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不安な個人、立ちすくむ国家 単行本(ソフトカバー) – 2017/11/30
経産省若手プロジェクト
(著)
経産省若手官僚が問いかける、日本の未来!
150万ダウンロードを記録した資料を補足を含め完全版として書籍化。
20~30代の官僚たちが現代日本を分析した未来への提言。
2017年5月に産業構造審議会総会の配布資料として公開されると、
多くのメディアに取り上げられ、瞬く間に150万ダウンロードを記録し、
賛否両論を巻き起こした「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」。
これは「経済産業省次官・若手プロジェクト」の一環として作られたもので、
今後日本が立ち向かうべき課題
「富の創造と分配」
「セーフティネット」
「国際秩序・安全保障」
について議論を重ねたものです。
この資料に補足を加えた完全版、さらには養老孟司、冨山和彦、東浩紀らとの座談会、
プロジェクトメンバー6人のインタビューを収録。
150万ダウンロードを記録した資料を補足を含め完全版として書籍化。
20~30代の官僚たちが現代日本を分析した未来への提言。
2017年5月に産業構造審議会総会の配布資料として公開されると、
多くのメディアに取り上げられ、瞬く間に150万ダウンロードを記録し、
賛否両論を巻き起こした「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」。
これは「経済産業省次官・若手プロジェクト」の一環として作られたもので、
今後日本が立ち向かうべき課題
「富の創造と分配」
「セーフティネット」
「国際秩序・安全保障」
について議論を重ねたものです。
この資料に補足を加えた完全版、さらには養老孟司、冨山和彦、東浩紀らとの座談会、
プロジェクトメンバー6人のインタビューを収録。
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2017/11/30
- 寸法13.5 x 1.7 x 21 cm
- ISBN-104163907475
- ISBN-13978-4163907475
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2017/11/30)
- 発売日 : 2017/11/30
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 238ページ
- ISBN-10 : 4163907475
- ISBN-13 : 978-4163907475
- 寸法 : 13.5 x 1.7 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 199,892位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 99位社会学の参考図書・白書
- - 2,902位その他の思想・社会の本
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たいへん綺麗な本でした。機会があれば次回も購入したい。
2019年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詳しく比較はしていませんが、インターネットで大部を読むことが出来ます。 本になった場合の付加価値が分かりませんでした。
2017年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、経済産業省(以下「経産省」という。)の有志が、我が国の現状の課題を広く分析し、今後の我が国が真剣に考えなければならない問題をリストアップしたものである。
中長期的な視点として、「富の創造と分配」「セーフティーネット」「国際秩序・安全保障」の三つのチームに分かれて議論したものをまとめている。
読んでみると、結構粗削りで、明確な結論や方向性は出ていないのであるが、若い官僚諸氏がこうした危機意識を共有し、ダイレクトに世間に訴えた点は大いに評価して良かろうと思う。読み方次第では、他省庁が考えるべきものも含まれているが、「ケンカ省庁」と言われる経産省ならではのバイタリティを感じる。
霞ヶ関の官僚が、こうした取組を持つことは大変有意義であると思うが、まだまだ中途半端な内容なので、一過性のものとせず、これからも継続してこのような問題提起をしていただきたいと切に願う。
