。
一瞬ではありますが、その時の気持ちをあえて言葉にすると、
「自分の持ち分でやれることやる。そうしたら未来は拓ける。がんばらねきゃ」、です。
怖いことです。「私の持ち分」、って、いったい、、、。
これって、まさに「立場主義的発想」です。
安冨氏が厳しく糾弾し、この国の病いの根本原因になっている「立場主義的思想」が、
アンチ安倍を自認する私自身のなかにも染み込んでしまっているのです。
安冨氏は、この安倍晋三氏の施政方針演説の一節のどこがどうマズイのか、
その歴史的経緯まで、懇切丁寧に説明していきます。
この説明が分かりやすく、明快である分だけ、読者の私に突き刺さるわけですが、
何がこの国を、この国に生きる私たちをこんなに息苦しくさせているのか、
しっかりと、理解できます。
この本は、生きづらさからの解放、そのための指南書でもあります。
おすすめです。
2018年1月16日に日本でレビュー済み
現政権がどのような世界を取り戻したいのかが記載されいています。
それは、立場にすがりつくことに価値を置いた世界です。
東日本大震災にてたまたまビルの陰に隠れ倒れなかった一本松が枯れてしまいましたが、人工的に復元されたその一本松(※)のような世界です。
(※ 一本松は震災の影響で枯れてしまいましたが、
人工的に型を取るなどして樹脂やコンクリートで
ゾンビのように復元されました。(地元の人が見ても痛々しいすがになっています))
政権は思考が過去思考になってしまっています。
新しい方法が見つからないためとりあえず過去の政策に回帰しようとしているのです。
新しい付加価値を生み出しやすい社会にしていくべきですが、
そういった思考は一切せずに暴走しています。
今の社会に必要な行動は何か、
この書籍でご紹介されていた「先祖になる」と言う映画に
一例が描かれているとの事です。
DVDをamazonにて購入しました。
(以下「先祖になる」の感想です。)
「生きる」とはということが直志さんの生き方から学ぶことができます。
ナレーションはありませんでした。
監督の池谷さんも説明するものではない認識です。
見て自分で何を感じるか確認するしかありません。
何が正しい、ということではなく
自分の信じることをして生きて行くことが
どのようなことかを学べます。
それは、立場にすがりつくことに価値を置いた世界です。
東日本大震災にてたまたまビルの陰に隠れ倒れなかった一本松が枯れてしまいましたが、人工的に復元されたその一本松(※)のような世界です。
(※ 一本松は震災の影響で枯れてしまいましたが、
人工的に型を取るなどして樹脂やコンクリートで
ゾンビのように復元されました。(地元の人が見ても痛々しいすがになっています))
政権は思考が過去思考になってしまっています。
新しい方法が見つからないためとりあえず過去の政策に回帰しようとしているのです。
新しい付加価値を生み出しやすい社会にしていくべきですが、
そういった思考は一切せずに暴走しています。
今の社会に必要な行動は何か、
この書籍でご紹介されていた「先祖になる」と言う映画に
一例が描かれているとの事です。
DVDをamazonにて購入しました。
(以下「先祖になる」の感想です。)
「生きる」とはということが直志さんの生き方から学ぶことができます。
ナレーションはありませんでした。
監督の池谷さんも説明するものではない認識です。
見て自分で何を感じるか確認するしかありません。
何が正しい、ということではなく
自分の信じることをして生きて行くことが
どのようなことかを学べます。
2014年2月28日に日本でレビュー済み
他人を批評するならば、表紙に軍服を着た人物を持ってくるべきではない。最初から結論ありきで貶めたいだけではないか。
批評するならば正々堂々と筆ですればよい。
この著者は「~話法」という書籍を出しているが、著者自身の話法も「安冨歩話法」として馬鹿にされるべきではないか。
批評するならば正々堂々と筆ですればよい。
この著者は「~話法」という書籍を出しているが、著者自身の話法も「安冨歩話法」として馬鹿にされるべきではないか。
2019年7月26日に日本でレビュー済み
安冨さんは2019年夏の参院選に出馬して、ツイッターのフォロワー数が、2万人から4万人に倍増しました(2019.7.26)。
私が安冨さんを知ったのは2012年の『原発危機と東大話法』。Wikipediaに「東大話法」の項目がぜひとも必要だと思い、立てたらやはり、それなりにもめました。まさに東大話法の巣窟の様相を呈しました。項目のノートに議論が残っているので、興味のあるかたは読んでください。
この本は2014年2月の出版。「イッポンをトレモロす」とか「ジャパン・イズ・バック(日本は後退する)」とか、変なことばかり言っている安倍首相を笑う本だと思ったので、読みませんでした。安倍さんが■■なのはわかりきっていたので。
2019.6.27、安冨さんが「れいわ新選組」から出馬という情報をツイッターで知って、しばらく睡眠不足の日々が続きました。私は安冨さんと片岡祐介さんが産んだ「純セレブスピーカー」というものに一年前からはまっていて、ふたりのYouTube動画を逐一チェックしていました。それが政治と哲学の話に自然に移行しました。内容的にもついていくのに必死でした。しかしそれは楽しくもありました。
この本はおそらく公共図書館で容易に借りられるでしょうし、私も借りて、いま半分ほど読みました。選挙のとき安冨さんが語っていたことが、ここで文字として読めるのでありがたいです。私はある時期○○図書館といわれたくらい、人に本を貸すのが好きでしたが、この本もレンタル用に買うことにしました。
私が安冨さんを知ったのは2012年の『原発危機と東大話法』。Wikipediaに「東大話法」の項目がぜひとも必要だと思い、立てたらやはり、それなりにもめました。まさに東大話法の巣窟の様相を呈しました。項目のノートに議論が残っているので、興味のあるかたは読んでください。
この本は2014年2月の出版。「イッポンをトレモロす」とか「ジャパン・イズ・バック(日本は後退する)」とか、変なことばかり言っている安倍首相を笑う本だと思ったので、読みませんでした。安倍さんが■■なのはわかりきっていたので。
2019.6.27、安冨さんが「れいわ新選組」から出馬という情報をツイッターで知って、しばらく睡眠不足の日々が続きました。私は安冨さんと片岡祐介さんが産んだ「純セレブスピーカー」というものに一年前からはまっていて、ふたりのYouTube動画を逐一チェックしていました。それが政治と哲学の話に自然に移行しました。内容的にもついていくのに必死でした。しかしそれは楽しくもありました。
この本はおそらく公共図書館で容易に借りられるでしょうし、私も借りて、いま半分ほど読みました。選挙のとき安冨さんが語っていたことが、ここで文字として読めるのでありがたいです。私はある時期○○図書館といわれたくらい、人に本を貸すのが好きでしたが、この本もレンタル用に買うことにしました。