僕はあまり 音楽知識はありませんが すごく丁寧に
一曲を通して、解説してくれて 僕の活用方法は そのまま
打ち込みます それをきいてみて 感動しています
どのようなメロディーにしたらいいのかは わくわくして
コード進行と一曲の構成 初心者の僕でも勉強になります
まだ読破しておりませんが 楽しく読ませて頂いており
大変楽しいです。
参考にして下さいませ。

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もう途中で投げ出さない! イメージを1曲に仕上げる作曲テクニック イントロからエンディングまで5曲の実例でまるまる解説! (オーディオ&MIDI収録のエンハンスドCD付き) 単行本(ソフトカバー) – 2015/11/25
梅垣 ルナ
(著)
ひらめきを音に具体化するプロの作曲テクニック
短いフレーズは思いついても、それを楽曲の形に仕上げるのはなかなか難しいですよね。途中で投げ出してしまった曲が幾つもあるという方も少なくないのでは? 「短いメロディは思いつくけど、どう展開させればよいかわからない」「コード進行は考えたけど、どうやってメロディをのせればいいのかな?」「Aメロはできたけど、サビはどうしたらいいんだろう」……そんな皆さんの悩みを解決する作曲テクニック本の登場です! はじめに曲のイメージを描くことからスタートし、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビといった各セクションの作り方を逐一解説。ツー・ファイブ、セカンダリー・ドミナント、転調、リハーモナイズなど、さまざまなワザを駆使して、音楽スタイルの異なる5つのボーカル入り楽曲を完成させる過程を追っていきます。五線譜だけでなく、ピアノロール画面も掲載しているのでDTMerの皆さんにも参考していただけますし、付属のエンハンスドCDには完成型の楽曲のほか、各セクションのメロディ&コード、そしてMIDIデータも収録。皆さんの曲作りのクオリティを格段にアップさせるノウハウが満載です!
【コンテンツ】
Introduction 本書を活用するための基礎知識
Image 1 柔らかく優しい雰囲気のバラードを作る 〜春の気配が少しずつ訪れるイメージ
Image 2 ボサノバテイストの可愛らしい曲を作る 〜夫の帰宅を楽しみに待つ新婚女子のイメージ
Image 3 カラフルでエッジの効いたポップスを作る 〜悩みに溺れながら明るく開き直るイメージ
Image 4 親しみやすく近未来感のあるエレポップを作る 〜迷いを抜け出して未来へ歩き出すイメージ
Image 5 ビートの中に哀しさを秘めたポップスを作る 〜孤独に生きることを決めた男性のイメージ
※各章は以下の5ステップで構成されています。
step 1 曲の骨組みを考える
step 2 テーマのコード進行とメロディを作る
step 3 メロディを歌詞に合わせる
step 4 イントロ/間奏/エンディングを作る
step 5 コード進行のブラッシュアップ
短いフレーズは思いついても、それを楽曲の形に仕上げるのはなかなか難しいですよね。途中で投げ出してしまった曲が幾つもあるという方も少なくないのでは? 「短いメロディは思いつくけど、どう展開させればよいかわからない」「コード進行は考えたけど、どうやってメロディをのせればいいのかな?」「Aメロはできたけど、サビはどうしたらいいんだろう」……そんな皆さんの悩みを解決する作曲テクニック本の登場です! はじめに曲のイメージを描くことからスタートし、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビといった各セクションの作り方を逐一解説。ツー・ファイブ、セカンダリー・ドミナント、転調、リハーモナイズなど、さまざまなワザを駆使して、音楽スタイルの異なる5つのボーカル入り楽曲を完成させる過程を追っていきます。五線譜だけでなく、ピアノロール画面も掲載しているのでDTMerの皆さんにも参考していただけますし、付属のエンハンスドCDには完成型の楽曲のほか、各セクションのメロディ&コード、そしてMIDIデータも収録。皆さんの曲作りのクオリティを格段にアップさせるノウハウが満載です!
