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科学者18人にお尋ねします。宇宙には誰かいますか? 単行本(ソフトカバー) – 2017/2/22

4.3 5つ星のうち4.3 10個の評価

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商品の説明

メディア掲載レビューほか

宇宙には、だれかいますか?

宇宙における生命の研究を「アストロバイオロジー」と呼ぶ。天文学、生物学、工学など様々な学問が融合した新分野の研究だ。本書では、この新分野の研究を始めているか、興味を持っている研究者18人に、地球外生命体、知的生命体について聞く。

専門分野によって、地球外生命体の在りかを巡る答えは様々だが、共通してくる問題は「生命」「知的」といった言葉の定義だ。これらの捉え方次第で何が「生命体」発見となるかも変わってくるはずである。

宇宙には地球とは違った存在形態の生命があるかもしれない。したがって、宇宙における生命について考えるという本書のテーマは、人間中心主義、地球中心主義、太陽系中心主義的な考えに縛られず「生命を考え直す」きっかけを私たちに与えてくれるはずだ。

評者:すんみ

(週刊朝日 掲載)

著者について

1945年生。京都大学理学部物理学科卒。同博士課程修了、理学博士。自然科学研究機構長。専攻は宇宙論・宇宙物理学。主著に『インフレーション宇宙論』『宇宙論入門』『眠れなくなる宇宙のはなし』他多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2017/2/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/2/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 430925361X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309253619
  • 寸法 ‏ : ‎ 13 x 2.1 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 10個の評価

著者について

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矢野 創
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JAXA宇宙科学研究所・学際科学研究系・助教。東京都生まれ。英国ケント大学院宇宙科学科でPh.D.を取得後、旧文部省宇宙科学研究所、米国航空宇宙局ジョンソン宇宙センターを経て、現職。

 専門は、太陽系探査科学、アストロバイオロジー。特に小惑星や彗星、その破片である流星・宇宙塵など、太陽系小天体に関する探査・実験・分析・観測・理論的研究の融合から、惑星系、地球型惑星、生命前駆物質の起源と進化を実証的に解明すること。

 LDEF、EuReCa、HST、SFU、Leonid-MAC、のぞみ、スターダスト、はやぶさ1・2、イカロス、たんぽぽ1・2・4、みお、エクレウス、DESTINY+、コメットインターセプタなど、多彩な日欧米の宇宙実験・探査プロジェクトに参画。深宇宙探査や微小重力実験等による、未踏・未知のフロンティアへの挑戦を重視している。現在は、海洋天体を対象とした生命起源探査の基礎研究を推進。

 総合研究大学院大学・物理科学研究科宇宙科学専攻を併任。慶應義塾大学大学院・システムデザインマネジメント研究科・特別招聘准教授。慶應義塾大学先端生命科学研究所・訪問准教授。法政大学大学院理工学研究科・客員准教授。九州工業大学工学部宇宙システム工学科・非常勤講師。米国マサチューセッツ工科大学ソルジャーナノテクノロジー研究所・訪問科学者。東京大学大学院・航空宇宙工学専攻・非常勤講師や海洋研究開発機構・招聘研究員も歴任。

 国際宇宙航行アカデミー(IAA)正会員、同宇宙物理科学委員会・幹事。国際宇宙空間研究委員会(COSPAR)地球-月システム・惑星・太陽系小天体宇宙研究委員会・副委員長兼DEIリエゾンオフィサー。PMI認定PMP。

 単著に2012年「星のかけらを採りにいく」、訳書に1997年「彗星大衝突」、2000年「未解決のサイエンス」、共著に2009年「太陽系大地図」、2011年「小惑星探査機はやぶさの超技術」、2017年「宇宙には、だれかいますか?」、2018年「生命の起源はどこまでわかったか」、DVD/BD出演に2012年「はやぶさ/HAYABUSA(オーディオコメンタリー)」、2013年「HAYABUSA ZERO」などがある。2017年に第四回星新一賞最終選考委員を務めた。

