この本は、下記の様な方にぜひ読んでいただきたく思います。
【ユーザー側】
・業務が属人的すぎて、システム化できないと思っている
・ウチの仕事は特殊だからと思っている
・システム導入後のカスタマイズ費用の高さに辟易している
・システムの改善ができず、不満がある
・システム開発会社をビジネスパートナーとして見れない
・システム化したいけど、何をどうしたらいいか分からない
・システム導入した方がいいかなと思うけど、どんなシステムを作ったら(使ったら)いいか分からない
・IT投資をしてきて、費用対効果を鑑みた時に、これ以上のIT投資はしないと決めている
・システム開発会社は使えないなと思っている
・打ち合わせから動くものが見えるまでに時間が掛かる
【ベンダー側】
・何のためにシステム開発してるんだろうと感じる
・ユーザーの顔が見たい
・人月商売が嫌い
・導入したシステムが使われていない現実に落胆している
・ユーザーの要望にすぐにでも応えたいけども、見積が大変
・ほとんど読まれないドキュメント作りが大変
・できればシステムの細々した改造はしたくない
システムは、役所・金融(銀行)・病院・大企業などに向けたシステム開発から、一般社会へ浸透してきた背景があります。
これらは、あらかた業務内容が決まっていて、顧客や外的要因に左右されにくい業務内容となっています。
もちろん日々変化はしていますが、ドラスチックな変化は少なく、ある意味成熟した業務内容と言えます。
しかし、ヒト・モノ・カネ・情報・仕組みが日々変化している現在では、成熟しているものなどなく、常に変化し続けることこそが生き残るために必要なことと言えます。
ビジネスは日々変化を求められるのに、そのビジネスを支えるシステムがその変化に対応できなければ、そのシステムを使っていく意味も必要性も無いのです。
その様な世の中において、「納品のない受託開発」は、システム開発における1つのビジネスモデルの提言をしています。
ソニックガーデンが目指しているシステム開発のスタイルは、全てのユーザーにマッチするものではないでしょう。ですが、ユーザーにとって、システム会社を選択するための基準が増えたことには違いありません。
「納品のない受託開発」は、今一般的なシステム開発でやっていることをやらないことも多いですし、ユーザーに負担がかかることも多いです。ですが、ビジネスパートナーとして長期的にユーザーに関わり続けるからこそ、ユーザーと共に喜び、共に悲しむことができるのです。そういったITの専門家をビジネスパートナーとして迎えたいというユーザーにとってはとても魅力あるスタイルだと思います。
納品のない受託開発を進める上での、お客様との向き合い方、社員との向き合い方、情報発信の大切さ、コンセプトを貫くことの大切さなど、非常に多くのヒントが散りばめられていて、体系的に、ある意味赤裸々に書いてあります。(笑)
システム開発をする方だけではなく、経営層の方などにも広く読んでいただきたい良書です。
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「納品」をなくせばうまくいく 単行本 – 2014/6/12
倉貫 義人
(著)
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購入オプションとあわせ買い
◆一括請負による「納品」に縛られた従来のビジネスモデル
情報システムやソフトウェア開発の一括請負は限られた予算と人員、納期(一括納品)遵守の制約のなかで、
エンジニアのスキル不足と常態化する過重労働(デスマーチ)によって疲弊しがちである。
顧客(ユーザー企業)にとってもいたずらに料金がかさむ割に満足度の低いビジネスモデルである。
◆ソフトウェア業界の常識をくつがえす「納品のない受託開発」というビジネスモデル
こうした業界の通弊を解決すべく考え出されたのが「納品のない受託開発」。これはユーザー企業と顧問契約を結ぶことによって月額定額を受け取り、
納期を廃するソフトウェア開発における常識破りとも言うべき画期的なビジネスモデルである。
◆ユーザー企業にもエンジニアにもメリットの大きい「納品のない受託開発」
本書はユーザー企業にとってもエンジニアにとってもメリットの多い、ソフトウェア開発のビジネスモデル(納品のない受託開発)を、
考案者にして実践者が自ら解説する初めての書。
IT業界、ソフトウェア開発が長年抱えてきた構造的な問題に切り込み、新たなソリューションを提示する。