【コンテンツ】
Introduction 本書を活用するための基礎知識
Image 1 柔らかく優しい雰囲気のバラードを作る 〜春の気配が少しずつ訪れるイメージ
Image 2 ボサノバテイストの可愛らしい曲を作る 〜夫の帰宅を楽しみに待つ新婚女子のイメージ
Image 3 カラフルでエッジの効いたポップスを作る 〜悩みに溺れながら明るく開き直るイメージ
Image 4 親しみやすく近未来感のあるエレポップを作る 〜迷いを抜け出して未来へ歩き出すイメージ
Image 5 ビートの中に哀しさを秘めたポップスを作る 〜孤独に生きることを決めた男性のイメージ
※各章は以下の5ステップで構成されています。
step 1 曲の骨組みを考える
step 2 テーマのコード進行とメロディを作る
step 3 メロディを歌詞に合わせる
step 4 イントロ/間奏/エンディングを作る
step 5 コード進行のブラッシュアップ
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社リットーミュージック
- 発売日2015/11/25
- ISBN-104845627213
- ISBN-13978-4845627219
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商品の説明
出版社からのコメント
●編集担当者よりひとこと
ロングセラーの作曲本『イメージした通りに作曲する方法50』の著者、梅垣ルナさんの第2弾です! 前作は、“切ない片思い"“無数の星が瞬く宇宙"など、さまざまなイメージを音楽で表現するためのアプローチが解説されていましたが、今回はその拡張版的な内容となっています。
リハーモナイズや転調など具体的なテクニックが解説されていますが、本書の特徴はそのワザを楽曲のどういう部分で使うと効果的なのかがわかるところです。プロの作曲家の方が、どれだけ豊かなイマジネーションを持って楽曲を構築し、それを音に置き換えているのかを目の当たりにできます。皆さんの作曲モチベーションも急上昇すること間違いなしの一冊です! (出版部:永島聡一郎)
ロングセラーの作曲本『イメージした通りに作曲する方法50』の著者、梅垣ルナさんの第2弾です! 前作は、“切ない片思い"“無数の星が瞬く宇宙"など、さまざまなイメージを音楽で表現するためのアプローチが解説されていましたが、今回はその拡張版的な内容となっています。
リハーモナイズや転調など具体的なテクニックが解説されていますが、本書の特徴はそのワザを楽曲のどういう部分で使うと効果的なのかがわかるところです。プロの作曲家の方が、どれだけ豊かなイマジネーションを持って楽曲を構築し、それを音に置き換えているのかを目の当たりにできます。皆さんの作曲モチベーションも急上昇すること間違いなしの一冊です! (出版部:永島聡一郎)
著者について
梅垣 ルナ
東京都出身の作編曲家、キーボーディスト。4 歳からエレクトーン、ピアノを学ぶ。学生時代より本格的に作曲活動を開始。卒業後、タムソフト、ソニー・コンピュータエンタテインメントを経て2001 年に作曲家として独立。多数のゲーム・ミュージックなど映像作品を中心に、様々な楽曲を提供している。また自身のリーダー・ユニット「Lu 7」(エルユーセブン)ではイマジネイティブな楽曲とハートフルなキーボード・プレイを展開。これまでに4 作のアルバムをリリースするなど、精力的に活動している。
東京都出身の作編曲家、キーボーディスト。4 歳からエレクトーン、ピアノを学ぶ。学生時代より本格的に作曲活動を開始。卒業後、タムソフト、ソニー・コンピュータエンタテインメントを経て2001 年に作曲家として独立。多数のゲーム・ミュージックなど映像作品を中心に、様々な楽曲を提供している。また自身のリーダー・ユニット「Lu 7」(エルユーセブン)ではイマジネイティブな楽曲とハートフルなキーボード・プレイを展開。これまでに4 作のアルバムをリリースするなど、精力的に活動している。
登録情報
- 出版社 : リットーミュージック; B5版 (2015/11/25)
- 発売日 : 2015/11/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 176ページ
- ISBN-10 : 4845627213
- ISBN-13 : 978-4845627219
- Amazon 売れ筋ランキング: - 73,490位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 59位デジタル音楽
- - 227位音楽学・音楽教育学
- - 1,240位その他楽譜・スコア・音楽書
- カスタマーレビュー:
著者について
