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送り犬 Kindle版
それは送り犬だから。
もし転んでしまったら、慌てずにこう言うといい。
「どっこいしょ。一休みでございます」
少女が子供のころ聞いたお婆ちゃんの不思議な話。
少女がふと、そんな話を思い出した時、
封印されていた記憶がゆっくりと蘇ってくる。
それは恐ろしくも哀しい思い出だった。
アプリゲームで人気を博したアドベンチャー・ゲーム『送り犬』
その原作小説がいよいよkindleに登場!
全国各地に伝わる妖怪、送り犬を題材にした短編ホラー小説です。
著者紹介
飯島多紀哉(飯島健男)
東京生まれの東京育ち。
ゲーム作家として、脚本・監督・制作を勤める傍ら、
小説やコラム、マンガ原作などの連載、ゲーム入門書、
辞典などの監修をこなす。
Official Web Site : http://www.takiya.jp/78/sakuhin.htm
blog : https://plaza.rakuten.co.jp/iijimatakiya/
Facebook: https://www.facebook.com/saosao.golf
代表作に『ラストハルマゲドン』『BURAI』、
『ONI』シリーズ、『学校であった怖い話』など。
オリジナル作品だけでなく、
『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-十勇士陰謀編』や
『バトル・サッカー』、『魔法騎士レイアース』など
キャラクター作品のプロデュースも手がける。
- 言語日本語
- 発売日2017/4/15
- ファイルサイズ1846 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
この著者の人気タイトル
登録情報
- ASIN : B071YB9G87
- 発売日 : 2017/4/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1846 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 34ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 297,785位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,545位読み物
- - 34,062位絵本・児童書 (本)
- - 55,473位文学・評論 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について

飯島多紀哉(飯島健男)
東京生まれの東京育ち。
ゲーム作家として、脚本・監督・制作を勤める傍ら、
小説やコラム、マンガ原作などの連載、ゲーム入門書、
辞典などの監修をこなす。
Official Web Site : http://www.takiya.jp/78/sakuhin.htm
blog : https://plaza.rakuten.co.jp/iijimatakiya/
Facebook: https://www.facebook.com/saosao.golf
某ゲームメーカーを退職後独立、
ザッピンク・システムを初めて
ゲームに取り入れた作品『抜忍伝説』でデビュー。
代表作に『ラストハルマゲドン』『BURAI』、
『ONI』シリーズ、『学校であった怖い話』など。
オリジナル作品だけでなく、
『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-十勇士陰謀編』や
『バトル・サッカー』、『魔法騎士レイアース』など
キャラクター作品のプロデュースも手がける。
2001年にゲーム業界を離れいっさいの創作活動を停止するが、
2006年に業界に復帰し、
「ONI零 戦国乱世百花繚乱」「apathy 鳴神学園都市伝説探偵局」
「四八(仮)」のシナリオを担当するが、
各作品とも制作会社が異なり、その開発にはほとんど携わっていない。
シナリオに携わるだけでは求める方向性を描けないことに憤りを感じ、
自らが納得できる作品作りを行うため、
チーム七転び八転がりを立ち上げ現場に完全復帰する。
そして自ら作品を監修し、インディーズ作品として2007年夏に
「アパシー 学校であった怖い話1995 ヴィジュアル・ノベル・バージョン」、
2007年冬に「アパシー ミッドナイト・コレクションvol.1」を発表。
インディーズ作品ながらも両作品とも一万本を越える売り上げを立て、高く評価される。
2010年、子供がジュニアゴルフの競技にはまるのを切っ掛けに、
一切の執筆活動を休止し子供のキャディ業務に徹する。
その結果、末娘が2011年キャロウェイ世界ジュニア選手権で世界一、
2015年もFCGインターナショナルジュニアチャンピオンシップゴルフ大会において世界一の栄冠を手にする。
子供のキャディ業務も落ち着きを見せたため、
同年、新たな世界観で描かれた小学生版「学校であった怖い話」を小学館より発表。
現在、3巻まで発売されている。
過去、携わった作品はゲーム70作品以上、執筆した小説やエッセイは30冊を超える。
子供のゴルフ環境を整えるため山梨、栃木と移り住み、現在は茨城に定住。
新たな創作活動に意欲を燃やしている。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ともに代々追加シナリオが増やされているので
Switch版を買うのが確かにお得ですが
マルチエンディングでない、ひとつの完成した作品として読むのもまたいいものですよね。
スイッチで興味を持たれた方には同じ作者でレンタル家族、寄姫転生などをおすすめしておきます。
特にレンタル家族はスリル十分でお気に入りです。
この送り犬原作は、妖怪・伝説の素朴な雰囲気と、素朴さゆえに現代人にとっては予想外にダイレクトな生々しさと強さを持ち合わせていたりする
そんな雰囲気をうまく投影させて、独特の後味が残る作品になっています
「レンタル家族」同様、送り犬で検索するといまは普通にヒットしてしまいますが
やはり当時は少なかったです。この作品がきっかけでなければいつどうやって広まったのでしょう?
それはそれで、著者飯島氏のアンテナの鋭さなのでしょうね
とは言え、いずれもそのまま収録したわけでないので悪しからず。特に、この作品は独立性が高く単独で色々展開していたこともあるので、かの作品とは色々無関係にお楽しみください。
この作品は『アパシー ミッドナイトコレクションVol.1』という作品内に大量の分岐を追加したノベルゲームという形で収録されており、そちらでは根幹部位に当たります。
更なる分岐も追加されたアプリとしても配信されていたそうですがそちらは私は未プレイでした。
いずれにしても原画を担当された怪聞堂(現:御前伶)さんの渦巻く様な筆致が大好きでしたね。
昔話はここまで。
種明かし前に察しのいい人はわかってしまうかもしれませんが、真実が明るみにされた後の読後感が色々と「黒い」かそれ以上に「艶やか」です。
伝承のそっけなさと現実のあやうさが混然となっていて、様々な感情を読者の元に運んでくれます。
直接描写はないとはいえ、ひどく艶然しているというか、書くまでもなく、文の外が察せてしまうのが実におそろしいです。あえて描写を絞っているのか、それとも天然で出来てしまったのか、作者の力量を感じます。
語るに語れないあやかしの世界を主人公の財部美穂という一人の女性を通して語り切っている。
というか、語るに野暮ですね。詳しくは読まれた後に語っていただきたいなと、少々紹介を放棄するのでした。
ストーリープロットを、ほぼそのまま小説にしたような感じで現実感のない不自然な状況が続く。
作りの粗い短編といった印象です。