冒頭の「ワークルールを学ぶことの重要性と労働法」は大切な指摘です。ここに本書の姿勢が詰まっていると思いました。
以下は、章ごとに大きく分類され、項目別にQ&A形式で個別の問題や事象について、3人の執筆者が分担して答えています。
誰が回答しているのかは明記されていませんが、しっかりとした回答内容で、学生の皆さんも安心してその指示に従えば良いでしょう。
アルバイトで「辞めさせてもらえない(44p)」は人手不足を反映した問題です。
「自分勝手だ。辞めるなら代わりの人を連れて来い。そうでなければ求人広告費を請求する」という相談でした。
ひどい事例ですが、在りがちな問題です。法律に照らし合わせて正しく回答されているので、もしそのような悪質な経営者がいれば泣き寝入りせずに各相談機関を尋ねてください。
「問題のある企業はどう見分ける?(62p)」も大事な質問です。
「問題のある企業の実情は、『従業員の定着率が低い』『有給休暇の取得率が低い』『情報開示の度合が低い』などの客観的な情報からうかがうことができます。」の通りです。
以下、その点に対して詳しく説明がしてあり、就活生はそこを読むだけでも安心するのではないでしょうか。
「残業代込みの月給、これってあり?」もよく見受けられる給与の実態でしょう。
「賃金を水増し表示する固定残業代制」とあるように、見かけの給与を高くして、よく見せようという会社は結構多く存在しているようです。気をつけないと入社してから、こんなはずではなかったと後悔することになりますので。
内定後のトラブルも多いようで、本書ではそのあたりの質問に対しても詳しく丁寧に回答していました。
執筆者は労働法や若年労働問題の研究者です。しっかりとした学識に裏付けされた回答ですので、若い世代の方にとって、とても有用なアドバイスになると思われます。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A 単行本(ソフトカバー) – 2017/3/3
ワークルールを学び トラブルに備えよう!
アルバイト、インターンシップ、就職活動、内定、そして入社後…
大学生が直面する問題を具体的なQ&Aで解決。
先生も親も知っておきたい仕事のルール
《はじめに―大学生が直面する労働トラブル》
この本は、大学生が働くうえで直面する可能性があるトラブルを「アルバイト」「インターンシップ」「就職活動」「内定と内定後」「労働契約と入社後」に分けて、Q&A形式で解説したものです。さらに相談の仕方や相談機関に関する情報も掲載しています。
《さまざまな労働トラブル》
若手社員が長時間労働やパワハラによって、うつ病や過労死に追い込まれる問題が社会的に注目を集めています。しかし労働トラブルは、入社後に初めて直面する問題ではありません。
アルバイトでも、無理やりシフトを入れられる、時間外にタダ働きさせられる、ノルマを与えられ達成できないと自費での購入を迫られる、辞めたいのに辞めさせてもらえない、などの問題が表面化しています。そのような問題は一部のアルバイトだけに見られるわけではなく、厚生労働省の調査によれば、アルバイトに従事した大学生らの6割が何らかのトラブルを経験したことがあるという結果が出ています。しかしながら、多くの学生は労働契約を結ぶという認識も薄いまま、アルバイトを始めているのが現状です。
就職活動の前に参加の割合が高まっているインターンシップでは、実務に携わることもありえますが、労働者としての位置づけにはないことが多く、安価な労働力として都合よく使われてしまうリスクもあります。
就職活動においては、内定を出す条件として他社の選考の辞退を求められるといった問題が注目を集めています。内定後に泊まり込みの研修への参加を求められる、入社前に資格取得を求められるなど、卒業論文や卒業研究に支障となる事態も生じています。
入社後には、聞いていた労働条件と違う条件を押し付けられる、長時間の残業を求められるのに一定時間分しか残業代は申告できない、といった問題が起こりえます。
《労働トラブルに備える》
このようにさまざまな労働トラブルのリスクが潜んでいるにもかかわらず、大学の学生支援や就職支援、キャリア教育はその現状に十分に対応できていないのが実情です。
私たち3名の執筆者はいずれも大学の教員です。学生の皆さんが理不尽な要求を押し付けられて苦しんだりすることがないようにと、本書を執筆しました。本書では大学入学から卒業・入社後までに直面する可能性がある労働トラブルについて、順を追ってわかりやすく解説しています。Q&Aは若者の労働問題を追ってきた上西充子が原案を作成し、労働法を専門とする石田眞と浅倉むつ子が手を加えました。コラムは分担して執筆しました。
学生の皆さんには、アルバイトを始める前や就職活動を始める前から本書を手にとっていただきたいと願っています。トラブルを予防するためには、またトラブルに直面したときに適切に対処できるためには、一定のワークルール知識を身に付けておくことが重要です。さらに、大学生の保護者の方々や、大学の教職員の皆様、企業の人事・労務担当の皆様にも、本書をお読みいただき、適切な対策を考えていただければ幸いです。
