プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥473¥473 税込
ポイント: 5pt
(1%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥1

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
こころと脳の対話 (新潮文庫) 文庫 – 2011/6/26
購入オプションとあわせ買い
「人間の不思議」を真摯に語り合った3日間。
人間の不思議を、「心」と「脳」で考える──魂の専門家である碩学と脳科学の申し子が心を開いて語り合った3日間。京都の河合オフィスで茂木氏は自ら箱庭を作り、臨床心理学者はその意味を読む……。
箱庭を囲みながら、夢と無意識、シンクロニシティとは何かなどをめぐって、話は深く科学と人生の問題に及んでいった。「河合隼雄」という存在の面白さが縦横に展開する貴重な対話集。
【目次】
第一回:こころと脳の不思議
ユングは人間の何を見ようとしたか
学生時代の箱庭体験
安易に「言語化」することの怖さ
夢の意味を自分で考えてみる
心の盲点が夢に現れる
「気づき」の感覚を忘れた科学
「関係性」とは心のつながり
「愛は盲目」は脳科学的に正しい
「中心統合」の欧米、「中空均衡」の日本
「三年に一人、本物が出ればいい」
無用な決まりごとが多すぎる
「診断を下す」ことが患者を苦しめる
「私」とは「関係の総和」
変化という「可能性」に注目する
脳科学では心の一部分しか見えない
近代科学が排除してきたもの
ひとつの事例は普遍に通ずる
話を聞くだけで疲れてしまう人
人は極限で同じ心の動きをする
第二回:箱庭と夢と無意識
箱庭のなかの「生」と「死」
「わからない」ことを大事にする
ニワトリが牛耳る不思議な世界
箱庭をして帰って行ったゴリラ
世界全体を見ている「誰か」
そのアイテムを選ばせる「無意識」
東洋人の箱庭には自然が多い
無意識をつかみ出すとっかかり
「シンクロ」はどうして起こるか
非因果的連関をおもしろがる
因果のしがらみを解きほぐす
箱庭で体験するシンクロニシティ
世の中を縦糸と横糸で見てみる
関係性でのみ成り立つ確実性
科学主義との果てしない戦い
箱庭をしているときの脳活動
科学と「人生」との乖離
身の上話に夢中になる運転手
「運命の人」も文脈のせい
第三回「:魂」を救う対話
脳治療の倫理的課題
脳科学に限界はあるか
夢のなかで「意味」がつながるとき
自己矛盾を解決するための装置
言語に依存しすぎの現代人
相手の苦しみを正面から受け止める
「中心をはずさずに」
相づちの達人
相手の「魂」だけを見つめる
治療が必要かどうかの見きわめ
「偶然」というものを大事にする
何年も経って意味がわかる夢
全体に、平等に注意力を向ける
数学から心理学の世界へ
脳科学の「科学的真実」への疑問
現代人の不安の根本原因
「関係性」を扱う科学は生まれるか
答えを与えるより、悩みを共有する
「わかった気になる」落とし穴
解説:河合俊雄
河合隼雄(1928-2007)
兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。日本におけるユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。
茂木健一郎
1962(昭和37)年東京都生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学大学院物理学専攻課程を修了、理学博士。〈クオリア〉をキーワードとして、脳と心の関係を探究している。著書に『脳と仮想』『ひらめき脳』『生命と偶有性』など。『IKIGAI―日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣―』は、著者が英語で執筆した最初の書籍となる。
- 本の長さ207ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2011/6/26
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101252300
- ISBN-13978-4101252308
よく一緒に購入されている商品

この著者の人気タイトル
出版社より
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
---|---|---|---|---|---|---|
働きざかりの心理学 | こころの処方箋 | 猫だましい | いじめと不登校 | 泣き虫のハァちゃん | こころの声を聴く―河合隼雄対話集― | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.2
77
|
5つ星のうち4.2
1,069
|
5つ星のうち4.4
57
|
5つ星のうち4.5
29