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作曲家/編曲家/キーボーディスト。東京都出身。
ゲーム・ミュージックなどの映像作品を中心に、さまざまな楽曲を提供している傍ら、
自身のリーダー・ユニット「Lu7」(エルユーセブン)では
イマジネイティブな楽曲とハートフルなキーボード・プレイを展開。
2019年1月に発表した『3395』を含め、
これまでに5作のアルバムをリリースするなど精力的に活動している。
著書に『イメージした通りに作曲する方法50』
『もう途中で投げ出さない! イメージを1曲に仕上げる作曲テクニック』
『転調テクニック50』『リハーモナイズテクニック50』(いずれもリットーミュージック刊)がある。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は、「具体的なイメージからメロディとコードで、楽曲構成を作る」ための本です。
ですから具体的作れるようには、コードを伴うメロディー譜です。
オケは作れるようになりませんが、この手の作曲本は
構成については軽く触れている程度が多いので希少です。
オケさえ作れれば、イメージから具体的な手順を踏むように書かれているの
スランプになりにくくなるような気がします。
ですから具体的作れるようには、コードを伴うメロディー譜です。
オケは作れるようになりませんが、この手の作曲本は
構成については軽く触れている程度が多いので希少です。
オケさえ作れれば、イメージから具体的な手順を踏むように書かれているの
スランプになりにくくなるような気がします。
2016年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
様々な作曲テクニックを具体的にどんな発想でどう使うと良いかが
詳しく載っており、とても勉強になります。
他の本はテクニックの羅列で終わっていたり、テクニックを使った結果の曲が
あまりかっこよくなかったりする場合が多いですがこの本は違います。
一ランク上のポップスを作曲したいと思っている人にはとてもお薦めです。
梅垣さんの「イメージした通りに作曲する方法50」も勉強になる本であったため、
また次回の本を執筆して頂けることを切に願っています。
詳しく載っており、とても勉強になります。
他の本はテクニックの羅列で終わっていたり、テクニックを使った結果の曲が
あまりかっこよくなかったりする場合が多いですがこの本は違います。
一ランク上のポップスを作曲したいと思っている人にはとてもお薦めです。
梅垣さんの「イメージした通りに作曲する方法50」も勉強になる本であったため、
また次回の本を執筆して頂けることを切に願っています。
2016年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作曲初心者にはとっつきにくい内容でした。
それよりも曲がイマドキじゃないというか、好みじゃないので頑張って理解しようという気にならなかったです。
それよりも曲がイマドキじゃないというか、好みじゃないので頑張って理解しようという気にならなかったです。
2015年12月20日に日本でレビュー済み
まずはじめに、この本は音楽初心者向けの本ではありません。
序章で「本書を活用するための基礎知識」と題して、基礎的な音楽理論、具体的にはダイアトニックコードからセカンダリードミナント、サブドミナントマイナー、トライトーンサブスティチューション(裏コード)、オルタードテンション、モーダルインターチェンジ(同主調からの借用)あたりまでをわずか8ページ程度で説明しています。このページだけでこういった理論的な基礎を身につけるのはまず不可能なため、そういった基礎はすでに習得していることを前提としていると思われます。このあたりの知識に不安がある人は他書で勉強してから読むべきです。
タイトルにある「もう途中で投げ出さない!」という一文からも、理論的な基礎はすでに他書で身につけたものの、いざ実際に作曲にトライすると完成させる術がない、壁にぶつかってしまうという人を対象にしているらしいということがわかります。
では、この本がそういった壁にぶつかる読者にとっての一助となるか、というと少し疑問です。
はっきり言えば、小手先のテクニックに拘泥して本末転倒になっている印象があります。
たとえば、一曲目がいきなり3/4拍子の短調です。作曲初心者がいきなり短調の曲を作るなんてこと、あるんでしょうか? 私が作曲を始めたころはしばらく長調ばかりでした。しかも「短調からいったん平行調や同主調に転調してまた戻って」というような転調を多用しています。一曲目でですよ? 確かに最近の歌もの曲はいわゆる渋谷系やフュージョンからの流れで転調を多用する傾向にありますが、初心者が最初の一曲目にそんな曲作りますか?
