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たゆたえども沈まず 単行本 – 2017/10/25
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天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正。
二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。
1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出すーー。『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者による
アート小説の最高傑作、誕生!
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2017/10/25
- 寸法19.5 x 13.8 x 2.8 cm
- ISBN-104344031946
- ISBN-13978-4344031944
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
原田マハが考える「日本人はなぜゴッホが大好きなのか」
「ルソーやピカソは、いつか絶対に小説にしたいっていう執着がありましたけど、ゴッホについては実は気後れするところがありました」
代表作『楽園のカンヴァス』で、画家アンリ・ルソーとその作品を鮮烈に描き、日本にアート小説を根付かせたパイオニアとは思えぬ意外な発言。
「というのも、日本人ってゴッホのことが大好きでしょう? もちろん彼の作品は素晴らしいし、人生そのものが小説的でもある。ただ、ここまで私たちがゴッホに惹かれるのは、何か他の理由があるんじゃないかとずっと考えてきました」
原田マハさんが長年抱える疑問は、ある明治の男を知ることで解けはじめる。
「林忠正の存在はとても大きいです。彼は明治期、パリ万博で日本を知ったフランスにわたり、日本美術を世界に売り込んだ人物。いわば日本で最初のグローバルビジネスマンと言えるかもしれませんね」
「ジャポニスム」の仕掛人との出会いは、執筆の大いなる動機のひとつになった。
「当時のフランスにとって日本は開国間もない東洋の小さな島。そこから切り込んでいった林はまさに“侍ジャパン"でした。そんな彼が現代では忘れられた人になっているのが残念だという気持ちがありました」
ジャポニスムの影響下、やがて世界を席巻する印象派。このエピソードを起点にして本作は動き出した。
「日本人がなぜあんなにゴッホに惹かれるか。それはやはりゴッホの絵に浮世絵のような日本美術を感じるからだと確信できました。でも実際に林とゴッホの間に交流があったのかはわかってないんですよね」
史実と想像が交じる原田作品の醍醐味は健在。世界に伍するべく奮闘する林、芸術と生活の狭間で懊悩するゴッホ、それぞれの生が鮮やかに交錯する。さらに画家の兄を支える弟テオ、林の片腕の加納重吉を加え、四人の濃淡明暗入り交じる群像劇は読むものの心を打つ。
「今回は、ミステリーやホラーといったジャンルの要素を極力排してみました。直球勝負の物語が読者に届くと本望です」
原田作品といえば、書架に面陳したくなる装画も楽しみのひとつ。今回はゴッホの代表作『星月夜』だ。
「誰もが知るゴッホの悲しい生涯を思うとき、この作品をいまの私たちが美術館に足を運びさえすれば見ることができるのは、本当に奇跡としか言えません。そのことに勇気づけられて、この作品を書くことができました」
評者:「週刊文春」編集部
(週刊文春 2017.11.16号掲載)著者について
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2017/10/25)
- 発売日 : 2017/10/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 408ページ
- ISBN-10 : 4344031946
- ISBN-13 : 978-4344031944
- 寸法 : 19.5 x 13.8 x 2.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 106,447位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,689位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ゴッホの絵と浮世絵を色々鑑賞したくなる
超 面白くて一気に読み終えたが、この本は
あまり面白くなかった。
題材かな?
フィンセント・ヴァン・ゴッホと画商を営む弟テオの関係を日本人画商の目を借りた形で描いている。兄弟という密接かつどうしようもない存在、特にゴッホという社会的にはどうしようもない画家を支えた弟の悩みが伝わってくる。
芸術という縦糸に兄弟愛や友情や様々な葛藤が横糸となって一つの織物の様にに仕上がっている。
ヴァン・ゴッホを知るための資料としても1人のアーティストをテーマにした物語としても楽しめる。