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商品の説明
きっと 幸せになる 豪華キャストで贈る極上のスイーツのようなラブストーリー!
●名作を\1,890(税込)でリリース! ●全国劇場大ヒット!
ラストは‘映画史に残るキスシーン’。
誰もが幸せになれる今年最高のラブストーリー!
●グラミー賞8冠・歌姫ノラ・ジョーンズ映画初主演! 新曲「The Story」を書き下ろし!
●ノラ・ジョーンズの相手役は、世界が誇るイケメン、ジュード・ロウ!
●ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズ、デヴィッド・ストラザーン、アカデミー賞ノミネートの超豪華共演陣!
●『2046』『花様年華』ウォン・カーウァイ監督待望の最新作!
NYからメンフィス、そしてラスベガスへ・・・。アメリカの風景を舞台に、壮大なスケールで愛の旅路を描く!
●ルイ・ヴィトンが全面協力!リッチな衣装・小道具の数々に目を奪われる!!
●音楽はライ・クーダー!超一流スタッフが集結!
●第60回カンヌ国際映画祭オープニング作品!
■ストーリー
●ニューヨーク。失恋したエリザベスは、とあるカフェに出入りするようになる。毎晩ブルーベリー・パイを残しておいてくれるカフェのオーナー、ジェレミー。優しい彼との会話に、心が慰められるエリザベスだったが、失恋相手が新しい恋人といるところを見てしまい、旅へ出ることを決める。数々の人々と出会いながら、エリザベスはジェレミーが待つニューヨークへ戻りたいと思い始める・・・。
■キャスト
ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、デヴィッド・ストラザーン、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマン
■スタッフ
監督:ウォン・カーウァイ
脚本:ウォン・カーウァイ、ローレンス・ブロック
製作:ウォン・カーウァイ、ジャッキー・パン
製作総指揮:チャン・チェン
撮影:ダリウス・コンジ プロダクション
デザイン:ウィリアム・チャン
音楽:ライ・クーダー
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 19.6 x 13.8 x 1.6 cm; 80 g
- EAN : 4988126207601
- 監督 : ウォン・カーウァイ
- メディア形式 : DVD-Video
- 発売日 : 2009/11/20
- 出演 : ノラ・ジョーンズ, ジュード・ロウ, デヴィッド・ストラザーン, レイチェル・ワイズ, ナタリー・ポートマン
- 販売元 : 角川映画
- ASIN : B002TUEW5S
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 87,040位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 8,141位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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主人公へのウォン・カーウァイ監督の視線・・・そこにあるのは ‘慈しむようなもの’ 。本作はカーウァイ監督作品中もっとも ‘異色’ な作品と思える。
‘異色’ なところ・・・一般的には ‘中華圏の役者’ を一切使わない ‘英語劇’ であり ‘全編アメリカ撮影’ といった面だろう。それまでも 『ブレノスアイレス(1997)』 など海外撮影作品はあった。 が、本作は徹底しておりカーウァイ監督を知らなければ純粋な アメリカ映画 にもみえる (実際には香港・フランス・中国の合作映画)。
・・・しかし ‘異色’ な部分はそれだけではない。そこは ‘カーウァイ監督作品の変化’に関わる部分に関連し ‘しっとり’ というキーワードが 象徴 として浮かぶ。さらに・・・それを踏まえたうえでの ‘物語との距離感’ 。 ・・・これこそが ‘異色’ なのだと思う。そこを確認しつつ、本作の楽しさと個性について書いてみたい。
本作の内容は・・・失恋した若い女性 (ノラ・ジョーンズ) がNYから旅立ち、一年近く旅を続け、ある種の成長 を獲得し、NYに戻る・・・というもの。NYではカフェを経営する男性 (ジュード・ロウ) が彼女の帰りを待っており ‘恋愛映画’ の要素もあるが、むしろアメリカ大陸を旅する中で見た 人々の点景 (←作中では主に 二つのエピソード が描かれる) から彼女が何を感じ取っていくか、という部分を ‘慈しむように見守る’ 映画である。・・・そんなわけで ‘ロードムービー風青春映画’ といったほうが正しいのかもしれない。
映像的には、いかにも カーウァイ監督的 で特に夜間撮影などは ‘クリストファー・ドイル撮影?’ と 勘違い しそうなほど 『恋する惑星(1984)』 に似ている。対照的に日中荒野のシーンは一部で採用されている ライ・クーダーの音楽 の影響もあってか 『パリ、テキサス(1984)』 を彷彿とさせる ( ‘外国人の撮ったアメリカ’ ってこうなりやすいのだろうか・・・)。
編集に関しては 『花様年華(2000)』 以降の ‘しっとり’ としたタッチだ (本作の出発点は 『花様年華』 でカットされた ‘カフェのフッテージ’ だという) 。淡々とカットをつなぎ各シークエンスの情感を重視している というべきだろうか。 ‘ドラマチックさ’ は少ないため ‘つまらない’ と感じる向きもあるだろうが、逆に感覚的に ‘合う’ 人も多いと思う。私は非常に好きだ。
