物語は、劇的なことなどない普通の日常を描いた作品です。
ただ、16歳の男の子が、まだ2歳にも満たない女の子を預かり育てるアルバイト…と言うところは、少しハラハラの要素を含んだ設定ではありますが…
そんな大した設定でない物語なのに、読むには想像以上に多くの時間が掛かりました。
読んでいると、何故か涙が出て来てしまいます。悲しいことなど一切書いてない物語なのに、涙が溢れそうになって、何度も上を向いて我慢しなくてはなりませんでした。
小さな子供の純粋さ、成長する過程の早いこと、何ものにも変え難い可愛さ。そして、16歳の男の子が小さな女の子の世話に夢中になりつつ、自分を振り返る様子に何故か涙が止まりませんでした。
きっと、私はこの先何度も、この物語を繰り返し読む事になるんじゃないかな。
多くの人に読んでもらいたい作品です。
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君が夏を走らせる 単行本 – 2017/7/31
瀬尾 まいこ
(著)
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金髪にピアスでふらふらしている俺が先輩の子どもの面倒をみる羽目に。何とかひと夏を乗り切ろうとする16歳の出会いと別れの物語。
- 本の長さ281ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2017/7/31
- ISBN-104104686034
- ISBN-13978-4104686032
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2017/7/31)
- 発売日 : 2017/7/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 281ページ
- ISBN-10 : 4104686034
- ISBN-13 : 978-4104686032
- Amazon 売れ筋ランキング: - 115,842位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2022年7月2日に日本でレビュー済み
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読み物として刺激を求めず、流れを楽しむことが好きなひとには向いている。描写が長く中だるみしていたので、やや時間はかかった。しかし、人間の感情描写はいつもすごいとおもう。
2022年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一歳十ヶ月の鈴香(すずか)の面倒を見ることになった高校生の大田(おおた)君。彼はほら、『あと少し、もう少し』(新潮文庫)の中で、中学校駅伝の2区を走ったランナーですね。今は高校二年生の大田君が、突然、先輩の娘・鈴香の世話をすることになって困惑するところから、話が始まります。
なかなか泣き止まない鈴香を前に、途方に暮れるしかなかった大田君が、徐々に、鈴香の可愛さ、天真爛漫さに夢中になっていき、鈴香とコミュニケーションがとれるようになっていく。その様子がとても生き生きと、血の通ったものとして描かれていたところ。ぐっと来ました。胸にじんと沁みるものがありました。
なかでも、大田君と鈴香の〈おにぎりのシーン〉は最高に良かった! こんな素敵な〈おにぎりのシーン〉読んだのは、初めてだと思う。次に紹介するのは、その〈おにぎりのシーン〉。文庫本 202頁から、ちょいと引かせていただきますね。
《「鈴香、口いっぱいでしゃべんな。ほら、お茶」
鈴香は両手におにぎりを持って、俺に持たせたコップに口を近づけお茶を飲んでいる。あまりに怠慢な姿に俺は噴き出してしまった。まったく、鈴香にはまいる。
おにぎりはおいしいだけの食べ物じゃない。どうしてだろう。こうして食べていると、心が弾む。》
この引用文の辺りからラストまで、もう、一気読みでしたね。ぐいぐいと、何かに引っ張られる感じで、頁をめくってました。で、ラストに近づくに連れて、胸がいっぱいになってしもうて‥‥。
文庫本巻末の解説、あさのあつこさんの「大田君、逢いたかったよ。」も、いいっすね。とりわけ、次のくだりに共感しました。
《最後、「ぶんぶー」と手を振る鈴香の仕草がせつない。大田君、鈴香はまだ2歳にもなっていないけれど、忘れないと思うよ。君が走った夏のことを幼い記憶の中にちゃんととどめているはずだよ。》p. 363
