歴史はどんな示唆を与えるのだろうか。
「理想の日本人」とは時代によって違うのも興味深い。その時のリーダーによっても変わるというのは日本人らしいとでもいえそうだ。
決めた、決まった枠に当てはめるのか、当てはまる枠を創っていくのかはその時の方々の...🤭?
今後も変わり続けるであろうsocietyに向けて、何年後の未来に向けた一手が出るのか🧭
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文部省の研究 「理想の日本人像」を求めた百五十年 (文春新書) 新書 – 2017/4/20
辻田 真佐憲
(著)
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いまどき「天下り」スキャンダルで、事務次官までも辞任した文部科学省。
戦前は内務省文部局、戦中は陸軍省文部局、戦後も自民党文教局、日経連教育局などと揶揄され続け、つねに「三流官庁」視されてきた。
しかし、侮ってはいけない。
文部省はこの150年間、「理想の日本人像」を探求するという、国家にとってもっとも重要な使命を担ってきたのである。
明治維新後は「独立独歩で生きてゆく個人」、昭和に入ると「天皇に奉仕する臣民」、敗戦直後は「平和と民主主義の担い手」、そして高度成長時代には「熱心に働く企業戦士」――すべてに文部省は関与してきた。
そして、グローバリズムとナショナリズムが相克する今、ふたたび「理想の日本人像」とは何かを求める機運が高まっている。
気鋭の近現代史研究者である筆者が、イデオロギーによる空理空論を排し、文部省の真の姿に迫った傑作!
戦前は内務省文部局、戦中は陸軍省文部局、戦後も自民党文教局、日経連教育局などと揶揄され続け、つねに「三流官庁」視されてきた。
しかし、侮ってはいけない。
文部省はこの150年間、「理想の日本人像」を探求するという、国家にとってもっとも重要な使命を担ってきたのである。
明治維新後は「独立独歩で生きてゆく個人」、昭和に入ると「天皇に奉仕する臣民」、敗戦直後は「平和と民主主義の担い手」、そして高度成長時代には「熱心に働く企業戦士」――すべてに文部省は関与してきた。
そして、グローバリズムとナショナリズムが相克する今、ふたたび「理想の日本人像」とは何かを求める機運が高まっている。
気鋭の近現代史研究者である筆者が、イデオロギーによる空理空論を排し、文部省の真の姿に迫った傑作!
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2017/4/20
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-104166611291
- ISBN-13978-4166611294
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著者について
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1984年、大阪府生まれ。作家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科中退。現在、政治と文化芸術の関係を主な執筆テーマとしている。著書に『文部省の研究』(文春新書)、『大本営発表』『ふしぎな君が代』『日本の軍歌』(以上、幻冬舎新書)、『たのしいプロパガンダ』(イースト新書Q)、『愛国とレコード』(えにし書房)などがある。監修に『満洲帝国ビジュアル大全』(洋泉社)など多数。軍事史学会正会員、日本文藝家協会会員。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年11月18日に日本でレビュー済み
内務省文部局、陸軍省文部局、CIE文部局、自民党文部局、日経連文部局と設立以降揶揄され続けてきた文部省の設立以降の歴史が述べられた本でした。明治維新以降の近現代史の本を他に読んでいても触れられていなかった教育に関する話題やトピックが多くあり、新たにいろいろ知ることができてよかったです。
ただ、「理想の日本人像」が主題とされているはずですが、明治維新以降の教育行政の経緯が述べられているだけでそれほどクローズアップされていないように感じました。最後の結論で急に取り上げられている印象も受けました。
著者は文部省不要論に反対する立ち位置のようですが、経緯を眺めると文部省不要論が出てもおかしくないように思えました。なくしてしまうとどのような結果になるのか、代替措置をどう取るべきなのか等は難しいと思いますが、海外では教育官庁がない国も多く、教育を国家主導で行うのが正しいのかも疑念の余地があるなと思いました。
ただ、「理想の日本人像」が主題とされているはずですが、明治維新以降の教育行政の経緯が述べられているだけでそれほどクローズアップされていないように感じました。最後の結論で急に取り上げられている印象も受けました。
著者は文部省不要論に反対する立ち位置のようですが、経緯を眺めると文部省不要論が出てもおかしくないように思えました。なくしてしまうとどのような結果になるのか、代替措置をどう取るべきなのか等は難しいと思いますが、海外では教育官庁がない国も多く、教育を国家主導で行うのが正しいのかも疑念の余地があるなと思いました。
2018年2月5日に日本でレビュー済み
1.内容
