私は大学の教職ではなく企業つとめですが、社員研修・訓練の企画に本書は役立ちました。
「大学生レベルのレポート課題」を書いたことはあれど、どのように論題として学ぶ人に提示して、どのように評価/ルーブリックを定めることでピアレビューが有効になるのか、はよく分かっていませんでした。レポート論題の設定、それに合わせた授業設計と評価を順序立てて書かれているので、設計側の視点として整理され、自分が出題者になったときに、どのように思考力を問う論題・剽窃できない論題を出したらよいか、について理解が深まりました。
思考力を鍛えられる研修の企画に反映させていきたいと思います。
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学生を思考にいざなうレポート課題 単行本(ソフトカバー) – 2016/12/7
成瀬尚志
(編集)
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どのように工夫すれば学生が頭を使ってレポート課題に取り組むのか?これまで理論的には問われてこなかったこの問いに、「レポート論題」、「授業設計」、「評価」の各観点から答える渾身の書。特に「剽窃が困難となる論題」についての分析は、これまでのレポート課題のあり方を根本から問い直す。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社ひつじ書房
- 発売日2016/12/7
- ISBN-104894768275
- ISBN-13978-4894768277
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商品の説明
著者について
編者:成瀬尚志(なるせ たかし)
京都光華女子大学短期大学部講師。専門は哲学、高等教育。神戸大学大学院文化学研究科単位取得退学。博士(学術)。主な業績は『アクティブラーニングとしてのPBLと探求的な学習』(共著、東信堂)、『真理・言語・歴史』(共訳、春秋社)、「クワインはなぜ物理主義を採用したのか」(単著、『モラリア』)ほか。
京都光華女子大学短期大学部講師。専門は哲学、高等教育。神戸大学大学院文化学研究科単位取得退学。博士(学術)。主な業績は『アクティブラーニングとしてのPBLと探求的な学習』(共著、東信堂)、『真理・言語・歴史』(共訳、春秋社)、「クワインはなぜ物理主義を採用したのか」(単著、『モラリア』)ほか。
登録情報
- 出版社 : ひつじ書房 (2016/12/7)
- 発売日 : 2016/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 184ページ
- ISBN-10 : 4894768275
- ISBN-13 : 978-4894768277
- Amazon 売れ筋ランキング: - 308,938位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 832位高等教育 (本)
- カスタマーレビュー:
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2022年2月26日に日本でレビュー済み
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2017年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルの通り、剽窃が困難で、かつ学生が自分の頭で考えざるを得ないような設問の出し方、課題の課し方が具体的に提案されている一冊です。
例えば知識を問うような課題を課す際にはサイトからの剽窃が容易ですが、そのような場合でも
「小学生に教えることを想定して口語体で説明せよ」
と設問を調整することで、少なくとも学生は自分で内容を理解し、噛み砕くことが必要になるのではないか。例えばこのような提案がなされています。
また、本書の後半にあった
「多くの大学でレポート課題が課されているにもかかわらず、またレポート課題は学生の成長にとって重要であるにも関わらず、レポート課題の設計についてはフィーリングで行われてきた。」
という問題意識にも強く共感できます。
ただ、一部では文系の専門用語が多かったり、徐々に要素を加えて肥大化していくポンチ絵に混乱してしまったりと、わかりづらい部分もありました。
ともあれ、学生のレポートの出来に不満のある先生方には一読の価値がありそうです。
例えば知識を問うような課題を課す際にはサイトからの剽窃が容易ですが、そのような場合でも
「小学生に教えることを想定して口語体で説明せよ」