歌もの楽曲としては、最初はやはり4/4拍子の長調からトライするべきだと思います。
また、一曲も完成させたことがない人に、「歌もの曲にはドリアンモードを取り入れられます」と教えることに意味がありますか? たとえば、「メロディがドなので、FをF#m7(b5)に置き換えられます」といったような説明がありますが、それ必要ですか? 「なぜそれをするのか、それになんの意味があるのか」の説明がなければちんぷんかんぷんではないでしょうか。
個人的には、そういった小手先のテクニックはあくまでもスパイス的に用いるべきで、一曲の中でせいぜい一回か二回登場すれば十分ではないか、と思います。「何よりもまずは一曲を完成させられるようになる」という目標を考えた場合、そんなテクニックは後回しにしても全然問題ないはずです。実際サンプル曲も転調やテンション感のキツいリハモなどが多用され、親しみやすい曲とは感じられません。もっとストレートに言えば、多様なテクニックを取り入れた結果なんだかチグハグで、この曲を作るのに使ったテクニックを紹介されてもなあ、という感じです。
いろいろなテクニックを紹介するために、そういった細かい技法を一曲に盛り込む必要があったのだろうと思いますが、「そういったテクニックはすでに学んだものの、いざ作曲しようとすると完成させられない」という人を対象としているのではないのでしょうか。このあたりで本書のテーマにブレを感じます。タイトル、テーマ、対象読者……企画の段階でどう煮詰めたのか気になります。
というか、この本はコード付けとリハーモナイズに関する説明が中心になっていますが、作曲初心者の曲が作れないという悩みってコード進行よりもメロディ作りに関するもののほうが多いんではないでしょうか?
以上、少しキツイ書き方をした箇所もあるかもしれませんが、悪い本というわけではありません。そういう小ワザ的なテクニックを学びたい、という人にとっては参考になるでしょう。理論書としては高くないので本棚に入れておいて、ある程度作曲力が身についたころにいざ必要になったら手に取るというのもアリでしょう。
ちなみに、理論はある程度学んだものの曲を完成させられない、という悩みを持つ人は、とにかく既存の楽曲をたくさん耳コピして分析し、定番のコード進行や展開のパターン、メロディの譜割りの引き出しを増やすのが遠回りのようで結局一番近道だと思います。私の個人的な経験からの意見です。
序章で「本書を活用するための基礎知識」と題して、基礎的な音楽理論、具体的にはダイアトニックコードからセカンダリードミナント、サブドミナントマイナー、トライトーンサブスティチューション(裏コード)、オルタードテンション、モーダルインターチェンジ(同主調からの借用)あたりまでをわずか8ページ程度で説明しています。このページだけでこういった理論的な基礎を身につけるのはまず不可能なため、そういった基礎はすでに習得していることを前提としていると思われます。このあたりの知識に不安がある人は他書で勉強してから読むべきです。
タイトルにある「もう途中で投げ出さない!」という一文からも、理論的な基礎はすでに他書で身につけたものの、いざ実際に作曲にトライすると完成させる術がない、壁にぶつかってしまうという人を対象にしているらしいということがわかります。
では、この本がそういった壁にぶつかる読者にとっての一助となるか、というと少し疑問です。
はっきり言えば、小手先のテクニックに拘泥して本末転倒になっている印象があります。
たとえば、一曲目がいきなり3/4拍子の短調です。作曲初心者がいきなり短調の曲を作るなんてこと、あるんでしょうか? 私が作曲を始めたころはしばらく長調ばかりでした。しかも「短調からいったん平行調や同主調に転調してまた戻って」というような転調を多用しています。一曲目でですよ? 確かに最近の歌もの曲はいわゆる渋谷系やフュージョンからの流れで転調を多用する傾向にありますが、初心者が最初の一曲目にそんな曲作りますか?
歌もの楽曲としては、最初はやはり4/4拍子の長調からトライするべきだと思います。
また、一曲も完成させたことがない人に、「歌もの曲にはドリアンモードを取り入れられます」と教えることに意味がありますか? たとえば、「メロディがドなので、FをF#m7(b5)に置き換えられます」といったような説明がありますが、それ必要ですか? 「なぜそれをするのか、それになんの意味があるのか」の説明がなければちんぷんかんぷんではないでしょうか。
個人的には、そういった小手先のテクニックはあくまでもスパイス的に用いるべきで、一曲の中でせいぜい一回か二回登場すれば十分ではないか、と思います。「何よりもまずは一曲を完成させられるようになる」という目標を考えた場合、そんなテクニックは後回しにしても全然問題ないはずです。実際サンプル曲も転調やテンション感のキツいリハモなどが多用され、親しみやすい曲とは感じられません。もっとストレートに言えば、多様なテクニックを取り入れた結果なんだかチグハグで、この曲を作るのに使ったテクニックを紹介されてもなあ、という感じです。
いろいろなテクニックを紹介するために、そういった細かい技法を一曲に盛り込む必要があったのだろうと思いますが、「そういったテクニックはすでに学んだものの、いざ作曲しようとすると完成させられない」という人を対象としているのではないのでしょうか。このあたりで本書のテーマにブレを感じます。タイトル、テーマ、対象読者……企画の段階でどう煮詰めたのか気になります。
というか、この本はコード付けとリハーモナイズに関する説明が中心になっていますが、作曲初心者の曲が作れないという悩みってコード進行よりもメロディ作りに関するもののほうが多いんではないでしょうか?
