組織改革のノウハウの基本が教科書的に羅列されているだけなのか?と思って読み始めた。
第1章‐2を読んで「!」と思い、のめり込んで2時間半で読んだ。
コンサル本(?)には珍しく、ノウハウが惜しみなく披歴されていて、それだけではなく「これでもか」という程の事例はいかにも親近感があり、泥臭く生々しい。
志が高い経営陣・経営幹部・管理者だけが登場しているように読めるのが、若干マイナス点だけども、誰の中にもある”陽”と”陰”のバランスが、”陽”に振れて変化する様子とそれぞれのストーリーの結語は、自分の心に灯がともった。
「はじめに」で、筆者は、個人も組織も、『‟いきてこそ、いかしてこそ”が大事』だと言っている。
自分も、部下も、自分の経験も、組織も、活かしてナンボ。いきいきと生きてナンボか…。
「綺麗ごとだな」と思ってから少し考えて、いやそれでも、やはりできればそうありたい、と思った。
“変えてはいけないこと”のために、“変わり続けること”が、個人にとっても組織にとっても、大切なのだというのは、組織改革だけではなく、生きていく上でのキーワードなのかもしれない。
実践の書であるとともに、人と人の間で仕事をするビジネスマンにとって、重要なメッセージが込められている良書。

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図解入門ビジネス 最新 組織改革の基本と実践がよ~くわかる本 単行本 – 2017/9/27
あなたは組織の変化・変革を阻む「3つの壁」に悩まされていませんか? 本書は、どの会社にも存在し、迅速な問題解決を阻む「思い込みの壁」「行動の壁」「意思疎通の壁」を壊す方法を営業部門・製造部門など24個の具体的な実例をあげてわかりやすく解説します。いままさに組織改革の現場にいる方、上司や他部署との意思疎通を円滑にしたいミドルマネジャー、行動を変えたいと思っているのに変えきれていない方におすすめします。
- 本の長さ171ページ
- 言語日本語
- 出版社秀和システム
- 発売日2017/9/27
- ISBN-10479805299X
- ISBN-13978-4798052991
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商品の説明
著者について
フェローズコンサルティング株式会社 代表。 組織体質改善コンサルタント。
1968年生まれ。東北大学卒業後、株式会社リクルートに勤務。その後外資系コンサルティングファームにて10年以上の組織変革プロジェクトを経験し、現職。
前職と合わせて19年にわたり、50件以上の組織変革プロジェクト(企業再生プロジェクト、事業再生~部門単位の収益改善・マネジメント変革プロジェクト等)に従事。
プロジェクトマネジメントやスーパーバイズを実施し、経営者(特に東証一部上場企業)からの高い評価と支持を得る。
1968年生まれ。東北大学卒業後、株式会社リクルートに勤務。その後外資系コンサルティングファームにて10年以上の組織変革プロジェクトを経験し、現職。
前職と合わせて19年にわたり、50件以上の組織変革プロジェクト(企業再生プロジェクト、事業再生~部門単位の収益改善・マネジメント変革プロジェクト等)に従事。
プロジェクトマネジメントやスーパーバイズを実施し、経営者(特に東証一部上場企業)からの高い評価と支持を得る。
登録情報
- 出版社 : 秀和システム (2017/9/27)
- 発売日 : 2017/9/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 171ページ
- ISBN-10 : 479805299X
- ISBN-13 : 978-4798052991
- Amazon 売れ筋ランキング: - 717,310位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,747位マネジメント・人材管理
- カスタマーレビュー:
著者について
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早稲田大学法学部卒業。
ソロ社会及び独身生活社研究の第一人者として、テレビ、新聞、雑誌、WEBなど国内外のメディアに多数登場。著書は韓国、台湾でも翻訳本を展開。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年4月29日に日本でレビュー済み
よくあるあるべき論の羅列ではなく、あるべき論+実践例が多数記載されており、腹落ちしやすかった。
