買ってから1年近く積読に。。
改めて、学校と社会の接続、学校で何が必要なのか、そんなことに興味が湧き、時間もできたので読んだ。
一般向けというより、学術書ぽい。データの読み取り方や論文読んだりしてないと、理解が追いつかないところも。
安直に「こうしたらいい」と教育論を振りかざすのではなく、データに基づいて語られる内容には、溝上先生が真摯に問題意識をもたれていることが伝わってくる。
断言せず、「示唆される」といった語尾からもそれが感じられる。
ただ、久しぶりに堅めの本で、疲れた。
本書では、高校生と大学生を対象とした調査をもとにしている。
当時の調査対象者から、そろそろ社会人も出ている頃だと思う。
そこから見えるトランジション研究の成果が楽しみだ。
・キャリア意識と学業成績は相関する。
・トップ大学に入っても、受験勉強だけをゴールにし「自律エンジン」のない学生は学べない、4年間では変わらない
・キャリア意識、「自律エンジン」は中高から継続して醸成されるもの
送り出す側（高校）が何をするのか、受け入れる側（大学）が何をするのか
実践の一端が紹介されている。
大事なことは、高校側は、大学卒業後を見据えた教育を行うこと、大学側は提供しているカリキュラムに合った学生を選抜できる仕組み（入試）を作ること、導入教育（新入生フォロー）を実施することなのだろう。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
よく一緒に購入されている商品
+
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
出版社より
