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2010年6の月、500万人が夜逃げする 単行本(ソフトカバー) – 2010/4/29
購入オプションとあわせ買い
2010年6月、貸金業法が完全施行されます。
これが実は、とんでもない法律であることを、ご存じでしょうか。
サラ金からおカネを借りたくても、
借入総額が年収の3分の1を超えてはならないという
総量規制が強制されるため、
日本中の貸金業者が一斉に貸してくれなくなるからです。
つまり、どういうことか。
「いざ」というとき、生活費や医療費、子供の教育費のために、
貸金業者に頼っていたみなさんは、もうおカネを借りられなくなるのです。
■「過払い問題」も「多重債務問題」も、わかりやすくご説明します!
クレジットやローン会社からの借入額が年収の3分の1を超えている人は、
今後、もはや一円も借りることができません。
これは決して「他人事」なんかではないのですよ。
そもそも、ギャンブルや夜遊びに入れあげて、
サラ金からおカネを借りている人ばかりではありません。
実は、仕事を受注するためのつなぎ資金として、
なじみの貸金業者に頼っていた中小企業の社長は多いんです。
もちろん、低所得者の方、特に専業主婦が家計のやりくりに窮し、
切羽詰まって借りるケースもありました。
しかし、本当に残念ですが、事業主の方も、専業主婦の方も、サラリーマンも、
これからは借りたくても借りられなくなってしまうんです。
■「破綻の臨界点」というまったく新しい理論!
本来、いくらまでなら、おカネを借りても「安全」だったのでしょうか。
簡単な計算で、あなたの「破綻の臨界点」がすぐにわかります。
家計簿をつける手間もいりません。
これまで誰も教えてくれなかった「債務整理術」もあわせてご紹介します。
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/4/29
- 寸法15.2 x 1.6 x 21.1 cm
- ISBN-104062162377
- ISBN-13978-4062162371
商品の説明
著者について
1984年東京大学工学部卒業後、講談社に勤務。
週刊モーニング編集部在籍中に漫画家青木雄二氏を発掘し、
「ナニワ金融道」を作る。
1995年に独立後は原作契約を締結し、
同作品の第17巻まで原作を手がける。
主な著書に「超円高社会 日本が変わる」(講談社)、
「花のタネは真夏に蒔くな」(文春文庫)、
「闘う楽しむマンション管理」(文春新書)ほか多数。
About this Title
今から2000年も前に書かれた聖書ですら、多くのページを費やして、さかんに高利貸しの害悪について注意を促しています。私たちよりも百世代も前の人たちですら、現代の私たちとまったく同じように、利子を取ってお金を貸し借りすることを警戒し、悩み続けてきたのですね。
これだけ長期間に渡って高利貸しの恐ろしさが伝えられてきたのですが、なぜ高利の借金が恐ろしいのかという根源の理由を正面から解明した人はいませんでした。
高利が怖いなんてことは、どうやらまったく当たり前のことだと考えられていたようなのです。ちょうどニュートン以前の人間が、リンゴの実が落ちるのを見ても何も感じなかったのと同じように。
破綻の臨界点の発見は、お金の貸し借りにおけるニュートン的な発見だろうと筆者は考えています。ニュートン力学ほどの難しさもなく、言われてみれば誰でも一発で理解できる概念ですが、言われなければ気がつかなかった概念なのですから。
しかも引力と同じで、たしかに目には見えないけれど、破綻の臨界点が現実に存在していることは、この本をお読みいただいた皆さんは、まちがいなく納得してくださっていることでしょう。
破綻の臨界点の理論を使えば、同じ金貸しからお金を借りた客のうち、多重債務に陥る人と、平気で返せてしまう人が出てくる理由を明確に説明することができます。二人の差は、破綻の臨界点を踏み越えてしまうか踏み越えないかの差なのです。お金を借りる側のうち、ある者たちが、自分の選択によって多重債務者への道を選んでいるのだという点こそが発見なのです。
だからこそ、すべての国民に対して十分な教育を整備しなければならないのです。幼少期から成人に至るまで、継続的な教育が必要なのです。
また、借りる人に対する臨床心理的な「心のカウンセリング体制」が必要です。「法律家のカウンセリング」とはまったく異なる、心に寄り添うカウンセリング体制が求められているのです。
しかし貸金業法の完全施行を今年6月に控えた今、教育内容はお粗末きわまりないままで放置され、カウンセリング体制も不十分。ほとんどの自治体で皆無に等しい惨状です。このままでは、多重債務とは無関係の500万人の健全債務者まで借りられなくなる6月の津波を乗り切ることはできません。
多重債務問題は、一も二もなく借りる人の「心の問題」です。この点を理解する以外に解決の道はありません。
ただし破綻の臨界点の発見は、天動説を信じていた人たちにとっては、きわめて都合が悪い発見なのかも知れません。
「貸す側に全責任がある」と天動説を唱え続けてきた一部勢力は、日本政府や裁判所までをもコントロールし、貸す側を規制し、ついに貸す側を収奪できるように法律を改変し、その法律が今年6月に施行されるに至ったことを、この本の中で詳細に解明してきました。
