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ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人 (PHP新書) 新書 – 2017/8/8

4.5 5つ星のうち4.5 119個の評価

「日本に長く関わってきて、日本のことをもっと深く理解したいと努力を続けてきた私が、長年、いちばん書きたいと思っていたことを書きました」――
アメリカ人だからわかった、「日本」の素晴らしさの核心とは?
日本人として知っておくべき、驚きの日本人論。

「あなたは愛国心を持っていますか」
一般的な家庭で育った米国人なら、間違いなく「はい」と答えるはずです。しかし、日本人は、きっとためらうことでしょう。なぜ、そうなってしまうのか。

その背景には、戦後、GHQが行なった洗脳工作があります。日本人は、「国を愛する」自然な感情と、自国の歴史・文化の真髄を知る機会を奪われてしまったのです。では、それをどのように取り戻すべきか――。

日本文化の美点とは何か?
長い日本の歴史を通して天皇が示してきた「理想」とは?
日本人の中に脈々と息づく「美の精神」「武の精神」「草莽(そうもう)の精神」とはいかなるものか?
長年、日本を深く理解したいと努力してきた著者が、アメリカとの比較を縦横に交えつつ、日本の歴史や伝統の素晴らしさについて真摯に説き、日本人が持つべき誇りと気概を綴った注目の書!

◆第1章 君が代・日の丸と星条旗
◆第2章 愛国心を支えるのは「豊かな言葉」
◆第3章 「草莽=Grass Roots Patriots」と武の精神
◆第4章 「天皇陛下のおことば」はありがたい
◆第5章 日本の「国体」とはいったい何か
◆第6章 本物の愛国者は他国の愛国者を尊敬する
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商品の説明

著者について

米カリフォルニア州弁護士、タレント

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2017/8/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/8/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 205ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4569836534
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4569836539
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 119個の評価

著者について

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ケント・ギルバート
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、日本を深く理解したいと長年、
頭の下がる努力を重ねてこられた
ケント・ギルバート氏が
いちばん書きたかったという渾身の書。

深い教養と人間愛に裏打ちされた、
本質を見抜く眼力とバランス感覚に敬服する。

たとえばアメリカについて

ケント氏は祖国を心から愛しているけれども
「アメリカが最高」と叫びたがる心情が、
必ずしも健康的なものではなく、
攻撃的で排他的な感情へ変化する
紙一重の性質を持っているのでは、と懸念する一方

日本について

明治天皇の「五箇条のご誓文」をわかりやすい
現代語訳でときほぐし、

外圧によって日本が自国の国のかたちを
変えようとしていた、江戸→明治の過渡期に
天皇が掲げたこの「明確な理想」は国籍を問わず
まっすぐしみこんでくる立派な指針。
現代にも、なにも変更する必要がない、と語るとともに

それから70年後の敗戦時、
昭和天皇が再び決然と掲げた
五箇条の「新日本建設に関する詔書」を
「GHQは天皇陛下に、逆に一本取られた」
「日本の民主主義は決して輸入のものではない」と明言する。

そして、聖徳太子がつくったとされる十七条憲法に
さかのぼって、日本人の民主的発想のルーツを示した上で

日本人は戦後、GHQの洗脳工作によって
「国を愛する」自然な感情と、自国の
歴史・文化・美質を知る機会を奪われてしまった。
日本は情報操作にやられっぱなしで
メディアと教育は本当に罪深い。
愛国心を取り戻そう、と説く。

日本人は、世界のどこに行っても
間違いなく、深い尊敬を勝ちえている。
利のために義を曲げることをせず、
自分の命よりも尊い価値があることを
本質的に理解し、それを守るためには
自己犠牲もいとわない。
それが日本人の美徳であり、強さであり、
この強固な精神に勝てる民族はほとんどないだろう、と。

特攻隊を始め、日本人の美徳と強さが
コントロールを失って
とてつもない悲劇につながった史実も多く
なぜそうなってしまったのか、は
冷静に緻密に検証されなければならないが