読者対象は開発企業、エンジニアはもちろん、IT関連ビジネスの経営層、現場担当者、就職学生のほか、起業家、新規事業担当者など。
情報システムやソフトウェア開発の一括請負は限られた予算と人員、納期(一括納品)遵守の制約のなかで、
エンジニアのスキル不足と常態化する過重労働(デスマーチ)によって疲弊しがちである。
顧客(ユーザー企業)にとってもいたずらに料金がかさむ割に満足度の低いビジネスモデルである。
◆ソフトウェア業界の常識をくつがえす「納品のない受託開発」というビジネスモデル
こうした業界の通弊を解決すべく考え出されたのが「納品のない受託開発」。これはユーザー企業と顧問契約を結ぶことによって月額定額を受け取り、
納期を廃するソフトウェア開発における常識破りとも言うべき画期的なビジネスモデルである。
◆ユーザー企業にもエンジニアにもメリットの大きい「納品のない受託開発」
本書はユーザー企業にとってもエンジニアにとってもメリットの多い、ソフトウェア開発のビジネスモデル(納品のない受託開発)を、
考案者にして実践者が自ら解説する初めての書。
IT業界、ソフトウェア開発が長年抱えてきた構造的な問題に切り込み、新たなソリューションを提示する。
読者対象は開発企業、エンジニアはもちろん、IT関連ビジネスの経営層、現場担当者、就職学生のほか、起業家、新規事業担当者など。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社日本実業出版社
- 発売日2014/6/12
- 寸法13.2 x 1.6 x 18.9 cm
- ISBN-104534051948
- ISBN-13978-4534051943
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商品の説明
著者について
倉貫義人(くらぬき・よしひと)
1974年京都府生まれ。99年立命館大学大学院卒、東洋情報システム(現・TIS)入社。
03年基盤システムセンター、05年SNS「SKIP」を開発し、09年社内ベンチャー第1号としてソニックガーデンを設立、11年MBOにより株式会社ソニックガーデンを創業。
同社はソフトウェア業界では類例のない月額定額、成果契約による「納品のない受託開発」をビジネスモデルとするベンダーとして注目を集める。
また、そのビジネスモデルをオープン化し、新しいフランチャイズ・システム「ソニックガーデンギルド」を展開している。
1974年京都府生まれ。99年立命館大学大学院卒、東洋情報システム(現・TIS)入社。
03年基盤システムセンター、05年SNS「SKIP」を開発し、09年社内ベンチャー第1号としてソニックガーデンを設立、11年MBOにより株式会社ソニックガーデンを創業。
同社はソフトウェア業界では類例のない月額定額、成果契約による「納品のない受託開発」をビジネスモデルとするベンダーとして注目を集める。
また、そのビジネスモデルをオープン化し、新しいフランチャイズ・システム「ソニックガーデンギルド」を展開している。
登録情報
- 出版社 : 日本実業出版社 (2014/6/12)
- 発売日 : 2014/6/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4534051948
- ISBN-13 : 978-4534051943
- 寸法 : 13.2 x 1.6 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 130,731位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,738位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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株式会社ソニックガーデン代表取締役
大学院を修了後、大手システム会社でエンジニアとしてキャリアを積みつつ「アジャイル開発」を日本に広げる活動を続ける。自ら立ち上げた社内ベンチャーを、2011年にMBOし、株式会社ソニックガーデンを創業。月額定額&成果契約という「納品のない受託開発」を展開し、注目を集める。新しいワークスタイルにも取り組み、リモートワークを実践し、そのノウハウも発信し続けている。
ブログ http://kuranuki.sonicgarden.jp
