ロシア革命について本気で学びたいならば学術書や論文を読めば良いが、いきなりそういったものを読むと、あまりにも多くのことが書かれており、中身が「中立的」ではあってもそれを理解をするのには苦労する。この本は、当然「中立」などというものを当初から完全に排除しているが、それがかえってシンプルでテンポ良い記述を生み、初学者がロシア革命について理解しやすくなるのに貢献している。
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【新書版】『中核』~ロシア革命100年~ (マルクス主義学生同盟・中核派 機関誌) 新書 – 2017/4/20
マルクス主義学生同盟・中核派
(著, 編集)
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ダブルポイント 詳細
目次
第1部 1917年ロシア革命への道
【1】ロシア革命前史 ……………………………………………………………
クリミア戦争敗北とロシアの資本主義化/農奴解放令と結社「土地と自由」/ロシア資本主義の急速な発展/ナロードニキ運動と「土地と自由(第2次)」/労働運動の勃興/ツァーリ・ボナパルティズム権力の確立/ナロードニキ運動の瓦解と社会民主主義運動の形成/レーニンの闘いと『イスクラ』派/ロシア社会民主労働党第2回大会/党の分裂――ボルシェビキとメンシェビキ
【2】1905年革命の高揚 ~17年革命の総稽古 ……………………………
日露戦争の勃発/戦争の敗北にともなう社会的緊張の激化/「血の日曜日」事件/対馬沖海戦での惨敗と戦艦ポチョムキンの反乱/労働者代表ソビエトの結成/ソビエト運動の革命的意義/モスクワ武装蜂起と敗北/「1905年革命の総括」と党内闘争/ プラハ協議会
【3】第1次世界大戦下のレーニンの闘い ……………………………………
世界戦争の勃発/戦争にたいするマルクス主義者の立場/ドイツ社会民主党の歴史的裏切り/バーゼル宣言の精神を堅持したレーニン/ロシア参戦後のボルシェビキの闘い/ボルシェビキのベルン会議/ツィンメルワルド会議
第2部 二月革命~十月革命の激闘
【1】帝政打倒の二月革命からボルシェビキが多数派へ ……………………
二月革命前夜/女性労働者を先頭に/始まった兵士の決起/ソビエトの「命令第1号」/「二重権力」状態の発生/亡命中のレーニン、帰国を決意/レーニンのロシア帰国/レーニン「4月テーゼ」/臨時政府の反動的本質の露呈/4月テーゼ路線でのボルシェビキ全党の獲得へ/ボルシェビキの急速な台頭/7月闘争の大爆発
【2】プロレタリア革命に勝利したロシア十月 ……………………………
反革命の始まり/第6回ボルシェビキ党大会/コルニーロフ反乱と失敗/両首都ソビエト、「労働者権力樹立」を決議/レーニン、武装蜂起=権力奪取を提起/ロシア十月革命の勝利/ソビエト第2回全国大会
第3部 レーニン主義の理論的核心(レーニンの思想)
【1】機関紙と党組織論 ~『なにをなすべきか』 …………………………
なぜ『なにをなすべきか』を学ぶのか/機関紙活動と党建設/レーニン主義組織論と理論闘争/革命党とその役割/「党と労働組合の生きた関係」
【2】帝国主義戦争との闘い~『帝国主義論』 ………………………………
第1次世界大戦とロシア帝政/戦争の本質をとらえきった『帝国主義論』/第2インターの崩壊と社会排外主義/どのようにしてそれと闘うべきか?
【3】プロレタリア独裁国家へ ~『国家と革命』 ……………………………
階級社会と国家/国家の「死滅」と暴力革命/プロレタリア革命の核心問題/資本主義から共産主義への移行/ロシア革命における労働組合の役割
【4】マルクス主義 ~労働者自己解放の思想 …………………………………
労働者階級の力への無限の信頼/『共産党宣言』の忠実な実践/レーニン『ストライキについて』から/武装蜂起―権力奪取の決断/労働者階級の解放をつうじて全人間の解放へ/資本主義社会の全面的転覆/分断をのりこえて団結すること/レーニン主義を継承し21世紀革命へ
1917年10月25日(ロシア暦)、人類史上初のプロレタリア革命であるロシア革命が勝利しました。ロシア革命は、労働者が社会の主人公として、第1次世界大戦を止めた偉大な闘いでした。ロシア革命から100年たった今日、すでにソ連スターリン主義は崩壊し、左右のあらゆる陣営から「マルクス主義、共産主義は終わった」「労働者はもう勝てない」という批判がなされています。しかし本当にそうでしょうか?
