ダンテ生誕750周年記念企画
「神曲・地獄篇」をテーマとしたコンセプト・アルバム発売。
アンジェロ・ヴィラーニは、母国オーストリアで神童して注目をされ、絶賛されたピアニスト。
1990年チャイコフスキーコンクールの前夜に右手の感覚を失い約20年間演奏活動から遠ざかってしまいます。その後症状の改善につれ少しずつ演奏活動を再開し、また高い評判も後押して、2012年に復活リサイタルを行うまでになりました。
ロマン派の重要な楽曲での劇性と美しさが交差する解釈は聴衆に大きな驚きをもたらしました。
その後はイギリスBBCラジオなどで取り上げられるなど、さらに評価が高まり、再び注目されるピアニストのひとりとしてキャリアを積み始めています。
アンジェロ・ヴィラーニは希有の存在 ― 真性のロマン派である。
ケヴィン・バサーナ(音楽評論家)
グレン・グールドとアーヴィン・ニレジハージの伝記作家