アルバイト、インターンシップ、就職活動、内定、そして入社後…
大学生が直面する問題を具体的なQ&Aで解決。
先生も親も知っておきたい仕事のルール
《はじめに―大学生が直面する労働トラブル》
この本は、大学生が働くうえで直面する可能性があるトラブルを「アルバイト」「インターンシップ」「就職活動」「内定と内定後」「労働契約と入社後」に分けて、Q&A形式で解説したものです。さらに相談の仕方や相談機関に関する情報も掲載しています。
《さまざまな労働トラブル》
若手社員が長時間労働やパワハラによって、うつ病や過労死に追い込まれる問題が社会的に注目を集めています。しかし労働トラブルは、入社後に初めて直面する問題ではありません。
アルバイトでも、無理やりシフトを入れられる、時間外にタダ働きさせられる、ノルマを与えられ達成できないと自費での購入を迫られる、辞めたいのに辞めさせてもらえない、などの問題が表面化しています。そのような問題は一部のアルバイトだけに見られるわけではなく、厚生労働省の調査によれば、アルバイトに従事した大学生らの6割が何らかのトラブルを経験したことがあるという結果が出ています。しかしながら、多くの学生は労働契約を結ぶという認識も薄いまま、アルバイトを始めているのが現状です。
就職活動の前に参加の割合が高まっているインターンシップでは、実務に携わることもありえますが、労働者としての位置づけにはないことが多く、安価な労働力として都合よく使われてしまうリスクもあります。
就職活動においては、内定を出す条件として他社の選考の辞退を求められるといった問題が注目を集めています。内定後に泊まり込みの研修への参加を求められる、入社前に資格取得を求められるなど、卒業論文や卒業研究に支障となる事態も生じています。
入社後には、聞いていた労働条件と違う条件を押し付けられる、長時間の残業を求められるのに一定時間分しか残業代は申告できない、といった問題が起こりえます。
《労働トラブルに備える》
このようにさまざまな労働トラブルのリスクが潜んでいるにもかかわらず、大学の学生支援や就職支援、キャリア教育はその現状に十分に対応できていないのが実情です。
私たち3名の執筆者はいずれも大学の教員です。学生の皆さんが理不尽な要求を押し付けられて苦しんだりすることがないようにと、本書を執筆しました。本書では大学入学から卒業・入社後までに直面する可能性がある労働トラブルについて、順を追ってわかりやすく解説しています。Q&Aは若者の労働問題を追ってきた上西充子が原案を作成し、労働法を専門とする石田眞と浅倉むつ子が手を加えました。コラムは分担して執筆しました。
学生の皆さんには、アルバイトを始める前や就職活動を始める前から本書を手にとっていただきたいと願っています。トラブルを予防するためには、またトラブルに直面したときに適切に対処できるためには、一定のワークルール知識を身に付けておくことが重要です。さらに、大学生の保護者の方々や、大学の教職員の皆様、企業の人事・労務担当の皆様にも、本書をお読みいただき、適切な対策を考えていただければ幸いです。
- 本の長さ128ページ
- 言語日本語
- 出版社旬報社
- 発売日2017/3/3
- 寸法21 x 14.8 x 1 cm
- ISBN-104845114992
- ISBN-13978-4845114993
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
石田 眞(いしだ まこと)
早稲田大学法学学術院教授。早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)早稲田大学。名古屋大学法学部教授を経て、2001年より現職。専門は労働法。著書に『近代雇用契約法の形成』(日本評論社)など。
浅倉むつ子(あさくら むつこ)
早稲田大学法学学術院教授。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)早稲田大学。東京都立大学法学部教授を経て、2004年より現職。専門は労働法、ジェンダー法。著書に『労働法とジェンダー』(勁草書房)、『雇用差別禁止法制の展望』(有斐閣)など。
上西充子(うえにし みつこ)
法政大学キャリアデザイン学部教授。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。労働政策研究・研修機構の研究員を経て、2003年より法政大学教員。専門は社会政策、若年労働問題。共著に『大学のキャリア支援』(経営書院)、『就職活動から一人前の組織人まで』(同友館)など。
早稲田大学法学学術院教授。早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)早稲田大学。名古屋大学法学部教授を経て、2001年より現職。専門は労働法。著書に『近代雇用契約法の形成』(日本評論社)など。
浅倉むつ子(あさくら むつこ)