以上、少しキツイ書き方をした箇所もあるかもしれませんが、悪い本というわけではありません。そういう小ワザ的なテクニックを学びたい、という人にとっては参考になるでしょう。理論書としては高くないので本棚に入れておいて、ある程度作曲力が身についたころにいざ必要になったら手に取るというのもアリでしょう。
ちなみに、理論はある程度学んだものの曲を完成させられない、という悩みを持つ人は、とにかく既存の楽曲をたくさん耳コピして分析し、定番のコード進行や展開のパターン、メロディの譜割りの引き出しを増やすのが遠回りのようで結局一番近道だと思います。私の個人的な経験からの意見です。
2018年4月1日に日本でレビュー済み
和音の使い方や曲の組み立て方を解説している、コード理論中心の解説書。オーディオ・トラックに入った五つの曲が、どのように作成されたかを詳細に説明してくれます。冒頭には転回形やオンコード、セカンダリー・ドミナント等の中級テクニックが記載されており、楽曲の中でもこれらのテクニックが多用されます。ただし、テクニックごとの解説はあっさりしたものに留まっているので、注意が必要です。一方で高く評価できるのは、「なぜそのコードを使うのか」「なぜ楽曲をそのような構成にするのか」が詳しく解説されている所。和音の選択や楽曲を構成を考える上で大いに参考になります。また、各楽曲毎に、コードのブラッシュアップ(リハーモナイズ)についての記載があり、こちらも参考になります。和音進行の中に、オンコードやセカンダリー・ドミナント等を絡めるとどのような雰囲気になるのかを詳しく知ることができます。以上を踏まえると、この本は、
1、コード理論の細かいテクニックは知っているが、それを楽曲中でどう使えばいいのかわからない。
2、簡単な曲は作れるが、和音の進行がイメージに合わない、または曲の構成にまとまりがない気がする。
という方にお勧めできる内容だと思います。
ただ、この本のメインターゲットとなる、短いフレーズは思い付くけれど、まとまった一曲を仕上げることができないでいる、というような入門者には、内容の敷居が高すぎるような気がします(私自身、1年前に購入したまま放置していました)。和音進行における細かいテクニックは、楽曲にベストな和音をつけるには必須だと思いますが、その前にベターな、またはベーシックな和音進行を書ける状態にしておく必要があるでしょう。基礎あってこその応用なのですから、まずしっかりと基礎をつかみ、応用的な技術は後からゆっくりと学べばいいのです。応用的な技術ばかりを覚えていても、直ちに曲が良くなるわけではなく、寧ろ徒に曲を分かりにくくするだけ、という結果になってしまいます。
ですから、この本に進む前に、ダイアトニック・コードの使い方をマスターし、単純な構成でもいいので、まとまった曲を、各調で書けるようにした方が良いでしょう。こちらは基本的な楽典の知識で充分に対応できるはずです。また、前述した通り、この本の細かいテクニックについての説明はあっさりしたものなので、別の本でそれらのテクニックに関する知識を蓄えておいたほうがいいでしょう。こちらの目的であれば、彦坂恭人さんの著作である『実践!本気で学べる究極のジャズ理論』がお勧めです。こちらは中級者を対象とした書籍ですが、扱っているテクニックは重複している部分も多く(それだけ『作曲テクニック』の内容は高度であるということです)、またそれらのテクニックをより深く掘り下げて教えてくれるので、この本と相性がいいです。こちらの理論書で理解を深め、この本で使い方をマスターすると良いと思います。
それらのハードルを乗り越えれば、この本は非常に参考になる実践的な知識の宝庫となるでしょう。ぜひトライしてみてください。
1、コード理論の細かいテクニックは知っているが、それを楽曲中でどう使えばいいのかわからない。
2、簡単な曲は作れるが、和音の進行がイメージに合わない、または曲の構成にまとまりがない気がする。
という方にお勧めできる内容だと思います。
