「仮想通貨」といえば、「ビットコイン」だが、「コインチェック」という仮想通貨スキャンダルが発生。ここ数カ月、いろいろと論じられている。
その中にあって、この本は、仮想通貨そのものは、所詮はねずみ講のようなもので、普通の人たちが関与しても、儲けられるものではないと指摘している。その解説というか分析は大変分かりやすい。そして、そうしたものに騙されないための資産運用はどうすべきなのかも縷々説明してくれている。一読して「なるほど」と感じるところが大だった。ただ、仮想通貨の副産物として「ブロックチェーン」なるものは利用次第で我々の経済社会に役立つものだとのこと(もちろん使い方を間違えるといけないが)。
「仮想通貨」を考える上で、最適のものと感じた。

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今だからこそ、知りたい「仮想通貨」の真実 (WAC BUNKO 276) 新書 – 2018/4/16
渡邉哲也
(著)
投資の神様が「ビットコイン」に投資しない理由
いまチャンスなのか! やはりヤバいのか?
気になる「仮想通貨」のこれからの命運を、分かりやすく解説!
はじめに──触らぬ仮想通貨に祟りなし?
第一章 「仮想通貨バブル」の終わり
「ビットコインバブル」に夢を見た人たち
市場の乱高下が投資家を翻弄
「コインチェック事件」の衝撃
金融庁が異例の早さで立入検査を実施
コインチェックの事業継続にともる赤信号
「億り人」たちの悲鳴
仮想通貨と世界同時株安
リーマン・ショックのときは
仮想通貨への信用不安拡大
第二章 そもそも仮想通貨とは何なのか
仮想通貨の仕組み
ブロックチェーン──仮想通貨の有望な基幹技術
仮想通貨を生み出すマイニングとは何か
セキュリティはどう守られるのか
なぜ仮想通貨は分裂するのか
投機と決済──2つの仮想通貨
仮想通貨のメリット
第三章 問題だらけの仮想通貨
資産の裏付けがない「子供銀行券」
「財産的価値」に誰も責任を持たない構造
ハイリスクの投機商品
古くからある相場操縦の手口
「通貨」としての使い勝手が悪い
犯罪の温床──マネーロンダリングと地下銀行
ICOがもたらす弊害
「渡りに船」となった北朝鮮の資金源
銀行が投資商品として仮想通貨を扱えない理由
国際金融の枠組みを回避する「抜け穴」
国家の通貨発行権をゆるがす存在
ドル支配体制に対する仮想通貨の挑戦を許さないアメリカ
「みなし業者」──ガバナンス不在の弊害
第四章 仮想通貨がたどる運命
金融庁が取引所の認定審査を厳格化
コインチェック事件はどう幕を下ろすのか
ナショナリズムと仮想通貨
世界で強まる仮想通貨規制の動き
仮想通貨の厳しい規制に転じた中国
日本の法律の穴
仮想通貨の規制に乗り出すG20
第五章 怪しい儲け話にダマされないために
仮想通貨に踊らされた人たち
仮想通貨をあおった人たちの問題
法律を作る側の問題
仮想通貨は「ポンジ・スキーム」(ネズミ講)
「はめ込み」営業に気をつけろ
規制緩和が常に正しいとは限らない
歴史は繰り返す──戦後の経済事犯から何を学ぶか
投資をするなら仕組みを理解せよ
「資産三分法」のすすめ
「日本経済の成長=投資の成功」と心得よ
おわりに
いまチャンスなのか! やはりヤバいのか?
気になる「仮想通貨」のこれからの命運を、分かりやすく解説!
はじめに──触らぬ仮想通貨に祟りなし?