中長期的な視点として、「富の創造と分配」「セーフティーネット」「国際秩序・安全保障」の三つのチームに分かれて議論したものをまとめている。
読んでみると、結構粗削りで、明確な結論や方向性は出ていないのであるが、若い官僚諸氏がこうした危機意識を共有し、ダイレクトに世間に訴えた点は大いに評価して良かろうと思う。読み方次第では、他省庁が考えるべきものも含まれているが、「ケンカ省庁」と言われる経産省ならではのバイタリティを感じる。
霞ヶ関の官僚が、こうした取組を持つことは大変有意義であると思うが、まだまだ中途半端な内容なので、一過性のものとせず、これからも継続してこのような問題提起をしていただきたいと切に願う。
2019年11月12日に日本でレビュー済み
1.内容
本書のキモは、当然のことながら「レポート 完全版」(p6~48)である。社会の変化により人生設計の変更が迫られているが、高齢者を一律に弱者とすべきでない一方、現役世代やその子に対する財政支出はあまりにも小さい。また、公共セクター全てを国や地方自治体がやるべきなのだろうか?このような現状認識・問題意識の下に処方箋を示している。その他は、プロジェクトに参加した官僚6名に対する個別インタビューと、知識人を招いた座談会。
2.評価
(1)本書のキモであるレポートの内容の要約は(全部をカバーしてはいないが)、p178の東浩紀さんのコメントに集約される。すなわち「要は高齢者に金をやるな」ということである。レポートでは触れられていない財政赤字の状況、ならびに現時点における現役世代の少なさからすると当然も、高齢者が働けばいいかというと、生き甲斐という点ではいいだろうが、現役世代の雇用の点でいいかどうかはわからない。(本書みたいに単純にはいかないのではないか?)という感想を持った。
(2)インタビューが6本載っているが、これは高校生や大学生に役に立つ内容だと思った。先輩官僚がどんな志を持ち、また、いつ行動したかがわかり、有益である。
(3)座談会は面白かった。東さんの見解を全面的に支持するわけではないものの本質を突いた発言をしているし(既述)、冨山さんの教養論(p140~「『教養』を疑え」にある)は参考になる。
3.結論としては、2(1)で示したように、レポートのように単純に行くか疑問という点で星1つ減らすが、2(2)と(3)のような内容、またレポート自体は有益だと思ったので、星4つ。
本書のキモは、当然のことながら「レポート 完全版」(p6~48)である。社会の変化により人生設計の変更が迫られているが、高齢者を一律に弱者とすべきでない一方、現役世代やその子に対する財政支出はあまりにも小さい。また、公共セクター全てを国や地方自治体がやるべきなのだろうか?このような現状認識・問題意識の下に処方箋を示している。その他は、プロジェクトに参加した官僚6名に対する個別インタビューと、知識人を招いた座談会。
2.評価
(1)本書のキモであるレポートの内容の要約は(全部をカバーしてはいないが)、p178の東浩紀さんのコメントに集約される。すなわち「要は高齢者に金をやるな」ということである。レポートでは触れられていない財政赤字の状況、ならびに現時点における現役世代の少なさからすると当然も、高齢者が働けばいいかというと、生き甲斐という点ではいいだろうが、現役世代の雇用の点でいいかどうかはわからない。(本書みたいに単純にはいかないのではないか?)という感想を持った。
(2)インタビューが6本載っているが、これは高校生や大学生に役に立つ内容だと思った。先輩官僚がどんな志を持ち、また、いつ行動したかがわかり、有益である。
(3)座談会は面白かった。東さんの見解を全面的に支持するわけではないものの本質を突いた発言をしているし(既述)、冨山さんの教養論(p140~「『教養』を疑え」にある)は参考になる。
3.結論としては、2(1)で示したように、レポートのように単純に行くか疑問という点で星1つ減らすが、2(2)と(3)のような内容、またレポート自体は有益だと思ったので、星4つ。
2019年12月8日に日本でレビュー済み
国民の実態について、中央省庁の官僚がコテコテのステレオタイプでしか理解していないのだと感じました。
彼らは自分と似た社会階層の人たちの生活形態や問題しか見えてないのに、その自覚はあまり無いというのが印象です。
また、彼らの価値観の押し付けも目立ちました。「定年後、日がなテレビを見ているだけ」の生活の何がいけないのでしょうか?
