この新刊は「未来からの警告 超恐慌時代の幕が開ける」に続く第ニ弾です。
著者のセミナーに毎回出席し、インターネットラーニングで「生活防衛の教室」を毎週聞いています。
著者が発明した独自の分析方法「Tモデル」を使う未来予測は驚くほど正確で当たります!主観ではなく、市場データをオリジナルに分析し、客観的な「予測」のもと未来から警告しているのです。
10月13日現在、日経平均株価21年ぶり21000円台回復やNYダウ連日年初来高値更新で、世界経済に対する楽観論が蔓延しています。しかし、これがなんの根拠もない妄想でしかないことがこの本を読むと良くわかります。ビットコインの台頭と仮想通貨の記事もお勧めです。
この本が発売されてすでに4か月、アメリカンファースト、「国の借金と消費税、日経平均の関係」、日本郵政株第二次売り出し、金利上昇などのニュースが出るたびに著書を読み返すと、著者の予測が正しいことは、著書の通りに予測が次々と現実になっているからです。
未来を予測、検証し続け、常に市場から新たな指標を探すなど、たゆまぬ努力をし続けている筆者は本当にすごいです。すでに出版された著書を読み返すと過去ー現在ー未来がつながり、新著は内容が必ず更新されていることからも信頼できるのです。
著者は、独自に考案したグラフなど世の中のどこにも無い情報を、あたかも自分のオリジナルのように無断で利用される(パクる)危険にさらされながらも公開し続けている。なぜなのか?主観ですが、真実が伝えられない、情報に振り回される世の中で生きる人に、リーマンショック級以上の世界経済の破壊に備え、変化に適応、変化を楽しめるような心構えを身に着けてほしいという願うアナリストとしての強い信念が伝わってきます。
自分でつかみにいかないとだまされてしまう世の中、個人投資家
今回は前回に続く第2弾ですが、これから第3弾とぜひシリーズ化してほしいです。
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未来からの警告2 トランプの破壊経済がはじまる 単行本 – 2017/6/26
塚澤 健二
(著)
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この秋、経済は大転換! トランプ大統領誕生を予測した著者が、
第二のリーマン・ショック到来を警告する?
トランプ大統領の誕生からはや半年。グローバル経済の常識を打破し、
自国中心主義を進めるアメリカ。
アジアで、中東で、ヨーロッパで…、次々に起こる衝突や政治リスク。
今後の世界経済はどうなるのか?
第二のリーマン・ショックが起こるとしたら、それはいつなのか?
その兆候はどんなデータに現れるのか?
独自のT2モデルを駆使する著者が、世界経済危機を予測する!
また日本株を支える日銀、ゆうちょ銀行などの資金の流れを詳しく解説。
日本株の株価動向を決める意外事実とは?
世界経済にも影響を与え始めたビットコイン。その急騰の背景は?
★投資をしている人はもちろん、今後の経済動向を知りたい人には必読の書。
第1章 トランプの破壊経済で世界はどうなる?
第2章 トランプ相場の行方とビットコインの台頭
第3章 2017年、日本の株式市場はどうなる?
第4章 政府と日銀の政策が景気を下支えする
第5章 2017年は転換の年、2018年に向けて大変動が起こる!
第6章 これからの個人投資はどうすべきか
終 章 T2モデルによる市場・株価・商品分析
第二のリーマン・ショック到来を警告する?
トランプ大統領の誕生からはや半年。グローバル経済の常識を打破し、
自国中心主義を進めるアメリカ。
アジアで、中東で、ヨーロッパで…、次々に起こる衝突や政治リスク。
今後の世界経済はどうなるのか?
第二のリーマン・ショックが起こるとしたら、それはいつなのか?
その兆候はどんなデータに現れるのか?
独自のT2モデルを駆使する著者が、世界経済危機を予測する!
また日本株を支える日銀、ゆうちょ銀行などの資金の流れを詳しく解説。
日本株の株価動向を決める意外事実とは?
世界経済にも影響を与え始めたビットコイン。その急騰の背景は?