 小惑星帯に炭素質小惑星「8906 Yano」がある。

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<宇宙にはだれかいますか?>を読む
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科学者18人にお尋ねします●ご研究の内容を教えてください●「生命の定義」について、独自の見解をおしえてください●地球生命はどこからきたのでしょう?●地球外生命体が発見されるのはどんな所でしょうか?●どうすれば地球外“知的”生命体を発見できるのでしょう?●知的生命体が見つかりました。どういうアクションをしますか?●知的生命体がいる世界には、どんな社会があると思いますか?2009年に「望遠鏡400年物語=フレッド・ワトソン著」という本が出ました。この本の原題は<STARGAZER=星を眺める人>でした。スターゲイザーには夢見る人という意味もあります。望遠鏡をのぞいて天体を見たのはガリレオが初めてでしたが、天体観測自体は何千年も前から肉眼で観察されて夜空にギリシャ神話の神々の名前のついた星座がまばたき輝いていました。400年前にガリレオが木星の4つの衛星を見つけて地動説を唱えた時に使ったのは僅か直径6センチほどの望遠鏡でした。それから400年を経て次々に改良され、直径10メートルもある光学式望遠鏡から電波望遠鏡へ、そして重力波望遠鏡など用途に合わせて次々と発明されてきました。重力波望遠鏡は究極の天体観測として宇宙の始まりであるビッグバンの観測に欠くことが出来ません。ビッグバンのスタートから約38万年間の現象はプラズマ状態(宇宙マイクロ波背景放射)となってその奥のビッグバンの始まった瞬間は目で見ることが出来ません。しかし重力波を使って解析すれば見えなかったビッグバンがどうなっているのか分かるかも知れないのです。400年前には<スターゲイザー>だった人類は現在<アストロバイオロジー=宇宙生物学>まで到達しました。アストロバイオロジーには天文学、惑星科学、生化学、地球物理学、微生物生態学、地質学、比較生理学など多くの分野の学者が集まりつつあります。すでに地球外生物発見のための実際の活動が行われています。特に最近では生物のいそうな系外惑星(太陽系以外の恒星を回る惑星)が沢山観察されるようになって一段と熱を帯びてきたようです。このような本が売れているのもその現れでしょう。地球の近くで生物のいそうな人気の惑星(または衛星)ベスト5は:NO1 エウロパ ガリレオによって発見された木星の第4衛星 別名氷の星。NO2 エンケラドゥス 土星の第2衛星 地下の海に注目が・・・。NO3 グリーゼ581g 地球から20光年先にある系外惑星。地球に似た環境。NO4 火星 地球に酷似。昔からSFの主役を演じてきた。研究も進み移住計画も。NO5 タイタン 初期の地球に似ている。メタンの川が流れている。今年の4月14日にNASAから重大発表があり、「エンケラドゥスの深海に熱水噴出が確認され、生物存在の可能性がある」という。重大発表と聞いてエウロパで生物が確認されたのではと早合点したウエブサイトもあったようです。遠くの系外惑星で生物がいるかどうかを調べる方法とはどのようなものでしょうか。木星や土星のように直接探査機を飛ばせるような距離の場合は分かりますが、現在の宇宙船が届かない星に生物がいるかいないかの判断は、星の光を分析して気体や大気の温室効果ガスの存在によって生命のサインを探すということです。またこの銀河系にどのくらい生物が住む星があるかを推測する方法として「ドレーク方程式」という計算方式があります。しかし7項目ある変数をきめるだけでお手上げです。ドレークさんはアメリカのオズマ計画を実施した責任者で現在も活躍中です。ここにいたる究極の好奇心はすごいと思いますが、ボクには宇宙人と意味のある交信が出来る日が来るとはどうも思えません。それには空間と時間の壁があまりにも高いと感じるからです。ボクたちの住む銀河系は2000万個の星があり、これと同じくらいの銀河がほかに1000万個ぐらいあると云われています。しかもその宇宙は外へ外へと膨張を続け銀河と銀河の間はどんどん離れつつあります。これだけの広大な宇宙の中には生物はもちろん知的存在が必ずいると思います。しかし自分たちとは違った時代に存在する場合が多いと考えられますし、仮にシグナルを受信してもその時にはもうその生物はとっくにいないとか、同じ時代に宇宙に共存した場合、光速度のロケットを飛ばしても、あるいは電波で交信しても何万年何億年の先でなければ返事が届かないということになるでしょう。しかし全く絶望してしまうのはアストロバイオロジーの研究者の皆さんに失礼かもしれません。50光年以内の場所で知的生命体が見つかるとか、SFの世界にあるようにワープで時空を短縮させるとか、暗黒物質やダークエネルギーが活用できる時代になって新しい物理的な原理で光より早い移動が可能になる時には、今は不可能でも将来は光速度を超える移動手段や通信手段が出現するかもしれません。アストロバイオロジーのような研究は本当に必要だと思うかって?星空に神話の世界を描いた古代から、そしてガリレオが小さな望遠鏡で星を眺めた時代から人類の好奇心を止めることなど不可能だった事実がその答えになるでしょう。 河出書房2017/2
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2017年5月4日に日本でレビュー済み
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5つ星のうち5.0 <宇宙にはだれかいますか?>を読む
2017年5月4日に日本でレビュー済み
科学者18人にお尋ねします
●ご研究の内容を教えてください●「生命の定義」について、独自の見解をおしえてください
●地球生命はどこからきたのでしょう?●地球外生命体が発見されるのはどんな所でしょうか?
●どうすれば地球外“知的”生命体を発見できるのでしょう?●知的生命体が見つかりました。どういうアクションをしますか?●知的生命体がいる世界には、どんな社会があると思いますか?