なかなか泣き止まない鈴香を前に、途方に暮れるしかなかった大田君が、徐々に、鈴香の可愛さ、天真爛漫さに夢中になっていき、鈴香とコミュニケーションがとれるようになっていく。その様子がとても生き生きと、血の通ったものとして描かれていたところ。ぐっと来ました。胸にじんと沁みるものがありました。
なかでも、大田君と鈴香の〈おにぎりのシーン〉は最高に良かった! こんな素敵な〈おにぎりのシーン〉読んだのは、初めてだと思う。次に紹介するのは、その〈おにぎりのシーン〉。文庫本 202頁から、ちょいと引かせていただきますね。
《「鈴香、口いっぱいでしゃべんな。ほら、お茶」
鈴香は両手におにぎりを持って、俺に持たせたコップに口を近づけお茶を飲んでいる。あまりに怠慢な姿に俺は噴き出してしまった。まったく、鈴香にはまいる。
おにぎりはおいしいだけの食べ物じゃない。どうしてだろう。こうして食べていると、心が弾む。》
この引用文の辺りからラストまで、もう、一気読みでしたね。ぐいぐいと、何かに引っ張られる感じで、頁をめくってました。で、ラストに近づくに連れて、胸がいっぱいになってしもうて‥‥。
文庫本巻末の解説、あさのあつこさんの「大田君、逢いたかったよ。」も、いいっすね。とりわけ、次のくだりに共感しました。
《最後、「ぶんぶー」と手を振る鈴香の仕草がせつない。大田君、鈴香はまだ2歳にもなっていないけれど、忘れないと思うよ。君が走った夏のことを幼い記憶の中にちゃんととどめているはずだよ。》p. 363
2022年10月22日に日本でレビュー済み
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何をしても長続きしない金髪の16歳が、ひょんなことで、子供の面倒を見ることになる。設定も面白かったし、子供とのやり取り、慣れない育児に奮闘する姿も目に浮かぶようだ。非常に面白かった。ほぼ一気読みした。瀬尾まいこはこういう話を書くのがとても上手い。最後は未来に向かって踏み出す主人公のアップで終わっている。読後感も最高だ。是非一度手に取って欲しい一冊だと思える。
2022年1月18日に日本でレビュー済み
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1歳児の親としてはたいへんあたたかい気持ちになれる本でした。
読んでよかったと思える本です。
続編に期待してしまいます。
読んでよかったと思える本です。
続編に期待してしまいます。
2020年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私には1歳8ヶ月の娘がいます。
そんなこともあって、1歳10ヶ月の鈴香、それを取り巻く環境に共感しっぱなしでした。
娘がお腹の中にいる時も、妻は切迫早産で入院しました。
なので、いちいち「同じだ」と思ってしまうことが多かったです。
鈴香と娘が重なって、人一倍感情移入しました。
この小説は、決して大きな事件が起きるわけでもなんでもないのですが、日常のほっこりするような、ちょっとした苦労、出来事が色々と綴られています。
涙脆い私は読み終えた時、寂しさ、愛しさからほんのりと涙が滲みました。
そして寝ている娘の頭をそっと撫でたのでした。
そんなこともあって、1歳10ヶ月の鈴香、それを取り巻く環境に共感しっぱなしでした。
娘がお腹の中にいる時も、妻は切迫早産で入院しました。
なので、いちいち「同じだ」と思ってしまうことが多かったです。
鈴香と娘が重なって、人一倍感情移入しました。
この小説は、決して大きな事件が起きるわけでもなんでもないのですが、日常のほっこりするような、ちょっとした苦労、出来事が色々と綴られています。
涙脆い私は読み終えた時、寂しさ、愛しさからほんのりと涙が滲みました。
そして寝ている娘の頭をそっと撫でたのでした。
2021年12月30日に日本でレビュー済み
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不良の高校生が、とつぜん先輩に頼まれ、期間限定で2歳にもならない子供の世話をすることになる。派手な事件が起こるわけではない。少しずつ馴染んでいく鈴香と大田くんがほほえましく、だからこそ夏の終わりの予感が切ない。前向きで爽やかないいお話でした。
2023年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューが良かったので、わざわざ「あと少し、もう少し」から読んだけど、結果的に「あと少し、もう少し」の方が良かった。
この本は、子育てをした女性向けかな。
小さい頃のお子さんを懐かしながら読む本かな。
この本は、子育てをした女性向けかな。
小さい頃のお子さんを懐かしながら読む本かな。