★投資をしている人はもちろん、今後の経済動向を知りたい人には必読の書。
第1章 トランプの破壊経済で世界はどうなる?
第2章 トランプ相場の行方とビットコインの台頭
第3章 2017年、日本の株式市場はどうなる?
第4章 政府と日銀の政策が景気を下支えする
第5章 2017年は転換の年、2018年に向けて大変動が起こる!
第6章 これからの個人投資はどうすべきか
終 章 T2モデルによる市場・株価・商品分析
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2017/6/26
- 寸法13.2 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-104087860833
- ISBN-13978-4087860832
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2017/6/26)
- 発売日 : 2017/6/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4087860833
- ISBN-13 : 978-4087860832
- 寸法 : 13.2 x 1.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,046,926位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,296位経済学・経済事情
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年10月13日に日本でレビュー済み
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2017年7月30日に日本でレビュー済み
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よくある経済関連本ですが、経済の周期説は感じているところがあり、なるほどと思えるところがあります。
映画「マネー・ショート」でも映像化されていましたが、本当に見なければいけない数字はどこなのか?もしかしたら、この本がその一つの光を指し示しているのかもしれません。
映画「マネー・ショート」でも映像化されていましたが、本当に見なければいけない数字はどこなのか?もしかしたら、この本がその一つの光を指し示しているのかもしれません。
2017年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は前著『サラリーマンは3割減る!』のなかで【世界経済にしても、身近な問題にしても、大切なのは本質である「コア」、核のところをとらえていくことである。地球と同じで、真ん中に入っていくと答えは一つしかない。】、【今の社会のコアはマネーが中心になっている。(中略)真実はマネーにあるのだから、そこを分析できない限り、今世界で起きている現象は何もわからない。】と述べています。
難しいことを難しく解説したり、あれやこれや多く話した割には『結局それで何が言いたいの?どうなるの?』と感じるアナリストが多い中で、難しいことをわかりやすく、複雑なことをシンプルに、そして結論を明確に提示する著者は本当にプロ(本物)。
常の最新の情報が書かれているものが良い、過去の書籍は余り参考にしない方が良いといわれる金融経済本において、コアを分析し続ける著者の本は何度も振り返り読むことで復習できるし、金融経済の教科書として手元に置いて時間をあけて繰り返し読むことのできる素晴らしい良書。
今後の著者の作品を楽しみにすると同時に、今後来る破壊経済をしっかり乗り越えられるように準備しようとおもいます。
難しいことを難しく解説したり、あれやこれや多く話した割には『結局それで何が言いたいの?どうなるの?』と感じるアナリストが多い中で、難しいことをわかりやすく、複雑なことをシンプルに、そして結論を明確に提示する著者は本当にプロ(本物)。
常の最新の情報が書かれているものが良い、過去の書籍は余り参考にしない方が良いといわれる金融経済本において、コアを分析し続ける著者の本は何度も振り返り読むことで復習できるし、金融経済の教科書として手元に置いて時間をあけて繰り返し読むことのできる素晴らしい良書。
