人事のプロであり中高年専門ライフデザインアドバイザーである著者による
キャリアの教科書。
(定年に限らず)キャリアについて考え始めた時に参考になる本。
役職定年、定年、リストラ、転職…
キャリアの転機はいつかの段階で必ず訪れる。
人によっては既に何度かの転職を経験して
そつなくキャリアチェンジしていると思う。
この本はキャリアチェンジについて考えたことがない、
或いは考え始めた人にお勧めしたい。
著者自身の経験や多くの事例を踏まえ、
あらかじめキャリアチェンジの準備をしておくことの重要性を説いている。
キャリアチェンジの時期が来るまで検討を先送りにし
いざという時後悔しないように、
本書を参考に自分自身も考えていきたいと思った。

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働けるうちは働きたい人のためのキャリアの 単行本 – 2017/5/8
木村勝
(著)
《強気退職で年収1000万円→300万円》《ノープランで気がつけば戦力外》《職人技を極め65歳過ぎても部長》──「しがみつき・転職・出向・独立」 人生90年時代 あなたの選択は? 豊富な事例とリアルな対処法が詰まった、人事のプロが教える 最高のシニアキャリア の築き方!
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2017/5/8
- 寸法18.8 x 12.8 x 1.35 cm
- ISBN-104023315982
- ISBN-13978-4023315983
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商品の説明
著者について
中高年専門ライフデザインアドバイザー。電気通信大学特任講師。行政書士(杉並支部所属)。1961年東京都板橋区生まれ。一橋大学社会学部卒業後、1984年日産自動車に入社、人事畑を25年歩み続けた。500名を超える海外駐在員の労働条件管理、延べ1,000人を超える面談を経験する。2006年社命により日産自動車を退職し、全員が人事のプロ集団という関連会社に転籍。中高年の第二の職業人生を斡旋する部門の部長として、中高年の出向促進に従事。2014年独立。人事業務請負の「リスタートサポート木村勝事務所」開設。30年間で培った知見を元に後進を指導。独立後も民間企業内人事部に籍を置き、日々発生する人事課題に対応する現役の人事マン(独立業務請負人)の顔も持つ。本書が初の著書となる。
リスタートサポート木村勝事務所
http://www.restart-ic.jp/
リスタートサポート木村勝事務所
http://www.restart-ic.jp/
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2017/5/8)
- 発売日 : 2017/5/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4023315982
- ISBN-13 : 978-4023315983
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.35 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 323,697位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 893位金融・ファイナンス (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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中高年専門ライフデザインアドバイザー(BAA)。電気通信大学特任講師。行政書士(杉並支部所属)
1961年東京都板橋区生まれ、埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)育ち
埼玉県立川越高等学校を経て、一橋大学社会部卒(日本的経営・労使関係論の津田真澂教授ゼミナール所属)
大学卒業後、1984年日産自動車に入社、以降人事畑を25年間歩み続ける
2006年全員が人事のプロ集団という関連会社に転籍し、中高年の第二の職業人生を斡旋する部門の部長として、中高年の出向促進に従事
2014年独立し、人事業務請負の「リスタートサポート木村勝事務所」を開設。
30年間で培った知見を元に後進を指導。独立後も民間企業内に籍を置き、日々発生する人事課題に対応する現役の人事マンの顔も持つ。
著書に「働けるうちは働きたい人のためのキャリアの教科書」(朝日新聞出版)、「月刊人事マメネジメント」(ビジネスパブリッシング)ほか、日経ビジネスなどへの雑誌、マイナビミドルシニアなど執筆も多数
趣味は鉄道&坐禅。大学時代は鉄道研究会に所属し、JR全線完乗を目指している。坐禅は、長年曹洞宗寺院にて参禅修行を続けている
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年7月25日に日本でレビュー済み
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インディペンデントコントラクターの考えは素晴らしい。今まで知らなかったが、これを目指して頑張っていきたいと思う。
2022年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
