性を大胆に解放し、戦前の世界へ衝撃を走らせた問題作!
【内容】
若く美しい妻は親ほどに年上の夫が欲求を満たしてくれない。馬の交尾を見て豊満な肉体がうずき、水と戯れたのち全裸で野を走って欲情のほてりをさまし、たくましい技師に抱かれてエクスタシーの一夜を明かす。
それは夫の知るところとなる。セリフを最小限にとどめてあくまでも美しく描きあげた。戦前の映画界は驚きあわて、日本では内務省検閲でズタズタに切られ、ビデオ時代に全容をあらわした。若妻役のキースラーは渡米してヘディ・ラマーと改名、「サムソンとデリラ」に主演した。
【作品情報】
監督:グスタフ・マハティ
脚本:フランティシェク・ホルキ、グスタフ・マハティ/撮影:ヤン・スタリヒ
出演:ヘディ・キースラー/ズヴォニール・ロゴツ/アリベルト・モーグ/ズヴォニミール・ロゴツ
製作年:1932年