ただ、この本のメインターゲットとなる、短いフレーズは思い付くけれど、まとまった一曲を仕上げることができないでいる、というような入門者には、内容の敷居が高すぎるような気がします(私自身、1年前に購入したまま放置していました)。和音進行における細かいテクニックは、楽曲にベストな和音をつけるには必須だと思いますが、その前にベターな、またはベーシックな和音進行を書ける状態にしておく必要があるでしょう。基礎あってこその応用なのですから、まずしっかりと基礎をつかみ、応用的な技術は後からゆっくりと学べばいいのです。応用的な技術ばかりを覚えていても、直ちに曲が良くなるわけではなく、寧ろ徒に曲を分かりにくくするだけ、という結果になってしまいます。
ですから、この本に進む前に、ダイアトニック・コードの使い方をマスターし、単純な構成でもいいので、まとまった曲を、各調で書けるようにした方が良いでしょう。こちらは基本的な楽典の知識で充分に対応できるはずです。また、前述した通り、この本の細かいテクニックについての説明はあっさりしたものなので、別の本でそれらのテクニックに関する知識を蓄えておいたほうがいいでしょう。こちらの目的であれば、彦坂恭人さんの著作である『実践!本気で学べる究極のジャズ理論』がお勧めです。こちらは中級者を対象とした書籍ですが、扱っているテクニックは重複している部分も多く(それだけ『作曲テクニック』の内容は高度であるということです)、またそれらのテクニックをより深く掘り下げて教えてくれるので、この本と相性がいいです。こちらの理論書で理解を深め、この本で使い方をマスターすると良いと思います。
それらのハードルを乗り越えれば、この本は非常に参考になる実践的な知識の宝庫となるでしょう。ぜひトライしてみてください。
2015年12月28日に日本でレビュー済み
推定される読者レベルとしてはコード理論を何かしらの本で一通り読んでいる人などが向いていると思います。
Aメロ、Bメロ、サビの各セクションでそれぞれの雰囲気にあった効果的なコード進行をそれぞれその進行の理論的意味を含め解説されています。
また一通りの解説が終わったのちに基本的なコード進行からより複雑なコード進行にするリハモの過程も示されており、基本的なコード進行からより複雑な進行にしていく過程なども一つ一つのパーツを見るとそれほど複雑なことをしているわけではないということがわかります。
また、転調やノンダイアトニックコードの使い方の手法が数多くしめされておりこれらはまさに「曲を一曲に仕上げる」という本の題名のにふさわしい内容であると言えるでしょう。
何故ならば、転調やノンダイアトニックを多用する曲は展開で見せることができるので色々なセクションを作ることができ、曲をふくらませる大きな手法だからです。
もちろん、そういう転調やノンダイアトニックの多用が小手先のテクニックであるという見方もあるでしょうが、本の内容としてはそういうテクニックを効果的に読者に身に着けるこそが大事なのでありそれを読者が自分の手数の一つとすることで一曲に仕上げていける能力というのは高まるのだと思います。
また収録曲が非常に良いです。それらの曲の制作過程(主にコードについて)をしめしてくれ、ある程度学習の進んだ方なら吸収のしやすい教材と言えると思います。
Aメロ、Bメロ、サビの各セクションでそれぞれの雰囲気にあった効果的なコード進行をそれぞれその進行の理論的意味を含め解説されています。
また一通りの解説が終わったのちに基本的なコード進行からより複雑なコード進行にするリハモの過程も示されており、基本的なコード進行からより複雑な進行にしていく過程なども一つ一つのパーツを見るとそれほど複雑なことをしているわけではないということがわかります。
また、転調やノンダイアトニックコードの使い方の手法が数多くしめされておりこれらはまさに「曲を一曲に仕上げる」という本の題名のにふさわしい内容であると言えるでしょう。
何故ならば、転調やノンダイアトニックを多用する曲は展開で見せることができるので色々なセクションを作ることができ、曲をふくらませる大きな手法だからです。
もちろん、そういう転調やノンダイアトニックの多用が小手先のテクニックであるという見方もあるでしょうが、本の内容としてはそういうテクニックを効果的に読者に身に着けるこそが大事なのでありそれを読者が自分の手数の一つとすることで一曲に仕上げていける能力というのは高まるのだと思います。
また収録曲が非常に良いです。それらの曲の制作過程(主にコードについて)をしめしてくれ、ある程度学習の進んだ方なら吸収のしやすい教材と言えると思います。