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死すべき定め――死にゆく人に何ができるか 単行本 – 2016/6/24
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今日、医学は人類史上かつてないほど人の命を救えるようになった。しかし同時に、
寿命が大きく延びたことにより、人はがんなどの重篤な病いと闘う機会が増えた。
老人ホームやホスピスなど家族以外の人々も終末期に関わるようになり、
死との向き合い方そのものが変わってしまったのである。
この「新しい終末期」において、医師やまわりの人々は死にゆく人に何ができるのだろうか?
圧倒的な取材力と構成力で読む者を引き込んでゆく、迫真の人間ドラマ。
現役外科医にして「ニューヨーカー」誌のライターでもある著者ガワンデが、
圧倒的な取材力と構成力で読む者を引き込んでゆく医療ノンフィクション。
【英語版原書への書評より】
とても感動的で、もしもの時に大切になる本だ――死ぬことと医療の限界についてだけでなく、
最期まで自律と尊厳、そして喜びとともに生きることを教えてくれる。
――カトリーヌ・ブー(ピュリツァー賞受賞ジャーナリスト)
われわれは老化、衰弱と死を医療の対象として、まるで臨床的問題のひとつであるかのように
扱ってきた。しかし、人々が老いていくときに必要なのは、医療だけでなく人生――意味のある
人生、そのときできうるかぎりの豊かで満ち足りた人生――なのだ。『死すべき定め』は鋭く、
感動的なだけではない。読者がもっともすばらしい医療ライター、アトゥール・ガワンデに期待したとおり、
われわれの時代に必須の洞察に満ちた本だ。
――オリヴァー・サックス(『レナードの朝』著者)
アメリカの医療は生きるために用意されているのであり、死のためにあるのではない
ということを『死すべき定め』は思い出させてくれる。これは、アトゥール・ガワンデの
もっとも力強い――そして、もっとも感動的な――本だ。
――マルコム・グラッドウェル(「ニューヨーカー」誌コラムニスト)
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全米90万部のベストセラー
英語版原書は「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー・リストに48週連続ランクイン。
「ニューヨーク・タイムズ」「ガーディアン」「タイム」「ワシントン・ポスト」「ウォールストリート・
ジャーナル」「ニューズウィーク」ほか各紙誌書評で絶賛のベストセラーです。
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日2016/6/24
- 寸法13.6 x 2.4 x 19.5 cm
- ISBN-104622079828
- ISBN-13978-4622079828
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出版社より

私たちは豊かに生きることに精いっぱいで、「豊かに死ぬ」ために必要なことを、こんなにも知らない――。
「新しい終末期」において、医師やまわりの人々、そして死にゆく人に何ができるのだろうか?
「“Being Mortal”、人生最高の一冊であったと断言しよう。 多くの人を感動させ、人生観を、人生を変えるはずだ」 仲野徹(大阪大学大学院教授)
商品の説明
出版社からのコメント
著者について
1965年生まれ。ブリガムアンドウィメンズ病院勤務、ハーバード大学医学部・ハーバード大学公衆衛生大学院教授。「ニューヨーカー」誌の医学・科学部門のライターを務め、執筆記事はベスト・アメリカン・エッセイ2002に選ばれ、2010年に「タイム」誌で「世界でもっとも影響力のある100人」に選出されている。
著書 Complications: A Surgeon's Notes on an Imperfect Science (Picador 2003; 『コード・ブルー』医学評論社 2004、『予期せぬ瞬間』みすず書房 2017), Better: A Surgeon's Notes on Performance (Picador 2007; 『医師は最善を尽くしているか』みすず書房 2013), The Checklist Manifesto: How to Get Things Right (Metropolitan Books 2009; 『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』晋遊舎 2011), Being Mortal: Medicine and What Matters in the End (Metropolitan Books 2014; 『死すべき定め』みすず書房 2016)。
原井宏明(はらい・ひろあき)
