「哲学」と聞くと、何やら難解な気がしますが、
「こども哲学」は、こどもたちがお互いの対話を通し、答えのないことに対し、自分なりの解答を見つけていく活動を言います。
変化の激しい現代において、知識のみを貯めていくような、これまでの教育はベターではなくなっているでしょう。
「こども哲学」のようなアプローチが求められていると考えます。
実際に教室で挑戦していきたい。

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「こども哲学」で対話力と思考力を育てる (河出ブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2014/4/14
河野 哲也
(著)
多様な問題を、集団で話し合う力を育てる「こども哲学」。
いくつもの小・中学校で実践している著者が、
その理論や歴史から、具体的な進め方までを実例をもとに紹介する。
能力の評価方法も収録。
どんなに親しくても、考え方は人それぞれ。
どんなに論理的になれたとしても、考え方を無理には変えられない。
意見が食い違ったとき、答えをひとつに決めるのは難しい。
でも、「こども哲学」を通して、
相手の話に真剣に耳を傾け、考える時間や言葉を選ぶ時間を持てれば、
自分の考えを話しやすい空間がつくられていく。
問題を創造的に解決し、
誰もがその社会の一員だと感じられるような人間関係をつくりだす、
コミュニケーション技術の身につけ方を紹介します。
【目次】
はじめに
----こどものために、こどもとともに成長する哲学
こどもに求められている教育とは/対話する授業「こども哲学」/
こどもは哲学的に考えるのに向いている
《第一部 理論編》
第一章 「こども哲学」とは何か
思いこみを排して真理を探求する/簡単に答えの一致しない問いのための哲学/
私たちの意見を作るのは経験である/経験を結びつけることが考えること/
他人の経験を対話から知る/対話によって思考は深まる/
ひとりの人間として考えられる
第二章 なぜ「こども哲学」がよいか
そもそも面白い知的活動/誰もが哲学的なテーマを話したい/
意識しないとなかなか対話できない/無数にあるテーマを論じる最適な方法/
知識や経験だけでは答えられない問いに答える/自分だけの意見を表明する機会/
他人と共に真理を求める
第三章 いま求められる対話力
求められているコミュニケーション能力/多元的な社会で変わる教育のあり方/
共生する社会を構築する力/シチズンシップ教育と哲学対話/
自分の声で語ることから/耳を傾ける姿勢を作る/
こども哲学はグループを動かす/ユネスコによる推進
第四章 世界に広がる対話授業
哲学対話の歴史/こども哲学が哲学対話を市民化する/こども哲学の始まり/
こども哲学の広がり/遅れている日本
第五章 鍛えられる思考力
哲学対話が育てる三つの思考力/批判的思考/創造的思考/ケア的思考/
すぐれた思考とは
第六章 行い方の特徴
こどもによる探求の共同体/目的と特徴/「聞くこと」の重要性/ プロセスを大切に/
問いを自ら立てる/オープンエンドの意義
《第二部 実践編》
第一章 環境づくり
実践の原則/場の作り方/人間関係づくり
第二章 進め方
対話授業の基本型/教師の心構え/こどもに話してもらうために/
発話者が偏ったときには/どの時間に行うか/時間の割り振り方/
さまざまな方法/教材、テキストの選び方
第三章 各科目での取り入れ方
国語/社会/芸術と音楽/体育/算数・数学/理科・科学/道徳/
個々の科目を生活のなかに位置づける
第四章 こどもに対話させることは本当にできるのか
こどもも大人も同じ/こどもの促し方
第五章 対話をどう評価するか
効果をはかり発達を促すために/対話の感想を評価する/評価の基準
参考文献
あとがき----さあ、あなたもこども哲学者です
謝辞
いくつもの小・中学校で実践している著者が、
その理論や歴史から、具体的な進め方までを実例をもとに紹介する。
能力の評価方法も収録。
どんなに親しくても、考え方は人それぞれ。
どんなに論理的になれたとしても、考え方を無理には変えられない。
意見が食い違ったとき、答えをひとつに決めるのは難しい。
でも、「こども哲学」を通して、
相手の話に真剣に耳を傾け、考える時間や言葉を選ぶ時間を持てれば、
自分の考えを話しやすい空間がつくられていく。
問題を創造的に解決し、
誰もがその社会の一員だと感じられるような人間関係をつくりだす、
