熟読すべき。
この一言に尽きます。
前半のゲルソン療法の解説は何度も何度も読み返す必要があります。
後半部分の症例紹介も治っていく経過とか、期間とか参考になりますし、なにせ治っている人がいる、というのを知ることが重要。
ちなみにゲルソン療法で必要不可欠なカリウム、ルゴール、甲状腺剤、レバーエキス等はアメリカから通販で買えます。
これはサプリ通販会社をくまなく探すべし。
もちろん100%同じものは無理なので(というか分からないので)、要は何が必要なのかを読み取れば自ずから何を買うべきかが分かってくると思います。
熟読する必要がある理由は、ドクター自ら書いてますが、同じ事についてあっちで書きこっちで書きなのでまとまっていないんですね。
なのでこちらでまとめる必要がある。
勉強のように、ノートとペンを片手に、たとえば「カリウム…何ページ、こんなことが書いてある」といった具合に抜き出していきます。
すると大体まとまってきて、後は289ページ、307ページの表で確認し、スケジュールを立てる、といった具合でいいと思います。
もちろんジュースはヒューロムのジューサーが必要ですし、無農薬野菜、りんごを買うのでお金はどんどん消費してしまいます。
でも命には換えられませんよ。
母ががんなのですが、高橋先生(休眠療法)の治療と併用して、現在元気に生活しております。
徐々にではありますが、快方に向かっているように思えるので、ゲルソン単独、というのは不安ありますが、無理の無い治療との併用であれば、良いと思いますよ(精神的にも)。
(平成26年5月9日)
既に母は他界しています。
そして、今になって、本当に手遅れとはこのことですが、本当に今になって、とっても重要な情報を見つけることができました。
まず、ガン細胞自体のエネルギー摂取方法、これを理解しなくては始まらなかったのです。
ガン細胞はブドウ糖のみでしか生きられず、しかも解糖系というエネルギー効率の悪い(燃費の悪い)エネルギー摂取しかできません。(PET診断はこの性質を利用する)
つまり、ブドウ糖を絶てば、簡単にガン細胞は死滅するということです。
で、ゲルソンでもなんでもいいのですが、たしかに食養は重要だったのですが、なぜゲルソンで、または他の食養でもそう簡単にガンが治らないのか。
それはブドウ糖にあったんですね。
食養で糖分をいかに絶ったとしても、主食の玄米を炊いて食べたら、加熱によりでん粉質がアルファ化して、それを体内でアミラーゼ酵素がブドウ糖に分解してしまう。
よって、玄米だろうが白米だろうが、炊いたらダメだったというわけです。
つまり、生の玄米。
水に浸すか機械を使って発芽玄米にして、それを生のまま食べる。
水を吸っているので食べられます。
またはこれをマジックブレット等で摩り下ろしてクリーム状にしても可。
こうするとでん粉質がベータのままで、吸収されずに大腸まで届き、そこで腸内フローラによって分解され、「短鎖脂肪酸」という、細胞が使うことのできるもう一つのエネルギー源になり、吸収されるのです。
なので栄養的にも問題はないのです。(がん細胞はブドウ糖が入ってこないために収縮、消滅を辿る)
ここが重要でした。
あとは、水をたくさん飲む、酵素を取るために野菜も生で食べる(できればジュースがいい)。
以上が食養。
これに加えて、「朝食抜き」「週一断食(一日くらい食べないほうがより細胞を飢餓状態に持っていける)」できれば「飲尿療法」をする。
これで完璧です。というかセットじゃないとガンを死滅させるというほどの威力が出ない。セットがポイントです。(CDSを適宜摂取することで、血液内のウィルス、細菌等も駆逐できる)
分かったことは、いかに我々が「ガン治療にはお金が掛かる」と洗脳されているかということ。
掛からないんですね、本当は。
なぜ「ガンとブドウ糖の関係」をみな知らないか。知らせないか。
がん治療にはお金が掛かると国民が思い込むことで、いろんな筋で儲かる人たちがあるからです。
結局、お金。
今頃になって分かっても、もう母は戻りませんし、後悔ばかりが残りますが、これも流れと思って、そこは諦めるしかありません。
もしあの時に戻れるなら、母にはこの上記治療を絶対に自信持って勧めます。
抗がん剤なんて、やっぱりどんな少量であっても、やるべきではなかった。
あのとき、家族全員が弱気になってしまい、抗がん剤に頼ってしまい、本当に後悔しています。
弱気になったらダメですね(休眠療法における最期を見たので断言できます)。
(2015年4月末です)
たまにレビューをご覧になられる方がいらっしゃるので、今の考えを書いておきます。
ぜひ前田華郎先生の著書『続・遠赤外線と医療革命』『苦しくないガン治療革命』は読んでください。レビューも書いたのでぜひ読んでください。
「遠赤外線サウナを毎日入れるだけ何度でも入る。体力が落ちるから300Wで入り、汗をかかないようにする。」
「散歩を毎日少しでも行う。ダメなら外に出て太陽に当たる。」
「食事療法は続ける。マルチミネラル・ビタミンを摂取する。」
「笑う生活をする。心をほがらかに。テレビは見ない。新聞も読まない。暗い気持ちになります。」
これが今の僕の考えです。
もし僕がガンになったら、ぜったいに遠赤外線サウナに入りまくります。
自己免疫力の向上につながります。
そして、食事療法、玄米菜食ですね。これはやはり基本ですよ。
あと、玄米乳酸菌を摂取するとか(「玄米浸漬培養液」で検索)。
ほぼ大多数の方が受けるであろうガンの三大治療は絶対にダメだと分かります。
それは安保先生も堀先生も指摘するところです。
驚いたのは、全世界の抗がん剤の生産量のなんと8割を日本で消費しているという事実!