2009年に「望遠鏡400年物語=フレッド・ワトソン著」という本が出ました。この本の原題は
<STARGAZER=星を眺める人>でした。スターゲイザーには夢見る人という意味もあります。
望遠鏡をのぞいて天体を見たのはガリレオが初めてでしたが、天体観測自体は何千年も前から肉眼で観察されて夜空にギリシャ神話の神々の名前のついた星座がまばたき輝いていました。
400年前にガリレオが木星の4つの衛星を見つけて地動説を唱えた時に使ったのは僅か直径6センチほどの望遠鏡でした。それから400年を経て次々に改良され、直径10メートルもある光学式望遠鏡から電波望遠鏡へ、そして重力波望遠鏡など用途に合わせて次々と発明されてきました。

重力波望遠鏡は究極の天体観測として宇宙の始まりであるビッグバンの観測に欠くことが出来ません。ビッグバンのスタートから約38万年間の現象はプラズマ状態(宇宙マイクロ波背景放射)となってその奥のビッグバンの始まった瞬間は目で見ることが出来ません。しかし重力波を使って解析すれば見えなかったビッグバンがどうなっているのか分かるかも知れないのです。400年前には<スターゲイザー>だった人類は現在<アストロバイオロジー=宇宙生物学>まで到達しました。アストロバイオロジーには天文学、惑星科学、生化学、地球物理学、微生物生態学、地質学、比較生理学など多くの分野の学者が集まりつつあります。

すでに地球外生物発見のための実際の活動が行われています。特に最近では生物のいそうな系外惑星(太陽系以外の恒星を回る惑星)が沢山観察されるようになって一段と熱を帯びてきたようです。このような本が売れているのもその現れでしょう。地球の近くで生物のいそうな人気の惑星
(または衛星)ベスト5は:

NO1 エウロパ ガリレオによって発見された木星の第4衛星 別名氷の星。
NO2 エンケラドゥス 土星の第2衛星 地下の海に注目が・・・。
NO3 グリーゼ581g 地球から20光年先にある系外惑星。地球に似た環境。
NO4 火星 地球に酷似。昔からSFの主役を演じてきた。研究も進み移住計画も。
NO5 タイタン 初期の地球に似ている。メタンの川が流れている。

今年の4月14日にNASAから重大発表があり、「エンケラドゥスの深海に熱水噴出が確認され、生物存在の可能性がある」という。重大発表と聞いてエウロパで生物が確認されたのではと早合点したウエブサイトもあったようです。

遠くの系外惑星で生物がいるかどうかを調べる方法とはどのようなものでしょうか。木星や土星のように直接探査機を飛ばせるような距離の場合は分かりますが、現在の宇宙船が届かない星に生物がいるかいないかの判断は、星の光を分析して気体や大気の温室効果ガスの存在によって生命のサインを探すということです。またこの銀河系にどのくらい生物が住む星があるかを推測する方法として「ドレーク方程式」という計算方式があります。しかし7項目ある変数をきめるだけでお手上げです。ドレークさんはアメリカのオズマ計画を実施した責任者で現在も活躍中です。

ここにいたる究極の好奇心はすごいと思いますが、ボクには宇宙人と意味のある交信が出来る日が来るとはどうも思えません。それには空間と時間の壁があまりにも高いと感じるからです。ボクたちの住む銀河系は2000万個の星があり、これと同じくらいの銀河がほかに1000万個ぐらいあると云われています。しかもその宇宙は外へ外へと膨張を続け銀河と銀河の間はどんどん離れつつあります。これだけの広大な宇宙の中には生物はもちろん知的存在が必ずいると思います。しかし自分たちとは違った時代に存在する場合が多いと考えられますし、仮にシグナルを受信してもその時にはもうその生物はとっくにいないとか、同じ時代に宇宙に共存した場合、光速度のロケットを飛ばしても、あるいは電波で交信しても何万年何億年の先でなければ返事が届かないということになるでしょう。

しかし全く絶望してしまうのはアストロバイオロジーの研究者の皆さんに失礼かもしれません。50光年以内の場所で知的生命体が見つかるとか、SFの世界にあるようにワープで時空を短縮させるとか、暗黒物質やダークエネルギーが活用できる時代になって新しい物理的な原理で光より早い移動が可能になる時には、今は不可能でも将来は光速度を超える移動手段や通信手段が出現するかもしれません。アストロバイオロジーのような研究は本当に必要だと思うかって?星空に神話の世界を描いた古代から、そしてガリレオが小さな望遠鏡で星を眺めた時代から人類の好奇心を止めることなど不可能だった事実がその答えになるでしょう。 河出書房2017/2
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2017年5月2日に日本でレビュー済み
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