そのような生活を送る高齢者に福祉を施すのは無駄だとという危険な価値観も透けて見え、非常に憤りを感じました。
対策もその価値観が露骨に表れており要約すると「老人の福祉を削り、若年層へ」に尽きます。
どちらも安易に切り捨てられないから政治は難しいのですが、そういった葛藤は見られません。
そもそも、財源にはもっと多様な選択肢があるのに、敢えてそのような二者択一に持って行こうとする誘導も感じます。
このレポートの内容は、幾つかの本の切り貼りに過ぎず、なんら新しい問題提議はされてません。
むしろ、こういった問題ある思考の人たちが社会の仕組みを作っている事に不安を感じます。
彼らは自分と似た社会階層の人たちの生活形態や問題しか見えてないのに、その自覚はあまり無いというのが印象です。
また、彼らの価値観の押し付けも目立ちました。「定年後、日がなテレビを見ているだけ」の生活の何がいけないのでしょうか?
そのような生活を送る高齢者に福祉を施すのは無駄だとという危険な価値観も透けて見え、非常に憤りを感じました。
対策もその価値観が露骨に表れており要約すると「老人の福祉を削り、若年層へ」に尽きます。
どちらも安易に切り捨てられないから政治は難しいのですが、そういった葛藤は見られません。
そもそも、財源にはもっと多様な選択肢があるのに、敢えてそのような二者択一に持って行こうとする誘導も感じます。
このレポートの内容は、幾つかの本の切り貼りに過ぎず、なんら新しい問題提議はされてません。
むしろ、こういった問題ある思考の人たちが社会の仕組みを作っている事に不安を感じます。
2018年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レポートをより身近に感じる。官僚の想いが迸る本になっている。
2017年12月31日に日本でレビュー済み
私は1984年生まれで、経産省若手プロジェクトのメンバーと恐らく同世代か少し上くらいなので、先に公開されたレポートを含め、非常に興味深く読ませて頂いた。
本書の率直な感想として、誰向けに書かれた本なのかが分からなかった。
恐らくひとつには、若手プロジェクトと同世代に向けて、これからの時代をどう生きるか考えて行動していきましょうということだと思う。しかし、これからの時代への不安は同世代の人たちは温度感こそあれども、既にみんな思っていることであり、今更感があると思う。
上の世代に向けては、シルバー民主主義への批判など、言いたいことは分かるが、それも多くの人にとって周知のことであるし、その先どうするというメッセージ性が薄いように思える。
現に、上の世代であり、本書のインタビュー相手である養老孟司氏、冨山和彦氏、東浩紀氏の話からは、それらの問題は理解した上で、これからどうすべきかという論点になっていたように思う。
ちなみに、上記3氏へのインタビューは、本書の読者に向けてというより、経産省若手プロジェクトメンバーの勉強のため、というような内容になってしまっていたのが非常に残念だった。
公開資料ならまだしも(それでも人件費などの形で国民の血税がコストになっているが)、書籍として読者に対価を支払ってもらうものとしては、質問者側のインタビュー内容のレベルが低いように感じられてしまった。(大学のお勉強サークルの同人誌でももっと濃い内容があるかもしれない。)
上記を踏まえて考えると、本書は中学生や高校生向けとしては、とてもよい内容に思える。経産省若手プロジェクトメンバーへのインタビューもあり、どのような経緯で経産省を志望し、若手プロジェクトに関わることになったのかも分かるので、将来的に社会をよりよくする仕事に携わりたいと思っている中高生にとっては、とても勉強になる一冊だろう。
ちなみに重箱の隅をつつくようで恐縮だが、057頁の「民族学」は、「民俗学」の誤記と思われる。民族学(≒文化人類学)は社会学と同様に欧米から入ってきたものであるし、「世間」など日本社会の研究は民俗学の領域で盛んなことから、文脈からして「民俗学」が正しいと思われる。