早稲田大学法学学術院教授。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)早稲田大学。東京都立大学法学部教授を経て、2004年より現職。専門は労働法、ジェンダー法。著書に『労働法とジェンダー』(勁草書房)、『雇用差別禁止法制の展望』(有斐閣)など。
上西充子(うえにし みつこ)
法政大学キャリアデザイン学部教授。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。労働政策研究・研修機構の研究員を経て、2003年より法政大学教員。専門は社会政策、若年労働問題。共著に『大学のキャリア支援』(経営書院)、『就職活動から一人前の組織人まで』(同友館)など。
登録情報
- 出版社 : 旬報社 (2017/3/3)
- 発売日 : 2017/3/3
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 128ページ
- ISBN-10 : 4845114992
- ISBN-13 : 978-4845114993
- 寸法 : 21 x 14.8 x 1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 334,095位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 436位労働問題社会学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容が充実しているので、甥っ子が大学生となり、マクドでアルバイトをしているので、アルバイトも労働者であることや労働者の権利や就職活動の際の注意点を教えるためにあげました。
2017年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者3名がいずれも大学教授でありながら、いわゆる「教授が書いた学問の本」ではない。極めて実践的なQA本。就活生・アルバイトといった学生の立場に立った読みやすく分かりやすい、「働くルール」の本だ。
それもそのはずで、著者はいずれも労働法の専門家であるが、同時にそれぞれが労働者の側に立った研究を続けて来ており、いわゆる机上の法律論者ではないからだ。特に、上西充子氏は、日本労働研究機構(現 労働政策研究・研修機構)(JILPT)にて、長年研究をしてきた後、大学教授となっただけあり、最近ではテレビで労働問題(特に若年層)が扱われる時に、良く出演している識者だ。
同時に他の研究エリアと違い、「学生の就活」に関しては、大学教授もゼミの学生を送り出す、いわば「当事者」であり、その意味でも単なる「研究書」あるいは「ビジネス本」ではなく、読んですぐに役に立つ内容になっている。
本の中身は、例えば、「アルバイトで皿を割ったら、その分給与から引かれた」とか、「就活をしてみたら募集時と条件が異なる」とか、あるいは「固定残業代が給与の中に含まれていた」といったような、非常によくあるトラブルに関し、きちんと法律に基づいて労働者の権利について述べている。たった43個のQAなので、小一時間で読めてしまうだろう。しかし、その43個の中には、知ってさえいたら、一生の選択肢が変わったといったことも起こり得るかもしれない。
実は、私自身、20年以上学生の就職活動の面倒を見てきたが、いわゆる就活本を見ても、「リクナビ」といった就活サイトを見ても、こういったトラブルになりやすい事についてはなかなか教えてくれない。(就活サイトは、採用企業側も「お客様」であるため、どちらかというと、就活マナーであったり上手なESの書き方であったりは教えてくれるが、トラブル対処については掲載されてないことが多い)。よって、このような本は、殊更貴重だ。就活をする学生のみならず、学生の支援者や、教員、さらには親も読んでおくと良い。同時に、企業として雇う立場の人間も、違法行為と知らずにやる場合もあるのだから、目を通しておくと良いだろう。
そして、この本の良いところは、所謂労働者の法律上の権利だけが書かれているのではなく、実質的に、どうやってその場を切り抜けるべきかまでが書かれていることだ。例えば、「内定が出ている状態で企業から他社への就活を終わらせるように要求された場合、企業に内緒で就活を続けてもやむを得ない。」といった事だ。その際、就活生側の「職業選択の自由」が「実質的に確保されるため」といった、根拠まで示されている。一方で、たとえインターンシップやアルバイトであっても、守秘義務は守るべきといった、学生側の義務についても語られている。
是非、就活・就職、またアルバイトの現場にいる学生諸子には、この本を活用していただきたい。ただし、「悪用」しようとはしないこと。ここに書いてあることの一部だけを鵜呑みにして、すべきこともせずに権利を無暗に主張すれば、働く場として働きにくくなる危険もありえる。
本当に困ったことになる前に読んで、本全体に書かれていることを理解しておくこと。その為の一冊。そして困った時には、どこに相談に行けばいいかも、この本には示してある。