|
5つ星のうち4.7
75
|
5つ星のうち3.9
42
|
価格 | ¥605¥605 | ¥649¥649 | ¥572¥572 | ¥565¥565 | ¥737¥737 | ¥649¥649 |
【新潮文庫】河合隼雄 作品 | 「働くこと=生きること」。働く人であれば誰しもが直面する人生の”見えざる危機”を心身両面から分析。繰り返し読みたい心のカルテ。 | 「耐える」だけが精神力ではない、「理解ある親」をもつ子はたまらない──など、疲弊した心に、真の勇気を起こし秘策を生みだす55章。 | 心の専門家カワイ先生は実は猫が大好き。古今東西の猫本の中から、オススメにゃんこを選んで、お話しいただきました。 | 個性を大事にしようと思ったら、ちょっと教えるのをやめて待てばいいんです──この困難な時代に、今こそ聞きたい河合隼雄の言葉。 | ほんまに悲しいときは、男の子も、泣いてもええんよ。少年が力強く成長してゆく過程を描く、著者の遺作となった温かな自伝的小説。 | 山田太一、安部公房、谷川俊太郎、白洲正子、沢村貞子、遠藤周作、多田富雄、富岡多恵子、村上春樹、毛利子来氏との著書をめぐる対話集。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
---|---|---|---|---|---|---|
こころと脳の対話 | 心理療法個人授業 | 心の深みへ―「うつ社会」脱出のために― | なるほどの対話 | 生きるとは、自分の物語をつくること | 決定版 快読シェイクスピア | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.2
54
|
5つ星のうち4.0
50
|
5つ星のうち4.2
25
|
5つ星のうち4.5
46
|
5つ星のうち4.4
498
|
5つ星のうち3.9
36
|
価格 | ¥473¥473 | ¥484¥484 | ¥605¥605 | ¥572¥572 | ¥539¥539 | ¥605¥605 |
人間の不思議を、心と脳で考える……魂の専門家である臨床心理学者と脳科学の申し子が、箱庭を囲んで、深く真摯に語り合った──。 | 人の心は不思議で深遠、謎ばかり。たまに病気になることも……。シンボーさんと少し勉強してみませんか?楽しいイラスト満載。 | こころを生涯のテーマに据えた心理学者とノンフィクション作家が、生と死をみつめ議論を深めた珠玉の対談集。今こそ読みたい一冊。 | 個性的な二人のホンネはとてつもなく面白く、ふかい!対話の達人と言葉の名手が、自分のこと、若者のこと、仕事のことを語り尽す。 | 『博士の愛した数式』の主人公たちのように、臨床心理学者と作家に「魂のルート」が開かれた。奇跡のように実現した、最後の対話。 | 人の心を深く知る心理学者と女性初のシェイクスピア全作品訳に挑む翻訳家の対話。幻の「タイタス・アンドロニカス」論も初収録! |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
---|---|---|---|---|---|
縦糸横糸 | 村上春樹、河合隼雄に会いにいく | こころの最終講義 | こころの読書教室 | 河合隼雄自伝―未来の記憶― | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.4
21
|
5つ星のうち4.3
382
|
5つ星のうち4.4
173
|
5つ星のうち4.4
109
|
5つ星のうち4.6
20
|
価格 | ¥564¥564 | ¥649¥649 | ¥693¥693 | ¥539¥539 | ¥825¥825 |
日本人の生活は豊かに、快適になったが、〈心〉はその変化に対応できず、多くの問題が生じてしまった。効率を追い、結論のみを急ぐ現代社会は、育児や教育には不向きだ。欲望を満たしても幸せにはなれない。ではどうすればいいのか。〈心〉の専門家から、困難な時代を生きる私たちへの提言。 | アメリカ体験や家族問題、オウム事件と阪神大震災の衝撃などを深く論じながら、ポジティブな新しい生き方を探る長編対談。 | 「物語」を読み解き、日本人のこころの在り処に深く鋭く迫る河合隼雄の眼……伝説の京都大学退官記念講義を収録した貴重な講義録。 | 「面白い本」には深いわけがある──カフカ、漱石から村上春樹まで、著者が厳選した二十冊を読み解き、人間の心の深層に迫る好著! | 人間的魅力に溢れる臨床心理学の泰斗・河合隼雄。その独創的学識と人間性はいかに形作られたか。生き生きと語られた唯一の自伝! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2011/6/26)
- 発売日 : 2011/6/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 207ページ
- ISBN-10 : 4101252300