「『理想の日本人像』」をキーワードに、大日本帝国からの、日本の近代国家における、文部科学省(現在の名称で表記)や文部行政のいきさつを論じたもの。第2次世界大戦までは、教育勅語をベースとして、ある時は普遍主義的、ある時は国家主義的に教育方針が揺れた。大戦後は新たに教育基本法ができたが、自由民主党政権が、戦前回帰と解釈できる政策を打ち出したり、日本教職員組合を締め付けたり、ということが続き、日本教職員組合側の自滅もあって、最終的には自由民主党政権の教育方針が次々と実現した。もっとも、自由民主党政権下における教育政策にも問題はあるが。国際情勢によって教育方針が決まるのはやむを得ないから、特に戦後の歴史のように、一方のイデオロギー(保守的)にもう一方のイデオロギー(革新的)が単に反対するのではなく、歴史を踏まえ、新たに「『理想の日本人像』」を作り直すべきである。
2.評価
(1)長所は、近代国家になった日本の教育行政が概観できることと、教育勅語、ならびに旧教育基本法に対する独自かつ説得力のある見方が提示できていることである。教育勅語はどうとでも読めるものだったり、旧教育基本法も施行当初は「進歩的な教育者」(p156)が批判したりという内容は、レビュアーにとって参考になった。
(2)短所は、
①著者の前提が正しいか疑問。(ア)日本のことしか書いていないので、他国も「『理想の〇〇人像』」に基づいて教育しているかがわからなかったし、(イ)例えばヨーロッパでは学校の式典で国歌斉唱がないところが多いが( 教育と国家 (講談社現代新書) )、そうなると国歌斉唱についての内容は日本独特となり著者の主張に妥当性がないのではないかと思った。(ウ)さらに、現在の教育基本法の問題点のはずの、「法律」であれば「不当な支配」(ともに教育基本法第16条第1項)でないといえるかという問題をスルーしているのも疑問である(教育基本法に関するつっこみが足りない)。
②日本教職員組合がどう妥協すれば日本教職員組合の望む通りの妥協ができたのか、またその当時の自由民主党政権が妥協に応じるつもりがあったのか、が書かれていないので、日本教職員組合関連の記述においては説得力がなかった。
(3)長所星5つ、短所は詳しく書いたが星1つ減らすレベル。以上の通りであるから星4つとする。
「『理想の日本人像』」をキーワードに、大日本帝国からの、日本の近代国家における、文部科学省(現在の名称で表記)や文部行政のいきさつを論じたもの。第2次世界大戦までは、教育勅語をベースとして、ある時は普遍主義的、ある時は国家主義的に教育方針が揺れた。大戦後は新たに教育基本法ができたが、自由民主党政権が、戦前回帰と解釈できる政策を打ち出したり、日本教職員組合を締め付けたり、ということが続き、日本教職員組合側の自滅もあって、最終的には自由民主党政権の教育方針が次々と実現した。もっとも、自由民主党政権下における教育政策にも問題はあるが。国際情勢によって教育方針が決まるのはやむを得ないから、特に戦後の歴史のように、一方のイデオロギー(保守的)にもう一方のイデオロギー(革新的)が単に反対するのではなく、歴史を踏まえ、新たに「『理想の日本人像』」を作り直すべきである。
2.評価
(1)長所は、近代国家になった日本の教育行政が概観できることと、教育勅語、ならびに旧教育基本法に対する独自かつ説得力のある見方が提示できていることである。教育勅語はどうとでも読めるものだったり、旧教育基本法も施行当初は「進歩的な教育者」(p156)が批判したりという内容は、レビュアーにとって参考になった。
(2)短所は、
①著者の前提が正しいか疑問。(ア)日本のことしか書いていないので、他国も「『理想の〇〇人像』」に基づいて教育しているかがわからなかったし、(イ)例えばヨーロッパでは学校の式典で国歌斉唱がないところが多いが( 教育と国家 (講談社現代新書) )、そうなると国歌斉唱についての内容は日本独特となり著者の主張に妥当性がないのではないかと思った。(ウ)さらに、現在の教育基本法の問題点のはずの、「法律」であれば「不当な支配」(ともに教育基本法第16条第1項)でないといえるかという問題をスルーしているのも疑問である(教育基本法に関するつっこみが足りない)。
②日本教職員組合がどう妥協すれば日本教職員組合の望む通りの妥協ができたのか、またその当時の自由民主党政権が妥協に応じるつもりがあったのか、が書かれていないので、日本教職員組合関連の記述においては説得力がなかった。
(3)長所星5つ、短所は詳しく書いたが星1つ減らすレベル。以上の通りであるから星4つとする。
2018年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み応えがありました。見事です。
寧ろこれを教科書にしてほしいとさえ思いました。
日本人が義務教育を受けるとき、まずこういう著書を読むべきではないでしょうか。
検討された方は、ぜひお読みになると良いと思います。
近年まれに見る名著というくらい、本当に良いです。
寧ろこれを教科書にしてほしいとさえ思いました。
日本人が義務教育を受けるとき、まずこういう著書を読むべきではないでしょうか。
検討された方は、ぜひお読みになると良いと思います。
近年まれに見る名著というくらい、本当に良いです。
2020年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私にとって日本とは、教育とは、誰のために、何のために有るのか?といった点でタイムリーでした。現在は海外に住んでいて、子供はもう大学生。少し遅いかもしれませんが、非常に興味深いテーマです。