コミュニケーション技術の身につけ方を紹介します。
【目次】
はじめに
----こどものために、こどもとともに成長する哲学
こどもに求められている教育とは/対話する授業「こども哲学」/
こどもは哲学的に考えるのに向いている
《第一部 理論編》
第一章 「こども哲学」とは何か
思いこみを排して真理を探求する/簡単に答えの一致しない問いのための哲学/
私たちの意見を作るのは経験である/経験を結びつけることが考えること/
他人の経験を対話から知る/対話によって思考は深まる/
ひとりの人間として考えられる
第二章 なぜ「こども哲学」がよいか
そもそも面白い知的活動/誰もが哲学的なテーマを話したい/
意識しないとなかなか対話できない/無数にあるテーマを論じる最適な方法/
知識や経験だけでは答えられない問いに答える/自分だけの意見を表明する機会/
他人と共に真理を求める
第三章 いま求められる対話力
求められているコミュニケーション能力/多元的な社会で変わる教育のあり方/
共生する社会を構築する力/シチズンシップ教育と哲学対話/
自分の声で語ることから/耳を傾ける姿勢を作る/
こども哲学はグループを動かす/ユネスコによる推進
第四章 世界に広がる対話授業
哲学対話の歴史/こども哲学が哲学対話を市民化する/こども哲学の始まり/
こども哲学の広がり/遅れている日本
第五章 鍛えられる思考力
哲学対話が育てる三つの思考力/批判的思考/創造的思考/ケア的思考/
すぐれた思考とは
第六章 行い方の特徴
こどもによる探求の共同体/目的と特徴/「聞くこと」の重要性/ プロセスを大切に/
問いを自ら立てる/オープンエンドの意義
《第二部 実践編》
第一章 環境づくり
実践の原則/場の作り方/人間関係づくり
第二章 進め方
対話授業の基本型/教師の心構え/こどもに話してもらうために/
発話者が偏ったときには/どの時間に行うか/時間の割り振り方/
さまざまな方法/教材、テキストの選び方
第三章 各科目での取り入れ方
国語/社会/芸術と音楽/体育/算数・数学/理科・科学/道徳/
個々の科目を生活のなかに位置づける
第四章 こどもに対話させることは本当にできるのか
こどもも大人も同じ/こどもの促し方
第五章 対話をどう評価するか
効果をはかり発達を促すために/対話の感想を評価する/評価の基準
参考文献
あとがき----さあ、あなたもこども哲学者です
謝辞
- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2014/4/14
- ISBN-104309624693
- ISBN-13978-4309624693
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商品の説明
著者について
1963年、東京都生まれ。慶應義塾大学博士号(哲学)取得。現在、立教大学文学部教育学科教授。著書に『道徳を問い直す』(ちくま新書)、『意識は実在しない』(講談社選書メチエ)など。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2014/4/14)
- 発売日 : 2014/4/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 219ページ
- ISBN-10 : 4309624693
- ISBN-13 : 978-4309624693
- Amazon 売れ筋ランキング: - 494,423位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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立教大学文学部教育学科教授。1963年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程哲学専攻修了。博士(哲学)。国立特殊 教育総合研究所(旧称、現在は国立特別支援教育総合研究所)特別研究員、防衛大学校、玉川大学を経て、2008年より現職(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『感情と法―現代アメリカ社会の政治的リベラリズム』(ISBN-10:4766417194)が刊行された当時に掲載されていたものです)