今後の著者の作品を楽しみにすると同時に、今後来る破壊経済をしっかり乗り越えられるように準備しようとおもいます。
2017年7月27日に日本でレビュー済み
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学生の私でも分かりやすい内容で読みやすかったです。分析力の高さと想定外の予測が特徴的でした。
2017年7月1日に日本でレビュー済み
本書は昨年出版された「未来からの警告!超恐慌時代の幕が開く」に続く第2弾である。トランプ大統領誕生を予想しているマスコミ・市場関係者は皆無の中、独自の分析やデータなどの確固たる「根拠」を持って見事に当てた著者である。
その後の株価上昇の理由についても明確に本書で書かれている。
今回も、著者独自の分析から生まれた図表が多数掲載され一目瞭然で「なるほど」と納得させられる。
通常は全く異なる2つの指標が見事にピタリと連動していたり、ある部分で乖離を起こしておりそこがポイントになったりなど他では絶対にみれない著者独自の視点から抽出されるこれらの図表は目から鱗であると共に、今迄ベールに包まれ謎だった手品などの種明かしを受けた時のような爽快感さえ感じる事が出来る。そして、今後の世界経済を考えた時「絶対に外せない重要な出来事」をしっかりとした「根拠」をもって当てることが出来たのだから、今後の出来事も当然、著者の予想通りになるのだろうと素直に思うことが出来る。
前著「未来からの警告!超恐慌時代の幕が開く」が出版して1年以上経過し、いよいよ著者の述べる「第二のリーマンショック」へのカウントダウンが点灯し始めている。前著出版から1年間、新たに見出された多くの「気づき」となる事項が追記されている本書を読むことで来たるべき危機に備えることができる。
リーマンショックを第一次世界大戦に、これから起こるであろう第二のリーマンショックを第二次世界大戦と対比されているが、日本も第二次世界大戦では焼け野原となった様に我々の想像を絶するものになるという。
既存のルールや秩序そして常識さえ覆す程の大きな転換点を向えた今「見える部分」ばかりに目を奪われ、表面ばかり取繕ってばかりでは残念ながら生き残れないとも述べられている。
巷に溢れるいたずらに恐怖を煽る本もしくは安易なハウツー本とは全く異なるこの本に託した著者の深い思いに気づく事が出来れば、第二のリーマンショックさえも大きなチャンスに成り得るのである。
その後の株価上昇の理由についても明確に本書で書かれている。
今回も、著者独自の分析から生まれた図表が多数掲載され一目瞭然で「なるほど」と納得させられる。
通常は全く異なる2つの指標が見事にピタリと連動していたり、ある部分で乖離を起こしておりそこがポイントになったりなど他では絶対にみれない著者独自の視点から抽出されるこれらの図表は目から鱗であると共に、今迄ベールに包まれ謎だった手品などの種明かしを受けた時のような爽快感さえ感じる事が出来る。そして、今後の世界経済を考えた時「絶対に外せない重要な出来事」をしっかりとした「根拠」をもって当てることが出来たのだから、今後の出来事も当然、著者の予想通りになるのだろうと素直に思うことが出来る。
前著「未来からの警告!超恐慌時代の幕が開く」が出版して1年以上経過し、いよいよ著者の述べる「第二のリーマンショック」へのカウントダウンが点灯し始めている。前著出版から1年間、新たに見出された多くの「気づき」となる事項が追記されている本書を読むことで来たるべき危機に備えることができる。
リーマンショックを第一次世界大戦に、これから起こるであろう第二のリーマンショックを第二次世界大戦と対比されているが、日本も第二次世界大戦では焼け野原となった様に我々の想像を絶するものになるという。
既存のルールや秩序そして常識さえ覆す程の大きな転換点を向えた今「見える部分」ばかりに目を奪われ、表面ばかり取繕ってばかりでは残念ながら生き残れないとも述べられている。
巷に溢れるいたずらに恐怖を煽る本もしくは安易なハウツー本とは全く異なるこの本に託した著者の深い思いに気づく事が出来れば、第二のリーマンショックさえも大きなチャンスに成り得るのである。
2017年7月16日に日本でレビュー済み
私は塚澤氏の信者でもなければ、ファンでもない一読者です。星は2つ。