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月15日に日本でレビュー済み
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2018年9月20日に日本でレビュー済み
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4章以降、著者の顧客のコメントが載せられていて、話がより具体的になっていきます。この本の中で、著者が言っているように、すべてのシステム開発に「納品がない受託開発」が可能ではないように思います。本書にでて来るWEBシステム開発では可能なのでしょう。また、新規顧客の開拓の方法などについてもほとんど触れられていなくて、もっと説明があるとより良いかと。著者の会社は営業がなく営業活動もしないと述べていますが、この本自体が著者の会社の宣伝なのかも・・・私もリーンスタートアップ、ストックビジネスの考えには賛成なので、共感できる部分もあります。
2015年12月23日に日本でレビュー済み
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一気に読みました。ソフト業界で働く者にとって、『よく分かるけど自分の所では無理かなぁ』と感じる部分がありますが、著者の『私は 、プログラマという仕事を存在価値の高い職業にし 、プログラマとして高みを目指し続けることで高い報酬を得られ 、誇りを持って働けるような一生の仕事にしたいのです 。』という部分に、非常に好感を覚えました。このような経営者のもとで働ける人が羨ましいです。
2019年11月12日に日本でレビュー済み
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アジャイルは基本不確実性に対処する為の内製化の色合いが濃いが、それが出来ないスタートアップに向け、SIerがアジャイルを顧客の為に実践するノウハウを詰めた本です。カスタマーサクセスの基本である顧客の成長にフォーカスをし、代わりにアジャイルチームをSIer側で組み(ステーキホルダー/プロダクトオーナーは顧客から参加)、価値を提供するといった内容で、非常に学ぶべき所が多いです。サスティナブルに月次で料金を取る(サブスクの様に)のも面白いと思います。
最後の方でこれはどこにでも適用できる訳では無い、サービス型/製造納品型/プロデュース型/オーダーメイド型に分けると、サービス型&オーダーメイド型に合う、と言うのはそうですが、そのエッセンスはどの型でも必要なのでは無いかなと感じました。
最後の方でこれはどこにでも適用できる訳では無い、サービス型/製造納品型/プロデュース型/オーダーメイド型に分けると、サービス型&オーダーメイド型に合う、と言うのはそうですが、そのエッセンスはどの型でも必要なのでは無いかなと感じました。
2014年7月22日に日本でレビュー済み
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「納品のない受託開発」は「プロジェクトに関わった全ての人が幸せになる開発」なのではないかと思います。
もっと早く SonicGarden さんの「納品のない受託開発」を知っていれば・・・。
① WEBサービス開発で、私が経験した不幸なこと :
以前、とある会社のWEBサービスの運用を行う仕事をしていたときの話です。企画段階での要件定義はほとんど意味を成していませんでした。企画側がサービスのターゲットユーザーが何をやりたいのか予測できなかったのです。にもかかわらず、ガチガチの仕様でWEBサービスを完成させてしまったため、ユーザーの行動が分かり始めたときは、システムを変更することができず手遅れと言うことがありました。マネージャーは運用で何とかしろと喚き続けましたが、運用ではどうすることもできませんでした。これは、要件定義できなかった企画側の責任ですが、納品を最優先してスケーラブルなシステムにしなかった製作側の責任も大きいのです。企画側は製作側に多大な費用を支払いましたが、結局そのサービスはほとんど利益を生みませんでした。
② ソフトウェア利用で、私が経験した不幸なこと :
