Sleep Well Beast [帯解説・歌詞対訳付 / ボーナスディスク付 / 国内盤 / 2CD] (4AD0020CDJP)
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, インポート, リミックス含む, 2017/9/8
"もう一度試してください。" | インポート, リミックス含む | ¥1,344 | ¥960 |
CD, 2017/9/8
"もう一度試してください。" | 2枚組 |
—
| — | ¥1,500 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
曲目リスト
ディスク: 1
1 | Nobody Else Will Be There |
2 | Day I Die |
3 | Walk It Back |
4 | The System Only Dreams in Total Darkness |
5 | Born to Beg |
6 | Turtleneck |
7 | Empire Line |
8 | I’ll Still Destroy You |
9 | Guilty Party |
10 | Carin at the Liquor Store |
11 | Dark Side of the Gym |
12 | Sleep Well Beast |
ディスク: 2
1 | Wasp Nest (Toronto 4/10/14) |
2 | Bloodbuzz Ohio (Austin 4/23/14) |
3 | Brainy (Copenhagen 11/2/13) |
4 | Exile Vilify (Warsaw 6/9/14) |
5 | Sea of Love (Berlin 6/5/14) |
商品の説明
名門【4AD】の看板バンド、ザ・ナショナルが最高傑作と共に帰還!
「バンド史上最もエレガンスで躍動感のある、積極的なトラック! 」 ー 米 Pitchfork
「ザ・ナショナルが良くなかったことなど一度もない。しかし新曲が良すぎる。何の変哲もないようでいて計算されつくした緻密さ。しかも激ポップ。LCDのこともグリズリー・ベアのこともMGMTのこともフェニックスのこともダーティ・プロジェクターズのこともThe xxのことも忘れてしまいそう。」ー 田中宗一郎 (Twitterより抜粋)
ダーティ・プロジェクターズやフリート・フォクシーズ、グリズリー・ベア、といったUSインディー勢の動きが活発な2017年において、前作「Trouble Will Find Me」(2013年作)が全米・全英で最高位3位に輝き、現在のインディーシーンのなかでも最高峰に位置するバンド、ザ・ナショナルが4年ぶり7作目をリリース。
レオナルド・ディカプリオ主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』のサウンドトラックで坂本龍一ともコラボレートしたことでも話題になり、近年ではフロントマンのマット・バーニンガーがサイドプロジェクト、エル・ヴァイを始動し、またリードギタリストのブライズ・デスナーはスフィアン・スティーヴンスと共に作品を発表するなど、メンバーそれぞれが一流のミュージシャンとして多方面で活躍するなか、待ちに待った渾身の作品が完成。新作発表のタイミングで公開された躍動感のある先行シングルの4曲目「The System Only Dreams in Total Darkness」は早速、米PitchforkでBestNewTrackを獲得し本作への期待値の高さが伺える。
本作のプロデュースは、メンバーのアーロン・デスナーが担当し、同じくメンバーのブライス・デスナー、マット・バーニンガーも共同プロデューサーに名を連ね、レコーディングはニューヨークにあるアーロン・デスナーのスタジオ【Long Pond】で行われ、ミックスには、ヨンシー、インターポールのプロデューサーとしても知られる、ピーター・ケイティスを起用。お馴染みのバリトン・ヴォイスはもちろん健在で、ザ・ナショナルの持ち味である立体的で細部まで緻密に作り上げられた美しいメロディをベースに、壮大なサウンドスケープで描かれ、かつ大胆に鳴らされるサウンドはまさに芸術作品とまで呼べる領域に達したバンド史上最高傑作に仕上った。 また、日本盤のみ2枚組仕様となり、バンドの楽曲の中で代表曲に掲げるファンも多い名曲『HighViolet』(2010年)収録の「Bloodbuzz Ohio」や、ブレイクのきっかけにもなった初期の名盤『Boxer』(2007年)収録の「Brainy」、そして前作からのシングル曲でライヴでも人気の高い『Trouble Will Find Me』(2013年)収録の「Sea Of Love」といった楽曲のライヴ音源5曲をボーナスディスクに追加収録! ライヴ作品がリリースされていないバンドだけに貴重な音源になる事は間違いない!
登録情報
- 梱包サイズ : 13.8 x 12.4 x 0.6 cm; 100 g
- メーカー : BEAT RECORDS / 4AD
- EAN : 4580211852194
- 時間 : 1 時間 19 分
- レーベル : BEAT RECORDS / 4AD
- ASIN : B072FBY9BM
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 142,356位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 26,554位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
と聞いて果たしてどのくらいの人がこのバンドの曲を聴く気になるだろうか?
