シングル4枚、アルバム2枚で、その後ドラマに出演後、
韓国に関する本を出版して、
その後体調を崩しそのまま引退してしまった、
福永恵規のベストであるが、出来としては正直、
「まあまあ」という感じである。
おニャン子系列であったということで、一応ヒット曲もあるし、
それなりに歌も聴けるのだが、正直、
歌にあまりにも個性がない。
例えば、好き嫌いは分かれるが、新田恵利のように、
万年ちくのう症のような鼻声や、国生さゆりのように、
ポンポン音がはねていて、何を言っているのかよくわかんない歌にも、
それぞれ聞かせどころがあって、そして個性があった。
実は、リアル時代にシングルとかも聴いていて、
その頃から思っていたが、デビュー曲はきれいにまとまったが、
この後どうなるんだろう?・・・と、思ってたら、
ものすごい短いスタンスで、レコードリリースがなくなった。
まあ正直、きつい言い方をすれば、
素人世代のタレントが、たまたま番組の力を借りて、
デビューしてみてはみたけど、やはり「売り」の声がないと、
現実はこんなもん・・と、そういう感じの終始を感じた、
このベストCDであった。