それもそのはずで、著者はいずれも労働法の専門家であるが、同時にそれぞれが労働者の側に立った研究を続けて来ており、いわゆる机上の法律論者ではないからだ。特に、上西充子氏は、日本労働研究機構(現 労働政策研究・研修機構)(JILPT)にて、長年研究をしてきた後、大学教授となっただけあり、最近ではテレビで労働問題(特に若年層)が扱われる時に、良く出演している識者だ。
同時に他の研究エリアと違い、「学生の就活」に関しては、大学教授もゼミの学生を送り出す、いわば「当事者」であり、その意味でも単なる「研究書」あるいは「ビジネス本」ではなく、読んですぐに役に立つ内容になっている。
本の中身は、例えば、「アルバイトで皿を割ったら、その分給与から引かれた」とか、「就活をしてみたら募集時と条件が異なる」とか、あるいは「固定残業代が給与の中に含まれていた」といったような、非常によくあるトラブルに関し、きちんと法律に基づいて労働者の権利について述べている。たった43個のQAなので、小一時間で読めてしまうだろう。しかし、その43個の中には、知ってさえいたら、一生の選択肢が変わったといったことも起こり得るかもしれない。
実は、私自身、20年以上学生の就職活動の面倒を見てきたが、いわゆる就活本を見ても、「リクナビ」といった就活サイトを見ても、こういったトラブルになりやすい事についてはなかなか教えてくれない。(就活サイトは、採用企業側も「お客様」であるため、どちらかというと、就活マナーであったり上手なESの書き方であったりは教えてくれるが、トラブル対処については掲載されてないことが多い)。よって、このような本は、殊更貴重だ。就活をする学生のみならず、学生の支援者や、教員、さらには親も読んでおくと良い。同時に、企業として雇う立場の人間も、違法行為と知らずにやる場合もあるのだから、目を通しておくと良いだろう。
そして、この本の良いところは、所謂労働者の法律上の権利だけが書かれているのではなく、実質的に、どうやってその場を切り抜けるべきかまでが書かれていることだ。例えば、「内定が出ている状態で企業から他社への就活を終わらせるように要求された場合、企業に内緒で就活を続けてもやむを得ない。」といった事だ。その際、就活生側の「職業選択の自由」が「実質的に確保されるため」といった、根拠まで示されている。一方で、たとえインターンシップやアルバイトであっても、守秘義務は守るべきといった、学生側の義務についても語られている。
是非、就活・就職、またアルバイトの現場にいる学生諸子には、この本を活用していただきたい。ただし、「悪用」しようとはしないこと。ここに書いてあることの一部だけを鵜呑みにして、すべきこともせずに権利を無暗に主張すれば、働く場として働きにくくなる危険もありえる。
本当に困ったことになる前に読んで、本全体に書かれていることを理解しておくこと。その為の一冊。そして困った時には、どこに相談に行けばいいかも、この本には示してある。
2018年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内定をもらう時の対応について詳しく書いてあり、とてもためになる内容ばかりでした!一読することをお勧めします:)
2019年5月17日に日本でレビュー済み
この本を必要とするのは、大学生だけではない。
すべて働く人が知っておいて損がないことが、どこかしらにあると思う。
労働契約や罰金、有給休暇やハラスメント、裁量労働制ってなに?ということなど。
就職前の活動から、退職に至るまでのあれやこれやは、働いていると無関係ではいられないことが書いてある。
決して分厚い本ではないし、Q&A方式で具体的なトラブルを挙げて説明してある点でも、参照しやすい。
普段から読み込むまではしなくても、身近にあるとよい本。
すべて働く人が知っておいて損がないことが、どこかしらにあると思う。
労働契約や罰金、有給休暇やハラスメント、裁量労働制ってなに?ということなど。
就職前の活動から、退職に至るまでのあれやこれやは、働いていると無関係ではいられないことが書いてある。
決して分厚い本ではないし、Q&A方式で具体的なトラブルを挙げて説明してある点でも、参照しやすい。
普段から読み込むまではしなくても、身近にあるとよい本。
2018年4月21日に日本でレビュー済み
Q&A形式でとても読みやすい。個人的には「2.インターンシップ」の目次が目新しかった。ここに「20.守秘義務に関する書類への署名を求められた」があったのがよかった。「一般的なことです」としっかり回答されている。
学生側に寄り添いつつ、社会人として自立した個人が最低限知っておかないといけないことが書かれている。新入生のオリエンテーションで本著を配布し2~3時間程度で講義するとよいのではないかと思った。
学生が働くことの何に不安を抱えているかを知るという読み方もできるので、学生以外の読者にもおすすめできます。
学生側に寄り添いつつ、社会人として自立した個人が最低限知っておかないといけないことが書かれている。新入生のオリエンテーションで本著を配布し2~3時間程度で講義するとよいのではないかと思った。
学生が働くことの何に不安を抱えているかを知るという読み方もできるので、学生以外の読者にもおすすめできます。