2023年7月31日に日本でレビュー済み
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残念です
2017年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、最近読んだ本のなかでも面白くてためになる本でした。文部省、文部科学省150年の歴史は、詳述すれば膨大な分量になるに違いないですが、1984年生まれの研究者・辻田真佐憲氏の明晰なアナリーゼによって、明治以降の政治史・戦争史との関係、文部省としては開明主義と国家主義の間でどうバランスをとるかといったテーマのなかで揺れた歴史として見通しよく描かれている。
一例をとれば「教育勅語」。これは「右翼的な国家主義の文書ではなく、比較的妥協的な内容である」という話しは耳にすることがあったが、これは文部省の前身が出来た当初の開明主義、儒教派が巻き返した時期に続く第3期とも言える時期、英米帰りの森有礼が神がかり的な復古主義を否定し、さりとて国家主義が必要という時期に考案されたと、ほぐして説明していくのでなるほどとうなずくことになる。「体操」もこの時期がはじめとか。やはり国家主義がらみではある。
戦後の自民党文教族が果たした役割、何度も作られた官邸主導の調査会など、様々なアクターの関係、また通史的な見通しとタテヨコ両方に見晴らしの良いガイドは、あたらしい時代にふさわしい個人をどう育てるかということと、よき国家の構成員を育てるということのバランスを考えるよいヒントになる。改正教育基本法の評価など、意見は分かれるかもしれないが、辻田氏の論は非常に説得力がある。お薦め。
一例をとれば「教育勅語」。これは「右翼的な国家主義の文書ではなく、比較的妥協的な内容である」という話しは耳にすることがあったが、これは文部省の前身が出来た当初の開明主義、儒教派が巻き返した時期に続く第3期とも言える時期、英米帰りの森有礼が神がかり的な復古主義を否定し、さりとて国家主義が必要という時期に考案されたと、ほぐして説明していくのでなるほどとうなずくことになる。「体操」もこの時期がはじめとか。やはり国家主義がらみではある。
戦後の自民党文教族が果たした役割、何度も作られた官邸主導の調査会など、様々なアクターの関係、また通史的な見通しとタテヨコ両方に見晴らしの良いガイドは、あたらしい時代にふさわしい個人をどう育てるかということと、よき国家の構成員を育てるということのバランスを考えるよいヒントになる。改正教育基本法の評価など、意見は分かれるかもしれないが、辻田氏の論は非常に説得力がある。お薦め。
2021年4月6日に日本でレビュー済み
まず著者は、日本の教育は世界に通じる普遍主義と、日本に基準を合わせた共同体主義の二つの間をさまよっている、と本質を喝破する。
思わず膝を打ってしまった。
実は、それが正しいのか、筆者は判断すべき知識がない。だが、そのようなパラダイムを提供されると、そのキーワードから読み解かれる各時代ごとの理想の変遷が分かりやすくなる。
戦時中には「集団で匿名の武勲」が賞賛され(総力戦では個人プレーは必要ないので)
高度成長期には「企業戦士は社会秩序に反逆しない」(黙々と仕事に打ち込む社会人が必要)
グローバリズムには「学力に合わせて教育する」(結果としては教育格差と社会分断につながる)
時代によって、求める理想がずいぶんと似ているようで違うもので、(自主性が尊重されることは決してないことだけは一貫しているように思うが)時代によって教えられる理想は、それぞれの個人の中で相当に重い影響を与えるものだが、それも時代が変わればあっという間に覆り、必要に応じて国家教育が求める理想はどんどん変えられるものであることが良く理解できた。
諸行無常…
なので、教育を受ける側でも、理想はその時代ごとのつくりごと、必要だから求めているだけで、本人がその理想を信じて共鳴するのは自由だが、同時に教育を施す側にも必要があってある方向性を持って教えていることも自覚しておけば、なにかあってもうろたえずに済むのではないか…とも思った。
その方が、人生の選択の幅が広がる。
そうした事を考えさせる、とても有益な歴史書でした!
思わず膝を打ってしまった。
実は、それが正しいのか、筆者は判断すべき知識がない。だが、そのようなパラダイムを提供されると、そのキーワードから読み解かれる各時代ごとの理想の変遷が分かりやすくなる。
戦時中には「集団で匿名の武勲」が賞賛され(総力戦では個人プレーは必要ないので)
高度成長期には「企業戦士は社会秩序に反逆しない」(黙々と仕事に打ち込む社会人が必要)
グローバリズムには「学力に合わせて教育する」(結果としては教育格差と社会分断につながる)
時代によって、求める理想がずいぶんと似ているようで違うもので、(自主性が尊重されることは決してないことだけは一貫しているように思うが)時代によって教えられる理想は、それぞれの個人の中で相当に重い影響を与えるものだが、それも時代が変わればあっという間に覆り、必要に応じて国家教育が求める理想はどんどん変えられるものであることが良く理解できた。
諸行無常…
なので、教育を受ける側でも、理想はその時代ごとのつくりごと、必要だから求めているだけで、本人がその理想を信じて共鳴するのは自由だが、同時に教育を施す側にも必要があってある方向性を持って教えていることも自覚しておけば、なにかあってもうろたえずに済むのではないか…とも思った。
その方が、人生の選択の幅が広がる。
そうした事を考えさせる、とても有益な歴史書でした!