惣田紗莉渚さんのファースト写真集「うらばなし」の全ページレビューです。
テーマごとに分けられた構成が見ていて飽きを感じさせず、楽しく読める仕上がりとなっています。
撮り手、被写体、編集者の意思がしっかりと反映されている良本だと思います。
見てみないと分からないようなレビューにしましたが、読んでいただいて気になった方はぜひ手に取ってみてください。
P2 パジャマドライブの終着点は夜明けの波止場。
P3 波止めの上を歩く紗莉渚。はしゃぎすぎて落ちるなよ。
P4 プレゼントしたペンダント、いつも着けて寝てるんだ。
P5 まだ帰りたくないって、そろそろおうちの人が心配するよ。
P6 そんなとこに掴まってもダメだよ。おいテトラポットそこ代われ。
P7 まだまだ元気。陽に照らされてまぶしい君をこのまま見てるのもいい。
P8～P9 さり、厳しい言い方だけど、そこは立ち入り禁止だ。
P10 新婚設定。赤い冷蔵庫と赤いマットはきっと紗莉渚の趣味なんだね。
P11 僕のリクエストの炒飯を。白いシャツ、青いエプロンから伸びる足。
P12 真剣なまなざしで火加減の調整。つまむバターは惣田家の隠し味。
P13 なにげなく結び直すエプロンが隠しきれないうなじ、二の腕、腋。
P14 食事が終わり、お風呂上りにビール片手にテレビを。俺はテレビを見ていない。
P15 ビールが苦手なら速達生がいいっすよ。泡がきめ細かくて鮮度バツグ（略）
P16 おつまみをぱくり。歯。前歯。この前歯になら一生を捧げられる。
P17 ソファにゴロンと「まだ寝ないのー？」眠れませんよねぇそりゃ。
P18 寝室のカーテンに全身を包みおふざけ。大丈夫？その中、紗莉渚100%になってない？
P19 髪を降ろしベッドに誘う紗莉渚。その太もものために毎日働いている。
P20 さり、厳しい言い方だけど、そんな目線に射抜かれたら明日も寝不足だ。
P21 高校時代設定。ポニーテールに萌え袖。
P22 並木路を歩きこちらを振り返る紗莉渚。
P23 ネットに隠れて部のエースに視線を送る。実にあざとい。だがそれがいい。
P24 陽光が柔らかな笑顔とリボンを照らす秀逸なカット。光る前歯。
P25 抱きしめたモルテンのバレーボールは誰の代わりなんだい？
P26 階段に腰かけ何かを訴えかける。
P27 3年F組の教室前で待つのは先生か恋人か未来のチャンスか。
P28 さり、厳しい言い方だけど見えない、見えそうなのに見えないんだ！！！
P29～30 優等生なメガネっ子。教室の窓側の席にこんな子がいつもいた青春。
P31 いつもは「惣田」って呼んでいたけど、勇気を出して「紗莉渚」と呼びかける。
P32 「えっ…？」その反応、僕はどうとらえたらいいんだい？
P33 バレエスタジオへ。体の線が出るレッスンウェア。
P34 美しいデコルテ、主張するふくらみ。
P35 白いタイツと対照的な、肌色の上半身と両胸が作る陰。
P36 ストレッチで足を上げていたずらっぽい笑顔。鎖骨の下のほくろを見つけた。
P37 ５番ポジションがさまになる。立ち姿の美しさはバレエで培ったことがよくわかる。
P38 161cmの体を精一杯伸ばしてポワント。その細身に無駄なものは一切ついていない。
P39 うつ伏せから上半身を起こして。女性の体の美しさが凝縮されたカット。
P40 レッスンシューズ。手書きひらがなかわいい。
P41～P42 寝そべった床にどれだけ紗莉渚の体温が移ったか、あとで確かめよう。
P43 レオタードに着替えて。腰からお尻のライン。
P44 首元を濡らす汗が煽情的。
P45 僕が何を見ていたか、鑑越しに見透かされていたようだ。
P46 鏡の中の自分に問いかける。これも彼女にとって大切な儀式。
P47 レッスンが終わりリラックスした表情。シャワーは浴びさせてあげない。
P48 彼女の夢は光の中に溶けていくのだろう。
P49～P50 ベッドの上で無邪気な笑顔。これからの楽しいひとときを予感。
P51 ホットドッグを。そうだね腹ごしらえは大事だからね。
P52 パンに挟まれた長く茶色いソーセージにパクッとかぶりつく。というメタファー。