と設問を調整することで、少なくとも学生は自分で内容を理解し、噛み砕くことが必要になるのではないか。例えばこのような提案がなされています。
また、本書の後半にあった
「多くの大学でレポート課題が課されているにもかかわらず、またレポート課題は学生の成長にとって重要であるにも関わらず、レポート課題の設計についてはフィーリングで行われてきた。」
という問題意識にも強く共感できます。
ただ、一部では文系の専門用語が多かったり、徐々に要素を加えて肥大化していくポンチ絵に混乱してしまったりと、わかりづらい部分もありました。
ともあれ、学生のレポートの出来に不満のある先生方には一読の価値がありそうです。
2019年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「レポートに至るまでの授業の組み立て方」がカリキュラム例付きで載っており、とても助かりました。
レポート課題を出す教員は必携だと思います。
レポート課題を出す教員は必携だと思います。
2017年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ読み切れていないページがありますが、うなずける内容が多いので参考になります。
2020年6月14日に日本でレビュー済み
「思考にいざなうレポート課題」とはつまり、パクリとかコピペではない、学習者の思考の痕跡が見て取れるレポートの課題ということ。
「コピペ対策のため」と聞けば、消極的なイメージであるが、それよりももっと積極的にコピペが不可能で、かつ「学生が工夫をしたくなる」「頭を使いたくなる」、レポート課題のひねり方について、あれこれと工夫し理論化して整理している。
これから学校教育のICT化が進むと、学習内容の評価方法として、一方ではCBTのようなオンラインでの択一型テストを、そして一方ではレポートなどの論述形式のパフォーマンス課題がますます増えていくことと思う。
後者の、パフォーマンス課題では、その課題の出し方によってはコピペを誘発するし、うまくいけば生徒に「これは自分で考えないわけにはいかないぞ」という気持ちにもさせられる。
どんな課題なら、コピペが不可能になり、その気もうせて、自分なりに思考した文章を書きたくなるか、そのヒントをこの本から沢山得ることができた。
この本では大学教育を想定しているが、原理原則を応用すれば小学校からでも活用可能だ。
「コピペ対策のため」と聞けば、消極的なイメージであるが、それよりももっと積極的にコピペが不可能で、かつ「学生が工夫をしたくなる」「頭を使いたくなる」、レポート課題のひねり方について、あれこれと工夫し理論化して整理している。
これから学校教育のICT化が進むと、学習内容の評価方法として、一方ではCBTのようなオンラインでの択一型テストを、そして一方ではレポートなどの論述形式のパフォーマンス課題がますます増えていくことと思う。
後者の、パフォーマンス課題では、その課題の出し方によってはコピペを誘発するし、うまくいけば生徒に「これは自分で考えないわけにはいかないぞ」という気持ちにもさせられる。
どんな課題なら、コピペが不可能になり、その気もうせて、自分なりに思考した文章を書きたくなるか、そのヒントをこの本から沢山得ることができた。
この本では大学教育を想定しているが、原理原則を応用すれば小学校からでも活用可能だ。
2018年6月27日に日本でレビュー済み
レポートの剽窃を取り締まるソフトまである世の中。
取り締まるのではなく、それが起こらないように、
しかも学生たちが思考を深められるように
教員側が工夫改善をしましょう、と投げかける好著。
教員が授業改善をし工夫したレポート課題をだし、
学生たちは思考を深めながらその課題に取り組む。
筆者が目指している循環がすばらしいし、本来そうあるべきだな、と痛感。
反省を促すだけでなく、具体的にどうすれば良いのかの指標も示されており、
私は、早速その指標を使ってレポート課題を改善してみた。
好感触。
レポート課題の工夫。
小さな一歩のようだが、じんわりと確実に授業改善につながる一歩だった。
取り締まるのではなく、それが起こらないように、
しかも学生たちが思考を深められるように
教員側が工夫改善をしましょう、と投げかける好著。
教員が授業改善をし工夫したレポート課題をだし、
学生たちは思考を深めながらその課題に取り組む。
筆者が目指している循環がすばらしいし、本来そうあるべきだな、と痛感。
反省を促すだけでなく、具体的にどうすれば良いのかの指標も示されており、
私は、早速その指標を使ってレポート課題を改善してみた。
好感触。
レポート課題の工夫。
小さな一歩のようだが、じんわりと確実に授業改善につながる一歩だった。