本書は、マルクス主義学生同盟・中核派の2017年春期全国学生理論合宿の基調報告をもとに、その後かなりの加筆を加え、このたび機関誌『中核』として発行されました。
構成は、「第1部 1917年ロシア革命への道」「第2部 二月革命~十月革命の激闘」「第3部 レーニン主義の理論的核心(レーニンの思想)」と三つに分けました。
本物のマルクス主義を甦(よみがえ)らせ、レーニンとレーニンが率いたボルシェビキ(ロシア社会民主労働党)―ロシア労働者階級の闘いから学び尽くす内容にしたつもりです。とくに第1部と第2部は、ロシア革命前史から17年ロシア革命を網羅(もうら)する時代背景とその下でのレーニン・ボルシェビキの実践です。第3部は、『なにをなすべきか』『帝国主義論』『国家と革命』などレーニンの主要な著作の理論的核心をまとめています。全体をとおして、極力わかりやすい叙述にしたつもりです。貴重な写真も多数掲載しました。
ロシア革命とレーニンの闘いから学ぶ意義は、「労働者階級に社会を変える力がある」という確固とした事実であり確信です。ソ連スターリン主義が破壊した労働者階級の自己解放思想=真のマルクス主義を復権させよう! 青年・学生は21世紀革命に立ち上がろう!
第1部 1917年ロシア革命への道
【1】ロシア革命前史 ……………………………………………………………
クリミア戦争敗北とロシアの資本主義化/農奴解放令と結社「土地と自由」/ロシア資本主義の急速な発展/ナロードニキ運動と「土地と自由(第2次)」/労働運動の勃興/ツァーリ・ボナパルティズム権力の確立/ナロードニキ運動の瓦解と社会民主主義運動の形成/レーニンの闘いと『イスクラ』派/ロシア社会民主労働党第2回大会/党の分裂――ボルシェビキとメンシェビキ
【2】1905年革命の高揚 ~17年革命の総稽古 ……………………………
日露戦争の勃発/戦争の敗北にともなう社会的緊張の激化/「血の日曜日」事件/対馬沖海戦での惨敗と戦艦ポチョムキンの反乱/労働者代表ソビエトの結成/ソビエト運動の革命的意義/モスクワ武装蜂起と敗北/「1905年革命の総括」と党内闘争/ プラハ協議会
【3】第1次世界大戦下のレーニンの闘い ……………………………………
世界戦争の勃発/戦争にたいするマルクス主義者の立場/ドイツ社会民主党の歴史的裏切り/バーゼル宣言の精神を堅持したレーニン/ロシア参戦後のボルシェビキの闘い/ボルシェビキのベルン会議/ツィンメルワルド会議
第2部 二月革命~十月革命の激闘
【1】帝政打倒の二月革命からボルシェビキが多数派へ ……………………
二月革命前夜/女性労働者を先頭に/始まった兵士の決起/ソビエトの「命令第1号」/「二重権力」状態の発生/亡命中のレーニン、帰国を決意/レーニンのロシア帰国/レーニン「4月テーゼ」/臨時政府の反動的本質の露呈/4月テーゼ路線でのボルシェビキ全党の獲得へ/ボルシェビキの急速な台頭/7月闘争の大爆発
【2】プロレタリア革命に勝利したロシア十月 ……………………………
反革命の始まり/第6回ボルシェビキ党大会/コルニーロフ反乱と失敗/両首都ソビエト、「労働者権力樹立」を決議/レーニン、武装蜂起=権力奪取を提起/ロシア十月革命の勝利/ソビエト第2回全国大会
第3部 レーニン主義の理論的核心(レーニンの思想)
【1】機関紙と党組織論 ~『なにをなすべきか』 …………………………
なぜ『なにをなすべきか』を学ぶのか/機関紙活動と党建設/レーニン主義組織論と理論闘争/革命党とその役割/「党と労働組合の生きた関係」
【2】帝国主義戦争との闘い~『帝国主義論』 ………………………………
第1次世界大戦とロシア帝政/戦争の本質をとらえきった『帝国主義論』/第2インターの崩壊と社会排外主義/どのようにしてそれと闘うべきか?
【3】プロレタリア独裁国家へ ~『国家と革命』 ……………………………
階級社会と国家/国家の「死滅」と暴力革命/プロレタリア革命の核心問題/資本主義から共産主義への移行/ロシア革命における労働組合の役割
【4】マルクス主義 ~労働者自己解放の思想 …………………………………
労働者階級の力への無限の信頼/『共産党宣言』の忠実な実践/レーニン『ストライキについて』から/武装蜂起―権力奪取の決断/労働者階級の解放をつうじて全人間の解放へ/資本主義社会の全面的転覆/分断をのりこえて団結すること/レーニン主義を継承し21世紀革命へ
1917年10月25日(ロシア暦)、人類史上初のプロレタリア革命であるロシア革命が勝利しました。ロシア革命は、労働者が社会の主人公として、第1次世界大戦を止めた偉大な闘いでした。ロシア革命から100年たった今日、すでにソ連スターリン主義は崩壊し、左右のあらゆる陣営から「マルクス主義、共産主義は終わった」「労働者はもう勝てない」という批判がなされています。しかし本当にそうでしょうか?
