テンポの良い短編。隙間時間に濃密な(やや古風な)時間を味わえる。自分では決してしないアフェア。
この事象に、こんなフレーズがあったのかと言葉の奥行きを感じる。

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120% coool (幻冬舎文庫 や 1-3) 文庫 – 1997/6/1
山田 詠美
(著)
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日1997/6/1
- ISBN-104877284745
- ISBN-13978-4877284749
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (1997/6/1)
- 発売日 : 1997/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 221ページ
- ISBN-10 : 4877284745
- ISBN-13 : 978-4877284749
- Amazon 売れ筋ランキング: - 734,276位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1959(昭和34)年、東京生れ。明治大学文学部中退。’85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。同作品は芥川賞候補にもなり、衝撃的なデビューを 飾る。’87年には『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞受賞。さらに、’89(平成元)年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、’91年 『トラッシュ』で女流文学賞、’96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、’05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞を 受賞する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 熱血ポンちゃん膝栗毛 (ISBN-13: 978-4101036243)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月29日に日本でレビュー済み
装丁がカッコ良かったので購入したが、アメリカの黒人音楽のような大文字のlove&peaceのような...著者の山田詠美氏は白人のイチモツはエッチで黒人はデカマラで黄色は挿入がないと...と語っていた、アメリカにもドイツにも人種法や人種差別の歴史があるが、ソウルミュージック好き黒人好きデカマラ好き感度感性で人種や社会を気にせず行動、また日本女性はオルガニスムスに達する際イク、イッチャウと発し外国人女性はcome,comeと発すると違いも指摘していた、中世ヨーロッパ時代にムーア人達に犯された金髪碧眼白人女性達の、同子孫も残るイタリア辺小島の歴史によりヨーロッパの白人女性の股間に錠付き貞操帯ですか?
2017年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章力は流石です。10年以上前によく読んでいたけど、久々に読むと、描写力がすごい!
ただ、何となく理解しにくい作品もあったかなってことで、一つ減点させてもらいます。でも、損はない作品集ですね。そんな評価をすること自体おこがましいですが。
ただ、何となく理解しにくい作品もあったかなってことで、一つ減点させてもらいます。でも、損はない作品集ですね。そんな評価をすること自体おこがましいですが。
2012年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者の描く女性は魅力的である、愛すること誰かを大切に思うこと、
タイトルもユニークで恋愛短編集として一気に読める魅力のある作品
である。文章の構成、表現力が上手く実力のある作家であることが本書
を読めば納得できる。
タイトルもユニークで恋愛短編集として一気に読める魅力のある作品
である。文章の構成、表現力が上手く実力のある作家であることが本書
を読めば納得できる。
2019年5月14日に日本でレビュー済み
最近の山田詠美さんの本と比べて、この本はとてもカドがあります。時系列で読んでいくのもいいですが、まるで二人の山田詠美さんがいらっしゃるような感覚に陥ります。畳み掛けるような描写ととても独創的な言葉の連続。
肉体性と精神性のいずれにおいても恍惚感を求めて走り抜けようという樣が、出版された頃の世相を裏打ちしているようでもあります。
肉体性と精神性のいずれにおいても恍惚感を求めて走り抜けようという樣が、出版された頃の世相を裏打ちしているようでもあります。
2008年3月19日に日本でレビュー済み
初めて出会ったのは、高校生の時。それから何年も経ちましたが、彼女の文章は私を包んだままです。
特に『待ち伏せ』『ガリレオの餌』『雨の化石』が好きで、何度読み返しても、違う面を見せてくれるのです。やはり山田詠美さんは、根っからの小説家なのではないでしょうか。でなければ、こんな作品は書けないと思います。
特に『待ち伏せ』『ガリレオの餌』『雨の化石』が好きで、何度読み返しても、違う面を見せてくれるのです。やはり山田詠美さんは、根っからの小説家なのではないでしょうか。でなければ、こんな作品は書けないと思います。
2001年3月29日に日本でレビュー済み
表題作ではなく、一番目の「唇から蝶」が最も好きな作品だ。まず、タイトルがいい。話も非現実的なのに、作り話のように感じられない。山田詠美らしい描写を堪能できる一冊である。