山崎元さんらしい語り口の本だと思います。
お金との向き合い方についてシンプルに書かれていて、良い本だと思いました。文章も読みやすく、すぐに読み終わりました。
特に、銀行員、証券マン、保険外交員に対するスタンスは、山崎さんらしい良い意味での辛辣さが良いです(笑)。
保険でがんじがらめにされている人は、本著を読んでみて、多額の保険契約が本当に正しいのか、見つめ直してみた方が良いかも知れません。
投資手法についてはあっさりと触れているのみで、5年前の本という事もあり、おすすめの商品やNISAについての情報も古めです。この辺りは最新の別著(山崎氏が共著者となっている「ほったらかし投資術」)などを参考にすれば良いと思います。
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人生を自由に生きたい人はこれだけ知っていればいい お金で損しないシンプルな真実 単行本 – 2018/3/20
山崎元
(著)
これ一冊読めば、人生に必要なお金の「答え」がわかる!
お金の教養の本質は、実はとてもシンプルです。
子どもにも理解できるくらい簡単で、大人が読んでも必ず役に立つ、
おそらく今後20年は古びることがない決定版です。
「人生設計の基本公式」「老後設計の基本公式」「運用をめぐる地雷リスト」など、役に立つツールが満載!
ハードカバーの素敵な装丁で、これから新社会人になる若者への贈り物にもおすすめです。
【第1章】 人生とお金で大事なことをざっくりおさえよう
1 若いうちは「稼ぐ能力」を鍛えよう
●お金はまず働いて稼ぐ
●「価値のある人材」になろう
●「自分への投資」を意識する
●最初の職場の選び方
●28歳というリミット
2 借金はできるだけしない
●お金を借りるということ
●リボ払いするような相手とは結婚するな
●奨学金を借りるのは悪くない
3 保険はできるだけ節約しよう
●保険の勧誘に注意
●保険とは「損な賭け」
●がん保険に入ってもがん予防にはならない
4 自分の人生をだまし取られないために
●「人生とお金のプロ」を疑おう
●キャッシュフロー表は営業ツール
●リスクを無視した逆算に気をつけよ
5 人生とお金をざっくり把握するツール
●現状を知るためのツール
●必要な貯蓄額を知るツール――人生設計の基本公式
6 「家を買うかどうか」は投資の観点から考える
●家を買うことは当たり前ではない
●家を買うことは投資である
●家を買うリスク
7 45歳になったらセカンドキャリアについて考える
●もっと収入を増やすために
●大学院に行くことに価値はあるか
●転職と再就職のコスト
8 歳を取っても、お金の考え方は変えなくていい
●老後の資産の取り崩し方
●退職したら特に銀行には気をつける
●運用方法にまで歳を取らせる必要は無い
●自分の判断力を過信しない
【第2章】 お金は、だまされずになるべく増やそう
1 運用の「俗説」を信じない
●運用に目的は必要ない
●「初心者向けの商品」など無い
●運用に目標額はいらない
2 運用の判断を人に任せない
●お金のことでは人を信用しない
●誰に相談すればいいか
●友達のクチコミにも要注意
3 投資の本質をシンプルに理解する
●自分のお金を経済に参加させる
●投資のリスクとは何か
●高いリターンの源泉
4 なるべく増やすための運用法
●超簡単な運用法
●リスク運用はインデックスファンドで
●無リスク運用は「個人向け国債(変動10)」
5 相場よりもウデよりもまず手数料
●まず手数料をチェックする
●商品選びと手数料
6 運用商品は合理的に売買しよう
●運用商品の売買は合理的に
●ドルコスト平均法の有効性は「気休め」
●お金が必要になったら迷わず売る
7 最も得な運用の器を選択する
●節税が可能な運用の器
●税優遇の器には、リスクを取る運用を集中させる
8 運用と依存症の危険な関係
●投資と「ギャンブル依存症」について
●投資と投機の違い
<付録> 運用をめぐる地雷リスト
毎月分配型の投資信託/外貨建て保険/ラップ口座/株主優待/無料相談/保険セールス/販売系のFP/銀行員
【第3章】 未来のお金とどう付き合うか
●「お金」と「価値」
●割合確実な近未来
●技術の発達が格差を拡大させる
●銀行は衰退する
●「お金」が無くなる未来にあっても必要なこと
お金の教養の本質は、実はとてもシンプルです。
子どもにも理解できるくらい簡単で、大人が読んでも必ず役に立つ、
おそらく今後20年は古びることがない決定版です。
「人生設計の基本公式」「老後設計の基本公式」「運用をめぐる地雷リスト」など、役に立つツールが満載!