全世界の人口60億人、70億人にも達しようとしている現在、1億ちょっとしかいない日本でなんで8割も消費しているのでしょうか?比例計算なら1%程度のシェアじゃなければおかしいです。ここまで来たら、世界の名だたる製薬会社各社は日本人で食いつなぐしかないのでは…などと穿った見方もしてしまいます。そのための国民皆保険なのでは?そのための高額医療補助なのでは?と思いました。
もし実際に今ガンに罹っている方は、ぜひ前田先生の受診をおすすめします。
著書を読めば分かりますが、心から書いている言葉、裏が無い言葉だと伝わるはずです。
本物の医師ですよ。医は仁術を実践しようとしている(抗がん剤を勧めない=お金が入らない、抗がん剤一人に月100万の計算ですから。それを放棄してでも助けようとしている医師です)。
ご家族のガンが治るといいですね。
ぜひすぐに遠赤外線サウナをプレゼントしてあげてください。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ガン食事療法全書 単行本 – 1989/8/1
ガン食事療法全書 の書籍です。
- 本の長さ494ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日1989/8/1
- ISBN-104195540097
- ISBN-13978-4195540091
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (1989/8/1)
- 発売日 : 1989/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 494ページ
- ISBN-10 : 4195540097
- ISBN-13 : 978-4195540091
- Amazon 売れ筋ランキング: - 103,407位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ゲルソン療法」マックスゲルソンの功績本。薬を使わず、末期癌患者や結核患者を食事療法とコーヒー浣腸で快復させていく方法論が詰め込まれた内容。
2018年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
癌の事や栄養の事が凄くわかりました。五十年以上前から癌は治せた事に驚き
感じるとともに、何故これが一般の病院で取り入れてくれないのかと、残念でなりません。
感じるとともに、何故これが一般の病院で取り入れてくれないのかと、残念でなりません。
2014年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、2013年7月頃、大腸癌が発覚しました。
浸潤性で、大腸の裏側に癌が出来ていることが多いと言われるタイプのもので
大腸全摘出のみが治療として上がりました。
抗癌剤、放射能、ビタミンC点滴療法、ガンマナイフ、凍結療法などなどの選択肢は無しです。
2013年9月には、弱りすぎて、左手の指、左手首、左肩などが動かなくなりました。
右手の指や両足首は悪液質で浮腫みました。
それから紆余曲折して、2014年2月現在、食事療法、運動療法を実践しています。
ゲルソン療法は「人参ジュース」を飲む療法だと認識されがちですが、
この本を読むと、結果や選択の話であり、誤解であると分かります。
ゲルソン医師の癌に対する捉え方、
何を根拠に、そのように考えたのか?
それで何を行ったのか?
結果、どうなったのか?
結果をどう解釈したのか?
何が謎なのか?