最初に会社をだめにする3つの壁として①思い込みの壁 ②行動の壁 ③意思疎通の壁 がありこれらを壊すことが必要と説いてます。 仕事の本質/目的は何か?、部下を不幸な目に合わせない、部下への動機づけなど当たり前のことですが、他社事例をみるとにげてはいけないなと実感。
判断軸として非常に参考になったのは、「できる、できない」ではなく、「やるべき、やらざるべき」で判断すべきだと。できない理由を言いがちですが、やるべきことを実行するにはどうするのかを考えなければ
成長はなく、組織改革ができない。
個人的に反省したのは、「問題発見」ではなく、「問題収集」になっていないか?という問い
MTGで困りごと有る?との声かけはしてましたが、問題発見を部下に依存しており、マネジャーの役割を果たしていない。マネージャーの仕事は収集ではなく、「発見」と「解決」だとの文面にはっとしましあ。。。
すべての事例にいれることはリーダー次第で組織は変わるということ。
私は40代に入りましたが、なんとか踏んばろうと思いました。
最初に会社をだめにする3つの壁として①思い込みの壁 ②行動の壁 ③意思疎通の壁 がありこれらを壊すことが必要と説いてます。 仕事の本質/目的は何か?、部下を不幸な目に合わせない、部下への動機づけなど当たり前のことですが、他社事例をみるとにげてはいけないなと実感。
判断軸として非常に参考になったのは、「できる、できない」ではなく、「やるべき、やらざるべき」で判断すべきだと。できない理由を言いがちですが、やるべきことを実行するにはどうするのかを考えなければ
成長はなく、組織改革ができない。
個人的に反省したのは、「問題発見」ではなく、「問題収集」になっていないか?という問い
MTGで困りごと有る?との声かけはしてましたが、問題発見を部下に依存しており、マネジャーの役割を果たしていない。マネージャーの仕事は収集ではなく、「発見」と「解決」だとの文面にはっとしましあ。。。
すべての事例にいれることはリーダー次第で組織は変わるということ。
私は40代に入りましたが、なんとか踏んばろうと思いました。
2017年9月30日に日本でレビュー済み
具体的なノウハウも多いが、むしろ事例でのミドルマネジャーの言動の変化に関心を持った。
24の事例を通して、いくつか、「はっ」とさせられるキーワードがある。
・部下を不幸せな目に遭わせない
・予防管理行動とは、マネジャーの『あり方』そのもの
・手段の奴隷からの脱却
・いきてこそ、いかしてこそ!
・“変えてはいけないこと”のために“変わり続けること”
著者が語っているように、時にちょっと鼻につくような青臭いメッセージがある。
けれども、現場で悪戦苦闘している自分の身に、これらの事例を重ねたり、置き換えたりしてみると、否が応でも自己のマネジメントを投影しないではいられなくなる。
『基本と実践がよ~くわかる本』と題しているが、一つひとつの事例を読み終わる度に、深く考えさせられることが多かった。
もう一度読めば、あらたな気づきがあるかもしれない。
24の事例を通して、いくつか、「はっ」とさせられるキーワードがある。
・部下を不幸せな目に遭わせない
・予防管理行動とは、マネジャーの『あり方』そのもの
・手段の奴隷からの脱却
・いきてこそ、いかしてこそ!
・“変えてはいけないこと”のために“変わり続けること”
著者が語っているように、時にちょっと鼻につくような青臭いメッセージがある。
けれども、現場で悪戦苦闘している自分の身に、これらの事例を重ねたり、置き換えたりしてみると、否が応でも自己のマネジメントを投影しないではいられなくなる。
『基本と実践がよ~くわかる本』と題しているが、一つひとつの事例を読み終わる度に、深く考えさせられることが多かった。
もう一度読めば、あらたな気づきがあるかもしれない。
2017年10月16日に日本でレビュー済み
「組織改革」がテーマであり、個人にフォーカスされているので、「自己改革」にも通じるところ・同様のことが活用できる知見が多々あり、自省を促されました。
ありたい姿を描いて、たどり着くために必要な行動に落とし込み実行する。
そのPDCAを回す。シンプルですがなかなか強い想いがないとできないことを、本書がサポートしてくれます。
具体例が多く、明日から実行できるtipsがちりばめられており、理論よりも実践知として非常に参考になりました。
ありたい姿を描いて、たどり着くために必要な行動に落とし込み実行する。
そのPDCAを回す。シンプルですがなかなか強い想いがないとできないことを、本書がサポートしてくれます。
具体例が多く、明日から実行できるtipsがちりばめられており、理論よりも実践知として非常に参考になりました。