原井クリニック院長、株式会社原井コンサルティング&トレーニング代表取締役。精神保健指定医。日本認知・行動療法学会代議員・専門行動療法士。MINTメンバー。日本動機づけ面接協会代表理事。1984年岐阜大学医学部卒業、ミシガン大学文学部に留学。国立肥前療養所精神科、国立菊池病院精神科、医療法人和楽会なごやメンタルクリニックを経て現職。
著書『対人援助職のための認知・行動療法』(金剛出版 2010)『方法としての動機づけ面接』(岩崎学術出版社 2012)『図解 やさしくわかる強迫性障害』(共著 ナツメ社 2012)『「不安症」に気づいて治すノート』(すばる舎 2016)ほか多数。訳書 アトゥール・ガワンデ『医師は最善を尽くしているか――医療現場の常識を変えた11のエピソード』(みすず書房 2013)同『死すべき定め――死にゆく人に何ができるか』(みすず書房 2016)。
登録情報
- 出版社 : みすず書房 (2016/6/24)
- 発売日 : 2016/6/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 312ページ
- ISBN-10 : 4622079828
- ISBN-13 : 978-4622079828
- 寸法 : 13.6 x 2.4 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 142,656位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 96位終末期医療
- カスタマーレビュー:
著者について

1984年岐阜大学医学部卒業,ミシガン大学文学部に留学(文化人類学専攻)
1985年神戸大学精神科で研修。
1986年国立肥前療養所に就職,山上敏子先生から行動療法を学ぶ。
1998年国立菊池病院に転勤。精神科医長。うつ病や不安障害,薬物依存の専門外来と治験などを担当。2000,2001年にハワイ大学精神科アルコール薬物部門に留学。
2003年臨床研究部長。2007年診療部長。
2008年医療法人和楽会なごやメンタルクリニック院長
2019年原井クリニック院長・(株)原井コンサルティング&トレーニング代表取締役
2010-15年日本認知・行動療法学会常任理事・学会誌編集委員長
2018年日本認知行動療法学会常任理事・倫理委員会委員長
2013-15年動機づけ面接トレーナーネットワーク(MINT)理事
日本動機づけ面接協会(JAMI)代表理事
認定専門行動療法士,精神保健指定医,MINTメンバー
ホームページ http://harai.main.jp/
原井クリニック https://www.harai.net
https://www.facebook.com/hiroaki.harai
認知行動療法についての講演動画
https://www.youtube.com/watch?v=MFRX3qFBPDk
日本認知・行動療法学会 法人化記念イベント 2-1 「認知・行動療法は今の日本社会にどのように貢献できるのか:これまでを見据えて、将来の展望を」病院・医療領域
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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医療技術の発達によって、どう死にたいのかという問題が新たに出てきました。問題って大事で、問題が明確になれば、幾らかでも人は準備することができます。
人生の最後のところだけではなく、この本で問われることは、その人の価値観、人生の全体の核となるものなのかなとも思います。人生の終わりだけではなくその人の人生の過程を変える力がある本だとも思います。人生の最後の方から考えると、元気なうちに何をしたいのかという、当たり前だけど重要な問いが浮かんできます。
母の友人の娘さんが外科医をしていて、その外科医が自分で本を買って、色々な人に贈るくらいおすすめしているという話を聞いて、それだけの内容なんだろうと予想して読みました。予想通り、すごく良い本で、とても大切な本の一つになりました。
末娘、ともかく女が1人必要だという話が時折出てきて閉口した。
この作者さんが本当のところ、どう思っているかはわからないが
女もしくは理想的な物語の召使による献身を何と思っているのだろうかと嫌な気持ちが拭えなかった。
自分はする立場でなく、してもらう立場を想定しているのではないかと疑ってしまう。
大人である他人の尊厳を守って相手に合わせた介護をするって相当な手間と心が
かかるのに、現実では介護業者はあまり良い賃金ではないのだ。
↑を実現するには介護における思想や訓練の変化だけでなく、賃金の底上げも必要であろう。
好きでも何でもない相手に上記の心配りをするのは、たとえ愛した相手でも自分が無くなるほどの
犠牲を払うことは誰にとっても苦痛なはず。
実際に介護を自分が主体でしている男性が居るにも関わらず、
国の中枢にいる男性陣が絶対の絶対に自分はケア担当ではない、される方!