そのような内容が散りばめられています。
体系化されていません。つまり読みづらいです。
癌は全身病である。それは肝臓が弱っている事から、そうだと考えられるとか。
身体の酵素を解毒や回復に回すために、
最も内蔵に負担を掛けない野菜ジュースと果物のジュースを飲むと良いとか。
(ゲルソンの場合、人参を主に使ったというだけの話で、他の野菜ではダメということは無い。)
酵素が必要なため、生の搾りたてが良いとか、場合により消化酵素を使うとか。
ヨードやビタミンB12は、細胞の適切な再生に必要だとか。
だけど、海藻には、毒素も多いので、ルゴール液をしようするとか。
場合に拠っては、ビタミンB3(ナイアシン)を使うとか。
肝臓回復に役立つので、子牛や子羊のレバージュースを飲むのが良いとか。
ビタミンとミネラルは相関関係があるため、単剤は意味を成さないとか。
塩分を控える理由が、がん細胞から無理やり塩分を出すためだとか。
(塩分を摂らない部族が居たり、尿から排泄される塩分を測定し、そのように考えたとか。)
ここ10年で見かける、多数の癌関連の書籍のほとんどを網羅していると思えました。
その上で、見識が深いと。
フレッシュ野菜ジュースは、健康法でも近年知る人は増えたと思いますが、
私が読んだ本やWeb、視た動画、観た講演(セミナー)の中で、
その理由を一番、良く書いてあったのは、この本です。
(セミナーに高い金だすより、頑張って、この本を読めば理解が進んだわけです。)
マクロビオティックで、癌になる人が居る理由も、この書籍を読むと分かる気がしてきます。
西式甲田療法も癌治療に効果が高いと聞いたのですが、その理由も分かる気がしてきます。
「酵素栄養学」というキーワードで検索して書籍を読むと、また理解が深まります。
もっともゲルソン療法は、食事だけに特化しており、
運動やメンタルが大事と思いつつも、実践方法などは言及されていません。
実践を考えた場合、西式甲田療法や酵素栄養療法がやり安いと思います。
私は、カスタマイズした西式甲田療法を実践中です。
(カスタマイズしすぎて、もはや甲田療法の名を出してはいけないかもしれません。)
今後、マックスでなく、シャルロッテの書籍を読み理解を深めようと思っています。
シャルロッテの本なら、細かい思考法や観察などは無いかもしれませんが、
エッセンスを体系的に書いてあるでしょうし、改善点もあると思うからです。
並行して、運動療法(西式を参考に、カーヴィー、ロングブレス、ヨガ、ジョギングなど)や
メンタル(サイモントン療法、認知療法など)も実践していく予定です。
浸潤性で、大腸の裏側に癌が出来ていることが多いと言われるタイプのもので
大腸全摘出のみが治療として上がりました。
抗癌剤、放射能、ビタミンC点滴療法、ガンマナイフ、凍結療法などなどの選択肢は無しです。
2013年9月には、弱りすぎて、左手の指、左手首、左肩などが動かなくなりました。
右手の指や両足首は悪液質で浮腫みました。
それから紆余曲折して、2014年2月現在、食事療法、運動療法を実践しています。
ゲルソン療法は「人参ジュース」を飲む療法だと認識されがちですが、
この本を読むと、結果や選択の話であり、誤解であると分かります。
ゲルソン医師の癌に対する捉え方、
何を根拠に、そのように考えたのか?
それで何を行ったのか?
結果、どうなったのか?
結果をどう解釈したのか?
何が謎なのか?
そのような内容が散りばめられています。
体系化されていません。つまり読みづらいです。
癌は全身病である。それは肝臓が弱っている事から、そうだと考えられるとか。
身体の酵素を解毒や回復に回すために、
最も内蔵に負担を掛けない野菜ジュースと果物のジュースを飲むと良いとか。
(ゲルソンの場合、人参を主に使ったというだけの話で、他の野菜ではダメということは無い。)
酵素が必要なため、生の搾りたてが良いとか、場合により消化酵素を使うとか。
ヨードやビタミンB12は、細胞の適切な再生に必要だとか。
だけど、海藻には、毒素も多いので、ルゴール液をしようするとか。
場合に拠っては、ビタミンB3(ナイアシン)を使うとか。
肝臓回復に役立つので、子牛や子羊のレバージュースを飲むのが良いとか。
ビタミンとミネラルは相関関係があるため、単剤は意味を成さないとか。
塩分を控える理由が、がん細胞から無理やり塩分を出すためだとか。
(塩分を摂らない部族が居たり、尿から排泄される塩分を測定し、そのように考えたとか。)
ここ10年で見かける、多数の癌関連の書籍のほとんどを網羅していると思えました。
その上で、見識が深いと。
フレッシュ野菜ジュースは、健康法でも近年知る人は増えたと思いますが、
私が読んだ本やWeb、視た動画、観た講演(セミナー)の中で、
その理由を一番、良く書いてあったのは、この本です。
(セミナーに高い金だすより、頑張って、この本を読めば理解が進んだわけです。)
マクロビオティックで、癌になる人が居る理由も、この書籍を読むと分かる気がしてきます。
西式甲田療法も癌治療に効果が高いと聞いたのですが、その理由も分かる気がしてきます。
「酵素栄養学」というキーワードで検索して書籍を読むと、また理解が深まります。
もっともゲルソン療法は、食事だけに特化しており、
運動やメンタルが大事と思いつつも、実践方法などは言及されていません。
実践を考えた場合、西式甲田療法や酵素栄養療法がやり安いと思います。
私は、カスタマイズした西式甲田療法を実践中です。
(カスタマイズしすぎて、もはや甲田療法の名を出してはいけないかもしれません。)
今後、マックスでなく、シャルロッテの書籍を読み理解を深めようと思っています。
シャルロッテの本なら、細かい思考法や観察などは無いかもしれませんが、
エッセンスを体系的に書いてあるでしょうし、改善点もあると思うからです。
並行して、運動療法(西式を参考に、カーヴィー、ロングブレス、ヨガ、ジョギングなど)や
メンタル(サイモントン療法、認知療法など)も実践していく予定です。
2010年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書いてあることは、頷ける事もある。本のとおりにできれば、確かに効果は期待できるかもしれないが、患者自身のやる気や、体調などで左右される点もでてくると思う。読んで損にはならないと思います。
2002年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読んで知恵を得た人は数限りないであろう!