定年後も働く場合の選択肢を考えた場合どんな準備をすれば良いか、その対応策を考察した著作である。①再雇用 ②転職 ③出向 ④独立起業を挙げている。現実には①が最も多く②は成功する確率が低い ③④は考えた事が無い。そこで定年後の転職実践者として再雇用と転職についてその実態に迫る意味で個人的見解を述べる。
先ずは再雇用だが普通の会社員は殆どこれに落ち着く。そこにはホワイトカラーの転職成功率が極めて低く、希望に沿う職種でのハードルは高く採用は困難である。警備や清掃そして介護職など畑違いの求人は多いが皆一様に給与水準が低い。そして昨今のコロナ禍である。これで感染でもしたら割に合わない。よって再雇用しかない。だがこれも1年毎の契約社員となり給与は大幅に削減される。それでも文句は言えない。それが再雇用である。特に零細企業なら完全な余剰人員であり、そこを温情的に雇っているという態度があからさまに見える。
会社側もこちらの足元を見ており、転職する勇気など無いと見抜かれている。よって可能な限り65歳まで低賃金で雇う事ができる再雇用は会社にとって極めて都合良く、合法的飼い殺しと言って良い。現状では5年間を再雇用で我慢して働き65歳で年金を貰うが、その時苦しければ5万程度を転職して働いて生活費の不足に充てるというのが未来像になるのではないか。
【雑感】
現状を見れば定年後に大きな期待はできない。だがその一方で朗報もある。定年が65歳まで延長される。そうなれば再雇用を経ずとも年金受給となる。しかしこれで企業は厳しい状況に追い込まれる。65歳定年になる事で雇用は拡大するが、同時に人件費などの出費が増える。厚生年金保険料や健康保険料が労使折半で払う事を考えれば、5年間の延長で増えた正社員が経営を圧迫する。体力の無い中小企業なら経営が悪化し存続も危うくなる。
こうなると65歳定年延長は中小企業にとって決して望ましい事ではなく、倒産も含めて自然淘汰される事を考えると最終的には健全な企業だけが生き残る。これはこれで良いかも知れないが、淘汰される側の企業はどうか、明確に言えるのは会社が欲しいのは60歳を超えた社員ではないという事。つまり無能な社員に給与など払う余裕は無い。その意味での選別が始まるのではないか、安閑とはしていられなくなる。
先ずは再雇用だが普通の会社員は殆どこれに落ち着く。そこにはホワイトカラーの転職成功率が極めて低く、希望に沿う職種でのハードルは高く採用は困難である。警備や清掃そして介護職など畑違いの求人は多いが皆一様に給与水準が低い。そして昨今のコロナ禍である。これで感染でもしたら割に合わない。よって再雇用しかない。だがこれも1年毎の契約社員となり給与は大幅に削減される。それでも文句は言えない。それが再雇用である。特に零細企業なら完全な余剰人員であり、そこを温情的に雇っているという態度があからさまに見える。
会社側もこちらの足元を見ており、転職する勇気など無いと見抜かれている。よって可能な限り65歳まで低賃金で雇う事ができる再雇用は会社にとって極めて都合良く、合法的飼い殺しと言って良い。現状では5年間を再雇用で我慢して働き65歳で年金を貰うが、その時苦しければ5万程度を転職して働いて生活費の不足に充てるというのが未来像になるのではないか。
【雑感】
現状を見れば定年後に大きな期待はできない。だがその一方で朗報もある。定年が65歳まで延長される。そうなれば再雇用を経ずとも年金受給となる。しかしこれで企業は厳しい状況に追い込まれる。65歳定年になる事で雇用は拡大するが、同時に人件費などの出費が増える。厚生年金保険料や健康保険料が労使折半で払う事を考えれば、5年間の延長で増えた正社員が経営を圧迫する。体力の無い中小企業なら経営が悪化し存続も危うくなる。
こうなると65歳定年延長は中小企業にとって決して望ましい事ではなく、倒産も含めて自然淘汰される事を考えると最終的には健全な企業だけが生き残る。これはこれで良いかも知れないが、淘汰される側の企業はどうか、明確に言えるのは会社が欲しいのは60歳を超えた社員ではないという事。つまり無能な社員に給与など払う余裕は無い。その意味での選別が始まるのではないか、安閑とはしていられなくなる。
2019年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の新刊
「知らないと後悔する定年後の働き方(フォレスト出版)」が
とても良かったため本書も手にとりました。
本書は
「今の会社で務め続ける」「転職」「出向」「独立起業」といった
人生の大切な選択肢について
「収入面」「やりがい」「安定度」「年齢にかかわらず働けるか」などの
視点からわかりやすく解説されています。
特にタイプ別・状況別にわかれた
「シニア実践」シナリオはとても役に立ちました。
また
・専門分野から外れる資格は道楽に過ぎない
・雇用されても気持ちは個人事業主
・長年の経験・スキルこそ「シニアの財産であり商品」
の言葉は心にぐっと刺さりました。
シニア層の方はもとより、バリバリ働く40代の方にこそ読んで欲しい
キャリア形成の必需品ともいえる良書です。
「知らないと後悔する定年後の働き方(フォレスト出版)」が
とても良かったため本書も手にとりました。
本書は
「今の会社で務め続ける」「転職」「出向」「独立起業」といった
人生の大切な選択肢について
「収入面」「やりがい」「安定度」「年齢にかかわらず働けるか」などの
視点からわかりやすく解説されています。
特にタイプ別・状況別にわかれた