という認識だから今があるんだと思う…。
現状はこうだ、ということを示すのに重要な記述なので決して不要ではないのだが
自分はかなり気が滅入った。
後半は近年の成功した試みや個人的な終末についての話。意義のある発想がたくさん表現されていて
読んで良かった。そして傾聴はめっちゃ大事、物事の基本という印象が残った。
どんなに知識を得ても、育児と同様、現実はその通りにうまくなんかできるほうがまれで、大きな感情に揺さぶられながら苦労することになる。
末期癌の終末は本当にあっという間です。
本人もまさかまだ介護なんてとか、まだ一人で歩けるとか、そういうことがどんどん赤ん坊の成長スピードよりももっと短期間で難しくなり、老いていく。
この本を読めばそういうことの覚悟ができると思っていた。現実はもっと厳しく、どうやっても悲しいものでした。
でも、結果的に悔いることが少しでも減らせたと思う。タイトルとおり、「定め」を悟らせてくれる本でした。
災害、伝染病、戦争など、この世界で蔓延する理不尽なことで突然未来がなくなるよりも、苦痛と付き合いながらでも家族や親しい人達に病気を告げて、その時と向き合う時間をもって旅立つのは、認めたくはないけれど、人それぞれの理想の寿命をまっとうできたということなのかなと、今は思うようにしています。
途中までは、良い本とは思うがなぜ原井先生が訳したのだろうかと思いながら読んでいました。しかし読み終えると、これは動機づけ面接にも大きく関係しており、そもそも人にとって大事なことと思いました。
訳者も書いていますが、死ぬ可能性のある人、もしくは、死が近くにある人を身近に持つ人、すなわちあらゆる人にとって実用書と思います。よりよく生きるためのことが書かれている。
本を読んだ後、私は高齢の母と色々と話をしました。 好きなことは何か、 医療的な処置が必要な場合にどういうことが嫌か、もし今の生活が出来なくなったらどんな所で生活したいか、今の生活が難しくなるとしたらそれはどんな時か、など。 そのことで全てがはっきりしたわけではないですが、今後どうしてゆくかの指針が得られました。 私自身は平均寿命からすると死ぬまでに時間がしばらくありそうですが、いざという時のため、今から遺書に希望することを記しておこうと思いました。
その内容は緩和医療の本質を明快に描き出しています。著者も父親も(ちなみに母親も)医師ですから頭では緩和医療の重要性はわかっているはずなのですが、それでも病者の家族としては「本当にこれでいいのだろうか?」と悩み抜きます。老年医学同様に緩和医療も専門外の医師から見ると専門性は低く見えますが、家族の立場としてそれを経験すると、緩和医療の専門家たちの何気ないような些細な言葉や、必ずしも専門性が高くないようにも見えるケアの非常に高い効果に瞠目していくことにもなります。このかけがえのない個人的な経験を足掛かりとして緩和医療を描いている点こそが、本書の強みです。緩和医療の専門書を読んでもおそらくその文章だけからはあまり重要性がインパクトを持って伝わって来ず、「そんなの、当たり前のことだよなぁ」くらいにしか思わないでしょう。このような緩和医療の性格は、老年医学や看護学に近いものがあるかもしれません。
本書は人の死に関わる可能性のある医療者ならば必読ですが、医療者でなくとも自分や家族の最期の時にどうするのが良いのか、一度、考えてみるきっかけになるでしょう。死は思いがけず突然やってきて避けられませんから、その備えとして本書を読んでおくときっと役立ちます。
内容とは関係ありませんが、外国人の個人名が頻繁に出てくるのと、それが名前だけで登場したり苗字だけで登場したりするので、日本人にとってはやや読みにくいところがあります。また、日本語は比較的スムーズに読めますが、専門用語の部分で「本当にこれを医師が翻訳したのか?」と疑問に感じる部分が少々あって気になりました(一般の方は特に気にならないと思いますが)。訳者解説部分には、大学文学部で近代中国史を勉強している訳者の息子さんが下訳を担当した、と書かれてあり、専門用語に違和感を感じた理由に納得がいきました。あと、原注に引用文献が列挙されているのは良いのですが、ときどき、出典がよくわからないものがあるのが不満に感じました(例えば2章の注18、’Gavrilov and Gavrilova, “Evolutionary Theories of Aging and Longevity.”’とだけ書かれても、よくわかりませんよ??)。せっかくなので、細かい部分もきちんと明示してほしかったです。
自分が家族や終末期の患者さんにしたい質問というのもありましたし、老年期医療についてのアメリカのイノベーションを起こした人々の話にはわくわくさせられました。また、医者が患者さんの予後について語る部分については非常に納得しました。診療行為には、医師の人生観やさまざまなバイアスが反映される、そして、常に判断基準は変遷していくということもわかりやすく描かれています。
スーザンブロックさんの質問項目など、重要な部分が多く、自分自身のメモとして書き出して保存しました。
個別のストーリーが丁寧に書かれていてすっと心に寄り添う本でした。
現代医療が何を行うのかについて語ってくれる。特に医者が無力となる
ような瞬間、不治の病や老いてゆくことに関して語ってくれる。
どんな人間も死や老化から逃げることはできない、にもかかわらずこの
問題に対して私たちはじっくりと時間をとって考えたりはしない。本書
を読めば多少なりとも,死について冷静にもっと身近に感じることが
できるのではないでしょうか。