理由は、現状の延長線上で予測するな、モノを考えるな!と著者は言うが、本書の展開も、金利が60年周年サイクルだとか、7の末尾は危ない、だとか、
サイクル論がメインであること。それは、読者としては、普通に株式投資や経済の知識があれば、とっくに周知のことであるし(投資初心者で、経済知識もないド素人相手なら別だが)、だいたい、サイクル論自体が、過去の延長線上であって、むしろ、著者が言うように、現状の延長線上で発想しない!のであれば、水野氏のように、金利はずっと低いままだ!とか、あるいはサイクルは崩壊、株価はずっと騰がり続ける、その方が、過去を含めた現状の延長線上ではないはずです。そこが残念。
著者は前著作等でも、2017年にショックを予測しているが、現状2017年の夏。株価の大幅調整などのショックはまだ起きていません。これは事実です。
これへの注釈なのか、再度、自身の予測を強調するためなのか、年後半の7~12で、調整のリスクを指摘しています。それは、それで結構です。
ただし、郵政Gの売り出しだとか、一気に、論点が小さくなる。さらに、日本株を買う主体のクジラがどうのこうのとか、金利の趨勢の話題のレイヤーと、個別需給の話がごちゃまぜになっているのは、いただけません。
さらに、Tモデルですが、本書の最後に、各資産ごとに予測値が出ていますが、2018年の日経平均の予測高値が、24000円台って、何ですか?株高の可能性も示唆しているわけですか?と感じます。整合性が取れない。さらに下のレンジも、18000円台、6000円も幅が出ているし、150ドルの壁の話は、このTモデル予測値と、どう関係するのでしょうか?ここの話の辻褄が合わないのです。あるいは私が理解できていないのかも知れない。
本書の良い点は、第一章と第二章です。金利の話とビットコインの話。これは面白い論点。特に金利。これは大事であるし、著者の着想も素晴らしい。だからこそ、もっとこの、金利や通貨体制の論点を深堀して、未来予測をして欲しかったし、金利の話は、塚澤氏の切り込み方なら、もっと深掘れるように思えます。だから、それが残念。まさか、金利が経済をオーバーキルするから!なんぞの単純な話をしたいわけではないと思うし、ビットコインの話やチャイナマネーの話も、中国人のキャピタルフライトだけの話で終わる論点でもない。金利、世界に今ある投資機会とリスクマネーの、そのリスク。また、世界的金余りと政府債務の話につながる話で、これは塚澤氏は、是非、これだけを深掘って、書いてほしいですね。
私は塚澤氏の著作を読むと、いつも株は騰がるという風に思えてしまうんです。氏の著作を読むと、下がる理由よりも、騰がる材料に説得力を感じるわけです。もういいかげん、好景気も長い!ダウも、ナスダックもたいした調整なく騰がり続けている。通常、そろそろ下がるかな!と思えても来る。しかし、塚澤氏の著作読むと、著者の主張とは逆に、調整も来ずに、このまま騰がり続けてしまうように感じます。実際、それは第3以降に、株を支えるPKO的な動きは書いてあるし、大きな時代の「変化」が書いてあるからです。そこから読めば、FANGが先導するのも理解できるし、武者氏の議論に、正反対側から到達するように思えるのです。武者氏が太平洋から、塚澤氏が、大西洋から向かい、結論は、私には一緒に思える。株に対する考え方は本人同氏は違うが、言っているシナリオや、注目し、拾っている材料やDATAは似ています。
私の誤読や思い込みなのかどうかは、クリスマス頃には判明するでしょう。現在の日経225、20,118。NYダウ 21637。これがどうなるのか、楽しみである。
理由は、現状の延長線上で予測するな、モノを考えるな!と著者は言うが、本書の展開も、金利が60年周年サイクルだとか、7の末尾は危ない、だとか、
サイクル論がメインであること。それは、読者としては、普通に株式投資や経済の知識があれば、とっくに周知のことであるし(投資初心者で、経済知識もないド素人相手なら別だが)、だいたい、サイクル論自体が、過去の延長線上であって、むしろ、著者が言うように、現状の延長線上で発想しない!のであれば、水野氏のように、金利はずっと低いままだ!とか、あるいはサイクルは崩壊、株価はずっと騰がり続ける、その方が、過去を含めた現状の延長線上ではないはずです。そこが残念。
