組みたての際には接着剤が必要です。
パーツ同士の合い具合は良好ですので組み立て自体に難しい点はありません。ただし一部細かいパーツがあるのでプラモデル製作が初めての人は少し大変かも知れません。
メッキパーツの接着は接着面をカッターかヤスリで削らないと充分な強度でくっつけられないので気をつけましょう。
壁部分と床部分などは接着剤ではなく両面テープを使用すると気分で壁の向きを変えてディスプレイ可能です。
塗装が必要なキットですが、自分の場合は床の目地は極細のマッキーの白色を使うなど一部で手抜きしました。それでも十分に雰囲気は出ます。
スケール(1/12)に合う市販立体物は数多くあるものの、ポーズ的に自然なしゃがみ体勢を取れるものはほとんど無いのがこのキット最大の弱点かも知れません。これについては使えそうな可動フィギュアを根気よく探すか、もしくは知恵と勇気と「紳士な心」でなんとか加工・自作するしか無いですね。それでも、それだけの手間やコストをかけるだけの価値があるほどに「組み合わせの妙味」を楽しめる良キットだと思います。