「借り手には責任がない」と言った瞬間、借り手へのフォローは置き去りにされます。それこそが現在の日本が置かれている姿なのです。
だけど、百万言を費やして引力の存在を否定しても、決して空中浮遊はできません。借り手に責任がないと言った瞬間に、ほんとうにお金が必要な人を救えなくなってしまうのです。
今年6月。貸金業法が完全施行されてしまいます。借りても大丈夫な人から資金調達の道をムリヤリ取り上げる一方で、借りてはいけない人に貸すことを容認する法律です。貸し手を規制し、貸し手を罰するこの法律。徹頭徹尾、非科学的であり、あたかも呪術のようにすら見える悪法です。
予算はゼロだが対策は打ったと政府は言い訳を並べています。絵に描いたモチならいくつもあるから、どんどん食べて満腹になれと言う政府。これがどれほどの欺瞞なのか、言うまでもありません。精神力を統一すれば竹槍でB29を撃墜できると言って国民を戦争に駆り立てたのはどこの誰だったのか、忘れたわけではないですよね。
責任転嫁するだけでは問題は解決しないのです。真実を見据えなければ何一つ前には進まないのです。
ニュートンが引力を作ったわけではありません。ニュートンは引力を発見したに過ぎません。
人類が誕生するよりもずっと前から、リンゴの実は落下し続けていたのです。
それと同じで、人類がお金を使い始め、お金の貸し借りを始めた瞬間から、破綻の臨界点もまた、そこに存在し続けていたのです。
またもや愚かな過ちを繰り返したあとでないと、この国は一つも変われないというのなら、なんという情けない国なのでしょうか。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/4/29)
- 発売日 : 2010/4/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 194ページ
- ISBN-10 : 4062162377
- ISBN-13 : 978-4062162371
- 寸法 : 15.2 x 1.6 x 21.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,063,908位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 68,524位投資・金融・会社経営 (本)
- - 184,622位ノンフィクション (本)
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そのワケは...
1)行間が広い
2)誌面からの反射が無い
3)文字サイズが大きめ
4)ソフトカバー
これらは、
著者の読者に対する優しさと、読了して欲しいという願いの、
現れであろう。
さて、
2010年6月18日が、何の日か、わからない。
かつ、
無担保で、お金を借りている、あるいは、借りようとしている。
そういう方は、ぜひ、この本を読むべきであろう。
ひょっとすると、
本書のタイトル通りの行動を起こすことになるかもしれないから。
10万円の借金が、安心な借入れなのか?、破綻への道なのか?
それを、自分の手で判別する方法を、本書は教えてくれる。
どちらなのかを判別できれば、
6月18日までの一ヶ月強の間に、手を打つことが出来るであろう。
幸いにして、
以上のようなことに縁のない人にも、本書は、興味深い1冊である。
「法律」が、どのように作られてしまうかも、良くわかる。
我々が、立法権は国会のものと、国会議員に依存していると、
こういうトンデモ法が、出来上がってしまうということが、
そして、官僚の裁量範囲が、いかに大きいかということも、
見えてくる。
本書から得られる最大の知見は、
「良い借金」と「悪い借金」が、あるということかもしれない。
それが、読み取れれば、読了!

そのワケは...
1)行間が広い
2)誌面からの反射が無い
3)文字サイズが大きめ
4)ソフトカバー
これらは、
著者の読者に対する優しさと、読了して欲しいという願いの、
現れであろう。
さて、
2010年6月18日が、何の日か、わからない。
かつ、
無担保で、お金を借りている、あるいは、借りようとしている。
そういう方は、ぜひ、この本を読むべきであろう。
ひょっとすると、
本書のタイトル通りの行動を起こすことになるかもしれないから。
10万円の借金が、安心な借入れなのか?、破綻への道なのか?
それを、自分の手で判別する方法を、本書は教えてくれる。
どちらなのかを判別できれば、
6月18日までの一ヶ月強の間に、手を打つことが出来るであろう。
幸いにして、
以上のようなことに縁のない人にも、本書は、興味深い1冊である。
「法律」が、どのように作られてしまうかも、良くわかる。
我々が、立法権は国会のものと、国会議員に依存していると、
こういうトンデモ法が、出来上がってしまうということが、
そして、官僚の裁量範囲が、いかに大きいかということも、
見えてくる。
本書から得られる最大の知見は、
「良い借金」と「悪い借金」が、あるということかもしれない。
それが、読み取れれば、読了!