- ISBN-13 : 978-4101252308
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 253,979位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
(1928-2007)兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。
日本のユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。
1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。東京大学理学部、法学部卒業後、 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。2005年、『脳と仮 想』で、第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 15歳の寺子屋 ひとり遊びのススメ (ISBN-13: 978-4062162678 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
不思議な実話に脳科学も腑に落ちたり、とても興味深いお話でした。
---------------------------
僕らが生きているということ自体、ものすごく無理をしているわけでしょう。それを無理しているだけではもたないから、寝たときに調整するわけです、全体性の中に。その全体性の中に調整する動きを、脳の中で視覚的に把握したものが夢ではないかと p27
夢を見ること自体、癒す力を持っていると思いますね p30
相手をクリティカルに値踏みする領域は前頭葉にあるのですが、いままさに熱烈に恋愛中の人はその部分がオフになる。愛は盲目は脳科学的に本当 p40
わりと普通の話をして帰っていったのに、気が付いたらものすごく疲れている場合がある、その場合はもう、その人の病状は深い p71
仮に、本当の母親ではないということを、隠している場合があるでしょう。そうすると、その隠したままで話をされると、僕は了解できなくなってくるんです。だから一生懸命話を聞いても、その人の実像が結ばれんのです。だからフラフラになって疲れて眠くなる 74
ニワトリならニワトリが心の中に残っている、で、帰るとき、本屋でニワトリの本がパッと目に入る、必ず買って読もうと。102
みんなどうしても因果関係を言い過ぎる。非因果的連関をみる態度を失ったんじゃないかと 103
も:たとえば一日中こうして動き回っていて、いろんなものを見ますよね。その中で自分の無意識がすごく気にかけていることに呼応するものが、たまたまあったときに、そこに注意がいくと
か:僕なんかはいつもそこに注意している。一般的な関係は平気で無視して。だから、いろんな人がおる中で「あ、あの人」と思った人がいたら、わりと長くしゃべる。本屋にいって、なんかパッと見える本がある。もう絶対買う。105
自分のふっとした心の動きに忠実に 112
いつ死んでもいいと言っている人が、夢で「死にたくない。なんとかなりませんか」と言っている。割り切れないところが夢に出る。140
こられた方に「どうですか」言うたら、「いや、別に普通です」と言うんだけど、そのうち聞いているうちに僕がすごく疲れてくる。すっごくしんどくなってくる。こういう人は絶対難しい。その人の言語表現と違うものが僕に伝わってくるわけだ 144
ただ座って聞いている。それだけでものすごいエネルギーを使う 154
中心を外さずに聞く=バッター
離人症性障害の女:最初あったとき、この先生で治ると思った。先生はあたしの顔も服も関心なかった。魂だけを見ていた 162
それが大事な夢だと思ったら、その場所に実際に行ってみるし、その人と話してみたりする 173
相手のどこか部分に注意を向けてはいけない。全体に、平等に注意を向ける。そうしてふと気になるもの。それが大事。 176
主観的体験として誰かがすごく大事にしていたものは、それなりに普遍性がある。「それなりの」が大事。自然科学の法則のように言ってしまうと潰される 181
細部に飛びつかず、その人の全体を見る。192
カウンセラーで講演が上手いのはダメ 197
出たとこ勝負の強さを持たないと 197
でも、勉強にはなります。
貴重な書籍だと思います。
こころと脳、プラス体でワンセットですよね、人間って。だから、お話聞いてると、すごい参考になります。
天才は、自然とこの3つの重心を取りますよね。
私は凡人なんで、この重心に常にいることを目指していますが、まだまたアンバランスです(;^_^A
多分、不惑の年になったら、いい感じになると思います。
河合隼雄先生、ありがとうございました。
茂木健一郎先生、これからもよろしくお願いします。
ちなみに、アンバランスな場合は礼や義を意識すれば、あんまり間違わない気がします(^-^)