以前、とある会社の経営企画をやっていたときに、その会社のサービスを分析するために、利用者情報を調べようとしました。DBからCSVをダウンロードできるものだと思っていましたが、どう探してもメニューが見つかりません。どうやら、パソコン上で閲覧は可能だがダウンロードはできない様子。しかし、いろいろ調べてみると、ダウンロードした資料を持っている人がいて、どうやったのか聞いても「分からない」としか言いません。仕方なしに、ソフトウェア開発会社に問い合わせたら、300万でその機能を実装できると言われ、私はその会社の経営分析を半分諦めました。
③ サービス運用で、私が経験した不幸なこと :
また別の会社の経営企画をやっていたときに、独自CMSを発注した先が前金で全額もらっているのもあってか、短い期間でCMSが納品されたところまでは良かったのですが、納品された後の製品にバグが多すぎてなかなか使い物にならないことがありました。こちらはかなりの額を払っているはずなのですが、WEB制作会社の方では既に納品済みの案件と言う意識のようで、担当者が片手間でやっているようにしか感じることができません。結局、CMSのバグに合わせて、上手くバグを回避できるような形で運用することになりました。
「納品のない受託開発」はこのような不幸な事例を解決できる考え方だと思います。クライアントも巻き込んで、お互いの強みを生かすことで、クライアントだけではなく、クライアントのサービス利用者、ソフトウェア開発者も幸せになれるように、とてもよく考えられた仕組みです。概要だけ聞くと、「ドキュメントがなくて大丈夫なの?」「エンジニアが辞めてしまったらどうなるの?」など、疑問に思うことも多いのですが、それらの一つ一つに対策が考えられており、納得させられます。
私は、「納品のない受託開発」を実践するエンジニアはソフトウェア開発のソムリエだと思います。一流のソムリエはワインの知識・扱う技術だけではなく、料理やお客様をもてなすための知識を備えており、お客様を観察でき、会話も必要以上に自分は出さないけど上手く、お店をどう楽しもうか迷っているお客様を的確におもてなしし、サービスに満足していただくスキルを有しています。ただし、食べたい料理とワインが既に決まっている人は、あまりソムリエを必要としないでしょう。
この書籍が世に出たことで、「納品のない受託開発」を更に発展させ、世界を驚かせるような事例が生まれるのではないかと期待します。日本人は「おもてなし」に関して、世界でも非常に高いスキルを持っているからです。
もっと早く SonicGarden さんの「納品のない受託開発」を知っていれば・・・。
① WEBサービス開発で、私が経験した不幸なこと :
以前、とある会社のWEBサービスの運用を行う仕事をしていたときの話です。企画段階での要件定義はほとんど意味を成していませんでした。企画側がサービスのターゲットユーザーが何をやりたいのか予測できなかったのです。にもかかわらず、ガチガチの仕様でWEBサービスを完成させてしまったため、ユーザーの行動が分かり始めたときは、システムを変更することができず手遅れと言うことがありました。マネージャーは運用で何とかしろと喚き続けましたが、運用ではどうすることもできませんでした。これは、要件定義できなかった企画側の責任ですが、納品を最優先してスケーラブルなシステムにしなかった製作側の責任も大きいのです。企画側は製作側に多大な費用を支払いましたが、結局そのサービスはほとんど利益を生みませんでした。
② ソフトウェア利用で、私が経験した不幸なこと :
以前、とある会社の経営企画をやっていたときに、その会社のサービスを分析するために、利用者情報を調べようとしました。DBからCSVをダウンロードできるものだと思っていましたが、どう探してもメニューが見つかりません。どうやら、パソコン上で閲覧は可能だがダウンロードはできない様子。しかし、いろいろ調べてみると、ダウンロードした資料を持っている人がいて、どうやったのか聞いても「分からない」としか言いません。仕方なしに、ソフトウェア開発会社に問い合わせたら、300万でその機能を実装できると言われ、私はその会社の経営分析を半分諦めました。
③ サービス運用で、私が経験した不幸なこと :
また別の会社の経営企画をやっていたときに、独自CMSを発注した先が前金で全額もらっているのもあってか、短い期間でCMSが納品されたところまでは良かったのですが、納品された後の製品にバグが多すぎてなかなか使い物にならないことがありました。こちらはかなりの額を払っているはずなのですが、WEB制作会社の方では既に納品済みの案件と言う意識のようで、担当者が片手間でやっているようにしか感じることができません。結局、CMSのバグに合わせて、上手くバグを回避できるような形で運用することになりました。