かなり聴く人は絞られてしまうかもしれない。。。
冒頭の一曲目を聴いて疲れているなぁ、と思った。バリトンボイスというより、疲れたおっさんのつぶやき声のよう。
人生うまくいかないもんだな、という中年のため息のように聴こえる。
こんなにもNationalって疲れていたっけ?と思ってしまうアルバム冒頭曲。
ため息をつかないと歌い始めることができないのが中年なのかも、と中年の自分は思ったりした。
そう思っていたら2曲目のDAY I DIE でアップテンポになる。若手バンドっぽいアドレセンスを感じる曲だ。
このアルバムは静と動の曲が9曲目ぐらいまで交互に繰り返される。
曲同士が連続して繋がっているという感じはなく、映画やドラマでの場面が転換していくような感覚に近い気がする。
動の曲は、過去アルバムでのアップテンポな曲よりも派手に聴こえる。ギターは激しく鳴り、ドスの利いたドラムが鳴る。
THE SYSTEM ONLY DREAMS IN TOTAL DARKNESS の中盤でのギターのブレイクは、
ニール・ヤングが速弾きしているような音に聴こえる。(私見です)
I'LL STILL DESTROY YOU では、曲終盤の連打されるドラム音なんてサンドバックを殴打しまくっているかのような獰猛さだ。
新しい試みもされている。エレクトロニカの導入だ。
控えめではあるが、GUILTY PARTY や SLEEP WELL BEAST では聴いてすぐ分かる。
アルバム中で特に印象に残った曲がGUILTY PARTY。この曲は淡々とした電子リズムと低いピアノの音で始まる。
曲途中で電子リズムは生ドラム音に交代し、ギターのアルペジオ、控えめなホーンセクションが加わる。
電子音はあくまで抑えめで、従来のNational の個性でもあるチェンバーロックっぽい音に馴染んでいる。
また歌詞は分かりやすい内容にアレンジされている気がする。
色んなアーティストの曲でも出てくるような、どうこかで聞いたことがあるようなフレーズで無力感を歌っている。
切ないギターのアルペジオをバックに「誰の過ちでもない。誰の罪でもない。ただ僕には言えることがない。」と歌われる。
コールド・プレイの曲までの抜け感は無いが、それに通じるような、大衆に向けた歌詞・曲調だと思います。
今作も、アルバム全曲を通して相変わらず苦悩に満ちた上手くいかない日常が歌われています。
それでも時に「泣いても、這いずり回っても、僕はやる。」と歌うNational の曲に勇気付けられるのは中年の自分だけではない、はず。
米インディ・ロックの系譜で比較対象になるであろうR.E.M.作品でいえば、ライフス・リッチ・ページェント~ドキュメント期の、骨太でありつつ構築的なサウンドになるかと思う。
いわば「R.E.M.がインディバンドで居続けたら、どうなったか」という可能性を見せてくれる。
定番のカントリー調フォーク、ピアノバラードなどは一段と美しく深化しているが、今作の特徴はパンキッシュなまでのライブバンドとしての躍動感。
「Turtleneck」や「The System Only Dreams In Total Darkness」に顕著だが、ヴォーカルのマットは、ああ見えてライブパフォーマンスが非常にアグレッシブ。
その姿は「怒れる中年サラリーマン」といった絵面だが(失礼)
落ち着いたダンディな服装で顔を真赤にしてシャウトするのは、シュールで良いキャラかもしれない。
「おとなしい上司が忘年会で酔っ払って人格豹変」みたいな独自の迫力がある。
パンキッシュとは書いたが、このバンドはアレンジがレディオヘッド並みに練られており、力任せにストロークするガレージサウンドの対極にある。
メインソングライターのギタリストが現代音楽やサントラ制作もやっている才人であり、一筋縄ではいかない。
2人いるギタリストは双子の兄弟で、ベーシストとドラマーも実の兄弟。
ユニークな編成のグループだ。
先日出演したTV番組(米レイト・ショー)では、「Day I Die」を金属製のパイプを並べてパーカッションにするという「ノイバウテンか」というようなインダストリアルな編成で演奏。
ホーンセクションやストリングスを巧みに絡ませる重層的なアンサンブルも健在。
前作では、その複雑怪奇なアレンジ力で新種のシューゲイザーのような奥行きある音響空間を構築していたが、今作では、ポスト・パンクばりに鋭くビートを刻む。
ギャング・オブ・フォー、ワイアー、マガジン、ザ・フォールなど70年代~80年代のバンドを想起させる。
今まで見られなかった新たな側面である。
ザ・ナショナルは、21世紀のバンドの中でも、コアなリスナー層にしか良さが伝わらないバンドの筆頭かもしれない。
マットのバリトンボイス(個人的にはレナード・コーエンのようで馴染みやすいが)からして、一般的に好まれるようなロックヴォーカルの声質ではないし。
ルックスは今やハゲ散らかした中年オヤジ。
日本で人気を高めるのは無理だろう。
ただ、この人達こそがロック街道の王道を邁進する数少ないバンドなのだという評価は、されてもいいと思う。
片っ端からエレクトロ調ポップスに変換されてしまう昨今、硬派にライブ感のある音楽を続けているグループは希少だ。
ジャンルを問わず「巷で流行っている主流派ポップスとは違う趣の作品が聴きたい」という人には、お薦めしたい。
今最もメインストリームとは異なる価値判断基準で制作されている音楽の一つだから。
曲自体は前の数作品の方が良いと思うのですが…
来日熱望!
他の国からのトップレビュー


It’s arrived quickly and in perfect shape.



Cet album est une pure merveille entre la voix charismatique et en même temps non chalante de Matt Berninger et des superbes solos de guitares des frères Dessner.
C'est un album qu'on apprécie de plus en plus à force de le réécouter. Il a été très difficile pour moi d'apprécier toutes ces subtilités dès la première écoutes. Au final, on retient l'intérêt de titres très dissembbales ce qui donne un intérêt majeur à l'album.
On est vraiment dans la perfection au niveau des arrangements entre la voix et les guitares.
Concernant le vinyle, enfin les deux vinyles blancs. Le pressage est excellent, le son est très bon, aucune perturbation.
On sent qu'on a pas le même son exactement que le cd. Certains instruments, ou la voix sont dès fois mis en avant les uns par rapport aux autres, ce qui donne un aspect intéressant en comparaison de la version numérique, c'est là l'intérêt d'un vinyle.
Vinyle avec Gatefold superbe, rien à re dire de plus.
Si vous trouvez que mon commentaire vous a été utile, pouvez-vous cliquer en bas sur "oui"?, Un grand merci !!