第一章 「仮想通貨バブル」の終わり
「ビットコインバブル」に夢を見た人たち
市場の乱高下が投資家を翻弄
「コインチェック事件」の衝撃
金融庁が異例の早さで立入検査を実施
コインチェックの事業継続にともる赤信号
「億り人」たちの悲鳴
仮想通貨と世界同時株安
リーマン・ショックのときは
仮想通貨への信用不安拡大
第二章 そもそも仮想通貨とは何なのか
仮想通貨の仕組み
ブロックチェーン──仮想通貨の有望な基幹技術
仮想通貨を生み出すマイニングとは何か
セキュリティはどう守られるのか
なぜ仮想通貨は分裂するのか
投機と決済──2つの仮想通貨
仮想通貨のメリット
第三章 問題だらけの仮想通貨
資産の裏付けがない「子供銀行券」
「財産的価値」に誰も責任を持たない構造
ハイリスクの投機商品
古くからある相場操縦の手口
「通貨」としての使い勝手が悪い
犯罪の温床──マネーロンダリングと地下銀行
ICOがもたらす弊害
「渡りに船」となった北朝鮮の資金源
銀行が投資商品として仮想通貨を扱えない理由
国際金融の枠組みを回避する「抜け穴」
国家の通貨発行権をゆるがす存在
ドル支配体制に対する仮想通貨の挑戦を許さないアメリカ
「みなし業者」──ガバナンス不在の弊害
第四章 仮想通貨がたどる運命
金融庁が取引所の認定審査を厳格化
コインチェック事件はどう幕を下ろすのか
ナショナリズムと仮想通貨
世界で強まる仮想通貨規制の動き
仮想通貨の厳しい規制に転じた中国
日本の法律の穴
仮想通貨の規制に乗り出すG20
第五章 怪しい儲け話にダマされないために
仮想通貨に踊らされた人たち
仮想通貨をあおった人たちの問題
法律を作る側の問題
仮想通貨は「ポンジ・スキーム」(ネズミ講)
「はめ込み」営業に気をつけろ
規制緩和が常に正しいとは限らない
歴史は繰り返す──戦後の経済事犯から何を学ぶか
投資をするなら仕組みを理解せよ
「資産三分法」のすすめ
「日本経済の成長=投資の成功」と心得よ
おわりに
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社ワック
- 発売日2018/4/16
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-104898317561
- ISBN-13978-4898317563
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商品の説明
著者について
渡邉哲也(わたなべ・てつや)
作家・経済評論家。1969年愛知県生まれ。日本大学法学部卒業。貿易会社に勤務後、独立。複数の企業運営に携わる。仕事上、海外の経済情勢に精通。内外の経済・政治状況のリサーチと解析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修、コメンテーターまで幅広い活動を行っている。2009年『本当にヤバい! 欧州経済』(彩図社)がベストセラーに。主な著書に『あと5年で銀行は半分以下になる』(PHP研究所)、『米中開戦』(徳間書店)、『メディアの敗北』(ワック)、『ポスト平成ですごいことになる日本経済2.0』(徳間書店)など他多数。
渡邉哲也公式サイト http://www.watanabetetsuya.info/
作家・経済評論家。1969年愛知県生まれ。日本大学法学部卒業。貿易会社に勤務後、独立。複数の企業運営に携わる。仕事上、海外の経済情勢に精通。内外の経済・政治状況のリサーチと解析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修、コメンテーターまで幅広い活動を行っている。2009年『本当にヤバい! 欧州経済』(彩図社)がベストセラーに。主な著書に『あと5年で銀行は半分以下になる』(PHP研究所)、『米中開戦』(徳間書店)、『メディアの敗北』(ワック)、『ポスト平成ですごいことになる日本経済2.0』(徳間書店)など他多数。
渡邉哲也公式サイト http://www.watanabetetsuya.info/
登録情報
- 出版社 : ワック (2018/4/16)
- 発売日 : 2018/4/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 200ページ
- ISBN-10 : 4898317561
- ISBN-13 : 978-4898317563
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,085,830位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,513位経済学・経済事情
- - 39,915位投資・金融・会社経営 (本)
- - 68,890位新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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作家・経済評論家。1969年生まれ。
日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告しベストセラーになる。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている。
公式HP http://www.watanabetetsuya.info/
人気経済ブログ「代表戸締役 ◆ jJEom8Ii3E の妄言」
人気メルマガ渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049 を運営している。
連絡先はinfo@watanabetetsuya.info
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月16日に日本でレビュー済み
2019年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かにコメント通りであった。今まで買ってるのはすごくきれいでいつもうれしくなる
これに関しては、正直こんな感じかと落胆
これに関しては、正直こんな感じかと落胆
2022年1月13日に日本でレビュー済み
ビジネス保守の言うこと聞いても豊かになれないことがわかったwww
米ドルや円は米のように腐り果てていくのだよ
米ドルや円は米のように腐り果てていくのだよ
2018年5月12日に日本でレビュー済み
最近日本の頭の良さそうな人たちは同じようなことを言い始めましたが、このような指摘はずいぶん前に海外ではされてきたことです。代表的な指摘は仮想通貨はダメだけどブロックチェーンは有望ということをよく言います。
本書も同じようなことを言っていますがそれは通過点です。なぜならブロックチェーンは既存のデータベースより優秀とはいいにくくてそのまま置き換えるような技術ではありません。ブロックチェーンがブロックチェーンであるためにはブロックチェーンであるインセンティブが必要だからです。そのインセンティブの一つがブロックチェーン内でやり取りされる暗号通貨です。ですから暗号通貨とブロックチェーンは切っても切れない関係にあります。
あとはめんどくさいので割愛します。
本書も同じようなことを言っていますがそれは通過点です。なぜならブロックチェーンは既存のデータベースより優秀とはいいにくくてそのまま置き換えるような技術ではありません。ブロックチェーンがブロックチェーンであるためにはブロックチェーンであるインセンティブが必要だからです。そのインセンティブの一つがブロックチェーン内でやり取りされる暗号通貨です。ですから暗号通貨とブロックチェーンは切っても切れない関係にあります。
あとはめんどくさいので割愛します。