「納品のない受託開発」はこのような不幸な事例を解決できる考え方だと思います。クライアントも巻き込んで、お互いの強みを生かすことで、クライアントだけではなく、クライアントのサービス利用者、ソフトウェア開発者も幸せになれるように、とてもよく考えられた仕組みです。概要だけ聞くと、「ドキュメントがなくて大丈夫なの?」「エンジニアが辞めてしまったらどうなるの?」など、疑問に思うことも多いのですが、それらの一つ一つに対策が考えられており、納得させられます。
私は、「納品のない受託開発」を実践するエンジニアはソフトウェア開発のソムリエだと思います。一流のソムリエはワインの知識・扱う技術だけではなく、料理やお客様をもてなすための知識を備えており、お客様を観察でき、会話も必要以上に自分は出さないけど上手く、お店をどう楽しもうか迷っているお客様を的確におもてなしし、サービスに満足していただくスキルを有しています。ただし、食べたい料理とワインが既に決まっている人は、あまりソムリエを必要としないでしょう。
この書籍が世に出たことで、「納品のない受託開発」を更に発展させ、世界を驚かせるような事例が生まれるのではないかと期待します。日本人は「おもてなし」に関して、世界でも非常に高いスキルを持っているからです。
2016年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある人が、「量産する車には、100万とか普通に払うのに、完全オーダーメイドのソフトウェアには、何で払おうとしないんだろうな?」と首をかしげていたのを、今でも思い出します。
アメリカのGoogleのような役割を果たす企業が、日本の大手IT企業が行い、開発工数低減、効率化、明確化などの手法やツール類を出してくれると良いのになと思います。
eclipse とか、Java とかに当たるものが、何で日本から出ないのでしょうね?
東京オリンピックでは、「タダ」でシステム開発してもらおうと思っているみたいだし。(ロゴには、億とかのお金出すのに。)
で、この本への評価ですが、この本のやり方は、常に客先が開発部隊を抱えられる会社でないと、やっぱり難しいですよね。
アメリカのGoogleのような役割を果たす企業が、日本の大手IT企業が行い、開発工数低減、効率化、明確化などの手法やツール類を出してくれると良いのになと思います。
eclipse とか、Java とかに当たるものが、何で日本から出ないのでしょうね?
東京オリンピックでは、「タダ」でシステム開発してもらおうと思っているみたいだし。(ロゴには、億とかのお金出すのに。)
で、この本への評価ですが、この本のやり方は、常に客先が開発部隊を抱えられる会社でないと、やっぱり難しいですよね。
2014年12月22日に日本でレビュー済み
自分も7年程SIerで仕事をしていた経験があるが、この本に書かれてある通りのマインドと意識の高さをメンバーが共有できていれば、案件の炎上 という不幸をいくらかは避ける事が出来たかもな と思う。SG社のビジネス方針だとそこに加えて「顧客の協力」が欠かせないわけだが、顧客から協力を得るのもある意味社員のスキルが為せる技なわけで、果たしてこのビジネスモデルから属人性を排除出来るのだろうか?という疑問が残る。属人的でも良いという方針であればそれでも全然良いのだけど、そうなるとビジネスとしてスケールするのかどうか?が自分には想像が付かない。一方で作っているシステムについては「納品をせず改善し続ける」という事を目指しているようだけど、このスタンスだといわゆる "システムの陳腐化・負債化" とも戦わざるを得ない局面が必ず出てくると思う。 その際に顧客からどの程度の費用を請求するのだろうか?もしそこで高額な費用を請求してしまうと、旧態依然のSIerとあまり変わらないような気もするのだが。
目指す方向性への共感とそれに比例して膨らむ疑問が半々、というのが総括だが、SG社の今後の展開に期待してみたい。
目指す方向性への共感とそれに比例して膨らむ疑問が半々、というのが総括だが、SG社の今後の展開に期待してみたい。
2018年12月2日に日本でレビュー済み
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近未来に役立つ経営スキルが詰まっています。
誠実さを軸に展開されているビジネスモデルにもとても共感が持てました。有難うございます。
誠実さを軸に展開されているビジネスモデルにもとても共感が持てました。有難うございます。