P53 待ってもう脱いじゃったの。
P54 ぼくはクッションになりたい。
P55 ソファーの上に立ち上がって。美しさに息をのむ間は劣情を忘れてしまう。
P56 女性の腋からはフェロモンが出ていると言いますね。
P57 このランジェリーどういう作りなのか見ていい？いや胸元の作りを見るだけだからホント。
P58 深紅の水着に着替えて。紅いルージュがよく映える。
P59 シャワーへ。肌に弾かれる水滴。
P60 彼女にとっては身を清めるシャワー、僕には煩悩を鎮めるための滝だ。
P61 「さっきから独り言多いんだから。」浴びせられた液体は冷水か熱湯か。
P62～P63 そろそろ、水着を取ってしまってもいいんじゃないでしょうか？
P64 「黙りなさい。」はいすみません。
P65 「あとで呼んであげるから外で待っててね。」とルージュの伝言。
P66 呼ばれてみたら桃源郷だった。
P67 その泡の中、もちろん紗莉渚100%なんだよね？
P68 「どこ見てんのー？」それを言わせる気ですか。
P69 泡あそびに夢中な紗莉渚。泡足りないなら胸元の使おっか。
P70 さり、厳しい言い方だけど見えない、見えそうなのに見えないんだ！！！
P71 前歯である。前歯である。
P72 面積の少ない布きれ。ここまできたらあとはもう。
P73 誘う目線。ここまで僕を焦らしてきた罪深さを知ってほしい。
P74 鏡越しの、マリアともルシフェルともとれる表情。
P75 トップの紐を外した背中。シーツよりきめ細かい肌。
P76 お尻のふくらみを確かめる僕を鏡越しに見られている。
P77 押し倒してやった。笑ってないで観念したまえ。
P78～P79 すみませんでした。女王様、愛をください。
P80 事後。火照りと疲れを包むキャミソール。
P81 どことなく感じられる恥じらいがテーブルに反射する。
P82～P83 僕は、いや僕たちはきっとそのひと房のぶどうのひと粒なんだろう。
P84～P85 惣田紗莉渚の人生を二度変えたチュチュ。
P86 アイドルがプリマドンナにシフトチェンジするためのメイク。
P87 今日も可憐なプリマドンナの誕生。
P88 ポップな色調のSKE48シアター楽屋と対照的な純白のプリマ。
P89 舞台裏でストレッチ。高く上げた足からプリマの重責を慮る。
P90 数秒後に舞台に飛び出す背中。皆こうやって戦っているのかな。
P91 演目の成否を決めるジャンプ。高く軽やかに跳べたなら勝ち。
P92～P93 あっ僕よく立ち最カメラ横行きますよ。そこいいっすよね。
P94～P95 独占手記「さりーのうらばなし」高校～現在。
身体が弱く入退院と手術を繰り返した幼少期、バレエとの出会い、落選を続けたオーディション。
今の彼女の基礎を作った時代が赤裸々に語られています。
P96 メガネとマスクをつけて、お仕事のオフにちょっとお散歩。
P97 だぼっとしたシャツとジーンズ、オーラを消したい昼下がり。
P98～P99 都会の雑踏に溶け込むにはあまりに強すぎる意思を感じる視線。
P100～P101 独占手記「さりーのうらばなし」高校～現在。
宝塚受験から大学受験へ、そして運命のAKBドラフト会議へ。
初出しとなる彼女のトラウマや、北川綾巴さんとのエピソードはなかなかに壮絶です。
P102 ライオンズユニフォームで握手会。どこかで見た気がしますね。
P103 彼女の握手スタイルのテンプレート。そこから帰ってこられない人が多いとか。
P104～P105 おさげ髪をつまみあげ、舌をペロッと。そして前歯である。
P106～P107 怒涛の表情四変化。そのチャーミングさはいつまでも忘れないでほしい。
P108 ライオンズ女子に中村、栗山、増田のピンバッジは欠かせない。この耳元におかわりと囁きたい。
P109 「SARINA48」のユニフォームを身にまとって。ライオンズV奪還の女神となれるか。
P110 さり、もう厳しい言い方できない。楽しくて可愛らしい写真集でした。
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