人間誰しも生涯に一冊は書き下ろすものが残せる。
と改めて感じさせてくれる佳品。
どの時代であれそうなのだろうが、とりわけ昭和を生き延びてきたことの感慨が共感を呼びます。そういう意味で今読むべき本、読んで良かったと思いました。

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絵筆のバトン 画廊主・笠木和子の90年 単行本(ソフトカバー) – 2018/4/1
細井 聖
(著)
神奈川県横須賀市と鎌倉市で45年間、画廊を経営してきた女性がいる。 90歳になる現在も、バリバリの現役だ。 終戦直後に画家の家に嫁ぎ、3児の母となるが31歳で夫と死別。 その後、横須賀基地前の肖像画描きからはじめて、女手ひとつで画廊をおこし、 名物画廊主として“横須賀のトットちゃん"と呼ばれるようになる。 その90年の歩みを描いた、波乱万丈の女の一代記。
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社NPO読書サポート
- 発売日2018/4/1
- 寸法18.8 x 12.7 x 1.2 cm
- ISBN-104990417178
- ISBN-13978-4990417178
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商品の説明
出版社からのコメント
神奈川県横須賀市の名物女画廊主の一代記です。90歳にして、周囲に明るさを振りまき続ける“横須賀のトットちゃん"の、人生の秘密が分かります。読むと元気になる1冊!
著者について
細井 聖(ほそい・きよし) 1955(昭和30)年、神奈川県生まれ。広告会社に38年間勤務。現在はフリーランスで、編集や執筆活動を行っている。
登録情報
- 出版社 : NPO読書サポート; 第1刷版 (2018/4/1)
- 発売日 : 2018/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 248ページ
- ISBN-10 : 4990417178
- ISBN-13 : 978-4990417178
- 寸法 : 18.8 x 12.7 x 1.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,081,424位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 121,922位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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星5つ中4.3つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月14日に日本でレビュー済み
90歳を越えた現在も現役の画廊主、笠木和子さんの一代記です。まだ20代、30代の頃は、数々の苦難が降りかかります。シングルマザーながら奮闘し、ポジティブに乗り越えて画廊の草分けから確固たる画廊のステイタスを築いてゆく和子さんの生き様が面白く、一気に読んでしまいました。また、和子さん以外にも、有り様が心に残る登場人物が多く、刺激になりました。読後に前向きなエネルギーで満たされる、素晴らしい内容でした。また、画壇の有名な方々の当時の様子が色々出てくるのも面白いです。作品を長年探し求めていた祖父画家笠木治郎吉の作品にやっと辿り着くくだりも感動しました。
画商という仕事に興味のある人は勿論ですが、全く美術の予備知識のない方にも、人生の参考書として、老若男女、大変刺激になる一冊だと思います。
画商という仕事に興味のある人は勿論ですが、全く美術の予備知識のない方にも、人生の参考書として、老若男女、大変刺激になる一冊だと思います。