「シニア実践」シナリオはとても役に立ちました。
また
・専門分野から外れる資格は道楽に過ぎない
・雇用されても気持ちは個人事業主
・長年の経験・スキルこそ「シニアの財産であり商品」
の言葉は心にぐっと刺さりました。
シニア層の方はもとより、バリバリ働く40代の方にこそ読んで欲しい
キャリア形成の必需品ともいえる良書です。
2019年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
定年を目の前にどうしようかと考えることが多くなり本書を購入。
読んでいて最初に思ったのは少なくとも5年前に読めていればということ。
幸いなことに40過ぎたところで外資系に転じた為に役職定年は関係ない。(但し、いつクビになるかは分からないが少なくとも年齢だけで給与が下がることは少ない。)
一方で関係会社などないので出向という選択肢もない。
著者自身がそうであるインディペンデント・コントラクターという働き方は興味があるが、自身の仕事でこれをやるのにはどうするかは思案のしどころ。
という具合に、それぞれの選択肢のプロ& コンを冷静に説明してくれているので、こちらも自分に合った選択肢が何であるかを冷静に考える機会となった。
読んでいて最初に思ったのは少なくとも5年前に読めていればということ。
幸いなことに40過ぎたところで外資系に転じた為に役職定年は関係ない。(但し、いつクビになるかは分からないが少なくとも年齢だけで給与が下がることは少ない。)
一方で関係会社などないので出向という選択肢もない。
著者自身がそうであるインディペンデント・コントラクターという働き方は興味があるが、自身の仕事でこれをやるのにはどうするかは思案のしどころ。
という具合に、それぞれの選択肢のプロ& コンを冷静に説明してくれているので、こちらも自分に合った選択肢が何であるかを冷静に考える機会となった。
2017年5月7日に日本でレビュー済み
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企業人の年齢で言えば50歳台後半、今後取るべき選択肢を共に考えてみようというのが本書の中身。選択肢は様々あれど、継続雇用でも出向でもなく、完全独立起業でもない、中間的なインディペンデント・コントラクター(IC、独立業務請負人)を推奨するところがユニーク。まだ一般には馴染みのない方式だと思うが、著者自らが実践しているので説得力もある。国内にはなんとIC協会まであるというのが意外。
一方、本書を管理職側の参考書として活用することも有効。高年齢者雇用安定法に基づく継続雇用制度の扱いなどでは時々迷うこともある。そもそも会社としてはこれ迄そういうことを前提にしていなかったし、社会全体での受け皿も十分に用意されているわけでもない。制度も意識もなかなか追いつかないのが現状で、そんな時に読めば色々と知識やヒントを与えてくれそうな本。企業内で行われる、いわゆるライフプランセミナーの副読本としても使えそう。最近では働き方改革も急速な勢いで現場に入ってきているので、著者に語ってもらうべきテーマはまだまだ増えるに違い無い。今後も更に現役・現場を生かした著作を期待。
一方、本書を管理職側の参考書として活用することも有効。高年齢者雇用安定法に基づく継続雇用制度の扱いなどでは時々迷うこともある。そもそも会社としてはこれ迄そういうことを前提にしていなかったし、社会全体での受け皿も十分に用意されているわけでもない。制度も意識もなかなか追いつかないのが現状で、そんな時に読めば色々と知識やヒントを与えてくれそうな本。企業内で行われる、いわゆるライフプランセミナーの副読本としても使えそう。最近では働き方改革も急速な勢いで現場に入ってきているので、著者に語ってもらうべきテーマはまだまだ増えるに違い無い。今後も更に現役・現場を生かした著作を期待。
2021年2月10日に日本でレビュー済み
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氏の著者「知らないと後悔する定年後の働き方」と内容が重複している箇所がやや多いかな。
どちらか一冊買えば事足りる気がします。
★3つで。
どちらか一冊買えば事足りる気がします。
★3つで。
2020年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「50代キャリア本」はさまざまあれど、やっぱり一番気になるのが「他者の事例」。
ということで、本書はそれが豊富に載っているという意味でとても価値ある一冊でした。
転職、独立にはリスクがある。
ただ、「ずっと今の会社」にも、同じようにリスクがある。
しかも、係長や課長より「部長」のほうが(現場から離れている分)リスクが高い。
本書ではこうした「不都合な現実」が次々明かされていきます。
それに対する処方箋も本書には書かれていますが、むしろこうした現実を知ることで「目を覚ます」ことこそが、本書を読む最大の意味かもしれないと思った次第です。
ということで、本書はそれが豊富に載っているという意味でとても価値ある一冊でした。
転職、独立にはリスクがある。
ただ、「ずっと今の会社」にも、同じようにリスクがある。
しかも、係長や課長より「部長」のほうが(現場から離れている分)リスクが高い。
本書ではこうした「不都合な現実」が次々明かされていきます。
それに対する処方箋も本書には書かれていますが、むしろこうした現実を知ることで「目を覚ます」ことこそが、本書を読む最大の意味かもしれないと思った次第です。