ハードカバーの素敵な装丁で、これから新社会人になる若者への贈り物にもおすすめです。
【第1章】 人生とお金で大事なことをざっくりおさえよう
1 若いうちは「稼ぐ能力」を鍛えよう
●お金はまず働いて稼ぐ
●「価値のある人材」になろう
●「自分への投資」を意識する
●最初の職場の選び方
●28歳というリミット
2 借金はできるだけしない
●お金を借りるということ
●リボ払いするような相手とは結婚するな
●奨学金を借りるのは悪くない
3 保険はできるだけ節約しよう
●保険の勧誘に注意
●保険とは「損な賭け」
●がん保険に入ってもがん予防にはならない
4 自分の人生をだまし取られないために
●「人生とお金のプロ」を疑おう
●キャッシュフロー表は営業ツール
●リスクを無視した逆算に気をつけよ
5 人生とお金をざっくり把握するツール
●現状を知るためのツール
●必要な貯蓄額を知るツール――人生設計の基本公式
6 「家を買うかどうか」は投資の観点から考える
●家を買うことは当たり前ではない
●家を買うことは投資である
●家を買うリスク
7 45歳になったらセカンドキャリアについて考える
●もっと収入を増やすために
●大学院に行くことに価値はあるか
●転職と再就職のコスト
8 歳を取っても、お金の考え方は変えなくていい
●老後の資産の取り崩し方
●退職したら特に銀行には気をつける
●運用方法にまで歳を取らせる必要は無い
●自分の判断力を過信しない
【第2章】 お金は、だまされずになるべく増やそう
1 運用の「俗説」を信じない
●運用に目的は必要ない
●「初心者向けの商品」など無い
●運用に目標額はいらない
2 運用の判断を人に任せない
●お金のことでは人を信用しない
●誰に相談すればいいか
●友達のクチコミにも要注意
3 投資の本質をシンプルに理解する
●自分のお金を経済に参加させる
●投資のリスクとは何か
●高いリターンの源泉
4 なるべく増やすための運用法
●超簡単な運用法
●リスク運用はインデックスファンドで
●無リスク運用は「個人向け国債(変動10)」
5 相場よりもウデよりもまず手数料
●まず手数料をチェックする
●商品選びと手数料
6 運用商品は合理的に売買しよう
●運用商品の売買は合理的に
●ドルコスト平均法の有効性は「気休め」
●お金が必要になったら迷わず売る
7 最も得な運用の器を選択する
●節税が可能な運用の器
●税優遇の器には、リスクを取る運用を集中させる
8 運用と依存症の危険な関係
●投資と「ギャンブル依存症」について
●投資と投機の違い
<付録> 運用をめぐる地雷リスト
毎月分配型の投資信託/外貨建て保険/ラップ口座/株主優待/無料相談/保険セールス/販売系のFP/銀行員
【第3章】 未来のお金とどう付き合うか
●「お金」と「価値」
●割合確実な近未来
●技術の発達が格差を拡大させる
●銀行は衰退する
●「お金」が無くなる未来にあっても必要なこと
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2018/3/20
- 寸法17.4 x 11.4 x 1.45 cm
- ISBN-10402331692X
- ISBN-13978-4023316928
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2018/3/20)
- 発売日 : 2018/3/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 200ページ
- ISBN-10 : 402331692X
- ISBN-13 : 978-4023316928
- 寸法 : 17.4 x 11.4 x 1.45 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 250,474位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 698位一般・投資読み物 (本)
- - 26,693位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商 事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経て現職に至る。現在 は、コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務める(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お金とつきあう7つの原則』(ISBN-10:4584132135)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お金の運用方法を勉強したくて購入。
お金の運用はどの形で「持つ」のかということ。
そして「増やすという以外に目的はない」という部分が目から鱗でした。
学資保険、年金保険が良いというのは売る側の口実で、運用方法と使い道を関連づける必要はないのです。
シンプルに考え、価値が増える効率が高く、リスクは小さく、運用サービスに支払う手数料が安いもので運用する。
いつの時代にも通用する基本的な考え方だと思いました。
自分の持っている預金をどうやって増やすか、これからの資産運用をどうしていくか考え始める
いいきっかけとなる本だと思います。
ただ、より具体的な運用方法を知りたいなら同著「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えて下さい!」
の方がおすすめです。
お金の運用はどの形で「持つ」のかということ。
そして「増やすという以外に目的はない」という部分が目から鱗でした。
学資保険、年金保険が良いというのは売る側の口実で、運用方法と使い道を関連づける必要はないのです。
シンプルに考え、価値が増える効率が高く、リスクは小さく、運用サービスに支払う手数料が安いもので運用する。
いつの時代にも通用する基本的な考え方だと思いました。
自分の持っている預金をどうやって増やすか、これからの資産運用をどうしていくか考え始める
いいきっかけとなる本だと思います。
ただ、より具体的な運用方法を知りたいなら同著「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えて下さい!」
の方がおすすめです。
2018年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
解りやすいです
ざっと読めて、理解しやすい。
入門書という感じです。
ざっと読めて、理解しやすい。
入門書という感じです。
2023年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半は学生や新社会人向けと思われる内容です。若い人たちにぜひ読んでもらいたい内容です。社会で経験する、お金のトラブルを避けることができるでしょう。若い頃にお金でいろいろと苦労しましたが、本書の内容を知っていれば、避けられたなあと残念に思っています。後半は投資に関する内容です。投資を始める前にぜひ読んでおきたい内容です。30年前から投資を行っていますが、当時は投資関連誌が銘柄情報を掲載するのみで、資産形成の書籍もほぼ皆無でした。手探りで始めた投資でかなり痛い失敗を経験しました。初心者が投資で失敗しないために、読んでもらいたい内容です。
2022年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重要なメッセージを学ぶことができた。お金に関しては他人を信用してはならず、自分で意思決定しなければならない。
これからも無料セミナーや、無料相談はカモにならないように気をつけよう
これからも無料セミナーや、無料相談はカモにならないように気をつけよう
2020年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そもそもお金とは何のためにあるのかといったお金に対する考え方をベースにして、具体的にどうやって運用していくべきなのかを初心者にも分かりやすく教えてくれる本でした。
また、運用法だけでなく、これからお金という概念に対してどう向き合っていくべきかとても考えさせられました。
若いうちにこの本に出会えて良かったです!
また、運用法だけでなく、これからお金という概念に対してどう向き合っていくべきかとても考えさせられました。
若いうちにこの本に出会えて良かったです!
2018年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お金は感謝の印という言葉に誘われ本書を読むに至りました。投資と投機の違い、FXはゼロサムゲーム、など漠然と理解していたものが明確になりました。基本的なことが網羅されていますが、新しい気づきもあります。運用のしかたの指針が記されており、これから運用を始めようとする人には、新しい一歩を踏み出すための羅針盤になることでしょう。