著者は前著作等でも、2017年にショックを予測しているが、現状2017年の夏。株価の大幅調整などのショックはまだ起きていません。これは事実です。
これへの注釈なのか、再度、自身の予測を強調するためなのか、年後半の7~12で、調整のリスクを指摘しています。それは、それで結構です。
ただし、郵政Gの売り出しだとか、一気に、論点が小さくなる。さらに、日本株を買う主体のクジラがどうのこうのとか、金利の趨勢の話題のレイヤーと、個別需給の話がごちゃまぜになっているのは、いただけません。
さらに、Tモデルですが、本書の最後に、各資産ごとに予測値が出ていますが、2018年の日経平均の予測高値が、24000円台って、何ですか?株高の可能性も示唆しているわけですか?と感じます。整合性が取れない。さらに下のレンジも、18000円台、6000円も幅が出ているし、150ドルの壁の話は、このTモデル予測値と、どう関係するのでしょうか?ここの話の辻褄が合わないのです。あるいは私が理解できていないのかも知れない。
本書の良い点は、第一章と第二章です。金利の話とビットコインの話。これは面白い論点。特に金利。これは大事であるし、著者の着想も素晴らしい。だからこそ、もっとこの、金利や通貨体制の論点を深堀して、未来予測をして欲しかったし、金利の話は、塚澤氏の切り込み方なら、もっと深掘れるように思えます。だから、それが残念。まさか、金利が経済をオーバーキルするから!なんぞの単純な話をしたいわけではないと思うし、ビットコインの話やチャイナマネーの話も、中国人のキャピタルフライトだけの話で終わる論点でもない。金利、世界に今ある投資機会とリスクマネーの、そのリスク。また、世界的金余りと政府債務の話につながる話で、これは塚澤氏は、是非、これだけを深掘って、書いてほしいですね。
私は塚澤氏の著作を読むと、いつも株は騰がるという風に思えてしまうんです。氏の著作を読むと、下がる理由よりも、騰がる材料に説得力を感じるわけです。もういいかげん、好景気も長い!ダウも、ナスダックもたいした調整なく騰がり続けている。通常、そろそろ下がるかな!と思えても来る。しかし、塚澤氏の著作読むと、著者の主張とは逆に、調整も来ずに、このまま騰がり続けてしまうように感じます。実際、それは第3以降に、株を支えるPKO的な動きは書いてあるし、大きな時代の「変化」が書いてあるからです。そこから読めば、FANGが先導するのも理解できるし、武者氏の議論に、正反対側から到達するように思えるのです。武者氏が太平洋から、塚澤氏が、大西洋から向かい、結論は、私には一緒に思える。株に対する考え方は本人同氏は違うが、言っているシナリオや、注目し、拾っている材料やDATAは似ています。
私の誤読や思い込みなのかどうかは、クリスマス頃には判明するでしょう。現在の日経225、20,118。NYダウ 21637。これがどうなるのか、楽しみである。
2017年7月2日に日本でレビュー済み
こちらの新刊は「未来からの警告 超恐慌時代の幕が開ける」にづづく第ニ弾です。
先生のセミナーには毎回出席してますが、T2モデルを使った著者独自の分析による未来予測は驚くほど正確であたりますね、
今巷では経済に対する楽観論が蔓延してますが、この本を読むとそれがなんの根拠もない思惑でしかないことがわかりますよ。
先生は主観に基づく「予想」ではなくちゃんとしたデータ分析による客観的な「予測」のもと未来から警告してます。
今回は前回に続く第2弾ですが、これから第3弾とぜひシリーズ化していってほしいです。
先生のセミナーには毎回出席してますが、T2モデルを使った著者独自の分析による未来予測は驚くほど正確であたりますね、
今巷では経済に対する楽観論が蔓延してますが、この本を読むとそれがなんの根拠もない思惑でしかないことがわかりますよ。
先生は主観に基づく「予想」ではなくちゃんとしたデータ分析による客観的な「予測」のもと未来から警告してます。
今回は前回に続く第2弾ですが、これから第3弾とぜひシリーズ化していってほしいです。
2017年10月7日に日本でレビュー済み
ここまで詳しく根拠のあるデータとグラフを使い予測をして、自分の過去の発言を引用しながら、言い当てているアナリストは他にいないと思う。
マスコミなどで発言している経済学者達と全く違う独自の視点での分析がとにかく面白い。
マスコミなどで発言している経済学者達と全く違う独自の視点での分析がとにかく面白い。