日本をこんなにも愛してくださる
ケント氏の真心が
ひしひしと伝わってきて、
胸が熱くなった。

やまと言葉、やまとうた(和歌)、万葉集、百人一首の
美しさと芸術性の高さ、
花鳥風月との一体化について
詳しく触れてくださっているのも、とてもうれしい。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 本書は、外国人ならば誰もが持っていて、日本人に欠けている愛国心に付いて記載している。
 本書冒頭に、日本人は「私は日本が好きである」とは言えるが、「私は愛国心を持っている」とは言えないと記載されている。
 日本人においては、「日本か好き」と、「愛国」とは異なるらしい。ここに問題の本質がある。「日本を好きに思う心」、「日本を愛する心」、「愛国心」、この三者において何が異なるのか。「愛国心」を持っていると言うと途端に、「右翼」とか「軍国主義者」となる。

 理由は簡単である。戦後GHQが、愛国心が無謀な戦争に駆り立たせたと、日本人に戦争贖罪意識を植え付け、古事記・日本書紀から始まる皇統・国史教育を排除したからである。そして、戦後、メデアや日教組が、GHQによる約7年の占領期における戦争罪悪観を植えつけるシステム以上に、戦争贖罪意識を増幅してきたせいである。昭和40年代の初め頃まで、一般家庭においても普通に国旗を掲揚し、学校では国歌を斉唱していた。その時期を過ぎた頃から家庭では国旗の掲揚がなくなり、皇室に対する敬語が簡略化され、古き意味深い伝統ある言葉が使用されなくなってきた。

 さて、著者は愛国心を支えるのは「豊かな言葉」であると言う。「万葉集」の中で詠われている日本人の自然に対する畏敬の念の根底には、自分たち人間は自然の中の一部に過ぎないという感覚がある。日本人には、歴史的にみて、圧倒的な「美の精神」、「武の精神」、「草莽の精神」がある。

 古今和歌集序の冒頭に、「やまとうたは、人の心を種として、よろずの言の葉とぞなれりける。世の中にある人、ことわざしげきものなれば、心に思ふことを、見るもの聞くものにつけて言ひ出せるなり。花に鳴く鶯、水に住むかわずの声を聞けば、生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける。力をも入れずして、天地を動かし、目に見えぬ鬼神をもあわれと思わせ、男女の仲をもやはらげ、たけき武士の心をもなぐさむるは歌なり。」とある。
 私は、日本人の心はここに集約されていると思う。

 著者は、このような日本人の心の深遠な機微を表すのに日本語が優れていると言う。
 万葉集の大伴家持の長歌の一部に「海行かば 水漬く屍 山行かば 草生す屍 大君の辺にこそ死なめ かえり見はせじ」があり、国歌の源と言われる古今和歌集の歌に「わが君は千代に八千代にさざれ石のいわほとなりて苔のむすまで」がある。日教組などは、これらの歌を戦前軍国主義を象徴すると言うが、当時にこれらを歌う者は、大君もわが君も天皇に代表される祖国日本と考えていたのである。戦地での激戦の後散華された多くの兵士は、機微に触れる歌を残した。彼等は、例外なく家族や後世日本の安寧を祈って歌を詠んだ。
 この和歌に表れたこころが、純粋な大和言葉から引き継がれた「愛国心」ではないかと思う。
日本に長く住む外国人は例外なく、日本が好きである。
外国人から大和こころにある愛国のこころを教えられる。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずケントさんは、日本人の多くは日本という国が好きなのに、「愛国心を持っている」と言うことに抵抗を感じるのは、他の国にはない奇異なことだと述べている。「愛国心」は「家族を愛する心」と同じくらい自然なものである。日本人が「愛国心」という言葉に抵抗を感じるのは、戦後GHQによって行われた洗脳教育と、もう一つは「日本人が日本のことを知らない」ことにあるという。