もちろん事実の事例がたくさん掲載されているので非常に参考になるのはまちがいがないだろう。
「ガン食事療法の父」と呼ばれたゲルソンの古典的名著の全訳である本書はガン食事療法のバイブルと呼んでいいのではないでしょうか。
もちろん事実の事例がたくさん掲載されているので非常に参考になるのはまちがいがないだろう。
「ガン食事療法の父」と呼ばれたゲルソンの古典的名著の全訳である本書はガン食事療法のバイブルと呼んでいいのではないでしょうか。
2011年8月27日に日本でレビュー済み
A CANCER JOURNAL FOR CLINICIANS という医療専門誌の記事を紹介したいと思います。著者はアンドリュービッガーズ。治験方法学者であり治験方法解析のプロです。2004年の記事です。
彼によるといくつかの代替医療はもはや未証明と批判されるのではなく、無効だと反証済みの医療だと非難されるべきだといいます。
このゲルソン療法の親戚ともいうべき、リビングストンウィーラー療法、また本家ゲルソン療法の部分について抜き取ってみます。
まずリビングストンウィーラー療法とは浣腸や栄養素の注射もするゲルソン療法を基礎とした代替療法です。
78人のこの療法の患者と標準療法の患者をコホート群研究で比較しました。
コホート群研究(前向き、計画的)ですから、年齢、人種、性別、部位、診断後日数をあらかじめ揃えました。
結果は両群の全ての症例で結腸、直腸、非小細胞肺、膵臓、黒色腫の進行があり、余命1年以内と考えられました。
結果は両群の生存期間に差はなく、中央値は1年でした。85%は2年以内に死亡、QOLはリビングストンウィーラー療法の方が有意に劣っていました。
代替療法側の82%の進行がんに奏功という主張が論破されたということです。
またゲルソン療法のものですが、ゲルソン療法側での後ろ向き調査は標準療法に比べて明らかに生存期間が長いと主張しています。黒色腫の例ですが(これについては最初の方に本書にも掲載されています)
意図的に40%の患者を除外して行っていることが発覚しました。
これを批判するとゲルソンの医師は確かに効果はあるとの十分な証拠とならないと認めたようです。
そして、1983年の5年後追跡調査(QUACKWATCHで検索を)でも21人中20人がすでに死亡、一人もまだガンであったようです。
梅澤充先生も食事療法を否定されております。
余談ですが、ビタミンC大量療法とリトリール療法もすでに否定されています。
[・・・]
参照してください。
彼によるといくつかの代替医療はもはや未証明と批判されるのではなく、無効だと反証済みの医療だと非難されるべきだといいます。
このゲルソン療法の親戚ともいうべき、リビングストンウィーラー療法、また本家ゲルソン療法の部分について抜き取ってみます。
まずリビングストンウィーラー療法とは浣腸や栄養素の注射もするゲルソン療法を基礎とした代替療法です。
78人のこの療法の患者と標準療法の患者をコホート群研究で比較しました。
コホート群研究(前向き、計画的)ですから、年齢、人種、性別、部位、診断後日数をあらかじめ揃えました。
結果は両群の全ての症例で結腸、直腸、非小細胞肺、膵臓、黒色腫の進行があり、余命1年以内と考えられました。
結果は両群の生存期間に差はなく、中央値は1年でした。85%は2年以内に死亡、QOLはリビングストンウィーラー療法の方が有意に劣っていました。
代替療法側の82%の進行がんに奏功という主張が論破されたということです。
またゲルソン療法のものですが、ゲルソン療法側での後ろ向き調査は標準療法に比べて明らかに生存期間が長いと主張しています。黒色腫の例ですが(これについては最初の方に本書にも掲載されています)
意図的に40%の患者を除外して行っていることが発覚しました。
これを批判するとゲルソンの医師は確かに効果はあるとの十分な証拠とならないと認めたようです。
そして、1983年の5年後追跡調査(QUACKWATCHで検索を)でも21人中20人がすでに死亡、一人もまだガンであったようです。
梅澤充先生も食事療法を否定されております。
余談ですが、ビタミンC大量療法とリトリール療法もすでに否定されています。
[・・・]
参照してください。