いろいろ知らなかった世間と、政治や法律の成り立ちを知ることができました。
”独創的”という意味でもすばらしいのですが、いつものことで、すぐ後追いの類書が出ることでしょう。
日常に潜む落とし穴の存在
圧倒的大多数である健常な債務者の問題
主婦の規制は差別的発言である事の根拠
文面は簡易で、イラスト付、文字の大きさも
適当で読みやすくまさに良書であると感じた。
マスゴミに洗脳された人には
「目からウロコ」が落ちる思いになる。
「真実はいつも一つ」某アニメの小学生探偵がいっていたが、
事実はいつも多面的である。無料で見られるもの(TV)には
誰かの主観が混じっていても文句は言えない。
6月はもう終わろうとして表面上はなにも
問題がないように見えるが、水面下では徐々に事態が
悪化中なのだろう。
本書には「いざ」という時に借りれる限度額を明確に解りやすく
説明があり、高評価にした。
著者には是非、株式の信用取引、FX、CFDは違法かどうか
議論してもらいたい。
サラリーマン金融業者が過払い利息訴訟で次々と破綻している事実は異常だと思う。
個人的には、法律自体が、今まで黙認していた事実(利息)をある日突然過去にさかのぼって全て違法としたのだから、法律解釈の横暴とも考えている。
それを分かりやすく、理論的に指摘した良書だと思う。
そして、このような官僚の横暴あるいはお粗末な立法あるいは運営は、現代日本で次々と蔓延していると思う。
国民年金、介護保険も同様に根本的な問題を抱えている。
住宅が余っている時代に、UR賃貸住宅は次々と資産的に不良な賃貸住宅を作り続けている。
筆者には、是非このような問題を指摘していただきたいものと感じる。
そして、今後の不正防止のために、このような決定に携わった責任者官僚は、氏名を公開されるべきでもあると思う。
ではどうやって!?という疑問に答えてくれる良書。
難しいことを優しく租借してくれているので
非常に分かりやすくスラスラと読めました。
何より、これまで金融庁やアカデミックといった法改正の主体に置いてけぼりをくらっていた、「真に読むべき人」である主婦や一般生活者に事実を伝えたいという著者の想いが伝わってくる。
およそお役所や国会での議論は、生活資金や短期の事業資金を実際に必要としている私たちの肌感覚からは遠い世界の空論であり、現実味がなかった。それ故、「与信枠が知らない間にゼロ円に・ATMに入れたカードが返ってこない可能性も」などと例を挙げて指摘されしまうと、今更ながら背筋が寒くならざるを得ない。
話は逸れるが、こうした書籍を副読本として、金融リテラシー教育を行ってはどうかと思う。個人にとっていざという時の資金調達先であるノンバンクは、(良い面も躓きやすい面も含めて)付き合い方を学ぶことを避けて通れない時代である。
きっちり理解できる書物です。
それ以上に現代社会の問題やマスコミの問題についても理解が深まります。自殺者の統計についてもしっかりと読み込み原因についても健康問題が要因であることやその増減に関しても考察してあります。
おすすめの一冊です。
読みやすく、示唆にとんでいるものの、
著者の主張が散逸しているため頷けない部分もあります。
それでも、指摘されている問題の大きさは見過ごせません。
総量規制の問題は、ニュース等でもちらほらと見ていて、
基本「良い改正だ」とくらいにしか思っていませんでしたが、
あれだけTVCM等で銀行系のカードローンの宣伝がされているのに、
総量規制は貸金業者のみ対象で、銀行は対象外だということ。
看板だけ銀行で、実体は貸金業者そのものだというのに規制対象外。
これでは何の意味もないホネヌキ改正では・・・
そして、そもそもどんな規制を用意したとろで、
個人個人が自分の「破綻の臨界点」
がわかっていなければ、同じトラブルは起こり続けるということ。
年収がいくらであろうと、生活費はそれぞれ違うわけで、自分なら
いくらまでの借金(と利率)なら返せて、
いくらからの借金(と利率)だと借金が膨らみ続け爆発するのか。
本書の中で、その境目が意外にも狭く、
これならあっさりと踏み越えてしまう人がいるのも頷けてしまいます。
借金が破綻するずっと前、もしかすると下手をすると借りた瞬間から、
破綻するか返済しきれるかは決まっているようなもの。
こうした分岐点を把握して借金をする人はあまりいないのでは?
私の周囲にも、安易なリボ利用者や、カードローンを自分の貯蓄と
錯覚して使う人がいますが、臨界点を越えているのかいないのか・・・
幸いに2010年6月を過ぎた今も、まだ著者の予言するようなトラブルは
表面化していないようですが、
銀行系を含め、クレジットカードを1枚でも持っている人なら、
目を通しておくべき1冊な気がします。