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昭和歌謡大全集 (集英社文庫) 文庫 – 1997/1/17
村上 龍
(著)
殺られたら、殺り返せ!ささいなことからカラオケ好きのおばさんと孤独な若者たちの際限なき殺人合戦が始まる。「恋の季節」「星の流れに」など、昭和の名曲を背景に痛快に描く。(解説・蜷川幸雄)
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1997/1/17
- ISBN-104087485676
- ISBN-13978-4087485677
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1997/1/17)
- 発売日 : 1997/1/17
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4087485676
- ISBN-13 : 978-4087485677
- Amazon 売れ筋ランキング: - 731,268位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1952年長崎県生まれ。
七六年『限りなく透明に近いブルー』で第七五回芥川賞受賞。『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、『半島を出よ』では野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。『トパーズ』『KYOKO』で映画監督も務めた。最新作は『新 13歳のハローワーク』『13歳の進路』。日本の金融・政治経済の問題を考える メールマガジン『JMM』を主宰し、経済トーク番組『カンブリア宮殿』(テレビ東京)のホストも務める。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歌詞集だと思っていました。
でも面白いのでよかったと思っています。
でも面白いのでよかったと思っています。
2022年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
95-6 年当時、ほぼリアルタイムで読みました。
わたし達はヒューマニズムというわけのわからない教えに従ってイメージの中で、できれば、現実の中で、狩りを実行していくのである
何かわかんないけど、復讐というのはすげえ気持ちのいいもんだなあ
それは、今、本当にやりたいことをやろうとしているからだ。今までは、やりたいことが何なのか、わからなかったし、第一、やりたいことがなかった。
二百回くらいちくしょうと合唱した後に二人は顔を見合わせた。心臓に活力を与えてくれるものがほんのかすかだが姿を現していた。二人ともまだその正体に気付いていなかったが、それは、怒りだった。
今作の龍言飛語。
わたし達はヒューマニズムというわけのわからない教えに従ってイメージの中で、できれば、現実の中で、狩りを実行していくのである
何かわかんないけど、復讐というのはすげえ気持ちのいいもんだなあ
それは、今、本当にやりたいことをやろうとしているからだ。今までは、やりたいことが何なのか、わからなかったし、第一、やりたいことがなかった。
二百回くらいちくしょうと合唱した後に二人は顔を見合わせた。心臓に活力を与えてくれるものがほんのかすかだが姿を現していた。二人ともまだその正体に気付いていなかったが、それは、怒りだった。
今作の龍言飛語。
2021年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく笑える。村上龍があとがきで楽しく書いたと述べるように、読者も楽しめていたであろう。
イシハラは半島を出よにも登場する。
村上ドラゴン🐉
イシハラは半島を出よにも登場する。
村上ドラゴン🐉
2022年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1994年の刊行なので、2022年現在では作中に出てくる楽曲を知らない人がほとんどでしょう。頭のタガが外れた若者は今もいるけど、優雅な暮らしの「オバサン」には時代を感じました。実在の「ホリエ」さんの後書きが面白かったです(幻冬舎文庫)。おそらく後世には残らなさそうで、ハルキがノーベル賞を狙える存在なのに、リュウが候補にならない理由もわかりますが、私はハルキよりリュウの方が好きです。
2019年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めのうちは読みにくいし、エンタメっぽいなあと思ってあんまり物語に入っていけなかったんですが
気づいたらおもしろくなっていて読み終わっていました。
筆が走り出したときの文章の巧さはぐいぐいページを繰らせてくれます。
筒井康隆的なハチャメチャさを所々感じたりして、
それでもやっぱり村上龍らしさがしっかりとあって読みやすかったです。
目を背けたくなるような描写は今回は若干マイルドに感じました。
冗談を受け止めて笑いながら読める人におすすめです。
気づいたらおもしろくなっていて読み終わっていました。
筆が走り出したときの文章の巧さはぐいぐいページを繰らせてくれます。
筒井康隆的なハチャメチャさを所々感じたりして、
それでもやっぱり村上龍らしさがしっかりとあって読みやすかったです。
目を背けたくなるような描写は今回は若干マイルドに感じました。
冗談を受け止めて笑いながら読める人におすすめです。
2022年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的には微妙な作品。あまり印象に残らない作品だった。他に面白い作品はあるので、この本を最初に読むのはお勧めしない。
2015年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったです^_^中身は若者とオバさんの復讐劇。その過程が一見して非現実的だなと思ったんですが全体を通して見ると、あながちあり得ないわけでもないなとか感じながら読みました。映画にもなってたので近くのTSUTAYAで借りて見ました。松田龍平や細川ふみえなど有名どころも出ていて配役はイイ感じ。ストーリーもほぼ原作通り見応えありました。グロ表現が多少あり苦手な人は気分が悪くなるかも?ロケットランチャー最高です(笑)映画の話になってしまいましたが、原作者が肩の力を抜いて楽しんで書いたような印象の本作ですので、楽に読めます。