愛国心を最終的に支えるのは、その国の言葉ではないかと、ケントさんは述べている。日本語はとても美しく、この言葉を操れるからこそ、日本人の精神は奥が深く、敏感で、感情豊かなのだろうという。
ケントさんが「万葉集」の「防人歌」に触れたとき、1300年も前の貧しい、教育さえろくに受けていないはずの人々が、このような美しい和歌を詠むことができたということに、日本という国の重厚な歴史と文化と民衆のレベルの高さを感じたという。また日本人が文化の前では、階級差別をやすやすと超越しえたことも驚くべきことだとも述べている。
「百人一首」も「源氏物語」や「枕草子」や「竹取物語」も奥が深く、19世紀半ばに日本に来航したペリー提督は、日本人の教育水準の高さに驚いたと報告している。
戦後、GHQは日本語を破壊しようと、「漢字」と「かな」による表記法を廃止してすべてローマ字にしてしまおうとしたが、日本人の識字率の高さがこの計画を潰したという。

次にケントさんは、アメリカ建国と日本の明治維新の共通点を挙げている。アメリカの建国に当たっては、「Grass Roots Patriots(草の根の愛国者たち)」(普段は市民生活を営んでいるが、いったん国家危急のときには、国家への忠誠心に基づいて国を護るための行動に出る人)たる開拓民の活躍が必要不可欠だった。日本の明治維新のときにも、「草莽の志士」と呼ばれた人々が活躍した。「アメリカの草莽」も「日本の草莽」も、自分たちの住んでいた国や故郷が弾圧や侵略を受けたときに、自分たちの理想を貫くために立ち上がり、その生命を賭けて勇敢に戦ったという点で、まったく共通しているという。

「万葉集」を編纂した大伴家持が詠んだ「海行かば」に、昭和12(1937)年にメロディーをつけた歌が大東亜戦争中に広く愛唱され、昭和18(1943)年の学徒出陣壮行会の際に、明治神宮外苑競技場でみんなが一斉に歌う動画を見たとき、ケントさんは心の底から圧倒されたという。1300年前に詠まれた歌にメロディーがつけられ、20世紀の戦争で国民が一丸となって愛唱する国など、アメリカ人の理解を超えている。しかも、そこには、圧倒的な「美の精神」と「武の精神」と「草莽の精神」が調和しつつも屹立していたという。
この三つの精神を兼ね備えているところが、日本文化の素晴らしさではないかとケントさんは述べている。

そして、日本の歴史や文化、日本の本質について語る際に絶対に外せないのは、「天皇」の存在だという。
日本は終戦間際、ポツダム宣言を受け入れる条件として「国体護持」を言い出した。連合国は、国体護持とは皇室を維持させてくれという意味らしいと気づいたが、彼らの多くは、天皇とは軍国主義の象徴であり、天皇を死刑あるいは厳罰に処すべしと考えていた。
日本人が「国体の護持」という言葉で、皇室の伝統を守ることにこだわったのは、長い歴史を通じて、日本のすべての権威や秩序の根源を天皇が担ってきたからで、もし天皇を否定されてしまったら、これまでの価値基準がすべてなくなって、全くの無秩序になってしまうからである。
そういったことを理解した少数のアメリカ人の尽力によって、皇室は守られた。

天皇はヨーロッパの王族貴族と違って、民と共に手と手を取り合って政治を行ってきた。「天皇と国民の絆は、相互の信頼と敬愛によって結ばれている」というのが日本社会の在り方であり、日本の伝統なのである。
また日本の民主主義は輸入のものではなく、明治天皇の「五箇条の御誓文」が示していると、昭和天皇は発言している。そしてそのルーツは、7世紀初頭に聖徳太子がつくった「十七条憲法」にあるという。ケントさんはこれを読んで、「昔から日本人の美質はほとんど変わらなかったのだな」と感じたという。
上に立つもの(特に皇室)が素晴らしい「理想」を人々に示して、自らそれを実践し、実践してきた国が日本なのである。

利のために義を曲げることをせず、自分の命よりも尊い価値があることを本質的に理解し、それを守るためには自己犠牲もいとわない。それが日本人の美徳であり、強さである。そんな日本人の心象風景を象徴する存在であり続けたのが天皇であり、「理想」を示し続ける存在であったと、この書は述べている。

追記:今年の2月から、1400円以上のものしか「Amazonで購入」のラベルが付かなくなりましたが、この書は1400円以上の書と同時注文したため、表示されたようです。
44人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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