本書は、マルクス主義学生同盟・中核派の2017年春期全国学生理論合宿の基調報告をもとに、その後かなりの加筆を加え、このたび機関誌『中核』として発行されました。
構成は、「第1部 1917年ロシア革命への道」「第2部 二月革命~十月革命の激闘」「第3部 レーニン主義の理論的核心(レーニンの思想)」と三つに分けました。
本物のマルクス主義を甦(よみがえ)らせ、レーニンとレーニンが率いたボルシェビキ(ロシア社会民主労働党)―ロシア労働者階級の闘いから学び尽くす内容にしたつもりです。とくに第1部と第2部は、ロシア革命前史から17年ロシア革命を網羅(もうら)する時代背景とその下でのレーニン・ボルシェビキの実践です。第3部は、『なにをなすべきか』『帝国主義論』『国家と革命』などレーニンの主要な著作の理論的核心をまとめています。全体をとおして、極力わかりやすい叙述にしたつもりです。貴重な写真も多数掲載しました。
ロシア革命とレーニンの闘いから学ぶ意義は、「労働者階級に社会を変える力がある」という確固とした事実であり確信です。ソ連スターリン主義が破壊した労働者階級の自己解放思想=真のマルクス主義を復権させよう! 青年・学生は21世紀革命に立ち上がろう!
- 本の長さ166ページ
- 言語日本語
- 出版社前進社
- 発売日2017/4/20
- ISBN-104881392662
- ISBN-13978-4881392669
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商品の説明
出版社からのコメント
新書版166㌻でハンディ、価格も1000円(本体)でお手ごろです。
この1冊で、1917年ロシア革命がどのような時代状況と情勢の中で、どのように闘いとられたのかがよくわかります。
とくに、17年の二月革命から十月革命の過程は固唾(かたず)を飲む展開で、読者を一気に武装蜂起=革命勝利まで引っぱっていきます。二月革命は女性労働者を先頭に闘いとられたこと、レーニンが4月の初めに亡命先のスイスからロシアに到着して以降のすさまじい活躍、その路線のもとでボルシェビキがソビエト内少数派から急速に多数派になっていくこと――これらキーポイントが簡潔にしかも感動的に描かれています。また十月の武装蜂起=権力奪取においてレーニン・トロツキーがどのように労働者の底力を解き放ったのかもよくわかります。逆に、革命的指導部を持ったときに労働者階級は無限の力を爆発させ、天をも衝く勢いで決起していくことを強く実感させられます。
「あまり時間はかけられないけど、この際ロシア革命について是非知りたい」――こういう人にうってつけのベーシックな1冊です。
この1冊で、1917年ロシア革命がどのような時代状況と情勢の中で、どのように闘いとられたのかがよくわかります。
とくに、17年の二月革命から十月革命の過程は固唾(かたず)を飲む展開で、読者を一気に武装蜂起=革命勝利まで引っぱっていきます。二月革命は女性労働者を先頭に闘いとられたこと、レーニンが4月の初めに亡命先のスイスからロシアに到着して以降のすさまじい活躍、その路線のもとでボルシェビキがソビエト内少数派から急速に多数派になっていくこと――これらキーポイントが簡潔にしかも感動的に描かれています。また十月の武装蜂起=権力奪取においてレーニン・トロツキーがどのように労働者の底力を解き放ったのかもよくわかります。逆に、革命的指導部を持ったときに労働者階級は無限の力を爆発させ、天をも衝く勢いで決起していくことを強く実感させられます。
「あまり時間はかけられないけど、この際ロシア革命について是非知りたい」――こういう人にうってつけのベーシックな1冊です。
登録情報
- 出版社 : 前進社 (2017/4/20)
- 発売日 : 2017/4/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 166ページ
- ISBN-10 : 4881392662
- ISBN-13 : 978-4881392669
- Amazon 売れ筋ランキング: - 999,621位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,875位ヨーロッパ史
- - 65,114位新書
- - 160,711位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.9つ
5つのうち4.9つ
10グローバルレーティング
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星5つ86%14%0%0%0%86%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星4つ86%14%0%0%0%14%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星3つ86%14%0%0%0%0%