日本という国家の未来をよりよくしたいと漠然と考えたいという方や、養老孟司氏、冨山和彦氏、東浩紀氏に興味のある方にとっては、勉強になる一冊。
本書の率直な感想として、誰向けに書かれた本なのかが分からなかった。
恐らくひとつには、若手プロジェクトと同世代に向けて、これからの時代をどう生きるか考えて行動していきましょうということだと思う。しかし、これからの時代への不安は同世代の人たちは温度感こそあれども、既にみんな思っていることであり、今更感があると思う。
上の世代に向けては、シルバー民主主義への批判など、言いたいことは分かるが、それも多くの人にとって周知のことであるし、その先どうするというメッセージ性が薄いように思える。
現に、上の世代であり、本書のインタビュー相手である養老孟司氏、冨山和彦氏、東浩紀氏の話からは、それらの問題は理解した上で、これからどうすべきかという論点になっていたように思う。
ちなみに、上記3氏へのインタビューは、本書の読者に向けてというより、経産省若手プロジェクトメンバーの勉強のため、というような内容になってしまっていたのが非常に残念だった。
公開資料ならまだしも(それでも人件費などの形で国民の血税がコストになっているが)、書籍として読者に対価を支払ってもらうものとしては、質問者側のインタビュー内容のレベルが低いように感じられてしまった。(大学のお勉強サークルの同人誌でももっと濃い内容があるかもしれない。)
上記を踏まえて考えると、本書は中学生や高校生向けとしては、とてもよい内容に思える。経産省若手プロジェクトメンバーへのインタビューもあり、どのような経緯で経産省を志望し、若手プロジェクトに関わることになったのかも分かるので、将来的に社会をよりよくする仕事に携わりたいと思っている中高生にとっては、とても勉強になる一冊だろう。
ちなみに重箱の隅をつつくようで恐縮だが、057頁の「民族学」は、「民俗学」の誤記と思われる。民族学(≒文化人類学)は社会学と同様に欧米から入ってきたものであるし、「世間」など日本社会の研究は民俗学の領域で盛んなことから、文脈からして「民俗学」が正しいと思われる。
日本という国家の未来をよりよくしたいと漠然と考えたいという方や、養老孟司氏、冨山和彦氏、東浩紀氏に興味のある方にとっては、勉強になる一冊。
2017年12月16日に日本でレビュー済み
経産省の若手官僚が日本の問題点を暴くビジネス書です。
レポートの問題点を解説し、解決策を模索しています。
人生100年時代を生き抜くために、個人が必要なスキルやノウハウを知ることが重要です。
これからの日本に漠然とした不安を感じているサラリーマンに、一筋の光を与えてくれます。
若手チームの提案が机上の空論に思えてしまいます。
たとえば「60代前半で家で一日中テレビを見ているよりは、外で働いたほうが楽しくないですか」と提案しても、「好きなことを仕事にする」ならまだしも、「会社が嫌いで早く辞めたいと思っている」サラリーマンにはムリではないでしょうか?
また「年金をカットし若者に付け変える」ことも、東浩紀さんが言っているように「シルバー民主主義」によって不可能だからです。
議題として国民全員に問いかけることで、様々な解決策を模索して、より良い未来の試金石となって欲しいですね。
レポートの問題点を解説し、解決策を模索しています。
人生100年時代を生き抜くために、個人が必要なスキルやノウハウを知ることが重要です。
これからの日本に漠然とした不安を感じているサラリーマンに、一筋の光を与えてくれます。
若手チームの提案が机上の空論に思えてしまいます。
たとえば「60代前半で家で一日中テレビを見ているよりは、外で働いたほうが楽しくないですか」と提案しても、「好きなことを仕事にする」ならまだしも、「会社が嫌いで早く辞めたいと思っている」サラリーマンにはムリではないでしょうか?
また「年金をカットし若者に付け変える」ことも、東浩紀さんが言っているように「シルバー民主主義」によって不可能だからです。
議題として国民全員に問いかけることで、様々な解決策を模索して、より良い未来の試金石となって欲しいですね。