さて・・・この ‘しっとり’ とした・・・というのがポイントだろう。 ‘カーウァイ監督作品の変化’ を象徴しているからだ。
デビュー以来、カーウァイ監督が描くのは・・・ 他者を強く求めているのに結局 (拒否したりして) 失ってしまう人物 ・・・である。 形は変わるが 全ての作品に含まれる 要素だ。このことから、私はカーウァイ監督作品に対して・・・ その時々の監督個人が抱えているリアルな葛藤とか思いが映画に反映されている ・・・とか・・・ 常に自分 (の一部) の分身を撮っている ・・・とか感じている。この感じは最新作まで一貫していて変化がない。
しかし、当然ながら変化している部分もある。 わかりやすいのが 主人公の年齢 だ。デビュー作 『いますぐ抱きしめたい(1988)』 の主人公はかなり若いが、作品が進むごとに年齢を重ね最新作 『グランドマスター(2013)』 では遂に 老年期に差し掛かる主人公 となっている。カーウァイ監督とともに主人公が年を取っているのだ。関連して 『ブレノスアイレス(1987)』 辺りから ‘要素としての老い’ についての描写が徐々に強まっていることも指摘したい。
これらの変化は演出や編集のスタイルに 微妙な影響 を与えているようで、結果として 『天使の涙(1995)』 あたりまでの ‘若々しい溌剌とした感覚’ は ‘しっとり’ とした感覚に入れ替わっていった・・・。この頃を起点としてカーウァイ監督作品が変化したのは間違いないと思う。 ‘しっとり’ が象徴・・・とはこのことを指している。
‘主人公が徐々に年を取っている’ と書いたが、お気付きのように本作の主人公は若い。上記の話を合わないわけだ。しかも ‘女性’ を主人公に据えている。
・・・カーウァイ監督作品において本作以外の全ては ‘男性’ が主人公である。これは当然のような気はする。つねに自分の (監督の) 分身を描いている (と思える) のだから・・・主人公は男性、そして徐々に年を取る・・・という訳だ。ところが、本作の主人公は ‘若い ・ 女性’ 。この 違い は何を示すのだろう。こういった例外は本作だけなのだ。
ここで思い当たるのは作中 ‘旅の途中での’ 主人公の立ち位置だろう。興味深いことにそれは (彼女が主人公にも関わらず) ‘傍観者’ に近いのだ。そして ‘監督の分身’ に近い立ち位置にいるのは 脇役達 にみえる・・・つまり、 デヴィド・ストラザーン、 レイチェル・ワイズ、 ナタリー・ポートマン、 そして ジュード・ロウ である。彼らはそれぞれ部分的に ‘監督の分身’ 的な立ち位置を担っているように見えるのだ。
このことはカーウァイ監督との ‘物語との距離感’ に影響しているようにみえる。
・・・ ‘問題を解決できない主人公 (監督) の葛藤’ を描いてきた他の作品・・・に対して ‘成長への足掛りを求め彷徨う監督より遥かに若く異性の主人公を見守る’ 映画へ・・・。
つまり ‘異色‘ とはこのことなのだ。・・・ ‘しっとり’ と作品自体が変化しているということを基礎に ‘物語との距離感’ までも違っているのが本作なのだ。こういった点を考えると、若者を主人公に設定している、という共通点はあっても ・・・本作は『恋する惑星』 とは似て非なる映画・・・ ということがわかる。
この ‘しっとり’ した感覚と微妙な ‘距離感’ のせいなのか。あるいは、他の カーウァイ監督作品との違い を感じ取ってしまうからなのか・・・。本作には多少の 違和感 が残るのは否定できない。評価に微妙なものが混じるのは、その辺りが原因なのだと推測している。
しかし、私は上記のように この映画が好き だ。それは ‘しっとり’ 感が好きだからというのもあるが、微妙な ‘距離感’ もそれはそれで いい と思っているからだ。
確かに監督自身から溢れるような ‘思いの表現’ は少ないのだが、代わりに本作には主人公を ‘慈しむように見守る’ (言ってしまえば、父親のような) 監督の穏やかで暖かな視線が感じられる (特にジュード・ロウ演じる青年から) 。これは本作以外のカーウァイ監督作品にはあまり見られない要素だ。 珍しく ‘シンプルな’ ハッピーエンド的ラストになっているのも当然な気がする。やはり ‘異色’ なのである。
主人公を慈しむように見守る映画 ・・・ カーウァイ監督作品の中でもっとも ‘異色’ である、ということによって 本作にはこういった魅力 が付加された。これこそ、私の考える本作の最大の ‘楽しさであり個性’ である。
そんなわけで、私も 本作はカーウァイ監督作品と比較して ‘異色’ ではある と思うものの、それを長所・・・いや個性として楽しむことができる作品だ、と確信しているのだ。
大好きなノラジョーンズ❤️だったので、
今回、ニューアルバムを頼むなら…と
検索して、すぐヒット🎶
購入しました。何度も何度も観てます。
旅先で、様々な人間模様を見て、他人の痛みを知り、次第に強くなっていく。
そして、再びニューヨークへ。
彼女が帰途に着く車の中でつぶやいた言葉“他人は鏡のような存在ね。自分を知るための手がかり。他人の姿に自分を映すの”。には共感しました。人生は、他者に映る自分を探す旅だと思うから……。
ただ、今年ファン(おこがましいかも……)になったジュード・ロウで、2012年を締めくくろうと選んだ作品なのに、“アルフィー”“ホリディ”“ガダカ”には遠く及ばず……これでは終われない。
出演時間も短すぎっ!!
監督が「花様年華」のウォン・カーゥオイでびっくり!
主演のノラ・ジョーンズよりも、レスリー役のナタリー・ポートマンの方が魅力的でした。
ノラ・ジョーンズの実直感がよい。
映像がきれいです。
ジュード・ロウが格好良すぎ!!
割安感が出てきたので、購入です!
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