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- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星1つ86%14%0%0%0%0%
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2017年4月21日に日本でレビュー済みAmazonで購入ロシア革命までの歴史とロシア革命とレーニンの思想が3章に分かれてて読みやすかったです。
- 2017年4月29日に日本でレビュー済みロシア革命や共産主義とは何かを理解する上でとてもわかりやすかったです。
私は10代の時に3・11原発事故を経験し、それから社会問題に興味を持ち、デモに行ったりするようになりました。その後、NHKのテレビで幸徳秋水が日露戦争の時から戦争反対で声をあげていたことを知り、共産主義に興味を持ちました。
ロシア革命というものの影響力ゆえに、ロシア革命を非難したり、消極的に評価する本やネットの書き込みは多いですが、本書は、ロシア資本主義の出発から整理してロシア革命を追っていく第1部から始まっており、ロシア革命がどういう時代にいかに闘われたのかが、よく理解できました。
とりわけ、1905年革命の敗北から大弾圧の時代があり、そこから10月革命に上り詰める過程は、3・11から6年が経ち、苦闘する人々も多い中で現代に通じる教訓があると思います。
また、第2部のレーニンの理論の面では、レーニンの党組織論を書いた「なにをなすべきか」をあつかったところが良かったです。厳格な党組織論がのちのスターリンにつながったという見方も多いですが、そうでないことがわかりました。
そして、本書を書いているが中核派の学生同盟ということで現在も運動する人が書いているというのもほかの本との違いだと思います。
- 2017年4月23日に日本でレビュー済み中核派の出版物という事でしたが、ロシア革命やレーニンを知るには良い本だと思います。特に、ロシア革命そのものとレーニンの革命理論が別々に整理されて書かれてるのがレーニンの思想を理解するうえで助かりました。コンパクトなわりに要点を押さえてある感じです。最近出版されたロシア革命関係の本の中では一番良いのではないでしょうか。
また、スターリンの問題性についても若干記述がありましたが、もう少しスターリンの問題性について知れると良かったです。
- 2017年5月17日に日本でレビュー済み中核派の機関誌なので偏見を持たれる方もおられると思いますが、非常にオーソドックスかつレーニン主義・マルクス主義の核心にまで言及したトータリティーのある中身になっています。しかも、リーダブルで内容の割にリーズナブル。歴史に取り残された学者やジャーナリストの書いた「特色ある」本を4~5冊読むよりも、未来ある学生が書いたこの新書を3回読んだ方がよっぽどためになります。21世紀にロシア革命の精神を甦らせた記念碑的労作だと思います。
社会の行き詰まりは誰の目にも明らかですが、現在の常識に従った問題の立て方では解決はありません。常識に支配されている限り、革命は恐怖ですが、常識から脱却して理論的に考えるならば、革命は解放であり、救済であり、解決です。歴史に学び、歴史を知るとき、革命に対する恐怖を取り除くことはできる、ということをこの本はあらためて教えてくれました。
なお、過去を批判し、未来を発見する中核派の理論的活動の一端は、季刊『共産主義者』192号にも示されています。過去の政治的・軍事的観点に偏ったロシア革命の学び方を批判的に乗り越え、「労働運動と労働組合をめぐる攻防」という観点からロシア革命をとらえなおしたこれまた記念碑的労作。論文には「外部注入論」に対する現在の中核派の見解も書かれています。次号も楽しみにしています。
- 2017年4月28日に日本でレビュー済み「ロシア革命前史」の部分が面白かったです。
革命運動・政治運動がそれを担う人間の運動として描かれていることに、中核派の人間観がよく表れていると思います。
久しぶりに「なにをなすべきか」を読みたくなりました。
- 2017年4月29日に日本でレビュー済みロシア革命100周年ということでいろいろ本がありましたが、中核派の学生が書いたというところに興味をもってこちらを選びました。
当時の人々の運動が細かく書かれていて、情景を思い浮かべながら読めました。また、その革命の流れと同時に『なにをなすべきか』『帝国主義論』『国家と革命』の本のエッセンスが書かれているところも興味深く読ませてもらいました。読みやすく、おもしろかったです。
- 2017年4月21日に日本でレビュー済み引き込まれてしまって、あっと言う間に読めました! 自分、ロシア革命については昔何冊か読んで知っているつもりでしたが、今回の中核派のロシア革命紹介を読んで、全体をもう一度つかみ直すことができました。レーニン『帝国主義論』には「平易な概説」(わかりやすく全体像を説いたもの)という副題がついていますが、今回の中核派の新書版は、ロシア革命についての「平易な概説」のような感じがしました。それに水準も高いです。中核派の学生のみなさん、今後とも理論と実践でがんばってください。応援してます。